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カテゴリ:Interview( 4 )
track.4「蒼い時計」/河口恭吾
8251net.comのproducer小原信治が「忘れられない恋」を抱えたあなたにぜひ聴
いて欲しい「忘れられない恋のうた」を紹介するこのコーナー。
今回のゲストは10月25日に4枚目のアルバム「普通に生きてゆく事は意外と難し
い」12月27日にはシングル「景〜hikari〜/手紙」をリリースする、河口恭吾さんです。
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アルバム
「普通に生きてゆく事は意外と難しい」[CRCP-40160]

8251net.comプロデューサーである小原信治と河口恭吾さんとの出逢いは、あるテレビ番組がきっかけでした。2005年にテレビ東京で放送されていた『空色グラフィティ君に会いたくて』(構成:小原信治)。
毎回ゲストを迎え、故郷や母校を訪ねて思い出の中にいる恩師や同級生と会うことで“あの頃の自分自身”に再会する、というドキュメントファンタジーな旅番組です。
今回は、その頃のことを振り返りつつ、河口さんの「忘れられない恋のうた」に迫りたいと思います。

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河口 恭吾
KYOGO KAWAGUCHI


Official web site
http://www.miraclebus.com/kyogo/



ー「君に会いたくて」では、河口さんに故郷の母校を訪ねてもらいましたよね。そのとき、僕には河口さんは「故郷の栃木が嫌い」であるように見えたんですけど、本当のところどうでしたか?
そうですね、東京に出てきたときは「早くここを出たい」ということばっかり、考えてました。

ーでも、あのときは「故郷が嫌いという明確な気持ち」と、ここが自分の故郷であることに変わりはない、という「逃れられない事実」とが共存していて…。まだ折り合いがついていていないのかな?という感じがしたんですけど、テレビだからというせいもあったのか、あまりはっきりとはおっしゃらなかったですよね。
はい。取材の後に、小原さんが「ここを嫌だと思う気持ち、わかるよ。ここを出れてよかったんじゃない?」って僕に言ったの、覚えてますか?

ーもちろん、覚えてますよ!
僕、その後東京に戻ってから、駅前で飲んだんですよ、1人で。なんだかすごく酔っ払ってしまった覚えがあります(笑)。
なんかね、地元じゃない人に「ここを出れてよかったよね」と言われたことって、自分の中でものすごく大きかったんですよ。
だいたい、東京の人とかって「なんだかんだ、故郷っていいものじゃない。自然がいっぱいあるし、両親がいるし、帰る場所があるんだから」みたいに言うじゃないですか。でも、今までとは全く違うことを言う人が現れた!びっくり!みたいな(笑)。


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ーそうだったんですか、すみません(笑)。
あれから1年半経った今は、どうですか?今回のアルバム「普通に生きてゆく事は意外と難しい」の表題曲では、「生まれるとこを選べやしないから」なんて前は言わなかったような、どろどろした部分もサラッと口にできるようになっていて驚きました。
折り合いがついていなかったあの頃から、何か変化があったんですか?
1stアルバムが出たのが2002年のときなんですけど、あれは「本当はあそこに行きたいのに、何でこんなとこにいるんだろう…イライラするなぁ」っていう、僕の出発点である気持ちから生まれたアルバムだったんですね。
それから4年が経って、おかげさまでヒット曲に恵まれたりもしたんですけど、やっぱりずっとそのペースで行くわけではないわけで。ふと立ち止まって考える時間が出来たりする中で、「僕が望んでいた『幸せ』ってこんなことなのかな?」「あの頃思っていた『幸せ』って何なんだろう?」みたいなことを、ここ1、2年でなんとなく考えるようになりました。


ー例えば、どんなときにそう思いますか?
そうですね…。例えば、昔は自分の車が買えるなんて思わなかったし、コンビニ行っても値段を気にしながら買い物してたのに、今は普通に自分の車に乗ってる自分、コンビニで値段なんて気にしていない自分がいるし。
昔「なれたらいいな」と思っていた生活や時間を今、自分は過ごせているはずなのに、「意外と満足感がないな」っていうことに気づいてしまって。
そう思ったときに、「じゃあなんで僕は音楽をやってるんだろう?」とか、「じゃあなんでこうやって生きてるんだろう?」とか、大げさかもしれないけど思ったんです。
テクノロジーと同じで、自分の欲求っていうものも、歯止めがきかないものだし、どこでよしとして幸せを感じられるかってわからないな、と思って。そんなことを考えてるときに、ああいう曲が出来たのかもしれないですね。


ーなるほど。根っこの部分では、4年前と変わっていない部分がたくさんある感じがしますね。
そうなんですよね。今回アルバムを作っている中で「俺、全然変わってないなぁ」っていうことに改めて気がついたんです。変わったように見えて、今まで基本的にはずっと同じ思いをもって曲やアルバムを作ってたんだなぁ、と。

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ーそんな表題曲を含むアルバムの全体を通して感じたのは、良いことも悪いことも受け入れて開き直った「強さ」でした。
今自分は気持ち良いことや、今自分はこれなんだ!っていうのを、人目を気にせず見栄も張らず表してる、みたいな。「会社をやめて旅に出よう」とか、特にそんな感じがします。
実は、この曲を通して、どこか作り方の意識が変わったんですよね。以前は、もう出来るだけたくさんの人に自分の曲を聴いてもらいたくて、「みんなに届けなくちゃ」という思いが強かったんです。
だから、みんなに聴いてもらえないのは自分に問題がある、という意識がすごくあったんですけど、もしかしたら逆にその意識がよくないのかなってふと気がついたんです。あるいは、100人に届けるつもりが1人の人に届いちゃうっていうのも、音楽のあり方としてありなんじゃないかな、と。
なので、この「会社をやめて旅に出よう」は、「2人か3人くらいの人にしっかり届けばいいな」と思って作りました。


ーやってみてどうでしたか?
小原さんからもメールをいただきましたけど、曲に対する反応のメールが今までで一番多くて、それは素直にうれしかったですね。

ー誰かの人生を変えられた実感ってありました?
そうですね。背中を押されました、とか本当に会社をやめて旅に出ました、っていうメールをもらって、この曲で人生が変わった人がいるのかもしれない、とは思います。
それはそれで責任も生じるのかな、と少し責任感を感じつつも…でもそういうのがないと、やってる張り合いがないというか、なんというか。バカヤローって言ってる人もきっとたくさんいるし、辞めたくても辞められないんだよ、と思ってる人もいると思うんですけどね。


ー河口さんって「スナフキン」みたいですよね(笑)。
本当はスナフキンみたいな生活や生き方をしているんだけど、今まではあんまり正しく理解されていなかったのかも。
今回のアルバムでは、そういう本来河口さんの中にあった骨太な部分がキチンと剥き出しにしたような気がしました。やっぱり、変わってないけど、変わったと思う。
今、2周目をまわっているような意識なんですよね。でも、そのグラウンドは前にも一回走ったことあるよな、みたいな。生活や身につける物が変わっても、4年後の今また、同じグラウンドを走ってる自分がいます。

