カテゴリ:アート( 29 )

トラりん(尾形光琳「竹虎図」がモチーフ)に会えた♪:明日から京都国立博物館で開催の「禅 -心をかたちに-」内覧会へ

d0339885_21290311.jpg
大好きな尾形光琳の「武虎図」がモチーフの
京都国立博物館のキャラクター、トラりん

明日から開催される「禅 -心をかたちに-」の内覧会に行ってきました。

私のイラスト入りグッズも販売されるのです。
(展覧会も素晴らしかった!&グッズも紹介したい!のですがその話はまた次回)

開会式に、トラりんが!
d0339885_21293194.jpg
(嬉しそうすぎる、私)

そして一緒に写真を撮ってもらってすごく幸せ。

トラりんピンバッチも買いました。
d0339885_21300306.jpeg
尾形光琳が描く虎もとってもキュートだけど
そのイメージを壊さないでこんなに愛らしい着ぐるみになっちゃうなんて。
動きもとってもかわいくって、中の人がトラりんと一体化してる感じでした♪

福井から車で2時間半。
疲れたけど、行ってよかったなあ。


POLA美術館は建物もお庭も楽しめるんです

d0339885_18415705.jpg
(散歩道で小さい彫刻みつけた)

渋谷から団体バスで行きました。

週末なので混雑を心配しましたが、順調でおよそ2時間で到着。

この日はちょっと曇っていて残念だったけど
晴れていると途中で富士山も見えるそう。

そして前から来たかったPOLA美術館は、箱根の自然の中に
一体となって建っています。

地上の部分の高さを抑えて、
展示場などのほとんどを地下に置いてあるのです。
d0339885_18484392.jpg
建物の周りには散歩道があり、
ゆっくり歩くと20分ぐらいかな。

ブナ・ヒメシャラなど自然林が雄大に広がっていて
まるで手付かずの大自然の中にいるみたい。
d0339885_18491473.jpg
でもちゃんと歩きやすい歩道が設けられていて
ところどころには周囲に溶け込むようにかわいらしい彫刻が置かれています。

美術館に行かれる時にはぜひ散歩道も歩いて欲しいです。

名画と衣装にうっとり♪POLA美術館「Modern Beauty -フランスの絵画と化粧道具、ファッションにみる美の近代」


d0339885_10394970.jpg
POLA美術館 Modern Beauty展 プレスツアーに
招待されて参加してきました。


フランスの100年間のファッション変換を
絵画と共に紹介する展示。

もう、うっとりしっぱなしでした。

まず絵画が名作ぞろい。
モネ・ピカソ・モジリアーニ・マチス・・・・。

それらをファッションの観点からセレクト。
d0339885_10401968.jpg
そしてその絵画と対比させるように
同時期のドレス(絵画にでてくるものと同じものも!)を展示。

優雅なレースをたっぷり使ったS字型スタイルから始まり
アールデコスタイルへと変わっていく様子も
興味深かったです。

昔は王室や貴族がファッションリーダーだったこと、
ルノワールは絵画に登場する女性のファッションのスタイリングまで行っていたこと
など知らないことばかり。
d0339885_10500631.jpg
(そのころ流行っていたドレスをいち早く絵画に登場させていたルノワール)
d0339885_10434317.jpg
(マネが描いた女優ジャンヌ・ドマルシー。
油絵用のキャンバスにパステルで描いたことで
本当にお化粧をしているきれいな肌みたいに見えます。)

マネは、とても洗練されたダンディな男性で、
絵の中の女性たちに着せる洋服を一緒に買いに行ったりしていたそうです。

女性の社会進出や旅行の一般化に伴い
お化粧道具のコンパクト化や
コルセットから解放され断髪スタイルのギャルソンヌスタイルへと
変化して行きます。
d0339885_10410152.jpg
(これなんて、明日にでも着たいなあ)

並んでいるジュエリーやコンパクトなど見ていると
昔の女性たちがこれを持ってるだけで心ときめかせてたんだろうなーと
想像できます。
d0339885_10421156.jpg
繊細なアクセサリーやバッグは、
実用性がなくても女性を美しくそして内面から楽しく輝かせてくれるもの♪
d0339885_10430672.jpg
大好きなキスリング!
こういうヘアスタイルとファッションしたいです。
d0339885_10485407.jpg
ぜひたっぷり時間をとってみてほしい展覧会でした。
レストランでは展覧会にちなんだお料理も用意されています。
d0339885_10533050.jpg
(色もかわいい!)

