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ドイツのスーパーマーケットで見かける日本語
最近は買い物をしていても日本語(ローマ字で表記)の食材をときどき見かけるようになりました。

寿司は、ドイツに引っ越してきた2001年当時からちょっと大きい町に行けば寿司レストランはあった。もう今は、大きめのスーパーマーケットに行けば寿司用の材料、たとえば海苔やワサビは置いてある。でも、「ガリ」のローマ字表記のものを見たのは初めて。
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でも、これはちょっと新しい。
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少なくとも、私がドイツに引っ越してきたばかりの頃には「パン粉」なんて無かった。そういえばアメリカでも最近 Panko 見た気がする。

カニかまは、ドイツでは「すり身」です。
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この「うまみ」の中身は何だろうと思ってチューブの裏の原材料の記載を見たら、トマトペーストと魚肉だった。
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「Kombucha」には昆布は入っていません。お茶のドリンクで、3本あるうち右のはスパークリング緑茶らしい。
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そしてこの「Kaba」の原材料はカバではないし日本語のカバと関係ありません、とかいって終わろうと思ったら…。
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写真を撮ったときには「Kaba」に気を取られていてわからなかったけど、記事を書いているときに気がついた。左にちょっとだけ写っている青と黄色のパッケージの白抜きで使われているフォントは私のCalcite(カルサイト)だ。
見ているようで意外と見ていないもんだ。


# by type_director | 2017-02-02 04:42 | Comments(2)
TypeTalks 第39回は「デザイナーが知っておきたい、西洋紋章の基本」

講師は、西洋カリグラフィーと紋章の指導を行っている第一人者、ミュリエル・ガチーニさんです。私も日本に住んでいたとき習ってました!

西洋の紋章の基本について、初心者向けにわかりやすくお話しいただきます。ロゴなどに応用したいデザイナーの方、絶対役立ちます。

2月25日、東京・青山の青山ブックセンターで。詳細はこちら





# by type_director | 2017-01-30 08:05 | お知らせ | Comments(0)
Smaragd

1月18日は、私の尊敬する高岡重蔵先生の96歳のお誕生日。その日は、休暇を取って先生に喜んでいただけるようにダルムシュタット方面でいろいろと走り回ってきました。外はマイナス3度くらいでしたが、今月2日に99歳のお誕生日を迎えられたグドルン・ツァップさんのところにも明るい色の花束を持ってお邪魔してまずグドルンさんにお祝いを申し上げ、数年前にツァップさん宅を訪問した重蔵先生も96歳になりましたよとご報告し、いつも通りすすめられるがままにケーキを2ついただいてきました。外が寒いので、いつもより紅茶がおいしかった。

グドルンさんのところにお邪魔するとき、いつも何か新しい話の種を持って行きます。今回は、ヘルマン・ツァップさんが1970年代にブックデザインを手がけた単行本一冊とグドルンさんの1950年代の活字書体のカタログを手に入れたので、それを持って行きました。これがそのカタログ。

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Smaragd(スマラークト=宝石のエメラルド)という名前のついた右の書体は、大文字のみの大人っぽい落ち着きのある書体で、ときどき見かけます。昨年8月にアメリカのシアトルに行ったときにカフェの入り口に使われていたのを見たので写真に撮って、ドイツに戻ってからすぐグドルンさんに差し上げていました。

これです。

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町で見つけた、こういうグドルンさんの書体の使用例の写真を持って行くと、とても喜ばれます。このとき もそうだった。グドルンさんはそれを大事にファイルにとっておいてくださいます。またどこかで使用例を見かけたら持って行こうっと。

Smaragd はデジタル書体にもなってます。こちら





# by type_director | 2017-01-22 22:03 | Comments(0)
多言語で Stuttgart
冬休みを利用して、シュツットガルトに行ってきました。

建設中の鉄道の地下駅に通ずるトンネルの上のところに、「Stuttgart」の各国語での表記が浮き彫りになっていました。
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日本語は「シュトゥットガルト」でした。

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# by type_director | 2017-01-15 03:08 | Comments(0)
各国の「止まれ」の標識を比べてみた

今年は、公共サインについて考えることが多い年でした。公共サインについての大きな講演を二つしています。

まず1月に、日本サインデザイン協会のフォーラムで、日本の公共サインの英文の表記について話す機会をいただき、翻訳家の田代眞理さんといっしょに登壇しました。田代さんは英文表記について、私はデザインの視点からサインの英文の書体の選び方や使い方についてやや辛口の提案をしました。

そして11月には、エコロジー・モビリティ財団の主催する「バリアフリー推進勉強会」で、サインの文字の読みやすさについて、ドイツの新しい DIN1450 規格の考え方と照らし合わせながら日本のサインがまだまだ改良の余地があるという話をしました。そのときのスライド資料の一部がこちらで公開されていますので、興味のある方はどうぞ。(実際の講演では、DIN1450 規格の中身について解説をしましたが、 公開用資料では著作権の関係で割愛している点をご了承ください)

いずれの会も、たくさんの方にきいていただきました。質疑応答のコーナーや懇親会では、普段のデザイン関係の講演ではなかなか出会えないような参加者の方からもたくさんのご質問や励ましのお言葉をいただいて、勉強になりました。

そして今年の12月には、日本の「止まれ」「徐行」の標識が英文の入ったものに変更されるという知らせが入ってきました。この記事の図を見ると、左右をやたらに詰めたがる日本の公共サインのクセがここでも出てしまっています。左右を詰めてその結果タテの線がヨコよりも細くなっちゃう。

比較しやすいように図を転載します。

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このやり方って、「高さ」だけ必死でクリアして、実際の読みやすさのことは考えられていない気がするんです。「上げ底英文」とでも言ったら良いでしょうか。

さて、私が写真で集めている各国の「止まれ」の標識を比べてみましょう。一部は、私の本『まちモジ』(グラフィック社)の中でも取り上げています。

これは2点とも私の住んでいるドイツ。
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左・右の順で、イタリアとスペイン。
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フランスとルクセンブルク。
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イギリスとオランダ。イギリスの例はロンドンで、後ろに赤いバスが走っています。イギリス在住のカリグラファー、橋口さんに撮ってもらいました。
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ベルギーとトルコ。トルコ語の「止まれ」です。でも赤の八角形は他の国と共通。
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2点ともアメリカ。左はミルウォーキー、右はニューオーリンズ。
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ここでご覧いただいたとおり、アルファベットを普段から使っている国では、縦長の字形を使っていても、タテ線が細くなっちゃうような過ちは犯していないことに気づかれると思います。この件は前から気になっていて、ブログではこちらに、また「バリアフリー推進勉強会」の公開資料でも細かいことを書いています。





# by type_director | 2016-12-31 10:00 | 公共サイン・標識・観光案内 | Comments(1)