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SNAIL RAMP
2年半ぶりの
オリジナルアルバム発売!
『SIX LOGIC』

SCHOOL BUS RECORDS "NEXT"
TKCA-73408
¥2,500(tax in)
2008/2/4

1.NEXT TIME
2.JELLY BEANS
3.Mr.SWALLOW
4.THIRTEEN
5.RUSH TO THE FLASH
6.WONDERFUL WORLD
7.THE RABBIT OF RED EYES
8.SHORT STORY
9.BE MY SWEETY
10.GET BACK
11.THE TWINKLE OF THE STARS
12.COUNT ON MY FINGERS

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タケムラ
長かった「俺の膝ブログ」。
お付き合い頂きありがとうございました。

「急にキレ出す担当医」が気になるとの声を、
当カスタマーサービスにお寄せ頂きました件、
感謝の念に耐えません。

皆様の意向、汲み取った上での今日のブログは、



「8/14石丸脱退ライブ・下北沢SHELTER」



についてです。

そうです。

神様であるはずの皆様の声は、軽やかに無視です。

でも「急にキレ出す担当医」の件は、後日にブログに書くか、
ライブで話すかも知れないのでちょいとお待ちを。

では、8/14(土)下北沢SHELTERで行なう、石丸ラストライブの件。

詳細をキチンと発表していなかったので、
今更ながらの説明でございます。

まず、当日は2部制!

1st STAGE「MEMORY」はライブ&スペシャルトークの2本立て。
ライブもさる事ながら、こちらは内容盛り沢山!

SPトークは過去の映像、写真等を使いながら、
「石丸をダシにSNAIL RAMPの歴史を振り返る」というもので、
自分達でも恐ろしい、出来れば皆には観て欲しく無いような
恥ずかしい過去が晒されます。

恐らくほとんど誰も知らないであろう、
オリジナルメンバー3人の写真を始め、
恐怖!石丸ボーカルのスネイルランプLIVEビデオ、
初めて音楽雑誌の載った時の冴えない3人、
雑誌の撮影で妙にカッコつけてる、石丸のちょっとイラつく写真、
何故かけてしまったんだろう竹村のパーマ、

などなど、

その数、

何と、

50数点!!

これが、当時の思い出&裏話トークと共に繰り出されます。

こちらの1st STAGE「MEMORY」は、
8月14日の午後、14時30分オープン、15時スタート。

通常のライブは勿論、それに加えて上記のSPトークを行ないます。

しかも1st STAGE「MEMORY」チケット入場者全員には、
「豪華3点セット」のプレゼントをしちゃいます!

これは、

1.LIVE DEMO CD

2.石丸単独インタビュー掲載のSPフリーペーパー

3.ミニステッカーSET(16枚入り!)

をセットしたもの。

えーTEAM SNAIL RAMP、頑張らせて頂きました。
是非この気持ち、受け取ってやって下さい。

ちなみに、今回のライブ内容を関係者に話すと、

「俺、絶対に一部に行くw!」

と、ゲラ笑い。

まあ俺、こんな事はほとんど言わないんだけど、


「皆様、期待して頂いて結構です!」


多数のご来場、お待ちしております。

そしてその後、19時オープン、19時半スタートと
若干のインターバルをおいて行なわれるは、

2nd STAGE「ROAD TO NEET」。

「スネイル辞めた後、何すんのー?」という俺達の素朴な疑問に、

「何にも決めてないスねー。」

という石丸の素の言葉に、本気で震えたTEAM SNAIL RAMP。

奴がこれほどのポテンシャルを秘めた男だったとは・・・。


そう、石丸の目指す所はワールドカップでもなく、
完全なる「ニート」だったのです。

かくして決まったタイトルが「ROAD TO NEET」。

こちらは完全にLIVE1本。
ワンマンで余す所無く、石丸にドラムを叩いてもらいます。

「もう叩けないです」とか抜かしたら、
俺と松浦が奴のケツを叩きます。

演奏し終わってもイマイチな出来だったら、
もう1回プレイして頂きます。
なので、みんなも、

「あ〜、あそこのドラミング、失敗してんじゃん!」とか、
「コーラスをサボッってんじゃねえよ」、
「ノリがイマイチだったな」と思ったら、遠慮無く、

「もぅ〜1回!もぅ〜1回!」

と再プレイを要求して貰って結構です!!

