
完全に阪神と心中というかたちになったゴールデンウィーク。
ここ数年の強い阪神に慣れきって弛んでしまった心身には
この7連敗、かなり応えました。
ひたひたと聞こえてくる暗黒時代の足音。
昨日の阪神広島戦のデーゲーム
根をつめての観戦は胸が痛むので
ザッピングで気分を紛らわせつつ見ておったのですが
突如、昔懐かしい学ラン姿で
「ちょんわちょんわ〜」などと奇声を上げる大男が画面に映りました。
そうです。
彼の名は、青田赤道。
『嗚呼!!花の応援団』の主人公です。
『嗚呼!!花の応援団』は
70年代に漫画アクションで連載され人気を博した、どおくまん作品。
私は子供の頃、少年チャンピオンが一番のごひいきで(二番はキング)
『熱笑!!花沢高校』『暴力大将』などをリアルタイムで読んでおり
『マカロニほうれん草』の鴨川つばめ、『ガキでか』の山上たつひこと並んで
どおくまんは好きな漫画家ベスト3にランクインしておりました。
圧倒的なバイオレンス描写と、品のないギャグのコラボレーション。
作品世界の異常なまでのテンションの高さは、他の追随を許しませんでしたが
そのぶん炎が燃え尽きるのも早く、徐々に漫画界から姿を消していきました。
日活はこの漫画を原作とする実写映画を3本製作しております。
『嗚呼!!花の応援団』 (1976)
『嗚呼!!花の応援団 役者やのォー』 (1976)
『嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊』 (1977)
この日は『応援団』シリーズ3本一挙上映、って企画で
(実際は96年にリメイクされた1本を含めて4本でした)
特に面白かった訳じゃないんですけど
阪神戦の結果知るのが怖くて、ついつい最後まで見ちゃいました。
2年という短い期間に立て続けに撮られたにもかかわらず
なぜか主人公・青田赤道を演じる俳優さんは、3本とも別の人。
とりあえず撮ってみたけど、どの人もハマんなかったってことなんでしょう。
まぁ原作のインパクトが凄すぎるんで、誰がやっても無理なんですが。
イラストに描きました「薬痴寺先輩」は
新人いじめが大好きな応援団OBというキャラクター。
この役に抜擢されたのが
当時まだ一介のフォーク歌手にすぎなかった
なぎら健壱。この役の怪演が話題を呼び
なぎらは「役者やのぉ〜」のキメゼリフとともに全国区に。
これを機に、将来のお茶の間の顔へと
順調に歩を進めて行くのでありました・・・
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