『うた魂』(2008・日活)★★★★この映画は許せるなぁ…うん、許せる許せる。
「本気で何かをやっている人間のかっこ悪さ」という
今までありそでなかった切り口が新鮮。
意外と深いテーマかもですよ、これ。
何より尾崎を歌う薬師丸ひろ子が必見。
日活はなかなかいい青春映画を作る。加藤晴彦の『AIKI』も大好き。
『アクロス・ザ・ユニバース』(2007・米)★★全篇ビートルズナンバーのみによる、無理くりミュージカル映画。
主人公の名前が「Jude」なのはまだいいとして
大家のお色気おばさんの名前が「Sadie」だったり
アジア系の内気な女の子が「Prudence」とかってあたりになりますと
「もー勝手にしてくれ」とゆー感じに。
それぞれの曲のアレンジは斬新で気持ちいいですし
死ぬほど長いPV(2時間20分)と思えば許せないこともないかなと思いますが
まーとにかく異様なまでに話がつまりません。
今まで私の中では10割打者だったジュリー・テイモア。
どうしちゃったんでしょう。
『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』(2008・松竹)星なし大泉洋のねずみ男怪演などによって
「首の皮1枚で辛うじて生き残った」という体の1作目でしたが
まさか続編を作るほど阿呆だったとは…。
見た人間すべてが不幸になるチェーンムービー。
この映画に関わった奴、全員呪われろ!
『舞妓Haaan!』(2007・東宝)★★★この映画に出てくる「ラーメンの具、分売システム」。
あれ、マンガ週刊誌でできんもんですかねぇ~。
KIOSKの店頭にバラバラのマンガが1種類ずつ平積みにしてあって
「『脳噛探偵ネウロ』と『あひるの空』と『浦安鉄筋家族』ちょーだい」
って店員のおばちゃんに言うと、そのマンガだけホッチキスで止めてくれるの。
まぁこのシステムだと、売れない漫画家は一生日の目を見ませんが。
…映画は普通に面白かったです。
『テネイシャスD 運命のピックを探せ!』(2006・米)★★期待しすぎた。
そもそも私、ロック嫌いですし。
この映画の見どころはただひとつ
ジャック・ブラックの子供時代を演じる子役。
あのクリソツぶりは異常…暑苦しさから眉毛の角度まで完全に同一人物です。
どこからあんなクソガキを見つけてきたんでしょーか。
『デトロイト・メタル・シティ』(2008・東宝)★★なんか、大ヒット中らしいですなぁ。
松山ケンイチのクラウザーはマンガから抜け出してきたようですし
他の部分も、原作のテイストを愚直なまでに再現。
まぁ私は最期までくすりともできませんでしたが。
唯一感心したのは、音楽。
バンドをテーマにしたマンガを映像化するって
なかなか難しいと思うんですが(『TO-Y』、『NANA』)
DMCやMC牙の楽曲、完全にイメージどおり。
つまんない映画でしたが、丁寧には作ってあるので
20年後『ドカベン』みたいに変な味が出てる可能性はゼロではない…?
『20世紀少年』(2008・東宝)★「原作ファンのために映画にしたい」とは堤監督の言。
展開、セリフ、画面の構図にいたるまで、可能な限り原作に近づけたという本作。
キャストのキャラクターそっくりさん大集合ぶりを見る限りは
成功しているようにも思えますが…
それが映画として面白いかどうかは、まったくもって別の話。
とにかくビタ一文驚きがない映画に仕上がっております。
原作のファンはほんとにこんな映画が見たいのかなぁ…。
3作目まで無事にたどり着けますかどうか、あたたかく見守りましょう。
『前科おんな 殺し節』(1973・東映)★★★「女番長」シリーズで鳴らした池玲子・杉本美樹コンビが
設定をアダルティーに変更して挑んだ女囚&復讐モノ。
池のださいパーマが否応なく時代を感じさせます。
おっぱい出して胸を張れる女はやっぱかっこえーのう。
『THIS IS BOSSA NOVA』(2005・ブラジル)★★★★ロベルト・メネスカルとカルロス・リラ。
ボサノバ創世記の中心人物だった2人のインタビューをメインに構成された
2時間19分もある音楽ドキュメンタリー。
ボサノバももう歴史の遺物になっちゃったんですねぇ。
ジョビンが「イパネマの娘で」シナトラとジョイントしてる
珍しいフィルムが入ってるんですが
ブラジルの歌手たちのぼそぼそした歌い方の中にこの人が混ざると
異常にうまく聴こえるのが笑えました。
完全に趣味の世界なんで、ボッサ好き以外にはオススメしません。
『マイ・ボディガード』(2004・米)★★★『悪霊喰』の記事を書いたときに
脚本のブライアン・ヘルゲランドのフィルモグラフィーを調べたんですが
「あ、これ見るの忘れてた…」っつーことで借りてきました。
復讐鬼と化したデンゼルが、悪人の指を1本づつ切り落としていく場面の
バカ演出に大笑い。
BGMにかかってるサルサの名曲「オエコノバ」が
指切るたびにギャーッってボリュームでかくなんの。東映か!
トニー・スコット、意外とアホでいいです。
ジェニファー・ロペスのガリガリ夫・マーク・アンソニー
珍しくデカい役だと思ったら、こんなオチかい…。
『ベガスの恋に勝つルール』(2008・米)★クソですね、これ。
ほめるとこが一個もありません。
つーか忘れた忘れた全部わーすーれーたー。
『デイ・オブ・ザ・デッド』(2008・米)★★今さら『死霊のえじき』のリメイクって言われてもなぁ…。
男がゾンビに胴体引きちぎられるときに
腹の皮が「びよーん」って伸びるシーンしか覚えてないもん。
ミーナ・スヴァーリのミリタリーコスプレが見たい人にのみオススメ。
『コッポラの胡蝶の夢』(2008・米)★★★エリアーデの短編をコッポラが映画化?何ソレ?
ってことですかさず試写へ行って参りました。
中身は珍品です珍品。
雷に打たれて突如若返りを始めた老言語学者と
精神が先祖帰りし、古代言語を話し始める女のラブストーリー。
コッポラが完全にインディーズ乗りでヤンチャやってるのが
楽しいっちゃ楽しい。
ティム・ロス演じる老人が最後雪の中で…ってラストが鮮烈です。
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↓さっき『ヌード・オブ・ザ・リング』を借りて来ました。