関連イベントでは「香水づくり講座」のワークショップなども。
これから気持ちがいい季節が続くのでぜひお出かけくださーい。







一番好きな画家♪やさしいまなざしの溢れる空間/青い日記帳×山種美術館ブロガー内覧会 【開館50周年記念特別展】奥村土牛 −画業ひとすじ100年のあゆみ−

d0339885_15100341.jpg
(作家名:奥村土牛/作品名:聖牛/所蔵先:山種美術館/制作:1953年 64歳
生き物たちへのやさしいまなざしがたまらない魅力。


私がいま一番好きな日本の画家「奥村土牛」。

その展覧会が山種美術館で開催されています。


【開館50周年記念特別展】奥村土牛 −画業ひとすじ100年のあゆみ−

そして普段は撮影不可の館内で作品を撮影できる

ブロガー内覧会が開催されるということで応募して参加してきました♪

青い日記帳×山種美術館ブロガー内覧会

【開館50周年記念特別展】奥村土牛 −画業ひとすじ100年のあゆみ−

d0339885_15061842.jpg
作家名:奥村土牛/作品名:醍醐/所蔵先:山種美術館/制作:1972年 83歳
入るとまず出迎えてくれるのが、こちらの作品

ふんわりとしているけれど、近づくと桜を丁寧に描かれていることに気がつきます。)


まず、青い日記帳Takさんからイベントを愉しむコツをお聞きし、

それから山崎妙子館長による作品の解説スタート。


土牛ファン歴はまだ数年だし、技術的なことや経歴などあまり知らないので、

一枚一枚、会場を移動しながら解説していただく贅沢な時間はとても勉強になりました。


面で表現することが多いけれど優しい輪郭線で描くこともあったこと、

見えたものをそのまま描くのではなく画面で再構築していること、

風景画ではセザンヌの影響を受けていること、

90歳を過ぎてもなお実直にいい絵を描くことに情熱を傾けていたこと、

どのお話も新鮮でした。


解説のあとは、自由に好きな絵の前で佇んだり写真を撮ったりする時間もたっぷり。


岩絵の具を多く使った作品は、近づいてじっくり見ていると

同じ黒でもキラキラしていたりざっくりした荒々しさを残していたりと新しい発見があります。

d0339885_15221088.jpg
作家名:奥村土牛/作品名:シャム猫/所蔵先:山種美術館/制作:1974年 85歳

私はやはり動物の作品が好きです。

優しく伸びやかに、でも甘すぎず少し離れてゆっくり見て描いたような

眼差しを感じるんですよね。

d0339885_17273859.jpg
作家名:奥村土牛/作品名:山羊/所蔵先:山種美術館/制作:1951年 62歳

会場には、奥村土牛の言葉も散りばめられているのですが

「花でも鳥でも私は格別の好き嫌いはない。なんでも美しいと思うし、可愛らしいと思う。」

そして、描く前にしみじみとした愛を感じれば、技巧が稚拙でもいい味わいのものが出来ると書かれていて、

深く納得しました。

d0339885_15181185.jpg
(「作家名:奥村土牛/作品名:那智/所蔵先:山種美術館/制作:1958年 69歳
 荒々しい滝からも、自然を愛する優しさが伝わってきます)

92歳の時のスケッチには

「今日より日課として見るものを写生するようにする」とメモが。


代表作の多くが還暦後60歳を越えてからの作品だけど、

年齢を感じさせないものばかりというか、

それぞれの作品にはその当時の年齢が記載されているのだけど、びっくりします。

d0339885_17323734.jpg
(作家名:奥村土牛/作品名:富士宮の富士/所蔵先:山種美術館/制作:1982年 93歳)

「芸術に完成はあり得ない。どこまで大きく未完成で終わるかだ」とおっしゃってた言葉通り、

おごることなくずっと精進し続け、自分の作風を固定することなく、

でも素直なまなざしで風景や人々や生き物を見続けていたことが会場全体から伝わってくるすばらしい展覧会でした。


ぜひ行ってみてください!


ボストン美術館所蔵「俺たちの国芳わたしの国貞」癒されるー

d0339885_20292961.jpg

仕事終わって
なんだかいいものがみたくなって
Bunkamuraミュージアムへ。

俺たちの国芳
わたしの国貞

すんごくよかったー。
盛りだくさん。

歌舞伎好きも
着物好きも
江戸好きも
浮世絵好きも
みんな満足だと思う(^-^)/

ムシャクシャ収まって
ガチャガチャやった。

いまこのタイミングで観れてよかった:村上隆の五百羅漢図展@森美術館

d0339885_19180261.jpg
村上隆の五百羅漢図展行ってきました。

絵のタイプの好き嫌いってあると思うけど
そんなところを超えた迫力と勢いで
「ああ、今これを観ておいて本当によかったなー」って思いました。

東日本大震災後、誰もが感じた無力感。
でも生きていかなくてはならなくて、復活するには作り話でも希望が必要だった。
そんな中、五百羅漢は500種の人の苦しみをいやしてくれるという逸話があって
このモチーフがリアリティを帯びて、制作スタートされたそうです。
d0339885_19182189.jpg
東日本大震災の後、わずか一年足らずで仕上げた超大作。