ー2周目だからこその余裕もあるんじゃないかと思いますけどね。
だと、いいですよね(笑)
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ーそのアルバムを抱えてのツアーも見させて頂いたんですけど、河口さん自身もメールで「今まで一番リラックスして楽しんでいる…」と書いてくれていたように、見ているこっちまでリラックスするような、本当に良い空気が流れているステージでした。
人にどう思われてるか、盛り上がってるかどうか、ということより「自分らしい」という感じがして。
河口さん自身、今までのツアーと何か変わったところはありましたか?
去年まではバラードが主体だったんですけど、今回はアップテンポのもの、ミディアムとあって、その中にバラードがあるという感じなので、終わった後すごく「爽やか」なんです (笑)。

ーそんな感じしますね(笑)。
僕自身もすごく楽しんでるんですけど、お客さんもその方が楽しいのかなって思って。
ーそうですね。本当に、すごく「楽しい」感じが見ている方まで伝わってきました。
さて、今回は「忘れられない恋のうた」として、そんなアルバムにも収録されている「蒼い時計」を、紹介させて頂きたいんですが…。
「蒼い時計」は「別れ」のシーンを描いたうたですよね。ああいう形で歌を書こうと思ったきっかけは何ですか?
別れ話をする時間ってすごーく重たくて、気まずい感じになるじゃないですか。今から別れ話をするんだろうなって、お互いなんとなく分かっていても、「別れよう」っていう言葉はすごく言い出しにくかったりして。
でもそういう、言いにくいことを切り出してあげられるっていうのも「やさしさ」なのかなって僕は思うんですよ。
そんなことを考えていたら、自然にメロディと歌詞が出てきました。


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ー「蒼い時計」というタイトルに込めた思いは?
「蒼い」という言葉には、切ないイメージがあるな、と思って。別れ際の時間、最後の切なくて悲しい時間、を表現したつもりです。

ー「蒼い時計」の中で「うつむいたままの君が答えだと」というフレーズがありま
すよね。河口さん自身も、自分から察して身を引くタイプですか?

a0091104_1152138.jpgいや、あれは「理想」ですね(笑)。あんな恋や別れが自分の中にあったらな、っていう。
あんなにやさしい別れ方を自分がしてきたかっていうと全然そうではなくて。
実際には自分の都合とかを先回りして考えて、終わらせてきたタイプの人間です。
なのでこの曲は、こういう風にできたらよかったのにな、という後悔の念と、自分の理想を込めて作りました(笑)。


ー「忘れられない恋」になるには大きくわけて2つのパターンがあると思うんですよね。1つは「好きと言えなかった」タイプ。次いで多いのが、この「嫌いと言われる前に察して身を引いた」タイプ。
ありますね?(笑)。

ー実は、このサイトに来る人の中には後者のパターンの人がとても多いんですが、そういう「傷つけ合うことを望まない人」のことって、どう思いますか?
僕も決して傷つけることを望んでいるわけではないんですけど、僕自身に関して言えば「傷つけてきた」方ですね。相当酷いこと、してると思いますよ(笑)。

ーそうなんですか!?(笑) でも、「ちゃんと」傷つけてこれた人なんですね。
そうですね。もちろん、ズバっと切られるショック、切るショックっていうのはあるんですけど、でも「生殺し」みたいな結末にはならずにすみますよね。

ーうん、そっちの方が「やさしい」な、と僕は思いますね。切ってあげられることも、やさしさだと思います。
じゃあ、そうやってズバッと切った後、別れた彼女にはどうなっていてほしいと思いますか?
やっぱり、幸せになってもらいたいですね。ちゃんとした人と、普通に幸せな人生を送っていてほしいな、と思います。

ー河口さんが「忘れられない人」は、どんな人ですか?
高校時代にずっと付き合ってた、背の高い女の子です。
僕、今でも背低いんですけど、高校のときはもっと小さくて。でも、171cmくらい身長ある女の子のことが高1のときからずっと好きで。
その子と付き合いたい一心で、毎日1リットル牛乳飲んだんですよ。そしたら、お腹壊しましたけどね(笑)。
しまいには、その子の気をひこうとしてバンドとか組んだりしたんですよ。そしたらある日、その子から電話がかかってきて、告白されて付き合うことになりました!


ー向こうから告白されたんですか!? すごいじゃないですか(笑)
いや、僕はずっと気持ちを伝えてたんですけど、ずっと無視されてたんですよ…。でも、文化祭が終わった後かなんかに電話かけてきてくれて。
でもね、高校3年で進路を決めるときに、僕はその時もうミュージシャン目指して上京することを決めてたんですけど、なぜか僕彼女と一緒に上京するつもりだったんですよね。でも、よく考えてみたら、彼女には東京に行く理由がないわけですよ。
彼女も一緒に行きたいと思っていてはくれたみたいなんですけど、実家がお店をやってたんで、それを手伝わなきゃいけないから…って。
そんな話を、春の夜に公園で話してたら、彼女は泣きだしちゃうし、雨も降ってきちゃうしで…今でも忘れられないです。


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ーそれから全く会ってないんですか?
いや、それから10年くらい経った頃に偶然、会ったんです。
もうそのときは僕デビューしてたんですけど、キャンペーンで大阪かどっかに行く新幹線を朝、待ってたら、品川駅のホームで偶然すれ違ったんですよ。


ーすごいですね。何か話はしたんですか?
その子は男の人と一緒にいたんですけど、ぱっと目が合った瞬間に勘で「あぁ、多分旦那さんなんだろうな」って思ってしまったんですよ。
だから話したいことはいろいろあったんですけど、なんか旦那さんに誤解されたりとかして彼女に迷惑をかけたらまずいかな、とかいろいろ思ってしまって、結局話しかけられなかったんですよね。


ーじゃあ、今も連絡先とかは分からずじまいなんですね。
いや、実はその後事務所のホームページにその子から書き込みがあって。あの時一緒にいたのは彼氏じゃありません、会社の人ですって(笑)。

ーそれは、河口さんにとって「忘れられない人」というより、その彼女にとって河口さんが「忘れられない人」なんじゃないですか?
そうなんですかねぇ?

