
常日頃の行いからいたしまして
“バカ映画好き”という印象を与えているかもしれない
罪な男・にしかわたく37歳(もうすぐ誕生日)ではありますが
渋谷あたりのレイトショーにわざわざ出かけていって
おバカな(そして暗にオシャレな)映画を有難がって見るなどは
わたしのバカ映画道に背く行為なのであります。
私が映画を見る上での基本姿勢は
「流れてきた素麺を食え」という、素朴で質素なものありまして
近所のシネコンや2番館に流れて来たジャンクフードや
深夜テレビでたまたま放映されるB級グルメなんかを
何でも好き嫌いをせずよく食べて
すくすく育つ素直な良い子でありたい私なのです。
しかしそうやって作品を選ばず見ていると
ごくたまにもらい事故的に
人肉混入コロッケにぶつかっちゃったりすることがあるわけでして
そんなミートにホープが抱けなくなる偶然こそが
バカ映画との正しい接近遭遇のあり方だと考えておる次第。
男はあくまで自然体。ちんこは風になびくまま。・・・と、さりげなくちんこの大きさを虚偽報告したところでなんですが
先日、地元のTSUTAYAが
旧作全品100円キャンペーンをやっておりまして
借りてきましたバカ映画10本。はいはい。
上で長々と述べました主張からは
まったく正反対の行動であります。
だってオレ、テキトーだもん。そんなこんなでこれから数日
こんなバカ映画にバカがしたバカブログのバカ映画まつりの開催であります~!!!
無駄にクソ長い前置きを読んでお疲れでしょうが
私はもっと疲れてます。
それはなぜかといいますと
このDVDに全精力&全精液を搾り取られたからなのです。
『アーリャマーン EPISODE1:帝国の勇者』インドでテレビ放映され視聴率85%をたたき出した怪物番組
という物凄い触れ込みですが要は
著作権という言葉がアホらしくなる堂々たるスターウォーズパクリ。3秒に1回は突っ込みどころが来る映画なので
どこから手をつけていいか困っちゃうんですけど
まずは主人公がヤバイ。
本家で言うルークにあたる役で
25歳という設定なんですが
見た目はどう見てもメタボリック盛りの40代。
顔は安岡力也に生き写しです。こいつの動きが遅いのなんの・・・。
シューティングゲームのデモ画面みたいなCG(スーファミレベル)
をふんだんに盛り込んだせいで
実写部分にかける予算が明らかに不足しており
ガムテープ見え見えのダンボール製セットに
学芸会衣装の雨あられ。
そのしわ寄せで最も被害をこうむったのは
子守ロボット・トボ。スターウォーズを5歳のときに見たっきりの男が
50年後、おぼろげな記憶を頼りに震える手で描いた
似ても似つかないC3POみたいな危ういルックスに加え
頼りなげな首をグラグラ揺らす、形容不能の仕草を目にした者は
確実に魂持ってかれます。他にもガイコツ風味のデス・スターとか
小人を真っ黒く塗りたくって
角生やしただけの悪役(赤ん坊なのに腋毛ぼうぼう!)とか
本家に色塗っただけのX翼ウイングとか
デッサン狂いまくりの帝国戦闘員とか
ライトセイバーの光をCGでくっつけたはいいが
動きについていけてなくて、手からずれているとか
うちにくる新聞勧誘員なみにしつこいカットバックとか
ダメすぎて言葉もないマトリックス分身術とか
ビミョーにジョン・ウィリアムス臭を残す四次元インド音楽とか
なぜか特典に入っている痛々しいパパイヤ鈴木&オヤジダンサーズとか
日本語版吹き替えが水島裕・石丸博也・池田秀一と無駄に豪華だとか
言い出すと本当にきりがないのですが
最大の衝撃は2時間後、ラストにやってきます。
主人公の安岡力也が、ラスボスと対決。やっと、やっとこの悪夢から逃れられる・・・
と喜んだのもつかの間
主人公が悪役に捕まり、カーボン冷凍されてしまうのです。
ここまで完全にパクリ倒す根性にはもはや驚きもしませんが
重要なのは
さらに続きがあるという恐ろしい事実。今のところ発売の予定等はたっていないようですが
いつの日か『EPISODE2』のパッケージを
店頭で見るかもしれないと考えただけでもう
呼吸が荒くなり、粘膜という粘膜が湿り、乳首が立ってくる私。
誰か・・・このバトンを・・・受け取って・・・くだ・・・死亡。
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