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我が家の愛犬たちも幕間の映像に登場:映画「犬に名前をつける日」

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映画「犬に名前をつける日」

以前、ブログにも感想を書きました。

犬が好き、でも心が弱い私のような人にも観て欲しい

希望の涙が溢れる映画「犬に名前をつける日」


現在、シネスイッチ銀座など全国の映画館で上映中です。


そしてシネスイッチ銀座では

幕間映像として、この映画を応援している人たちのペットとコメントも流れています。


我が家のいくらと菊千代も登場。


ぜひ観てくださいね。

犬が好き、でも心が弱い私のような人にも観て欲しい希望の涙が溢れる映画「犬に名前をつける日」

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私は犬が出てくる映画がとても苦手。

ハッピーエンドでも泣いちゃうし
辛い目にあったり大変な目にあう犬が出てきたらもう絶対無理。

なのでほとんど観に行くことはありません。

そんな私が「犬に名前をつける日」の試写会に行ってきました。

愛犬のゴールデンレトリーバーを重い病気で亡くした監督の山田あかねさんが
4年間、動物愛護センターや動物の保護をしている人たちの活動を取材。
その200時間を超えるドキュメンタリー映像に
監督役として小林聡美さんが主人公として参加。
そうして出来上がった新しいタイプのドキュメンタリードラマです。

さとなおさんが試写会に行ってfacebookで絶賛してて
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実は私もこの映画の予告編を観たんだけど、それだけでも辛かったんで
コメント欄に
「見たいけど、犬ものは泣いちゃうからなあ~と悩み中です。
でも、すごくいい映画だと思います。予告編ちょっと見た。」
って書きました。

そうしたら監督の山田あかねさんから
「ぜひ観にいらしてください。希望を持てる映画です」とメッセージをいただいたのです。

監督さんがそうおっしゃるならと、意を決して行ってきました。
実は、もう前日からとってもとっても憂鬱。
寝付けないぐらいでした。

そして当日。

映画が始まって数分でもう涙がとめどなく出てきて
「ああ、やっぱり無理だ。来なければよかった」
「帰りたい。最後まで目を閉じていようかな」って後悔。

スタートは、千葉県の動物愛護センターを小林聡美さんが訪れるところ。
台本がないまま取材者を演じる小林さんの素直でリアルな演技に
私も心がグラグラと揺れます。

ここにいる犬たちのほとんどが
「いらない」って言われて、そうして死んでいくんだ・・・。
なのに犬たちはこちらに向かって尻尾を振っています。
一番見たくなくて、テレビでもネットでも見ないようにしていた場面。

でも一生懸命画面を見ました。

なぜならその悲しい場面では、同時にその犬たちを助けようと
たくさんの人たちが立ち上がっているから。

千葉の動物愛護センターに週に一度出かけては
「飼い犬としてもらってもらえる可能性のある犬たち」を見つけ
それを一時保護してくれる家を探し
次の飼い主を見つけるイベントを開いている保護団体。

「この犬が欲しい」そんな人が現れても
その人の年齢や生活にその犬が合っているかどうかじっくり見極めます。

「一度捨てられた犬をまた不幸にできないから」

広島の動物愛護センターに持ち込まれた全ての犬と猫を引き取っている保護団体。
シェルターで1000頭以上の犬と猫を保護しています。
その世話の大変さなど想像もできませんが、
震災などで、やむなく愛犬と離れてしまった飼い主たちの元に
月に一度、犬を連れていったりもします。
その日を心待ちにしている病気がちの飼い主が玄関前で待っています。

「犬はモノじゃないんよ」そう話す代表の女性。

保護した猫たちは去勢します。
妊娠している場合は、堕胎もします。

「それはしかたがないこと。でも生まれてきた命についてはちゃんと生きて欲しい」
そんな思いが伝わってきます。

一度捨てられた犬や猫たちも新しい家を見つけられることもあります。
老人ホームのマスコット犬として活躍する老犬もいます。
お年寄りにとっては、ゆっくりした動きの老犬がぴったりなのだそう。
自分の飼い犬と一緒に入れる老人ホームで
そこを作られた方は
「私たちはお年寄りの介護に慣れていますから、犬の介護も一緒にしていくだけです」

人生をかけて生活全てを犬や猫たちに捧げている人もいるし
自分のできる範囲でボランティアとして関わっている人もいます。

そうして少しづつ取り巻く環境も変わってきています。

動物愛護センターでは、飼い主が見つかる可能性の高い子犬などの
殺処分までの期間を延ばしました。

新しい人生と名前を持つことができた犬たちの笑顔もいっぱい見れます。

上川達也さんも保護犬の里親で、愛犬とともに出演。
主題歌を歌っているウルフルズのトータス松本さんも一頭の保護犬と4匹の保護猫の里親。

日本中に、これだけ犬や猫を愛して
そして動いている人がいるんだ、
きっともっともっとたくさんの犬や猫が幸せになれる!