ま、このブログを読んだ石丸は、
「マ、マジすか!!」と驚愕してるだろうけど。

ちなみにチェックどころとしては、
まず「THIRTEEN」。

曲の一番最後のフィル(ドラムフレーズ)、
既にお気づきの方も数人いらっしゃるのですが、
石丸君、マトモに叩けた事が実はほとんどありません。

自分で考えたフレーズのはずが、叩けないというこの事実。

叩けないのならフレーズを代えるなり、練習するなりすれば良いのに、
それをする事すらしないという、この秘めたる才能。

最後のライブではどうなんでしょうか?

俺が一番興味津々です。


その他にも「竹村、手術後の初ライブ。人造人間として登場」など
見所満載でお送りする、8月14日下北沢シェルター。

1st STAGEと2nd STAGEは完全入れ替え制で、
それぞれにチケットが必要となるのでご注意を。

あ、あとワタクシ、明日からの入院&手術なので
しばらくブログの更新は出来ない可能性が大です。

但し、twitterは入院中もマイペースにツイート出来るので、
良ければ「TAKEMURAAKIRA」をフォローして、
俺の入院生活を垣間みてちょーだい。

そして8月14日下北沢シェルターで会いましょう。



石丸がSNAIL RAMPで叩くドラムは、
もうこの日で最後かー。

あいつと1緒にやってきて、早14年。
長い年月だけど、あっという間だったよ。

イライラした事もあったし、助けられた事もあった。
色んな事があり過ぎたわ。

でも、飽きない14年だったな・・・。

8月14日は、みんなで石丸を送り出してやって欲しいんだ。

みんな、頼んだよ。お願いね。
by ex_snail_ramp | 2010-07-19 15:37 | タケムラ(音楽) | Comments(19)
タケムラ
若すぎる赤ポロ先生に、ちょっとした不安感を抱いてる俺。
そんな事は御構い無しに赤ポロは言った。