ー絶対、そうですよ?!
どうかなぁ(笑)。でもね、そういうときって本当にスローモーションになるんだなぁ…って思いましたね、僕。ドラマ見てるみたいでした。

ーなんかもう、河口さんを忘れられない人が山のようにいるような気がするんですけど!(笑)
こういう曲って、女の子側の気持ちになって歌ってますか?
あー、そうですね。結局、今自分が作ってるバラードとかラブソングって、「こうありたかった自分」とか「こうなりたかった自分」をイメージして書いてるんだと思うんですよね。そんな気がします。
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ー実はもう一曲、前のアルバムに収録されていた「12.」という曲が、僕本当に好きな曲で。“絶望や失望の中から見上げた時にしか見えない希望”がすごくいいな、と。現実をちゃんと見ていて、冷たい部分もあるんだけど、でももっと先のファンタジーに連れていってくれる、みたいな温かい感じがすごくして。忘れられない恋に悩んで
いる人が聴いても、すごく励まされたり立ち直るきっかけになったりする曲なんじゃないかな、と勝手に思っているんですが…。
あの曲は先に曲を書いたんですけど、なかなか詞が思い浮かばなくて、レコーディングの最後の最後にやっと言葉が出てきて、ああいう形になったんですよね。なんか歌詞がすごく異質というか、言葉の数は多くないけど重い、「詩」みたいな感じが自分でもしています。
12月ってクリスマスみたいに楽しい行事がたくさんあって、すごく華やかな季節だけど、でも結局戦争はなくならないし、差別や貧困もなくならないし。
自分も含めて、昨日より今日は何かがよくなってるのか、とか今日より明日はいい日になるんだろうかって投げかけた歌、というか自分への問いかけです。


ー衝撃的だったのは、歌を作る人って、歌で誰かを救いたいって思ったりするのかなって思うんですけど、それを「聞き飽きた歌を並べても救えないものもある」と開き
直っていたこと。すごく冷たく突き放してるようだけど、でも実はその歌に救われてる、っていう。
基本的に、みんなでわーっとやってるときにひいちゃうタイプなんですよね。「そんな簡単に物事うまくいかないでしょ」って思っちゃう。
ボランティアだの何だのって、やらないよりはやるほうが絶対に意味があるっていうのは自分でもわかってるんですけど、でも手放しで「ほら感動するでしょ?」ってされるのはなんか嫌なんですよね。


ーこの曲を聴いてると、今悩んでることはちっぽけだな、って思わされるんですよね。突き放すような歌詞なのに、包み込むようなメロディと歌声の力なんでしょうね、「救
い」がある。今が辛くて、楽しかったあの頃を思い出したくて、忘れられない恋やあ
の頃の自分を振り返っている人に、ちょっと「来年はいいことあるかな」という希望
を与えてくれる曲だと思います。
僕の中で、人生で10本の指に入るくらい大好きな曲です。
本当ですか?ありがとうございます。
ーこちらこそ、ありがとうございました。

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女っぽいけど男らしい、冷たく突き放しているようで温かい。
そんな矛盾の中にある「本当のやさしさ」を、河口さんは方法こそ違えど、いろいろな形で伝え続けてくれているのかもしれません。

酷いことを言われて傷ついた人も、言われていないからこそ後ろを向くことも前に進むことも出来なくなってしまった人も、どうかもう一度、「今」を見つめ直してみてください。
もしかしたらあの時一見冷たく思えた言葉も、あなたのことをずっと先まで考えていたからかも。
今後ろにも前にも進めないのは、相手だけじゃなく、自分の中にもどこか迷いがあるからかも。
それはとても辛いことかもしれませんが、あなたが今辛い思いをしていることには必ず意味がある、そう思います。
先のことは誰にもわからないけれど、「明日」がやってくること、1日が24時間であること、そして、どんなときでも「幸せ」について考えることができること。
それは誰もが受け止めることができる現実であり、そんな現実が存在することこそが、「幸せ」なのかもしれません。

河口さんが「忘れられない恋」を振り返ってうーん…と悩んでいるとき。たまたまお店の前を通り過ぎた小さな女の子が、ニコニコしながらこちらに手を振ってくれました。

「ちょうどいい温度の気持ち」をやさしい言葉でくるんであげることは簡単かもしれませんが、「アツアツのままの気持ち」を剥き出しのまま手渡すことは、なかなか出来ることではありません。
それが出来るのは、本当のやさしさと、純粋さを持っているからこそ。
そして、そこまで真剣に想いをぶつけることができるような「誰か」がいてくれるからこそ、ではないでしょうか。
女の子に心からの笑顔で手を振り返す河口恭吾さんを見て、そんな風に感じた12月の夜でした。
                            (構成 飯山愛里)




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8251net.com(初恋ネットドットコム)では、
あなたの「忘れられないあの人へのラブレター」を受け付けています。
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webmaster@8251net.com

お送り頂いたラブレターは、8251net.comのmessegeに掲載します。



by 8251-music | 2006-12-16 18:35 | Interview | Comments(0)
track3 「 IT'S A NEW DAY 」/ 矢井田 瞳
8251net.comのproducer小原信治が、「忘れられない恋」を抱えたあなたにぜひ
聴いて欲しい「忘れられない恋のうた」を紹介するこのコーナー。
今回のゲストは、11月にシングル「初恋」とアルバム「IT'S A NEW DAY」を
リリースした矢井田 瞳さんです。

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2006.11.22発売
アルバム『 IT'S A NEW DAY 』ZZCD-80023(通常盤)
         ※写真は、初回盤(ZZCD-80022/B)です。
◆オフィシャルサイト◆ www.aozorarecords.com



アルバムの発売が近づく頃、プロモーションやライブの準備でお忙しい矢井田さん宛に一通の手紙を出しました。


矢井田 瞳さま

こんにちは。
「あなたと忘れられないあの人とをもう一度つなぐ恋の同窓会サイト」
初恋ネットドットコムプロデューサーの小原信治です。

さて、今回は8251net.comとexcite blogとのコラボレーションサイト「忘れられない恋のうた」において、矢井田さんのニューアルバム「IT'S A NEW DAY」を、このページを訪れる「忘れられない恋を抱えた人たち」にぜひオススメしたい一枚として紹介させて頂くにあたり、今回のアルバムへの思いや、矢井田さん自身の「忘れられない恋」などをお訊かせ頂けると、よりいっそうアルバムへの親近感も深まるのではないかと、このようなカタチでご質問させて頂く運びとなりました。
お忙しいとは存じますが、よろしくお願いします。

では第一問...と言いたいところですが、その前に、ニューアルバム「IT'S A NEW DAY」を拝聴させて頂き、ぜひとも当サイトを訪れてくれる「忘れられない恋を
抱えた人たち」に紹介させて欲しいと思った、僕自身の感想をお伝えさせて下さい。

最初に刺さったのは、先行発売されたシングル「初恋」でした。誰にでも必ずあるこのテーマを、そのものズバリのタイトルでどう表現しているのか、拝聴する前から楽しみでした。矢井田さんの「忘れられない恋のうた」と言えば、僕的には当サイトで募集している「あなたが聴くだけで忘れられない恋を思い出すうたはなんですか?」というお題にも恋のエピソードとともに送られてくる「この恋はもうしまってしまおう」だったんですが、今回の「初恋」はまさにその曲の延長線上にあるような気にさせられるものでした。
あの「生々しさ」や「ズキズキするような痛み」が見事に昇華されて、純化された美しい想い出になっていました。矢井田さん自身ライナーで「初恋を綺麗な想い出に仕上げるのに、こんなにも時が流れた」と語っていましたが、この歌の主人公にとって、(すいません、勝手に二曲の主人公を同一視してますが(^_^;))まさに一度は「もうしまってしまおう」と遠ざけていた「あの恋」を時が再び手を取って愛おしく思えるだけのものに変えてくれたんだなぁ、と。

