
とうとう待ちに待ったこの日がやってまいりました。
私の天敵・スタジオジブリの新作公開。
ジブリvsにしかわ全面戦争勃発です。
(象とミジンコの死闘をイメージして下さい)
しかもお題が『ゲド戦記』と来た。
個人的に、この小説には恨み骨髄なんです。
私、高校3年間ずっと図書委員だったんですね。
で、1学年上の女子に
ゲド戦記崇拝メガネ女(注:萌え要素ゼロ)
とゆー強者がいらっしゃいまして。
この人が口を開けばゲドゲドゲドゲドうるさいの何の。
当時「とんちのたくちゃん」の異名を取っていた私としては
彼女のゲド好き発言を聞かされるたびに
この腐れ外道(ゲド)
がああああ!!!と叫びそうになるのを必死に我慢しなければいけないという
実にストレスフルな学園生活を送っていたわけなんです。
さらに今回、はずせないトピックとして
みなさんご存じの
宮崎親子近親相姦疑惑もとい
宮崎親子骨肉の争いというワイドショーネタも転がっており
私は舌なめずりしながら劇場へと馳せ参じました。
映画が始まって、正直驚きました。
冒頭から親殺しのシーン(原作にはない)なんですよ。
ま・・・まんまやないかい!!!いやね、最初に宮崎の息子が監督するって聞いたときは
これはよっぽどの馬鹿か、よっぽど肝の座った奴のどちらかだな、と思ったんです。
ずぶの素人が、あんだけ巨大な親父と同じ土俵に飛び込んで
親父の腹心の部下(スタッフ)たちを使って仕事するなんて
とてもまともな神経でできることではありません。
しかも原作は完全に評価の定まったビッグタイトル。
駄作を作れば、世間から「七光り」呼ばわりされることは必至だし
どんなにいい作品を作っても、やはり色眼鏡でしか見られない。
どう見ても分の悪い賭けです。で、そういう厳しい目で見られることが分かり切っている作品を
「親殺し」という誰の目にも明かな
思いっ切り個人的な事情から語り始めてしまう度胸。
少なくとも、この肝っ玉だけは評価に値すると思います。
親父が巨大なら
息子は馬並み。(注:含みはありません)
ネットでの評判を見ていると
「説教臭いわりに説明不足」
「原作知らないと意味がわからん」
「絵がへたくそだ」
と不評の嵐が吹き荒れており
確かにそれは全部当たっているのですが
それでもこの映画には何かあると私は感じました。
ポイントはやはり
宮崎親子の関係から端を発した「親と子の相克」というテーマを
観客たちがどのくらい自らの問題と受け止められるか
その一点にかかっていると思います。
私個人的には、自分の父親との関係とも重なるところが多く
主人公アレンの声をやった岡田くんのへなちょこ演技も相まって
かなりシンクロしながら見てしまいました。
テルーの唄を聞いてアレンが涙するところでは
思わずもらい泣き。
このシーン、もの凄く唐突で伏線も何にもないんですけど
こういうのって理屈じゃないんですよね・・・。
要するに私の結論はですね
駿は嫌いだが吾朗は許す。・・・しかしジブリという集団はやはり血なまぐさい。
今回の作品で、私が常々主張してきた
「ジブリ=優しい顔したアルカイダ」説が証明されたように思います。
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