「MRIの写真はお持ちのようですから、レントゲンだけ撮りましょう」

俺を台に乗せ、様々な角度から撮影する赤ポロ。
そして終わると「そのままお待ち下さい」という言葉を残し、
どこかに消えていった。

「本当に赤ポロが医師なんだろうか。
 もしアイツに診察されるようなら、別の病院に行こう」

そう考えていると人の来る気配がした。

赤ポロだ!そう思い顔を上げると、
そこにいたのは白衣を来た50歳代の医師らしき男性。

「医師の○○です」

おおお。あなたが○○医師でしたか!
良かった良かった。
っつーか、さっきの赤ポロは一体・・・。

見ると医師の後ろに、さっきの赤ポロがチョコンと座っていた。
どうやら、見習い的な感じらしい。

そして医師からの再度の問診、触診を受ける俺。
医師は仰向けに寝た俺の膝を前後にガコガコ揺すっている。

俺は「前の病院で、靭帯の一部はまだつながっていると言われましたが、
やっぱり手術しないとダメですかね?」と寝たまま訊いてみた。

するとその医師は「えっ?」とびっくりした表情に。

そして「ちょっとMRI見せて」と赤ポロに命じ、写真を一瞥。

「いやいや、これは完全に切れてるよ。靭帯は完全に断裂してるよ」

と宣言。

「え?!いや、でも一部はまだつながってるって言われたんですが・・・。
 ほら、ここの部分って説明されたんですけど。」

と写真を指差し、そう言う俺に医師ははっきりと言った。

「あ〜、ここ?」

「これはね、」




「靭帯のカスだよ、カス!!」



ひぃぃぃぃぃぃぃぃ。

俺はショックだった。
もうこの際、靭帯が完全断裂してようが、一部断裂してようが
どうでも良かったが、

「カスだよ、カス!!」

と、カス呼ばわりされたは初めてだったので、
ちょっと面喰らったのだ。

いや、勿論俺の事をカス呼ばわりしたのでは無い事位、
百も承知なのだが、それでもちょっとびっくり。

そういや、この前ツイッターで、

「ケンタッキーに行って『骨無しチキンのお客様〜』と
 呼び出された時は、罵倒されている気分になった」

という誰かのツイートがあったが、これと似た様なもん。
俺は、その気持ちが良く分かるわ。

で、罵倒されつつも、手術が決定。
でも訊く所によると、手術は別の病院でするらしい。

何でも、元々所属していた大学病院でやる、しかも別の先生が。

「はあ?ウソだろ!俺はあなたが名医だと聞いたから、
 こんな遠い所まで来たんだぜ?」と言いたかった。

しかしそんな俺の表情を察したのか、医師は言った。

「手術を担当する医師は、私の右腕として最も信頼出来る医師で、
 腕も確かだ。そしてそこは麻酔医も豊富で、しっかりしている。
 安心して下さい」

もう仕方ねーか、と思いながらも一応聞いてみた。

「先生にお願いしたいと言ってもダメなんですか?」


答える医師。

「私はねぇ、もうメスを置いちゃったのでね」




先生・・・、

先生・・・、

そのフレーズ、整形外科医の中で流行ってるんすか?

「こう言ったら俺イケてる」的な、言い回しなんすか?
それにしては、ちょっと古いフレーズじゃないですか?

地元の主治医程、タメた言い方では無かったものの、
同じ言い回しをする2人の医師に、俺は遠い目をしたくなった。

しかし結局はその場で先方の大学病院に電話をし、
手術日を仮決定。

7/20に入院して事前検査などをし、
7/22に手術、そこから約2週間の入院が必要らしい。


ふ〜、ブログで説明するのに結構な時間が掛かったが、
ここまでが今の大体の流れ。

細かく言うと、その大学病院にもすでに2回程行き、診察。
そこの担当医師が俺に急にキレ出す、などの事件もあったのだが、
もうその辺はいいよね。

俺の人生初となる手術、そして入院というこのイベント。
多分、普通には終わらない気がするわ。

楽しみな様な、ちょっと怖いような・・・。
by ex_snail_ramp | 2010-07-12 14:33 | タケムラ(その他) | Comments(20)
タケムラ
手術をする事に決めた俺。