僕が「8251net.com(初恋ネットドットコム)」を立ち上げたのは2000年だったのですが、2001年に9・11が起きた後ぐらいから年末にかけて、急激に登録者数が増えたことがありました。その時、人は今日という現実が辛い時、明日という未来が見えな時、美しく純化された過去に癒されたくて「あの頃の自分」に逢い来るのだということを、まざまざと見せられたのですが、この「初恋」を聴いて、主人公を傷つけるだけだった「あの恋」は、ようやく彼女を癒してくれる記憶になったんだなぁ、と思いました。

そして、そんな感想を持ちながら拝聴したアルバム「ITユS A NEW DAY」には、ある意味辛い現実から逃避し、故郷にあの頃の自分に逢いに来た主人公が、「純化された想い出」に癒され、そして、再び「Go my way」と前向きに生きてゆく姿が一連のストーリーのように歌われているような気がしたのです。
これが僕が「初恋ネットドットコム」を訪れてくれる人たちにこのアルバムをぜひオススメしたいと思った理由でもあります。このアルバムにはここを訪れたあなた自身がいて、そして、あなた自身の明日があります、と。

前置きが長くなってしまって申し訳ありません。では、そんなアルバムを書き上げられた矢井田さんに「忘れられない恋のうた」というテーマで、幾つか質問をさせて下い。

小原信治

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そして...矢井田さんから手紙のご返事がメールで届きました。




こんにちわ、矢井田瞳です。
お世話になっております!

アルバムや『初恋』の感想、とても嬉しかったです。
どうもありがとうございます。

私が書いた曲はリリースした時点で、半分は人のモノになると思っています。だから、小原さんが曲から何かを感じ取ってくれて、ものすごく嬉しいんです!

質問に答えさせていただきます。
また何かありましたら、いつでも連絡下さい!


◇今回「御堂筋PLANET」「初恋」「Tea-time」と、「あの頃」を描いた歌を多く
 書いたことに特別なきっかけや心境の変化などあったのでしょうか?

    28という年齢も関係しているのかも知れないですね。
    過去には後悔や恥じらいが満載だけれども、その苦さを受け止めた上で
    音楽がしたいと普通に思えたんですよね。

◇矢井田さん自身が、書かれた「初恋」とはどんなものだったのでしょう?

   人を守ることの歓びだったり、家族以外の人に守られる歓びだったり。
   ありえない位の嫉妬だったり、独占欲だったり。
   今から思えば「共倒れ」しかねない、彼が決めたことには全面的に協力
   することだったり。

   そういうアンバランスな魅力が『初恋』には詰まっていました。

◇その恋が「忘れられない」理由があるとすればなんだと思いますか?

   一度好きになった人だから。


◇「あの頃の自分」と「今の自分」得たものと失ったものはなんだと思いますか?

   得たものも失ったものも、『時間』だと思います。
   でも、ソングライターにとって、歳をとるのはすごく良いことだと思います。
   経験や人生が音楽の深みに関係すると思うから。


◇振り返った末の「IT'S A NEW DAY」というアルバムタ イトルに込めたものは?

   私にも、大好きな人にも、大嫌いな人にも、新しい一日はやってくる。
   なんか、当たり前のことだけど、この潔さを大事にしたいなぁと思って。

   収録している楽曲のサウンドは、全曲アナログ感にこだわったし、
   音楽の中心には『人間』がいるべきだと(Protoolsでも波形でも なくて)
   再認識しながらの制作作業でしたから、

   シンプルで逃げも隠れもしない言葉がいいなと思ったんですよネ。
   それでいて前向きな気持ちになれる
   『IT'S A NEW DAY』
   という響きが浮かんだんです。

   矢井田 瞳

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by 8251-music | 2006-12-07 14:44 | Interview | Comments(0)
track2 「singing about you」/The Remember Me
8251net.comのproducer小原信治が、「忘れられない恋」を抱えたあなたにぜひ聴いて欲しい「忘れられない恋のうた」を紹介するこのコーナー。

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1st ミニアルバム
「singing about you」
      VCCM-2025

前回紹介した戸田康平さんの「陽に向かう」を主題歌にお送りしたラジオドラマ「忘
れられない恋のうた 1st season」も好評のうちに最終回。たくさんの感想、あり
がとうございました。

2回目のゲストは「memory」のページでも忘れられない恋のエピソードを披露してくださった、「The Remember Me」のボーカル、中村僚さんです。

抜けるような青い空にふと背中を押されるような風の吹く、秋晴れの午後。
白金台の美術館を入ってすぐの小さなカフェのテラスの一角で、インタビューは行なわれました。

「おひさしぶりです」
そんな言葉で始まった、二人の対談。
そもそも、8251net.comのプロデューサー、小原信治と中村僚さんが出会ったきっかけとは?

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The Remember Me
2002 年4月結成。
その後インディースとして活動。
2005年、「忘れられない恋のうた」(発売:ユニバーサルJ)に唯一のインディーズバンドとして参加。
今年、MSレコードより1stミニアルバムを発売。
11月17日から千葉を皮切りに“singing sbout you”レコ発ツアーを展開中。
Official web site :
http://www.trm-music.com>


−「The Remember Me」、バンドの名前がすごくいいよね。
もう、名前が全てを物語ってるもん(笑)。実はもともと、2005年3月に発売された
コンピレーションアルバムを製作しているときに、何か「青い感じの歌(青春を感じさせるような歌)」はないかなって探していたんです。
そんなときにちょうど、「The Remember Me」という、「忘れられない恋のうた」
にぴったりのバンドがいる、ということをレコード会社のディレクターさんから教えてもらって。そのとき楽曲は聴いたことがなかったんですけど、もうバンド名を見てすぐに「これだ!これしかない!」と思いましたね。
「ありがとうございます。縁あってこうやって繋がることができて、僕もすごくうれしいです。『The Remember Me』 として、『忘れられない恋のうた~memory&message~』の表題曲を書かせていただいたんですが、『こういうテーマで書いて』と言われて作ったのは初めての経験だったので、僕自身とても勉強になりました」

-制約がある依頼、というのは結構難しかったですか?
「そうですね。『忘れられない恋のうた』ということで、普通はちょっと暗かったり後悔だったり、っていう曲が多いのかもしれないですけど、僕はバラードじゃなくて力強い曲を、後ろ向きじゃなくて前向きの曲を創りたいなって思ったんですね。で、何曲か作ってみたんですけど、なかなか納得のいくものが出来なくて。一時はちょっとスランプになったりもしました(笑)。いろんな種類の音楽を聴いたりとか、いろいろとイメージを膨らませたりして、やっと『これだ!』と思う曲ができたんです」
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−僕も「これだ!」と思いましたよ(笑)。ちなみに、この「The Remember Me」
というバンド名はどこから来ているの?
「メンバーの石田が『Remember』という言葉をバンド名に入れたい、と前々から言ってまして。でも、『Remember』っていう単語がつくバンドって結構いっぱいあったりとかして、なかなか決まらなかったんですね。で、じゃあ後ろに『Me』をつけてみたらどうだろうか、それなら最初に『The』をつけて…、という感じで話が進んで、最終的に『The Remember Me』という名前になりました」

