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久しぶりに大きなアップデートを予定しています。
最近、Sleipnir に動きがありませんでしたが、近日中に Sleipnir 2.9 のベータ版を公開します。 私たちは、品質と使い勝手にこだわります。上辺だけではなく、しっかりとした中身が大切です。高品質なものを作り続ける日本の技術者として、ゆずれないところです。某所でご協力頂いているみなさま、ありがとうございます。 ●BEFORE(Sleipnir 2.8.4) ![]() ●AFTER(Sleipnir 2.9 ベータ) ![]() 下位互換を維持した上で、デザイン、動作速度、体感速度、ユーザーインタフェースと、多くの改良を加えています。Trident レンダリングエンジンでベストを追求したブラウザをカタチにしていきます。 Sleipnir 2.9 にアップデートしたら「すごく使い心地がよくなった。ハピネス!」と言ってもらえるようなものを目指しています。 やすゆき
Sleipnir は Gecko レンダリングエンジン(以下、RE)に対応しています。WebKit も検討・実装していました。
しかし、 Gecko RE なら Firefox が優秀なブラウザです。 WebKit RE なら Safari/Google Chrome が優秀なブラウザです。 Trident を使っている Internet Explorer は、万人が使えるようにデザインしないといけないため、先進性ではどうしても遅れをとってしまいます。 ![]() そこで、フェンリルは Trident の性能を引き出し、最高のインタフェースを持ったブラウザを作ることに決定しました。 ●中途半端なポジションよりも、最もすぐれたポジションを。 わざわざ優れたブラウザがある RE に対応すること自体が無意味だと考えました。一貫性の欠落、開発工数の増大や、機能が抽象的になることも問題です。ひとつの RE にこだわり、それのパフォーマンスを最大に引き出した方が道具としては非常に使いやすくなります。 ●複数の RE に対応すると、個々の RE の性能が引き出しにくい。 SeaHorse のスクリプトを Gecko や WebKit でそのまま動かすことは大変です。同じように、特定の機能を複数の RE で同じように動作させることは複雑になります。現在 Sleipnir の Gecko でも、ブラウザの一部の機能しか正常に動作しません。複数の RE で機能するように考えると、個々の RE の性能が引き出せません。この問題はユーザービリティを考えると非常に重要です。 ●Trident は実は優れた RE であるということ Trident が世界で最も多くのユーザーに使われて、この品質を保持していることは驚異的です。バージョンが変わっても、過去の資産を失わず、最高の互換性を用意してくれます。私たちは、過去の資産を使えることが利用者や開発者にとってどれだけ重要で、どれだけ大変な作業かを知っています。利用者や Web 開発者に優しい RE といっても良いと思います。世界にインターネットを普及させてくれた恩に報いるためにも、私たちは Trident を選択します。 ●WebKit や Gecko には対応しない? ブラウザの RE としては対応しません。しかし、Sleipnir は、RE に依存しない設計になっています。ページ表示確認のための単なるビューアとしては対応するかもしれません。 ●目指すところは? 私たちが目指すところはシンプルです。 ![]() WebKit なら Safari/Google Chrome、Gecko なら Firefox、そして、Trident なら Sleipnir と言われるポジションになることです。
同じ大阪だと言うことで、一緒にお酒を飲みました。ウマー。
![]() つい、起業した理由とか聞いてしまいました。 結論としては、多くのユーザーのハピネスを望んでの行動だということ。 いろんなフリーソフトの結末を見ていると、会社組織のメリットはよく理解できます。彼のかっこいいところは、それをユーザーや人々に伝えようとしないこと!人の歓びを考えて、便利なものを追求し、淡々とこなす。おしゃべりな私にはなかなかできません。 夢のためにお金をコントロールすることは難しい。Sleipnir も今でこそ何もついてませんが、創業時は色々バンドルしてました。思い描いていた形にするのに結構時間がかかりました。 彼の気持ちが世間に伝われば嬉しいなぁと思いました。 今日は、楽しい一日でした。 やすゆき
会社の目的をどこにおくかが、会社を経営する上でとても重要な要素だと思います。
