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track1 「陽に向かう」/戸田康平
8251net.comのproducer小原信治が、「忘れられない恋」を抱えたあなたにぜひ
聴いて欲しい「忘れられない恋のうた」を紹介するこのコーナー。

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『陽に向かう』
WPCL-10376 \1,000(tax in)
オフィシャルHP http://www.toda-kohei.com/

一回目のゲストは11月8日に待望のセカンドシングル『陽に向かう』をリリースす
る、戸田康平さん。本当の愛を教えてくれた彼を思い出し、陽の向こうに新たな恋
を咲かせようとする、一人の女性の切なく力強い気持ちが、鮮やかに描かれていま
す。
温かく、全てを包み込むような歌声、繊細で力強い言葉たち、そして心に響くメロディー。その全てに深みを与えている、戸田康平さんの「忘れられない恋」につい
て、お伺いしました。
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—まず、曲を聴いて、写真などの印象とは逆に、「すごく男っぽいな」という印象を受けました。
「ありがとうございます(笑)。友達にはよく『女々しい』と言われるんです」
—だと思った(笑)。でも、『女々しい』って逆にすごく、『男っぽい』ってことなんじゃないかなって思ってるんです。
「そうかもしれないですね。男っぽくなりたい、という気持ちは強いと思います」

—大学を卒業して、一度は歯医者さんというお仕事をされていますよね。でもやっぱり音楽が好きで戻ってきた。そういうところも、ちょっと女々しくて男っぽい。
「昔から音楽は好きでしたね。高校のときはコピーバンドをやっていたし、大学では軽音楽部に入って、初めて自分でも曲を創ることを覚えて。でも、『それを仕事にするぞ』という気持ちは、当時はまだ全然、芽生えていませんでした。で、自分はやっぱり歯医者になりたい、と思って上京しました」
—どうして歯医者になろうと思ったんですか?
「やっぱり一番身近にその存在があったからですかね。父も祖父も、歯医者をやっていたので」
—そんな中で、音楽で生きていこう、と思ったきっかけは何でしたか?
「大学時代に軽音楽部に入っていて、初めて自分で曲を創ることを覚えたんですね。で、プロを目指そうかどうか迷っていたときに、たまたま友人関係で悩んでいた友達に、自分の曲をプレゼントしたんです。そうしたら、その友達はもう、泣く程喜んでくれて。自分としては『元気になってもらえればいいな』というちょっとした気持ちだったし、そんなに喜んでもらえるとは思っていなかったので、すごく驚きました。『音楽は力なんだ』ということに改めて気づかされましたね」
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—当時はどんな歌を歌っていましたか?
「この頃は、歌詞に『愛してる』とか『好き』だとかいう言葉を入れるのが、すごく恥ずかしくて(笑)。演奏の勢いで物語的な曲を歌うことが多かったですね。でも、そういう曲に対する反応があまりよくない、ということに自分自身も気づいていて。だからこそ、聴いている人に気持ちを伝えられるような曲を創りたい、という気持ちを強く持つようになりました」
—でも、大学を出てすぐには、音楽の道には進まなかった?
「そうですね。バンドの友達とかも普通に就職を決め始めていて、自分も結構臆病なところがあったんで、流れで就職したんですけど、全然気持ちが乗らなくて」
—どれくらい働いたんですか?
「一ヶ月目くらいにはもう、『なんか違うな』と思い始めていましたね。今思えばすごく甘い考えなんですけど、当時は歯医者と音楽を両立してできればいいな、くらいに思って就職したんですね。で、ある程度の時期までに、何もチャンスを掴めなければ、音楽の道は諦めよう、と思っていました」
—あのとき「好き」って言っておけばよかったな、という彼女に、言えないまま別れちゃって、やっぱりもう一回「好き」って言いに行く、みたいな感じですね(笑)。恋愛もそういう感じだったりしますか?
「後々思い出して、考え直したりすることはすごく多いですね。やっぱり女々しいのかも(笑)」


