また明日。なんて殊勝なことを書いておきながら
昨晩は久しぶりのビールが睡眠中枢にてきめん作用しまして。
あー寝ちゃいました。
あーあー寝ちゃいました。
そんなこんなで誰も待っていない自己満企画
1日遅れでまいります…
レッツゴーバカ映画篇・後半戦。『ダーティキッズぶきみくん』(1987・米)
★★★★80年代に大流行したキャベツ人形の悪趣味パロディ“ぶきみくん”。
元ネタのキャベツ人形からしてすでに気味悪かったのに
そのアングラ版ですからね、推して知るべし。
ゴミバケツからわっさわっさと醜悪な小人たちが登場。
「屁」「口臭」「ゲロ」「人肉食」「ニキビ面」「おもらし」と
幼稚園児が大好きな下ネタを全部寄せ集めたつわもの揃い。
あまりにも救いのない人間像は、『フリークス』へのオマージュか。
明らかに必要以上の厭世観が漂う、凶悪な1本でした。
『漂流教室』(1987・東宝東和)
★★★★大林宣彦の“ダメな面”が暴走した救いようのない映画。
舞台をアメリカンスクールに置き換えるという無駄な試みも完全に空振り
いきなりミュージカルに突入したりするセンスは明らかにどうかしています。
ちなみに主人公・翔の母親を演じているのは三田佳子なんですが
全裸の息子に楽しそうに胸を揉まれるという衝撃シーンが!
役柄上は息子思いのいいお母さんなのですが
彼女の実生活の方の行く末を考えると複雑な気分にならざるを得ません。
『漂流教室』(1995・日/米)
★★ハリウッド版とは名ばかりの超ローバジェット。
特撮は明らかにこちらの方がひどく
「下には下がある」という事実に衝撃を受けたのは私だけではないはず。
画面を暗くしてごまかしていた大林版の未来人類もフォロー不能でしたが
この映画の微動だにしないハリボテ怪獣を見ていると
思わず涙がこぼれそうになります。
『ハンテッド』(1995・日/米)
★★★★ベニチオ・デル・トロが出てるのとは別の映画ですよん。
ハリウッドによる“デタラメJAPAN”系映画、90年代の代表作。
原田芳雄の輝かしいフィルモグラフィーを汚した1本としても有名です。
クリストファー・ランバートとジョン・ローンが
名古屋のパチンコ屋で楽しくおっかけっこ。
新幹線車内での忍者集団による大虐殺シーンは空前絶後です。
岡田真澄演ずる刑事が自信満々で登場してきますが、瞬殺。
『REX恐竜物語』(1993・角川)
★★★とにかく「具が大きい」1本。
呪われた少女・安達祐美、十字架を背負っての銀幕デビュー作であります。
寒さに弱いレックスに薄いべべ1枚着せて
雪の中を引きずり回し、しまいには氷上ダンス。
動物愛護協会ならずとも、暴動を起こしたくなります。
制作に6億円かかったという機械仕掛けREXの動きのひどさにも絶句。
パペットマペットのウシさんカエルさんの方がまだ生き生きしてます。
この作品を見て将来女優になることを決意したという真木よう子…大物です。
『バトルヒーター』(1989・松竹)
★★★飯田譲二監督の劇場デビュー作…人食いコタツが大暴れします。
「爆風スランプ主演」という触れ込みは
当時ですらすでにかなり微妙だったのを覚えているのですが
見てみたらサンプラザ中野は最初と最後にちょっと出てくるだけで
主演はパッパラー河合の方だったことにびっくり。
江本明が身にまとう「廃品利用パワードスーツ」がめちゃめちゃかっこいいです。
『カブキマン』(1990・米/日)
★★★ナムコとギャガが、バブル当時余って仕方がなかったあぶく銭を
考えなしにトロマに出資した結果生まれてしまった、同情の余地のない1本。
カブキマンのエネルギー源が生きたミミズだったり
切ってない生の鯖を丸ごとかじって「やっぱり日本食最高!」って叫んだりと
『パールハーバー』なんか比べ物にならない国辱的内容。
ネット右翼のみなさん、こんな映画放置しといていいんすか?