−意味はそのまま、「私を覚えていて?」
「そうですね、みんなの記憶に残るような楽曲を作りたい、みんなの記憶に残るようなバンドになりたいって思いが込められてます。まだメジャーデビューもしてないから気が早いかもしれないですけど、『俺らを忘れないでくれ!』みたいな(笑)」

−作ってる曲も結構、バンド名にそってる、というか一貫してる感じだよね。
「はい。実際、過去を振り返ったりだとか思い出したりしている曲は多いですね。意識してるわけじゃないんですけど、自然とバンド名と楽曲の雰囲気がリンクしてくるんでしょうね」


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-プロフィールを見るとメンバー全員出身がバラバラみたいだけど、4人はどこで出会って、どういう経緯でバンド結成に至ったの?
※中村さん(vo)は北海道、
  石田さん(b)は千葉、
  丸屋さん(g)は青森県、
  木村さん(dr)は香川県出身


「もともとは僕と丸屋がお互い上京してきて大学で出会って、2人で曲作ったりしてたんです。そのときはまだ全然バンドなんて形ではなかったですね。その後、大学の友達を集めてライブとかをやるようになりました」


−そっか、じゃあ他の2人は違う大学だったんだ。
「はい。石田は僕と丸屋が通ってた大学の近くに住んでいて。そこ、すっごい田舎なんで楽器屋が一個しかないんですよ。僕ら当時そこで練習とかもしてたんですけど、石田は昔からそこの常連で。たまたま、僕たちがベースのメンバーを探していたら、楽器屋の人が『いいベースがいるよ』って紹介してくれて。それが、石田だったんです。で、木村はもともと、別のバンドをやっていて、最初はヘルプでやってくれてたんですけど、これもまた偶然で一緒にやることになって。今はヘルプじゃなくて、もうずっと一緒にやっています」

−すごい、なんかマンガみたいなストーリーだね(笑)。今、結成して何年だっけ?
「2002年4月に結成したので、今、4年とちょっとですね」

−最初にも言ったけど、結成から4年経った今でも本当に「青い」感じがするよね。その「青さ」をキープする秘訣は何なんだろう?
「何なんですかねぇ(笑)。多分、いまだに過去にしがみついてるんでしょうね」

−その「青さ」はやっぱり故郷の北海道からきてると思う?
「間違いないですね(笑)。僕、北海道の小樽出身なんですけど、もうね、空気とか地面とかの匂いが全然違うんですよ。そういう匂いを嗅ぐだけで、10代の頃の記憶とか気持ちが、ふっとよみがえってくるんです」

−小樽、いいですね?!時計屋さんとかいっぱいあるんですよね。
「そうですそうです(笑)。多分ね、今の自分の軸になってるものが、
やっぱり10代にあるんじゃないかなって気がしますね。そしてそれはきっと、
これからも続いていくんだろうなーって、漠然と思います。僕17才くらいのときに
、違う高校の女の子と付き合ってたんですけど、当時小樽駅のターミナルのところで
待ち合わせとかしてて。小樽駅に行くと、もうそういう思い出が全部よみがえってきますね」


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−僕も「17才」にはすごく思い入れがあって、ちなみに「欲望セブンティーン」(小
学館)なんて自伝みたいな漫画の原作を書いたこちもあるんですけど(笑)なんでも、「17才力」っていうのがあるらしいんですよ。「17才力」を持ち続けてる人は、特
に芸術の分野で作品を作り続ける傾向がある、みたいな…。
「それ、すごいわかります!嘘みたいな話ですけど、最近すごいいい新曲が出来て、それが『17才』って曲なんですよ!(笑) サビも『君に初めて恋をした17才…アスファルトに影を落とした17才』っていう」

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−すごい!それは今の自分ではなくて、「17才の自分」が書いたみたいな感じ?
「そうですね。17才のとき自分が見てたもの、感じてたものをそのまま、書きました」

−17才っていう年齢って、犯罪者とおんなじくらい、心が不安定な時期らしいんです。大人でも子どもでもない、そういう年ですよね。
「『17才』って響きもなんかいいですよね。たしかに、他のアーティストさんでも『17才』ってつくもの、多い気がします」

−「忘れられない恋のうた」の思い出も、17才くらいでした?
「たしか、高1だったと思いますね。正確には16才かな。その頃好きだった女の子がカラオケで歌った曲、それが森高千里さんの『渡良瀬橋』でした」

−その娘のことは、どれくらい好きだったの?
「その女の子は、今思い出しても『すごい好きだったんだなぁ』って心から思いますね。さっきも話にありましたけど、16、17才のすごい心が不安定な時期にいる中で、彼女は間違いなく僕が『初めて好きになった人』でした。そういう風にして芽生えた感情ってなんか、引きずりません?(笑)」

−引きずりますねぇ(笑)。そのとき、彼女には好きだって言えました?
「言いましたよ!でも、これがまたちょっと面倒くさい感じで。彼女は高校の同級生だったんですけど、最初は向こうから話しかけてきてくれて。最初ってほら、やっぱり顔重視だったりするじゃないですか、若いし。あ、かわいいなーって思って。もう、ストライクゾーンばっちりでしたね(笑)。今の子ってもしかしたら結構展開早かったりするのかもしれないですけど、僕のときはまだ恋愛下手っていうかなんていうか。もうすっごい、まどろっこしいかんじでした(笑)」

−「友達以上、恋人未満」にしかなれない、みたいな?
「そうです、そうです。どのタイミングでいったらいいのか、全然わからなかったんですよね。でも、そうこうしているうちにもう1人、男が参入してきてしまって。いわゆる、三角関係ってやつです…」

−なるほど…。2人で遊びに行ったりしてたんですか?
「いやー、学校帰りに遊びに行く程度でしたね。それこそ、カラオケとか。そこでその娘が歌ってた曲が『渡良瀬橋』だったんです。高校生くらいのときって結構かっこつけてバンドとかやってたりするんで(笑)、僕その当時、音楽もハードロックみたいのしか聴かなかったんですよ。でも、『渡良瀬橋』を聴いてもう、すごい感動してしまって。好きな娘が歌ってた、っていうのも、もちろんあると思うんですけどね。次の日にはもう、CD屋に買いに行きました(笑)」


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−結局、その娘とはどうなったんですか?
「うーん、時間がかかりすぎたんでしょうかね。『好き』ということだけは伝えたものの、「○○くんの方が…」ってあっさり玉砕しました。そのあと友達と一緒に帰ったんですけど、帰りのバスとか本当に無言で。バスを降りて、信号待ちのところで泣きましたね。今でも鮮明に覚えてます(笑)」

−すぐに諦められました?
「同じ高校だったんで高校3年間の間は顔を合わせることもあったし、まあ僕もその後普通に付き合った人とかもいて。そのときはまだそこまで気持ちが膨らんでいたわけではなかったんですけど、高校を卒業して何年か経って、ふと『あれ、俺、あの娘が本当に好きだったんだな、本気で好きだったんだな』って思うようになったんですよね」