A. 利益を出すために、仕方なくフリーソフトを作る。 B. フリーソフトを作るために、仕方なく利益を出す。 会社のお金はよく血液にたとえられます。流し続ける必要があって、止まると終わる。人生で血を流し続けるのを目的に置いている人は少ないと思います。血液も利益も同じだと思います。 お金に目が眩んだら善悪の区別がつかなくなります。お金に支配されることなく、はじめに描いた大きな "志" を語り続けましょう。お金よりも人間の美しさに惹かれましょう。 また、大きな志は一人では実現できません。自分のために行動する人と、人々のために行動する人では、支持してくれる仲間の数が圧倒的に違うでしょう。 会社組織という団体はうまくコントロールできたら非常に強力です。指揮系統がしっかりします。理念を浸透できます。感情では壊れません。 だからこそ、利己的な欲求ではなく、人々のハピネスを考えた行動をしましょう。そして、しかたなく利益を出しましょう。 初心忘れず。未来の自分へのメッセージもこめて。 やすゆき(ハピネスの追求)
ブラウザと Web とユーザーの三者の関係を考えてみました。
- Web 制作が大変な世の中になった。。。 - 快適にみることができないページがある。。。 といったユーザーと制作者の問題が何故起こっているかです。 ブラウザメーカーの責任について考えてみました。 -- ユーザーと Web の目指すところを Web = 簡単に表現したいことが表現できること ユーザー = どんなページでも完璧に見ることができること こんな感じだとします。 そうなるとブラウザの目的は「上記二つの目的を果たすこと」になります。 Web の互換性は以前よりもよくなってきたと感じます。互換性を掲げて頑張っている人々のおかげです。 次に、考える問題は「性能差にこだわることががユーザー、Web 制作者にとってハピネスか」です。 独占は良くないとすると、均等に各ブラウザがシェアを持つことになります。Windows のプログラムもそうですが、全員が喜んで使えるためには、一定のシェアを持つ環境の最低スペックに合わせて開発する必要がでてきます。 最新のマシンを買えばいいやん、とかそんなことは通用しません。Sleipnir もなるべく平均以下のスペックで開発しています。Sleipnir 1.66 は Windows98 のノート PC で作っていました。今も私は ノート PC で開発しています。これは、全員が快適に使えるようにするためです。 同じようなことが、Web にも起こりえます。ブラウザが JavaScript の速度を競ったところで、全員が満足するものを作ろうと思えば、結局最低スペックで調整する必要がでてきます。そうした調整の行われていないサイトは、すごく重たかったりします。Web もユーザーがきちんと見ることができて初めて意味をもちます。 Sleipnir Start を開発して、あるいは Web ページを作っていて思うのが、「色々な環境で確認するのがめんどう」ということです。Web 制作にすごくコストがかかる時代になりました。 これがユーザーと制作者にとってハピネスな状況なのでしょうか。 競争は進化させるので悪いことだとは思いません。ただ、何のために競争するのかを考えてほしいと思います。 この記事で何が言いたいかというと、道具の目的を見失った利己的な競争はハピネスを生まないということです。自分勝手な理由ではなく、多くの利用者のハピネスをきちんと考えて行動するべきです。 だから、Sleipnir は速度競争には無関心です。道具としての使い勝手を極めます。速度よりも大切なユーザーインタフェースや、他のところに注力します。 フェンリルは、道具としての目的を忘れず、ユーザーと Web 制作者がハピネスになるように行動していきます。今はまだ世界規模では小さい勢力かもしれないですが、ユーザーにとってハピネスな方向へ流れを動かせるようになっていきたいです! やすゆき(ハピネスの追求) ![]() Windows のステータスバーは微妙な UI の一つです。 ユーザーは、マウスポインタを移動させているときは、マウスポインタと同じ位置を見ます。 ステータスバーの UI が微妙なところは、そのポインタの位置にあるオブジェクトに対しての情報がすごく遠くにでることです。メニューのヘルプや、リンク先、ページの情報など、必要な情報を見るために視線を上下に移動する必要が出てきます。 現在 Sleipnir でも、ステータスバーに様々な情報を表示させています。 拡大率、プライバシーポリシー、フィード、いくつかのプラグイン、、、 ユーザーは、ページに関連する情報を見るために、色々な位置に視線を動かす必要があります。 Sleipnir 2.9.0 では、視線の移動量を減らすためアドレスバーの中にフィードが埋め込まれます。 これは、Firefox、Opera、Safari でも採用されている手法です。 ページ以外に視線がいかないようにフィードアイコンに派手な色は使いません。 これは Sleipnir 2.9.0 で変更される elegance スキンのポリシーのひとつです。 Sleipnir 2.9.0 はエレガンスがテーマの一つです。(3.0.0 への布石になるため)Web が映える色遣い、眼へのストレス、心理的なストレスにもこだわってデザインしています。 人間にも、Web にも優しい、主張しないデザインがかっこいいと思います。 やすゆき(ハピネス) ![]() ソフトウェアを使う上で重要なの速度が3つあります。 