
みなさんお元気ですか?
ボクは元気でーす!・・・的なテンションであるはずがないのは
このブログの放置っぷりを見れば一目瞭然なのであります。
昨晩も湯船の中で歯を磨いておりましたところ
中年の悲しい習性“えずき”が起こりまして
その場でプチゲロ開陳ってな具合。
ふと気がつけば
自分の嘔吐物混じりの湯に浸かっているとゆー、いくぶん酸鼻な光景が繰り広げられました。
人間・・・止めてもいいですか?ってな気分にもなりますわよね、おほほ。
さてさて季節のご挨拶もほどほどにしまして
ブログをサボりきったこの1ヶ月間
相変わらず古今東西の映画を暴飲暴食していた訳なんですけれども
手近なところで、現在上映中のものから行きたいと思います。
みなさん『クローズZERO』はご覧になったでしょうか。
はっきり言ってコレ
見ないと損です。私は原作を愛読しておりますが
漫画の映画化でこんなにうまくいった例も珍しい。
今回の映画は原作の設定と世界観だけを流用した
完全オリジナルストーリーなんですけれども
そのことがかえって
原作のスピリットを際立たせる方向に作用しております。
『嗚呼!花の応援団』とか『ガキ帝国』とか
『ビーバップハイスクール』とか『岸和田少年愚連隊』とか
学生がケンカに明け暮れる姿を描いた映画ってのは
邦画の中にひとつのジャンルとして昔から存在する訳ですが
よくよく考えてみると
もう随分長い間、この手の映画はメジャーでは作られていません。
『パッチギ!』の井筒監督のようなごく少数の昭和の残党を除いて
私たちはいわば
番長不在の時代を生きている訳です。
今回の『クローズZERO』を見て私がつくづく思ったのは
ヤンキーは日本の伝統という疑いようのない事実。
もう血管の中の日本人の血が、DNAが、騒ぐのなんの。
この映画、とにかく主演の2人がカッコ良い。
キャスティングディレクターは天才じゃないでしょうか。
小栗旬も山田孝之も
今まで演じてきた役からはヤンキー姿なんか想像もつかないんですが
いやー、異常にハマってました。
特に山田の方は、私なんか事あるごとに
純愛難病マシーン呼ばわりしてましたからね。
本人も、いつも同じような役ばっかりでよっぽどストレス感じてたらしく
イキっぱなしの暴力大将をめちゃめちゃ嬉しそうに演じておりました。
さすが隠し子男、やるときはやる。平日深夜のシネコンというシチュエーションで見たのですが
当然のように客層は
ヤンキー系中心(予備軍含む)。埼玉の奥の方のヤンキーですからね
なかなか煮詰まってていい感じなんですよ。
学生時代の私は近所で評判の良い子で通っておりましたので
いっさいあちら側の人たちと交流がありませんでした。
ですから、彼らと一緒になかよく映画を見れるのが
なんだか嬉しくてたまりません。
彼らがスクリーンに向かって罵声を浴びせたり
ポップコーンを投げあったりする姿を
多少引きつつも微笑ましく見守る38歳なのでした。
映画が終わって席を立つと
長いスタッフロールの最後までちゃんと見てた客は数人。
その中の、一人で来てた
バンダナに眉毛ソリソリのお兄さんと目が合いました。
長年の習性でとっさに目を逸らしてしまったので
私たちの目線が交わったのはたった一瞬でしたが
めっちゃ面白かったな!と互いの気持ちが通じ合ったような気がしたのは
私の失われた青春が見せた幻影なのでしょうか・・・。
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