
こんばんは。
賞味期限を1ヶ月過ぎたヨーグルトを食す勇気のある男、にしかわです。
明日の朝になれば私の
「愛とヨーグルトに限界はない」という脳内理論が証明されていることでしょう。
さて、先日
『ミッドナイトムービー』というドキュメンタリーの試写を見てきました。
ミッドナイトムービーとは
1970年代初頭のアメリカで生まれ
ビデオの普及とともに滅びたジャンルで
現在で言うところの「カルトムービー」に当たります。
簡単に言うと、マリファナ吸い放題の深夜の映画館で
変態映画見て盛り上がろうじゃないの、というムーブメントです。
『エル・トポ』(アレハンドロ・ホドロフスキー)
『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』(ジョージ・A・ロメロ)
『ピンク・フラミンゴ』(ジョン・ウォーターズ)
『ハーダー・ゼイ・カム』(ペリー・ヘンゼル)
『ロッキー・ホラー・ショー』(リチャード・オブライエン)
『イレイザーヘッド』(デヴィッド・リンチ)
映画はこのムーブメントの中心にいた6人の作家に焦点を当て
彼らの貴重なインタビューを軸に構成されておりまして
この手の映画が大好きな社会不適合者(まぁ私なんですが)には
たまらない内容になっております。
個人的に一番印象深かったのは、ジョン・ウォーターズ。
意外なことに、この人の物言いは作風と正反対で
ものすごく理知的で的を得た発言をするのですが
何だかまともなことを言えば言うほど、ますます変態に見えてくるという
大変面白いインタビューでした。
映画の中で、デヴィッド・リンチがこんなことを言っていました。
「僕の『イレイザーヘッド』を最初のデートで見に行くのが
巷で流行っているらしいんだ。
この映画を見た反応で、その相手とつきあうかどうか決めるらしいよ」・・・これを聞いて、十数年前のある出来事が、脳裏に蘇ってきました。
私、大学2年のときに人生初の彼女ができたんですが
まだつきあい始めの頃に、一緒にビデオでも見ようってんで
その子を初めて家に呼んだんです。
で、そのとき私が選んだ映画が
こともあろうに『イレイザーヘッド』。見たことある人はわかると思いますが、
まぁ、女の子は引きますわな、普通。
そのうえ私はこの映画の非人間的なテンションと
自分の部屋に女子がいるという慣れない状況からくる極度の緊張から
突発性自閉症(んなもんがあるかどうか知りませんが)を発病しまして
部屋の隅でじーっと体育座りの姿勢のまま
無言でぶるぶる震えているという
翔んだカップルにあるまじき行動に出てしまったのでした。
後にその彼女の口から直に聞きましたが
ものすごく気持ちが悪かったそうです・・・。
その子には数年つきあった後フラれましたが
『イレイザーヘッド』を見た時点でその運命は決まっていたのかもしれないと
思わなくもないですな。
でも女の子との初デートで
『食人大統領アミン』を見に行った伊集院光よりはまだましだと思います。
ブログランキング〜
↓現在3位。よろしければクリックして投票して下さいまし。