『シティハンター』(1993・香港)
★★ジャッキー主演作の中でも、腰砕けっぷりでは1,2を争う1本(多分)。
一番印象に残ったのは、アレジと結婚前のゴクミ。
当時の彼女、今の沢尻エリカ並みにトゲトゲした印象だったと思うんですが
この映画の中では妙に楽しそうで、変。
見どころはジャッキーがコスプレで演じるチュン・リー。
『ストリートファイター』の実写版よりはるかにマニアックな仕上がりです。
『キャッツ・アイ』(1997・東宝)
★★北条司つながりで。
「林海象はただのボンクラ」と言う事実に世間が気づき始めた頃の1本。
内田有紀、稲盛いずみ、藤原紀香がボンデージ変態三姉妹を演じます。
悪役をやっている中国の女優さん
まわりの演技があまりにもひどいので、ものすごい名女優に見えます。
ショーン・コスギがはじっこの方でぴょんぴょん飛び跳ねてるのがかわいい。
『だいじょうぶマイ・フレンド』(1983・東宝)
★★★★★村上龍が原作・脚本・監督の80年代日本を代表するクズ映画。
スーパーマンのピーター・フォンダが、弾より速いザーメンでロケット破壊。
謎の組織が「金玉!金玉!」叫びながら追いかけてきます。
何が一番ひどいって、全篇を貫く「だって芸術ですから」という高飛車な態度。
『北京原人』みたいに笑って流すことも許されない、まさに悪夢のような2時間。
ひとたびメガホンを取れば100%の確立で超駄作を生み出す
ある意味天才監督、村上龍…さすがだ!
『中国超人インフラマン』(1975・香港)
★こちらも有名なカルト作ですが…何でも撮影に日本のスタッフが参加したそうで
わが国の特撮ヒーロー物とかなり近い仕上がり。
私には全身タイツ萌えの気がないので、あんまりでした。
あ。『クローン人間ブルース・リー 怒りのスリードラゴン』の
ブルース・リ(決してリーではない)が出てる…。
何か得した気分。
『ザ・ワイルド』(1997・米)
★★セスナが山奥で墜落。生き残ったのは大富豪のアンソニー・ホプキンスと
ビビリ症の黒人のあんちゃんと、色男のアレック・ボールドウィン。
本好き爺さんの豆知識大暴走とか
若妻に浮気されて爺さんブロークンハートとかいろいろありますが
とにかく見どころは「レクター博士VS巨大グマ、夢の人食い対決!」
よぼよぼ爺さんとグリズリーの白兵戦…
見た目はかなりシュールですが、これ、名作だと思います。
リー・タマホリの映画にハズレなし。
『温泉スッポン芸者』(1972・東映)
★★★★★京大のニセ学生とストリッパーという素敵な二重生活を送る杉本美樹が
ひょんなことから温泉芸者に。
赤ん坊の頃ミルク代わりにスッポンの血を飲まされていたというこの娘
実は、雷が鳴るまでナニをくわえこんで放さない、慢性膣ケイレン名器の持ち主。
この“スッポン芸者”の噂を聞きつけ、続々と集まってくる奇妙なエロ男たち…。
バカ映画ジェダイマスター・鈴木則文監督、渾身の傑作。
土砂降りの川原でまぐわう男女のまわりを
そこらじゅうから這い出してきた大量のスッポンが取り囲むくだりは
バカとエロと芸術が三位合体、奇跡の名シーンです。鳥肌!
『家族輪舞(ロンド)』(1989・東映)
★★★★★…∞この映画もまた、バブルが生んだ惨劇。
ポンと出のタレント監督が粗悪な映画を乱発していた時代…
作家としてもかなり怪しい椎名桜子(当時、女子大生だっけ?)に
誰か知りませんが映画を撮らせた金満バカがいたっちゅーことであります。
実は、最後まで見なかったんでレビュー書けません。
かなりの覚悟で見始めたのですが、30分で挫折。
こんな生ゴミ、ホントに劇場にかかったのでしょうか…。
『アタック・オブ・キラートマト完璧版』(1995・米)
★★★★「“完璧版”って何よ?」ってことで見てみたのですが
冒頭に監督が出てきて、この映画がいかに素晴らしいかを語り
途中でまたちょこちょこ出てきては
「ね、今のギャグ面白かったでしょ?」的な。
私も一応漫画家のはしくれなので経験ありますが
編集者の前で自分のギャグの解説をすることほど寒いものはありません。
ちなみに私が78年の最初のバージョンを見たのは「BOX東中野」でした。
東中野には2年住んだのに、この劇場へ行ったのは
後にも先にもこれ1回きりです…。
うああああああああああ!終わった…。やっと終わった…。
つーか全部読む奴いるのかコレ。
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↓ああ、しんど。押してくださいなお兄さん。ああ、そこ…そこが急所…。