この空間に一度立ってみるのオススメです。

家を担いで旅する美術家:村上慧さんの個展『移住を生活する1~182』@亀有Gallery Barco

d0339885_12563260.jpg

去年11月、私は福井県敦賀のリノベーションした古民家を借りて
制作に没頭していた。

集落にはお年寄りが目立ち
人よりもトンビが多いのでは?というような場所。

ある朝、犬と散歩していたら白い家が歩いてきた。
はじめは「祭りの準備?」と思ってたけれど表札に「村上」。

気になりすぎて、思わず声をかけてしまったのが村上さんとの出会い。
d0339885_12563250.jpg


その時のことはこちらのブログをどうぞ。

不思議な出会い。家を担ぎながら家を描いて旅する美術家:村上慧さん@敦賀

手作りの家を担ぎ、全国を歩いて回り
着いた場所でフツーの家の絵を一枚描き
どこかのお家と交渉して軒先に家を置かせてもらって一泊。

私が会った時には、これから南へ向かうといってたけれど
宮崎まで行って、そうして彼の旅は終わり、
今回、個展を開催しているのだ。

『移住を生活する1~182』
d0339885_12563251.jpg

会場の真ん中には「家」が置いてあり
向かって左側に泊まった場所の写真
右側にはその日に描いた家の絵。
d0339885_12563243.jpg

d0339885_12563249.jpg

(この写真と絵は、私があった敦賀のもの)

話してると、結構その旅の日々はつらいものも多かったみたいだけれど
並べた写真や作品からは潔さみたいなものが伝わってきて
私には気持ちがよかったな。

村上さん、会期中は、ずっと会場にいるみたい。

ただ作品を眺めるだけでなく、ぜひ村上さんと話してみて。
それも含めて楽しめる空間だと思うので。

4/29まで。

渋谷区民は金曜日無料だよ:いぬ・犬・ イヌ(松濤美術館)

d0339885_12563338.jpg

今年は、日本の美術をメインに見ることにしている。

で行ってきたのが
松濤美術館で開催中の「いぬ・犬・イヌ」

埴輪に始まり、江戸時代~現代まで、犬を題材にした日本の作家の作品の展示。

全体的には地味な感じだったけれど、
またまた奥村土牛の作品に出会えて嬉しい♪

そしてどの作品からも「犬が好き」って思いが伝わって来る。

帰りにはどっさり画集を買ってしまった。

でも、毎週金曜日は渋谷区民は無料なんですよ!
知らなかったので、ラッキー。

サントリー美術館「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」展@東京ミッドタウン

d0339885_12564805.png

打ち合わせ終了後、駆け込みで。

生誕三百年 同い年の天才絵師若冲と蕪村」展

東京ミッドタウンのサントリー美術館にて。

美術館って終了時間、早いよね。

会場に到着したのが、17:20ぐらいで
受付の方にも18時までだけど、いいですか?って聞かれ
ヘッドフォンレンタルコーナーも、もう片付け始めてたけど
「お時間の配分気をつけてご覧くださいね」って貸してくれた。

なので結構、早足で観て回る感じだったけれど
そのぶんお客さんが少なくってゆったり観れたよ。

若冲も蕪村も伸び伸びした筆さばきが気持ちいいなー。
ダイナミックで好きだなー。

特に大好きな若冲の「象と鯨図屏風」は、三回も戻って観に行っちゃった。

三回目は、終了の放送があったので急いで戻ったら
部屋に誰もいなくて独り占め。

いつまででも眺められるぐらい大好き!

白象群獣図は、4/22~の展示なので観れなかったので
もう一度行こうか悩み中。

でも会期の後半になると、きっと激混みだよね・・・。

みなさまもぜひ早めにどーぞ。

5/10までです。

月に4回だけ柳宗悦が暮らした邸宅が見られる:日本民藝館

d0339885_12570007.jpg

いま、日本民藝館では
「文字の美ー工芸的な文字の世界」が開催されている。

この日は平日だというのに人が多い。
d0339885_12570067.jpg

月に4回ほどの西館公開日と重なっていたからなのかな。
西館というのは、旧柳宗悦邸
日本民藝館と道路を挟んだ向かい側にある。

設計は、柳宗悦。
72歳までこちらで暮らしていたそう。

立派な門構えだけれど
中も素敵。

特に印象に残ったのが、二階の宗悦の書斎。
三面には天井まで届く本棚。これも彼の設計らしい。

ここでいろんなことを思ったり書いたりしてたのねと思うと
なんだかとっても興味深かった。

思いがけず邸宅内を見ることができてラッキー。