ワイン界の要人~林秀樹
2008年 05月 08日
僕のラジオ番組にも出演してもらった。「やあ、久しぶり~。ワイン持ってきたんだけど。。。」といつもの調子で現れた。必ず、帰国の際は、超ビンテージワインをお土産に持って帰ってきてくれる。この日も、番組内でワインの話をするなら、ワインあけながら進行したいという、彼の要望もあり、ちょっとしたワイン会番組となった。
周囲へも人一倍気をつかう。少しでも、このワインの味を楽しんで欲しいと可能な限り居合わせるスタッフ全員に声をかける。いかにも、林さんらしい。マニュアルとおりのソムリエなら、誰でもできる。林秀樹の素晴らしさ、スポーツとの共通点は、周囲や環境への対応力。いわゆる、「サービス」ができるということだ。
あの世界チャンピオンソムリエの田崎慎也さんと食事をした時にも全く同じことを言っていた。最近良くレストラン等で見受けるのは、サービスではなくて「作業」にすぎないことだと。ソムリエが確かにマニュアル通りのパフォーマンスをしている。だが、それだけでは、カスターマーサティスファクションにつながらないということだ。思わず納得である。