・・・まる1週間更新をさぼってどんな気分かと聞かれれば
講師と喧嘩して塾の夏期講習を2日目で挫折し
毎朝親に嘘をついて家を出て
裏手の墓地で一夏ずーっと漫画を読んでいた
あの中2の夏休みと同じ気分。
まったくもって楽しくはない。最近テレビを見る量がめっきり減っている私なんですが
テレ朝金曜深夜の『タモリ倶楽部』→『検索ちゃん』という黄金の時間帯は
やさぐれがちな毎日の中、貴重な心のオアシスになっております。
今回の『検索ちゃん』は蔵出し未公開シーン集ということで
コーヒーに菓子パン、煙草と万全の体制を整えて
テレビの前に正座して見ておりました。
問題は準レギュラーであり
私の性感帯ピンポイント刺激でおなじみの
友近の出演シーンで起こりました。
「初めて男の部屋に遊びにいったのはいつ?」
と爆笑太田が友近に質問。
「17歳のとき、当時つきあっていた彼の部屋」と答える友近。
どきっ。「自宅(親と同居)だったんで、別にどうってことなかったんですけど」
ほっ・・・。しかし友近の次の一言が、私の胸をえぐりました。
「でも××××はしましたけどね」(××××の部分は「ピー」で消されていました)
・・・・・・うっ。いや、別に友近の下ネタを聞いたのは今回が初めてという訳ではありません。
何と言っても芸人な訳ですから、お上品では勤まりませんわな。
ただ、この発言は何だか非常にリアルに響いたんです。
胸が・・・胸が痛い。自分の彼女が話す過去の男性体験の話を
「へー、そうなんだー」と
平静を装ってにこにこしながら聞いているときのあの痛み。好きなアイドルには下ネタとか言ってほしくないっていうファン心理が
生まれて初めてわかりましたね。
なんかもう、何もかもどうでもよくなって
死にたい・・・という
ど鬱モードに突入です。
番組終了後、心の行き場を失った私は
飲めない焼酎を出してきてガブ飲みし、最悪の状態に。
そんなとき、つけっぱなしにしていたテレビで深夜映画が始まりました。
『ハートブレイクホテル』というタイトルで
エルヴィス・プレスリーがらみということはわかりましたが
全然聞いたことのない映画です。
(調べたら日本では劇場未公開でした)
監督はハリウッド1、2を争う便利屋、クリス・コロンバス。
この時点でもう一切の期待は捨てました。
『ミステリートレイン』『グレイスランド』など
エルヴィスという時代のアイコンをファンタジー的に扱った作品は多いですが
この映画もやはり一種のおとぎ話。
ただ、上記2作がエルヴィスを幽霊として登場させたのに対し
『ハートブレイクホテル』はエルヴィスの生前
彼が中年になってぶくぶく太り始め
例のフリンジ付きの怪しい白いツナギを着て
ラスベガスでオールドファン相手に小金を稼ぎ
若者からは完全にバカにされていた
ベトナム戦争当時のアメリカが舞台になっております。
主人公はロックバンドをやっている高校生で
ダンナに逃げられ、暴力男を恋人に持つ不幸続きの母親と
かわいい妹とともに暮らしています。
エルヴィスの大ファンである母親を元気づけるために
彼は何と本物のエルヴィスを誘拐し
拉致って自宅に連れてきてしまいます。
最初は怒っていたエルヴィスも
彼ら市井の人々と触れ合ううちに、昔の若さを取り戻し
主人公の母親にとっては恋人
子供たちには父親代わり的な存在になる
・・・というお話。
これが本当にどうでもいい出来なんですね。
脚本も演出も時代考証も全然似てないエルヴィスも「ぬるい」の一言。
しかしこの甘ったるさが私の傷ついた心にしみ込むしみ込む!泥酔状態で見てた私が言うのもアレですが
やはりこういうあったま悪〜い感じのオプティミズムは
アメリカ映画の専売特許ですね。
良くも悪くも、アメリカ人の能天気さに敵う人間はいません。
特に根拠もないんですが
何となく満たされた気持ちになって
明け方、眠りにつきました。
ハリウッド映画にしか救えない夜がある。ところで、ブログ再開したばっかりなのになんですが
今日から2泊3日、京都に行ってきます。
京都の映画館、久しぶりだな〜るるる。
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