今朝、熟睡中に
壁際に天井まで積んであったビデオが突然崩れまして
落ちてきたビデオが脇腹を直撃
しばらく呼吸ができなかった男、にしかわです。
落ちてきたビデオを見たら『ホテル・ニューハンプシャー』で
うん、まぁこの映画になら殺されてもいいかな、と思いました。
さて、先週末『DEATH NOTE』の試写に行って来たんですが
これがもう・・・
天文学的につまらない。
よっぽど途中で帰ろうかと思ったんですが
ちゃんと見ないと悪口が書けないので
こめかみに血管浮き立たせながら
しっかり最後まで鑑賞させてもらいました。
まーお話がひどい。
私は原作をとびとびに読んでたクチなんですが
「名前を書くとそいつが死ぬノート」ってゆー強引な設定を
小手先の頭脳戦と絵の力で無理やり引っ張っていくとゆー
モリクミが全裸で綱渡り
的に危険度の高い漫画だったわけです。
で、それを何の工夫もなくストレートに映像化。
この無理な設定を素直に受け入れられる心の広い人はいいですよ。
でも、そうじゃない人はどーすればいいんですか。
その後の2時間
・・・で?
って言い続けることになるわけです。
この種のつまんなさ、以前にも体験したことがあります。
『悪魔を憐れむ歌』(1997/アメリカ)。
デンゼル・ワシントン演じる刑事が悪魔と対決する話なんだけれども
この悪魔ってのが、人間に憑依してる実体のないものなのね。
で、人に触っただけでひょいひょい乗り移るという設定。
この手のお話は大好物なので、最初は楽しく見ていたんだけれども
悪魔が人間を乗り換えるシーンが
まんま鬼ごっこなんですよ。
はいタッチ。あんた鬼ね。キシャー。って具合に。
いったん冷めちゃうと、もうとことんダメですね、こういう映画は。
いい大人が何十人もよってたかってまじめな顔して
何十億もかけて鬼ごっこの映画を撮ってるんですよ・・・。
ま、映画に限らず
すべてのフィクションがそうだと思いますが
客を冷静にならせちゃ負けですわな。
とかなんとか言ってるうちにもう日本戦始まるじゃないですか。
いかん、マイナス方面の想像しか浮かんで来ねぇ・・・
コンビニ行ってプリン買ってこよう。
プリン食べれば大丈夫。きっと大丈夫。
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