—デビュー曲の「優しいだけの男」やカップリングも含め、「忘れられない恋」の歌
が多いように感じたんですが。
「うーん、それはやっぱり、自分の中にも『忘れられない恋』があるからかもしれないですね」
—ご自身は「この曲聴いてくれてるかな」とか「どこかで見てるかな」とかいう風に、曲や歌詞を書く度に、誰か思い浮かべる人はいますか?
「いますねぇ(笑)」a0091104_5282734.jpg
—その恋は、どんな恋でしたか?
「17歳のときですね。高校時代、広島で」
—同じ高校だったんですか?
「いえ、男子校だったので、高校は別々でした」
—つきあってました?
「はい」
—じゃあ、ちゃんと「好き」ということは相手に伝えられていたんですね。
「そうですね…でも結局、形としては振られてしまって、いまだにその理由もよくわからなくて。彼女が今何やっているのか、とても気になりますね」
—恋をひきずっている人って、言えなかったからひきずっている、という人がすごく多いんですよね。だから、相手にちゃんと「好き」と言えている、消化できている、というのはすごいことだと思います。
「うーん、でも僕が告白できたのも、友達から『彼女の方も、ちょっといいと思ってるらしいよ』とかいう噂を聞いてたからできただけで」
—インサイダー取引だ(笑)。
「絶対大丈夫だ、という確信のもとでの告白です(笑)。それでも、こわかったですね」

—別れてからはもう全然、会ったりしてないんですか?
「一度だけ、会ったことがあります」
—どうでした?
「…キュンとしましたね(笑)」
—そのとき、彼女に聞きたいこととか、本当はあったんじゃないですか?
「うーん、でもなんだかオトナぶって、仕事の話とかしてました」
—そのときはもう二人とも働いていた?
「僕は学生でした。彼女は働いていましたね」
—どうして、再会しようということになったんですか?
「偶然、彼女の友達と再会して。で、何やってるの?とか聞いてるうちに、彼女も今東京にいることがわかって。じゃあ、一回会おうか、という話に」
—今でもまだ、彼女に会いたいと思いますか?
「会いたいというよりは、あのときのあの恋愛、あの気持ちを思い出すと、せつなくなりますね」
—絶対、それ以上の恋愛はない、と?
「自分でいうのもなんですけど、あのときの恋愛は本当に『純』だったんですよね。でも絶対とは言えないかな…希望は、捨てたくないですね(笑)」
—彼女に、今、自分の歌を聴かせたいな、と思いますか?
「聴いてもらいたいな、とは思いますけど、聴いたかどうかっていうのは、知りたくないかもしれない(笑)」

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—どんなときに、その「忘れられない恋」を思い出しますか?
「本当に、ふとした瞬間ですね。友達の恋愛相談にのったり、恋愛映画を観ているときだったり。あんまり意識はしたこと、ないです」
—ぱっと思い出すのって、どんなシーンですか?
「僕の場合、忘れられないのは別れ際ですね。『いったん距離を置こう』的な話になって、でも僕はその距離を取り戻そうと焦ってしまって。なんだか、すごく距離が遠くなってしまったように感じて、必死になって頑張ったら、かえってそれは逆効果で。そのままもう、フェイドアウトしちゃった感じですね。それに対して、すごく悔いが残っているんです」
—もっとうまくやれたのに、みたいな?
「はい」
—じゃあ、もしあのときうまくいっていたら、今どうしていると思いますか?
「歌は歌ってないと思いますね。でも、それはそれで、幸せだったかもしれない」
—多分、一番欲しかったものがまだ、手に入っていないのかもしれないですね。
「そうですね。人生においては、わりと恵まれた環境にあったと思うんですけど、恋愛面では相当苦労しているかもしれません」
—男の人って、結構そうみたいですね。女の人って、「次に会う人」が「一番」になるけど、男の人って、「過去のあの人」がいまだに「一番」だったりする。だから、恋をひきずっているような歌を歌うのも、男性の方が多かったりするんです。
「結構何でも、物分りのいいふりをして『わかった』と言ってしまうんですよね。彼女に対しても。嫌われたくない、という気持ちが強すぎてしまって」
—本当はラーメンの気分じゃないのに、相手に「ラーメン」と言われたらじゃあラーメン、みたいな?
「そうですそうです(笑)」
—なかなか分かってもらえないですよね、そういう人は。自分の前では本音を出してくれないんだ、と思われてしまうし。
「根本は変わらないのかもしれないけど、あの恋愛をきっかけに、自分を変えていきたいな、とは思いました。…なんか、せつなくなってきましたね(笑)」