1. ユーザーの入力に対しての応答速度 2. ユーザーが感じる体感速度 3. ソフトウェア本来の実行速度 - 応答速度を高めるためには、ユーザーインタフェーススレッドの負荷を下げ、待機時間を増やすことが重要です。 - 体感速度を高めるためには、5感で感じる情報にこだわり、待たされている "感" を与えないことが重要です。 - 実行速度を高めるためには、ソフトウェアの設計/実装が重要です。 Sleipnir 2.9.0 では、3つの速度を向上させるために色々改良しています。Sleipnir 2.8.4 に比べると、応答速度/体感速度/実行速度はかなり改善することができています。 Sleipnir 2.8.4 & Internet Explorer 6/7 の環境で、特定の JavaScript の実行が極端に悪くなる現象も確認しています。遅いだけならまだマシなのですが、ユーザーの入力に対して応答できなくなってしまっています(固まる、フリーズする問題)これは、Internet Explorer 8 を入れることで解決しますが、正式にリリースされるまでまだ時間がかかります。 このままでは道具としてはよくないので、フリーズしたようになる問題の修正にも取り組んでいます。 すぐに反応する、イライラさせず、サクサク動く。 道具としてのソフトウェアがこだわるべきところです。 やすゆき(ハピネス)
現在開発中の Sleipnir 2.9.0 です
![]() Sleipnir のユーザーインタフェースデザインで重要視しているのが、 1. 目的を最速で果たす UI(何のためにその機能があって、どうやって実現するか) 2. 学習コスト(慣れを作るコスト、覚える量) 3. 限界速度(どこまで操作のスピードをあげることができるか) の3つです。 大きく UI を変えることは、Windows の利用者にとって好ましいことではありません。仕事のためにソフトウェアを使っている人、独特の使い方が体になじんでしまっている人、その人たちにとって、ソフトウェアは道具としての使命を全うすることが何よりも重要です。 道具としての使命を全うするためには、限界速度が高い、目的を果たす UI を、低学習コストで提供していくことが重要です。 Sleipnir も、IE6 の慣れをそのまま使えるようにしているため、通常状態ではごちゃごちゃしている感があります。もっと情報量を減らし、ユーザーにとって「何がしたいか」に集中させたほうがいいのですが、すでに愛用しているユーザーに急激な変化を与えることはできません。 変化が無いと飽きてきて、急激な変化も受け入れられない。そのバランスをうまくとっていくことが、道具としてのソフトウェアでは重要なことです。 そこで、Sleipnir 2.8.4 -> Sleipnir 2.9.0 -> Sleipnir 3.0.0 とユーザーインタフェースに変化を与えていきます。Sleipnir 2.9.0 は、今までの Sleipnir から新しい Sleipnir に低ストレスで慣れていくためのバージョンになると思います。 ブログで書くネタが無くなってきたので、、、 これからは好きなユーザーインタフェースデザインについて書いていきます。 Sleipnir のユーザーインタフェースに込められた考えを伝えていければと思います。 やすゆき
やすゆきです。
ウェザーニューズさまと共同開発を行った「ウェザーニュース タッチ」が App Store で公開されました。 ![]() iPhone/iPod Touch をお持ちの方は、ぜひお試しください! [App Store で見る] フェンリルへの共同開発のお問い合わせはこちらをご覧ください。 P.S. Sleipnir 用のプラグイン「SkyPalette」もおすすめです。
企業が言うことはウソばっかり。
すごくないことをすごく思わせようとしたり、ウソを事実のように語ったり。 テレビや新聞、何をみても騙そうという意図ばかり。 社長になって3年ちょい、大人は汚いなーって、思うようになりました。 薄っぺらい表面ばかりを作ることに必死で、中身がスカスカ。 中身を見よう。モノも人も。企業の表面はウソで塗り固められる。 行動を見よう。企業の言葉はウソで塗り固められている。 子供たちが見習う大人たちがこんなことをしていてはいけない。 偉そうにしている暇があったら、中身を磨こう。 モノも人も、最終的に中身がすべて。 人々を騙すのはやめよう。 情報操作は見ていて哀れに思う。 このままじゃ、人々は何を信頼していいかわからない。 誠実に生きよう。 ユーザーと、企業、お互いが誠意と敬意を持って接することができる環境を作ろう。 騙すメディアや企業は滅ぶがいい。 そして誠実なメディアや企業だけが生き残ることができる社会を作ろう。 それが、人々のハピネスだと思う。 まずフェンリルが実現する。 やすゆき
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人々のハピネスのために仕事をするフェンリルを経営しています。他人のハピネスを考える事が自分のハピネスへの近道です。
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