−もしかしたら、その娘のことを忘れたくて他の女の子と付き合ったこととかもあったんじゃないですか?
「うーん、その当時はちょっとそれもあったかもしれないですね。俺はもう、彼女いるんだぞ、みたいなね(笑)」

−高校を卒業してからはもう、その娘には会ってないんですか?
「もう10年近く会ってないですね。風の噂で結婚するって聞いたりはしたんですけど、もう全然、会ったりとかはしてないです。僕がこちらで書かせて頂いた『渡良瀬橋』の話とかを読んでも、その娘はもう、覚えてないかもしれないですね」

−そうかなぁ、覚えてるんじゃないかなぁ。曲とか詞を書いてるときに、その娘のことを思い出しながら書いて、「あの娘が聴いて、これ自分のことだってわかってくれたらいいな、でもちょっと恥ずかしいな」なんて思ったりすることってないですか?
「あぁー、中にはそういう曲もありますね。その人だけは、その風景とか匂いとかを知ってるんですもんね。わかる人が見たら、わかっちゃうのかも。でもきっと、彼女は僕が今音楽やってることすら、知らないと思いますね」
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−17才くらいのとき、そこで一番欲しかったものが手に入らないことで、失ったり得た りしたものってありますか?
「そうですね…逆に手に入ってたらどうなってたんでしょうね。もし手に入ってたら、今、歌を歌ってないかもしれない」

−小樽で時計屋さんとかやってたかもしれないですよね(笑)
「本当ですね(笑)。今思えば、そういう経験があったからこそ、僕は歌い始めたのかもしれません。高校までは僕、歌ってなかったんです。ギタリストだったんです。でも上京して、曲書いたりしてたら、いつの間にか自分で歌いたいなって思うようになってました」

−モノを作る人って、どっか自分に「穴ぼこ」が空いていて、その穴を埋めるために音楽や絵画や文章を書いたりするんだと思うんですよね。結果生まれた作品が他人の穴ぼこを埋める。「手に入れたい」って強く思ったモノとかヒトって、多分その穴ぼこにぴったり、はまりそうに思えたんじゃないですかね。
「あぁー、空いてますねー、穴ぼこ(笑)。僕の場合、そういう思いを託せる場所が音楽、歌だったのかもしれないですけど、その穴ぼこはまだ、空いたまんまですね。17才くらいのときに、全てを使い切ってしまったような感覚があるんです。もう、一生分の恋をしてしまったんじゃないか、というような。大人になると、良くも悪くも、いろんなことを覚えちゃうじゃないですか。だから、当時のような『全く純粋な恋』っていうのは、今の自分にはもう無理っちゃ無理なのかな、って思っちゃってて。そういうのもあって、まだ大人になりきれてないのかもしれません」

−でも、その「17才力」を持ち続けていさえすれば、きっとまたそういう恋ができる気がしますよ(笑)
「そうですか?そんな青いですか?(笑)」

−どっか現実と向き合わずに、夢の中だけで生きてるような、そんな感じがしますよね(笑)
「そうですね。でも、自分のそういう思いがうまく言葉にできてるときって、聴いてくれてる人には一番伝わりやすいのかな、って感じはしますね。響き方が全然違うんですよね。そういうのがちゃんと聴いてる人に伝わったときが、一番うれしいです」
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−実は昨年ライブに行かせていただいたときに、「あれ?若干青いところからアダルトな感じに向かってるのかな?」って思ったりするところがあったんですよね。
「あー、あの頃はちょうど音楽を作る上で、迷ってたりした時期でもあったん
です。そういうときに、ちょっとアダルトっぽい曲がいくつか出来たりもして」


−でも今回のアルバムでは、また青いところに戻ってるなって、安心しました。
「今回のアルバムはほとんどが昔からある曲なんです。色々迷って、でも、ファーストアルバムなんだよなって思ったときにふっきれたというか、『あぁ、自分はこれとこれをやればいいんだ』っていうような、方向性みたいなものが
少し見えたりもしたんで、今は逆にスムーズに曲を作ることが出来るようにな
りました。これがみんなが聴きたい『The Remember Me』なのかなって。アダルトな方向から一気に、走って帰ってきましたね(笑)」


−迷ってたときにはほかにどんな曲を書いてたの?
「たとえば、一時期、すごい『応援ソング』的なものが流行ったじゃないですか。で、自分もそういうの書いてみようかな、とか思って書いてみたりしたこともあったんですけど、僕どうもそういう社会的な歌だったり、みんなを応援する歌ってダメみたいで。はっきり言って、僕自身応援したくないし、応援されたくもないんで。変な話、今まで書いた曲ってもうホント、全部僕自身のことだったりするんですよ。その方がリアリティがあるし、聴いた人にもし自分とリンクする部分があれば、すーっと入ってこれるから」
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−応援ソングが嫌いな感じ、すごいわかるな。あんまり無責任に応援できないんでしょ?
「そうなんですよ!責任とれないですよね!そんな応援いらないよ、みたいなときだってあるし(笑)」

−応援するならするで、それが届いた人に対してはすごい責任が生じてくると思っち
ゃうんだよね。がんばれって言って終わりじゃ「応援したくせになんで」って思われ
ちゃう気がして。多分、中村くんは真面目だから応援した人のいろいろなものを背負
っちゃうんだと思うんだよね。大人になると、そういうのってきっと割り切れるように
なっちゃう、「これはみんなの応援ソングで、そういう歌なんだからしょうがないんだ」って。
「本当にそうですよね。別に僕、励ます歌が嫌いなわけではなくて。応援ソングって大体、『大切な誰か』じゃなくて『不特定多数の人』に届けるものじゃないですか。
でも僕は、そんなにたくさんの人に届けよう、と思って作ってるわけではなくて。恋愛の歌にしろ、誰かを力づける歌にしろ、誰に向けてるかっていったら『みんな』ではなくて、『1人の人』に対してなんですよ」


−応援ソングが嫌いっていうのは、中村くんの青いところが象徴されてる気がしますね。すごく、いいアルバムだと思います。
「そうですね。今回本当、自分でもいいアルバムが出来たと実感していて。無鉄砲な部分が多かったり、説明不足だったりする部分もあるんですけど、僕これはこうで、って全部説明しちゃうのって好きじゃなくて。多分、瞬間的なものをパズルみたいに当てはめていく歌になってると思うんですけど、聴いた人にとってそれが映像となって視覚化できていればいいな、と思います」

−17才くらいの不安定さが、歌詞やメロディによく表れているよね。大人が聴いたときに、忘れてたものを思い出させてくれる曲たちな気がする。
「あぁー、それは結構当たってるかもしれないですね。実際、ライブとかでも20代後半とか30代のお客さんが多いです」

−きっと、大人だけど10代を引きずってる人とか、社会との折り合いをなかなかつけられない大人とかに響く曲なんだろうね。
「すごく、ありがたいですね。僕自身、大人になりたくないし、多分なることもできないんですよね。10代ってなんかもう、しょうがない部分があるじゃないですか。あの頃から全然進んでないんです、僕。年数だけが経った、みたいな(笑)」

−ぜひこれからも、そういう、青いままの中村くんでいてほしいと思いますね。
「やっぱり、常にそういう気持ちでいたいな、と思いますね。今は曲をたくさん作っている段階なので、来年また新曲とかアルバムを出していけたらいいな、と思ってます。青さ全開の曲を(笑)。『17才』という曲もぜひ、入れたいですね」

−そうですね、「17才力」を思う存分発揮してもらって(笑)。これからも頑張ってください!