最初はとても悲しい涙が流れてしかたありませんでしたが
最後は希望の涙に変わりました。

「犬が大好きすぎて悲しい犬たちを見たくない」
そんな、私のように心がとても弱い人にも観てほしい映画です。

震災や豪雨、そのたびにたくさんの犬たちが亡くなったり
飼い主とはぐれたり、行き場を失ったり。
でも私は、その現実に向かうだけの心の強さを持っていないので
ボランティアをしたり、直接犬と関わって
犬たちのために立ち上がるとかっていうことは全くできず
時々募金や物資の寄付をするぐらいしかできません。

でも自分にも少しだけ役割があるなら、今はそれでもいいのかなと思えました。

無理せず自分のやり方で犬たちと関わっていきたいです。

コメント寄せてます:映画「アデライン、100年目の恋」

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アデライン、100年目の恋(音が出ます)

29歳の時に、ある事故と異常気象のせいで一切歳をとらなくなったアデライン。

周りから訝しげにみられるのを恐れ、
時代によって10年ごとに名前を変え仕事を変えながら生きている。

その秘密を知っているのは、いまではすっかり歳をとってしまった娘だけ。

そんな彼女に恋した男性が現れ、
長い間の孤独に耐えられなくなったアデラインは彼とデート。
そして休日、彼の実家に招待されたのだが、
彼の父親は、かつて惹かれた男性だった・・・。

そういうお話。
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最初は、永遠に29歳なんていいなあ~なんて思っていたけれど
誰にも本当の自分を見せることができず
知り合った人々や飼い犬たちは、自分より先にどんどん亡くなっていくなんてつらい。

そんな孤独に耐える美しいアデラインを演じるのは
ブレイク・ライヴリー。

彼女の美しさと時代ごとのファッションも楽しめる
お勧め映画です。

やっぱり頑張る男が好きだ:映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

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一流レストランのシェフは、
有名フード系のブロガーに張り切って新作メニューを出す予定だった。
でも、「今まで通りで冒険するな」というオーナー。
結局、定番メニューでブロガーにひどい記事を書かれる。

「もう、過去の人になった」

常に新しいものに挑戦したい彼はオーナーと対立。
レストランを辞め、フードトラックを始める。

究極のキューバサンドイッチを目指して。
彼の活躍は息子のSNSを駆使した宣伝効果もあり
旅をしながらのフードトラックは大流行り。

シェフ

これは文句なしに楽しい映画。

中年男が一念発起って、なんか流行りなのかな。

出てくるお料理の美味しそうなこと。
美味しいものは人を幸せにするね。

笑顔がいっぱいになって
お腹が空く映画です。

成功の後の挫折、でも再起をかけた男の本気は熱い!映画「バードマン」

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監督は「バベル」のアレハンドロ・G・イニャリトゥ。
撮影は「ゼロ・グラビティ」のエマニュエル・ルベツキ。

これは面白いに違いない!
と、試写会へ。

バードマン

すごい。
もう、天才たちのこだわりの変なすごい映画。

まるでずっと同じカメラで追ってるようなシーンが続く。
マイケル・キートン、エドワード・ノートン、エマ・ストーン、ナオミ・ワッツなど
そうそうたるキャストが計算し尽くされた映像空間の中で
本気出してるのが伝わって来る。

最初から最後まで圧倒された。

世界中で愛されたスーパーヒーロー”バードマン"。
スターのその後は役柄に恵まれず20年後、どん底。
再起をかけた舞台はレイモンド・カーヴァーの「愛について語るときに我々の語ること」。
この脚本・演出・主演でブロードウェイに立とうとするのがマイケル・キートン。
実力はあるけど、我儘傲慢な俳優や
クスリに溺れ、リハビリ中の娘や
ようやく手に入れたブロードウェイに張り切る女優。
次々起こるハプニングは、彼の弱さのせいでもあったり。
元スターの悲哀は現実味がありすぎてつらいけれど
ファンタジーでもあり
ちょっと楽しくなったりもして
(途中は、大笑いしてしまった)
大人の本気がたっぷりでオススメです。

こんな結婚生活、恐すぎるっ!映画「ゴーン・ガール」デヴィッド・フィンチャー監督最新作

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「セブン」「ソーシャル・ネットワーク」の
デヴィッド・フィンチャー監督の最新作。

「ゴーン・ガール」

結婚5周年の記念日に突然失踪した妻エイミー。
リビングに争った跡があり
キッチンには大量の血痕。
警察は、アリバイが不自然な夫ニックを疑い始める。

誰もがうらやむような結婚生活、
そして完璧な妻・・・そう思われていたけれど。

というところからスタート。

次々と「えええ」という展開で
最後まで「えええ」という展開。

っていうか、「恐いっ!」「恐すぎるっ!」

妻役のロザムンド・パイクと
夫役のベン・アフレックどちらもすごい。

そしてメディアや大衆も恐いっ!
目に見えるものしか信じられないこととか
目に見えるものを自分たちの都合良く解釈することとか。

詳しく言えないのがもどかしいけれど
これはオススメです。

12/12公開。

好評発売中↓

フィリップ・シーモア・ホフマン最期の主演作:映画「誰よりも狙われた男」

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フィリップ・シーモア・ホフマンの最期の主演作。

映画「誰よりも狙われた男」

いま上映中ですが、やはり彼の演技を観ると
「あー本当に惜しいなあ」と思ってしまう。

ドイツのハンブルク。
テロ対策スパイチームを率いるギュンター・バッハマン。(フィリップ・シーモア・ホフマン)
イスラム過激派として国際指名手配中で、密入国した若者イッサに目をつける。
彼を泳がせ利用することで、ある大物を狙おうとするバッハマン。
彼を救おうとする女性弁護士。
そして彼の父親が秘密口座を持っている銀行員との接触。
しかしCIAも介入してきて・・・。