—今回の『陽に向かう』、どうして女性目線のラブソングに?
「今まで恋愛の曲をいくつか書いてきたんですけど、自分自身を主人公にした、みたいな曲が多くて。でも実際、自分が一番気になってるのって『女性の気持ち』だったんですよね」
—歌声もセクシーですよね。
「ありがとうございます」
—でも、歌われているのは男の気持ちだなぁ、という印象を受けました。
「そうですね。今回の曲は、『女性に前を向いてもらいたい』という、男性の気持ちを歌っています。恋をひきずっている人の中には、普通に生活しながらその恋を忘れていこうとする人もいれば、なかなか次の恋には進めない、という人もいますよね。そういう、恋をひきずっている全ての人に、この曲を聴くことで、新しい出会いの中に前向きな気持ちを持ってもらえればいいな、と思っています」
—どういうところから生まれたんですか?
「僕、すごくカップルの距離感が気になるんですね。で、たまたま、街中で手帳を読んでいる女性を見かけて。その人はただスケジュールを確認していただけかもしれないんですけど、僕にはなんだかせつなく感じて。手帳って、ふとしたときに、そのときそのときの思い出を浮かび上がらせるものだったりしますよね。忘れられない人だったり、恋だったり、歌だったり。そこからメロディーが生まれて、歌詞が生まれていきました」

a0091104_5325950.jpg—実は僕の書いた「忘れられない恋のうた〜Sweet&Bitter〜」っていう本も、同じテーマで、おまけに歌詞にある「ひまわり」も重要なワードとして出てくるんです。まあ、僕のは花じゃなくて映画ですけど。でも正直びっくりしました。主題歌か!って(笑)
「僕もびっくりしました(笑)。この本を読んでいると、自分の曲が浮かんでくるんです」
—どうでした?
「ここまで辛い経験っていうのは自分にはなかったので、本当に衝撃というか、いろんなことを感じましたね。人間は生きている限り、もがいてもがいて、何とかすることも出来るんだなって」
—人間って忘れたい時ほど忘れられなくて、忘れたくないって思っていてもいつかは
忘れちゃうんですよね。それって凄くせつない。忘れるって「心を亡くす」って書く
んですけど、まさにそうだなって。最後にそんな忘れられない恋を抱えている人たち
にメッセージをお願いします。
「恋をひきずっている、と一言で言っても、そのひきずり方って、人によって全然違うんですよね。僕は、そういういろんな恋を抱えている人たちに、これ!というアドバイスをすることはできないけれど、それぞれの人が少しだけ前に進むきっかけになるような、そんな歌を作りたいと思っています」


一つひとつ、言葉を選ぶように、そして過去をなぞるように語ってくださった、戸田康平さん。彼の優しい空気の中にある「まっすぐさ」は、『陽に向かう』そして『忘れられない恋のうた〜Sweet&Bitter〜』の、どちらにおいてもキーワードとなる「向日葵」に、どこか重なるところがありました。「忘れられない恋」を抱えるアーティストによる「忘れられない恋のための歌」は、その恋を温かく思い出させるものでもあり、また同時に、昇華させるものなのかもしれません。
                            (構成 飯山愛里)


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戸田康平さんの「陽に向かう」を聴いて、あなたが思い出した人は誰ですか?
8251net.com(初恋ネットドットコム)では、
あなたの「忘れられないあの人へのラブレター」を受け付けています。
メールは
webmaster@8251net.com

お送り頂いたラブレターは、8251net.comの”message”に掲載します。


by 8251-music | 2006-09-28 20:08 | Interview | Comments(2)
Commented by momaji at 2006-10-04 20:36
初めまして。こんばんは。奈良のまきこと言います。

戸田さんの「陽に向かう」はまだ聴いたことがないのですが、デビューシングル「優しいだけの男」を聴いた時、思い出した恋がありました。

私も、その人と別れてから一度会ったんだけど、戸田さんと同じでした・・・。本当はもっと昔の話やその時の恋の話をしたかったのだけど、できなくて「バイバイ」・・・。「どう感じたんだろう・・・」って気になって気になって・・・。

その再会から、もう15年も経ちました。今は「幸せに暮らしてるといいなー」と思っています。
Commented by きぃこ at 2006-10-07 18:18 x
初めまして。札幌に住んでいます。戸田さんの楽曲には縁があって何度も聞く事ができました。
音楽が繫げてくれたという形でここにたどり着きました。
「陽に向かう」凄く良い曲ですよね。歌詞が大好きです。
初めて聞いた時に一瞬で今でも心の中にいる人が思い出されました。きっとおばあちゃんになっても、その人の存在は心の中で生き続けると思います。
色あせていた過去の恋愛に、戸田さんの歌を聞いて色が付きました。
当時の自分の気持ちも思い出されました。無理をして封印するのではなく、自然に心が覚えている、ふとした瞬間に思い出す・・。
それでいーのだと思えました。
自分の気持ちに正直に生きていこう・・。
そういう気持ちを与えてくれたのが戸田さんの楽曲でした。
ふと空を見上げた時に、「陽に向かう」が心に染み渡ります。
音楽が与えてくれるパワーは永遠にあたしのエナジー☆です。
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小原信治 (著)
「忘れられない 恋のうた
~Sweet & Bitter~」

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