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時間や過ごしてきた場所を越えて、「17才」という根っこの部分で深く通じ合った2人。
インタビューの後、ゆっくりと敷地内の庭園を散歩している間も、2人の会話は絶えることがありませんでした。

「東京に、こんな場所があったんだ」
そう呟くように言った瞬間の中村さんは、「小樽で恋をしていたあの頃」に戻っているように、見えました。

11月22日に発売される「The Remember Me」の1stミニアルバム、「singing about you」。
収録曲は、「アイロニー」、「魔法をかけるよ」、「Sweet20」、「空中線路」、「さよならダイアリー」、「君のスカート」の全6曲です。
誰もが心の中に抱えているであろう、「大切な誰か」に向けて歌われた曲の数々。
その一つ一つの言葉に込められた思いを、ぜひアルバムを手にとって、実感してみてください。

あの頃は、目の前にいる人が、流れる時間が、自分の全てだった。
全てを犠牲にしても、守りたいものがあった。
将来のことなんて何も見えていなかったけど、でも楽しかった。

今、自分は大切な人のために、全てを捨てることができるだろうか?
仕事もプライドも地位もお金も捨てて、全力で守りたい人はいるのだろうか?
そんな風にふと、「自分の存在している意味」を問いかけたくなったら、「singing about you」が答えを教えてくれるかもしれません。

たとえ年齢的に「大人」になってしまったとしても、誰だって「誰かのために生きた瞬間」に戻ることは、できるはず。
そんな「あの頃の自分」を取り戻すきっかけを、このアルバムは与えてくれているような気がします。
                           (構成 飯山愛里)

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by 8251-music | 2006-11-17 15:57 | Interview | Comments(0)
track1 「陽に向かう」/戸田康平
8251net.comのproducer小原信治が、「忘れられない恋」を抱えたあなたにぜひ
聴いて欲しい「忘れられない恋のうた」を紹介するこのコーナー。

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『陽に向かう』
WPCL-10376 \1,000(tax in)
オフィシャルHP http://www.toda-kohei.com/

一回目のゲストは11月8日に待望のセカンドシングル『陽に向かう』をリリースす
る、戸田康平さん。本当の愛を教えてくれた彼を思い出し、陽の向こうに新たな恋
を咲かせようとする、一人の女性の切なく力強い気持ちが、鮮やかに描かれていま
す。
温かく、全てを包み込むような歌声、繊細で力強い言葉たち、そして心に響くメロディー。その全てに深みを与えている、戸田康平さんの「忘れられない恋」につい
て、お伺いしました。
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—まず、曲を聴いて、写真などの印象とは逆に、「すごく男っぽいな」という印象を受けました。
「ありがとうございます(笑)。友達にはよく『女々しい』と言われるんです」
—だと思った(笑)。でも、『女々しい』って逆にすごく、『男っぽい』ってことなんじゃないかなって思ってるんです。
「そうかもしれないですね。男っぽくなりたい、という気持ちは強いと思います」

—大学を卒業して、一度は歯医者さんというお仕事をされていますよね。でもやっぱり音楽が好きで戻ってきた。そういうところも、ちょっと女々しくて男っぽい。
「昔から音楽は好きでしたね。高校のときはコピーバンドをやっていたし、大学では軽音楽部に入って、初めて自分でも曲を創ることを覚えて。でも、『それを仕事にするぞ』という気持ちは、当時はまだ全然、芽生えていませんでした。で、自分はやっぱり歯医者になりたい、と思って上京しました」
—どうして歯医者になろうと思ったんですか?
「やっぱり一番身近にその存在があったからですかね。父も祖父も、歯医者をやっていたので」
—そんな中で、音楽で生きていこう、と思ったきっかけは何でしたか?
「大学時代に軽音楽部に入っていて、初めて自分で曲を創ることを覚えたんですね。で、プロを目指そうかどうか迷っていたときに、たまたま友人関係で悩んでいた友達に、自分の曲をプレゼントしたんです。そうしたら、その友達はもう、泣く程喜んでくれて。自分としては『元気になってもらえればいいな』というちょっとした気持ちだったし、そんなに喜んでもらえるとは思っていなかったので、すごく驚きました。『音楽は力なんだ』ということに改めて気づかされましたね」
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—当時はどんな歌を歌っていましたか?
「この頃は、歌詞に『愛してる』とか『好き』だとかいう言葉を入れるのが、すごく恥ずかしくて(笑)。演奏の勢いで物語的な曲を歌うことが多かったですね。でも、そういう曲に対する反応があまりよくない、ということに自分自身も気づいていて。だからこそ、聴いている人に気持ちを伝えられるような曲を創りたい、という気持ちを強く持つようになりました」
—でも、大学を出てすぐには、音楽の道には進まなかった?
「そうですね。バンドの友達とかも普通に就職を決め始めていて、自分も結構臆病なところがあったんで、流れで就職したんですけど、全然気持ちが乗らなくて」
—どれくらい働いたんですか?
「一ヶ月目くらいにはもう、『なんか違うな』と思い始めていましたね。今思えばすごく甘い考えなんですけど、当時は歯医者と音楽を両立してできればいいな、くらいに思って就職したんですね。で、ある程度の時期までに、何もチャンスを掴めなければ、音楽の道は諦めよう、と思っていました」
—あのとき「好き」って言っておけばよかったな、という彼女に、言えないまま別れちゃって、やっぱりもう一回「好き」って言いに行く、みたいな感じですね(笑)。恋愛もそういう感じだったりしますか?
「後々思い出して、考え直したりすることはすごく多いですね。やっぱり女々しいのかも(笑)」


—デビュー曲の「優しいだけの男」やカップリングも含め、「忘れられない恋」の歌
が多いように感じたんですが。
「うーん、それはやっぱり、自分の中にも『忘れられない恋』があるからかもしれないですね」
—ご自身は「この曲聴いてくれてるかな」とか「どこかで見てるかな」とかいう風に、曲や歌詞を書く度に、誰か思い浮かべる人はいますか?
「いますねぇ(笑)」a0091104_5282734.jpg
—その恋は、どんな恋でしたか?
「17歳のときですね。高校時代、広島で」
—同じ高校だったんですか?
「いえ、男子校だったので、高校は別々でした」
—つきあってました?
「はい」
—じゃあ、ちゃんと「好き」ということは相手に伝えられていたんですね。
「そうですね…でも結局、形としては振られてしまって、いまだにその理由もよくわからなくて。彼女が今何やっているのか、とても気になりますね」
—恋をひきずっている人って、言えなかったからひきずっている、という人がすごく多いんですよね。だから、相手にちゃんと「好き」と言えている、消化できている、というのはすごいことだと思います。
「うーん、でも僕が告白できたのも、友達から『彼女の方も、ちょっといいと思ってるらしいよ』とかいう噂を聞いてたからできただけで」
—インサイダー取引だ(笑)。
「絶対大丈夫だ、という確信のもとでの告白です(笑)。それでも、こわかったですね」