押さえた演出と演技。
ダークな色合い。
緊迫感。

良質の映画です。

彼らのたくましさに応援したくなる♪映画「クイーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落」

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アメリカの大富豪夫婦のドキュメンタリー映画。

クイーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落

映画を撮り始めた頃は、絶好調で
ベルサイユ宮殿並みの総工費100億円の家を建設中。

夫は「なぜ建てるかって?それが可能だからさ」
妻は「プールもスケート場もあるのよ、広さは8000平米♪」

家政婦や使用人の数は20人近く。

その生活っぷりは派手でかなり悪趣味でビッチ。

でも、リーマンショックでその生活は一変。

使用人も数人になり
子供8人はやりたい放題、家の中はめちゃくちゃで
たくさん飼っている犬たちの糞がゴロゴロ。
夫は気難しくなり部屋にこもる。

それだけ聞くと、とっても落ち込む映画かと思うでしょ。
でも、違うんだなー。

ここからは、ネタバレっぽい部分もあるので、読みたくない人は読まないでね。






妻のジャッキーが底抜けにたくましい。

お金が無くなったことを恥ずかしいとも思わず
金目のものを売るショップを作ったり
子供たちを公立の学校に転校させたり
夫のいらだちにも「私が彼と別れるのは死ぬときね」って言える。

それでもジャッキーはやはり買い物が好き。
ショッピングモールで「あれも必要、これは喜ぶわ!」
山ほど買った中のひとつ、子供用自転車は、すでにガレージ内に
何十台も山積み。
夫は急に「電気がつけっぱなしだ!」とどなりまくる。

そんな笑える部分も多いけれど、決してバカにしたくなるようなことはなく
ジャッキーの肝っ玉母さんぶりに、「まだまだこれから!」
あるいはどんな状況でも笑顔が作れる彼女なら大丈夫!
って感じさせてくれる、そんな映画。

他人の目なんて気にしない。
だって自分の人生だから。

この夏、かなりスカッとできる映画です。
オススメ♪

8/16から公開。

3つの国の3カップルの感情と人生が交差する:超オススメ!映画「サード・パーソン」

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「ミリオンダラーベイビー」の脚本、「クラッシュ」の監督・脚本を手がけた
ポール・ハギス監督の最新作

サード・パーソン

パリ:ホテルにこもって執筆中の作家と、作家志望の若い愛人
ローマ:娘を取り戻そうとする女性と仕事でこの地を訪れたアメリカ人男性
ニューヨーク:ホテルの客室係の女性と元夫の現代アーティスト

愛があったはずの夫婦。
愛し合っているカップル。

彼らは、それぞれを愛したり裏切ったり憎んだり疑ったりする。

辛さや悲しみを相手にぶつけることでしか耐えられなかったり
絶望とわずかな希望の中で揺れ動いていたり
過去への後悔や誰にも言えない秘密を持っているのだ。

そこには子供の存在も深く関わってくる。

そして、別々の場所でおこっている事柄が
ラストに向けて混じり合い交差していく。

時々、印象的に繰り返し出てくる台詞  Watch me.

誰もが孤独でそうして誰かに振り向いてほしい。

私としては今年一番の映画だなあ、今のところ。
超オススメです。

6/20(金) ~全国ロードショー。

Happyな気持ちになれる♪世界最弱サッカーチームのドキュメンタリー映画「ネクスト・ゴール!」

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このドキュメンタリー映画、すっごく楽しいよ!

ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦

世界最弱と言われるアメリカ領サモアのサッカーチームが
2014年のワールドカップ・ブラジル大会の予選で初勝利を目指す姿を追った
ドキュメンタリー。

強くなるために公募した監督、
それに応募したのはオランダ人監督トーマスただ一人。
かなりの熱血&スパルタで個性的。

サッカーチームには、「第三の性」(女性の心を持っている)のジャイヤや
最低のゴールキーパーと言われ引退後アメリカ本土に移っていたけれど
勝つために再びサモアに戻ってきたニッキーなども。

とにかく全ての登場人物が魅力的で
だめなところといいところがあって
楽しそうで頑張ってて、
ラストまでにきっと全員を好きになっちゃうよ。

サモアでは、「第三の性」(ファファフィネ)は
男性の仕事も女性の仕事も両方出来るってことで尊敬され
本人もそれを誇りに思っているそう。
そういうのもとってもいいなと思う。

5/17(土)~劇場公開&オンデマンド同時配信。