—別れてからはもう全然、会ったりしてないんですか?
「一度だけ、会ったことがあります」
—どうでした?
「…キュンとしましたね(笑)」
—そのとき、彼女に聞きたいこととか、本当はあったんじゃないですか?
「うーん、でもなんだかオトナぶって、仕事の話とかしてました」
—そのときはもう二人とも働いていた?
「僕は学生でした。彼女は働いていましたね」
—どうして、再会しようということになったんですか?
「偶然、彼女の友達と再会して。で、何やってるの?とか聞いてるうちに、彼女も今東京にいることがわかって。じゃあ、一回会おうか、という話に」
—今でもまだ、彼女に会いたいと思いますか?
「会いたいというよりは、あのときのあの恋愛、あの気持ちを思い出すと、せつなくなりますね」
—絶対、それ以上の恋愛はない、と?
「自分でいうのもなんですけど、あのときの恋愛は本当に『純』だったんですよね。でも絶対とは言えないかな…希望は、捨てたくないですね(笑)」
—彼女に、今、自分の歌を聴かせたいな、と思いますか?
「聴いてもらいたいな、とは思いますけど、聴いたかどうかっていうのは、知りたくないかもしれない(笑)」

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—どんなときに、その「忘れられない恋」を思い出しますか?
「本当に、ふとした瞬間ですね。友達の恋愛相談にのったり、恋愛映画を観ているときだったり。あんまり意識はしたこと、ないです」
—ぱっと思い出すのって、どんなシーンですか?
「僕の場合、忘れられないのは別れ際ですね。『いったん距離を置こう』的な話になって、でも僕はその距離を取り戻そうと焦ってしまって。なんだか、すごく距離が遠くなってしまったように感じて、必死になって頑張ったら、かえってそれは逆効果で。そのままもう、フェイドアウトしちゃった感じですね。それに対して、すごく悔いが残っているんです」
—もっとうまくやれたのに、みたいな?
「はい」
—じゃあ、もしあのときうまくいっていたら、今どうしていると思いますか?
「歌は歌ってないと思いますね。でも、それはそれで、幸せだったかもしれない」
—多分、一番欲しかったものがまだ、手に入っていないのかもしれないですね。
「そうですね。人生においては、わりと恵まれた環境にあったと思うんですけど、恋愛面では相当苦労しているかもしれません」
—男の人って、結構そうみたいですね。女の人って、「次に会う人」が「一番」になるけど、男の人って、「過去のあの人」がいまだに「一番」だったりする。だから、恋をひきずっているような歌を歌うのも、男性の方が多かったりするんです。
「結構何でも、物分りのいいふりをして『わかった』と言ってしまうんですよね。彼女に対しても。嫌われたくない、という気持ちが強すぎてしまって」
—本当はラーメンの気分じゃないのに、相手に「ラーメン」と言われたらじゃあラーメン、みたいな?
「そうですそうです(笑)」
—なかなか分かってもらえないですよね、そういう人は。自分の前では本音を出してくれないんだ、と思われてしまうし。
「根本は変わらないのかもしれないけど、あの恋愛をきっかけに、自分を変えていきたいな、とは思いました。…なんか、せつなくなってきましたね(笑)」

—今回の『陽に向かう』、どうして女性目線のラブソングに?
「今まで恋愛の曲をいくつか書いてきたんですけど、自分自身を主人公にした、みたいな曲が多くて。でも実際、自分が一番気になってるのって『女性の気持ち』だったんですよね」
—歌声もセクシーですよね。
「ありがとうございます」
—でも、歌われているのは男の気持ちだなぁ、という印象を受けました。
「そうですね。今回の曲は、『女性に前を向いてもらいたい』という、男性の気持ちを歌っています。恋をひきずっている人の中には、普通に生活しながらその恋を忘れていこうとする人もいれば、なかなか次の恋には進めない、という人もいますよね。そういう、恋をひきずっている全ての人に、この曲を聴くことで、新しい出会いの中に前向きな気持ちを持ってもらえればいいな、と思っています」
—どういうところから生まれたんですか?
「僕、すごくカップルの距離感が気になるんですね。で、たまたま、街中で手帳を読んでいる女性を見かけて。その人はただスケジュールを確認していただけかもしれないんですけど、僕にはなんだかせつなく感じて。手帳って、ふとしたときに、そのときそのときの思い出を浮かび上がらせるものだったりしますよね。忘れられない人だったり、恋だったり、歌だったり。そこからメロディーが生まれて、歌詞が生まれていきました」

a0091104_5325950.jpg—実は僕の書いた「忘れられない恋のうた〜Sweet&Bitter〜」っていう本も、同じテーマで、おまけに歌詞にある「ひまわり」も重要なワードとして出てくるんです。まあ、僕のは花じゃなくて映画ですけど。でも正直びっくりしました。主題歌か!って(笑)
「僕もびっくりしました(笑)。この本を読んでいると、自分の曲が浮かんでくるんです」
—どうでした?
「ここまで辛い経験っていうのは自分にはなかったので、本当に衝撃というか、いろんなことを感じましたね。人間は生きている限り、もがいてもがいて、何とかすることも出来るんだなって」
—人間って忘れたい時ほど忘れられなくて、忘れたくないって思っていてもいつかは
忘れちゃうんですよね。それって凄くせつない。忘れるって「心を亡くす」って書く
んですけど、まさにそうだなって。最後にそんな忘れられない恋を抱えている人たち
にメッセージをお願いします。
「恋をひきずっている、と一言で言っても、そのひきずり方って、人によって全然違うんですよね。僕は、そういういろんな恋を抱えている人たちに、これ!というアドバイスをすることはできないけれど、それぞれの人が少しだけ前に進むきっかけになるような、そんな歌を作りたいと思っています」


一つひとつ、言葉を選ぶように、そして過去をなぞるように語ってくださった、戸田康平さん。彼の優しい空気の中にある「まっすぐさ」は、『陽に向かう』そして『忘れられない恋のうた〜Sweet&Bitter〜』の、どちらにおいてもキーワードとなる「向日葵」に、どこか重なるところがありました。「忘れられない恋」を抱えるアーティストによる「忘れられない恋のための歌」は、その恋を温かく思い出させるものでもあり、また同時に、昇華させるものなのかもしれません。
                            (構成 飯山愛里)


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by 8251-music | 2006-09-28 20:08 | Interview | Comments(2)


 
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CD「忘れられない恋のうた
〜私の中のもうひとりの僕〜」
CD「忘れられない恋のうた
〜Memory & Message〜」
 
小原信治 (著)
「忘れられない 恋のうた
~Sweet & Bitter~」

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