主治医はもう手術をしないらしいが、
代わりに誰か名医を紹介してくれるらしい。

「誰がいいんですかね?」

「うーん、そうだなー。膝なら○○先生がいいかな。
 靭帯や半月板の権威だよ。
 実績も豊富。安心して任せられる」

おおおー、なかなか良さそうじゃないか。
で、どこの病院なんだろ。

「元々□□大学病院で執刀しててね。
 今は、えーと、





 どこにいるのか分かんないや。



 今も大学病院にいればいいけどねー」





えええええええ!
何なんすか、その無責任な紹介。
っていうか、それは紹介って言わないだろ・・・。

あまりにもユルい消息の為、
紹介状を書いてもらう訳にもいかずに、
取り敢えず帰宅。

その夜から、俺の「○○先生探し」が始まった。
手掛かりは「名字」、「膝の名医」、「大学病院に勤務?」の3つ。

まずは、その大学病院の整形外科医を片っ端から調べた。

いない・・・。
やはりそこは退職し、他に移ったのか、既に医師を辞めたのか・・・。

そして根気良く探す事しばらく、
お!同じ名字の医師がいるぞ。

元は「□□大学病院」にいたらしい。
これも同じ。

しかも経歴を見ると、これまた大層な感じで書いてある。

そして、とにかくスポーツ選手の怪我にめっぽう強いらしい。
と言うか、基本的に競技レベルのスポーツ選手しか診ないっぽい。

「来たー☆」

主治医が紹介したかった医師は、この人であろう。
いや、万が一違ってても、もういいや。
取り敢えず一度、この人に診てもらおう。

名医だけ有り、予約をしないと診てもらえないらしいが、
その予約もかなり埋まっている。

でもコチラは気ままなバンドマン。

平日昼間をチョイスする事で
何とか2週間後の日付で、予約も取れた。

そして当日。

自宅から1時間40分程かかる道程を経て、
その病院に。

そこはゴミゴミとした住宅街の中に立ち、
意外にもこじんまりとした佇まい。

ここに名医がいるのか?と一瞬不安になる感じ。

それでも受付をし、診察室へ。

「お願いします」と挨拶しながら入ったそこには、


『ジーンズに赤いポロシャツ』


という、極めてラフな、
「いまからコンビニのバイトなんだー」と言い出しかねない格好の
20代前半に見える男性、というか男の子が
医師用の大きいイスに座っていた。

「で、今日はどうしましたか?」

いきなりの問診スタート。

き、き、君が名医?き、君に手術してもらうの?

俺はドギマギしながら、必死に答えた。
大事な膝だ。状況は正確に伝えたい。

が、コイツは信用ならーーん!!

だっておかしいでしょ。
20代前半ってのは若く見えてるだけだとして、
そこは百歩、いや五百歩譲っても、


「ジーンズに赤いポロシャツ」て!


そんな医者は絶対に認めん。

言っとくがなあ、俺は人を外見で判断するタイプなんだぞ。
その俺が、お前に大事な膝を任せるのか?

だってさ、コイツは絶対に手術の時も、
「ジーンズに赤ポロ」だぜ?

イヤだって、そんなの。

あ、まさか、あれか?

「手術で返り血を浴びても、これなら気にならないよ」的な意味で、
赤いポロシャツを着てんのか?

むむむー、ますます小癪な奴め。

俺は問診されながらも、
頭の中では「赤ポロ先生」の存在意味を必死に探っていた。

(今日のおやつ・アルフォート1パックを食べながら、続く)
by ex_snail_ramp | 2010-07-09 05:36 | タケムラ(その他) | Comments(5)
タケムラ
「前十字靭帯断裂でーす」

何だか妙に明るい声で告げる主治医。

「そりゃダメなはずだわ」

俺はガックリもきたが、それよりも
やっと原因の分かった事にある種の安堵感を覚えた。

主治医が説明する。

「ただね、よーく見ると、まだちょっとだけ
 靭帯がつながってる所もあるんだな。ほんとにちょっとだけど。
 分かる?」

俺にMRIの写真を見せる。

「あー、なるほど」

本当はイマイチ分かっては無かったが、
面倒なので分かったフリをする俺。

「まあ結論から言うと、治したいなら手術。
 でもね、キチンとリハビリをすれば日常生活を送れない事は無い。
 不便だけど。出来ない事は多いけど、まあ何とか・・・。」

それって日常生活にバリバリ支障があるんじゃ・・・と思ったが、
そこもスルー。

続ける主治医。

「どっちにしてもね、
 もうキックボクシングは引退でいいんじゃない?」

ええええええええええええええ?????!!!!!
引退っすか?!いきなりの引退勧告っすか?!

「ほら、君だってもう若くないでしょ。もういいんじゃないの?
 手術をしても、元のレベルにまで戻れる可能性は低いし」

何、この投げやりな感じ。
でもまあ、何年も診てもらってきてるし、
これは本音トークなんだろう。

やっぱこの先生おもしれーな。

うーん。俺は考えた。

百歩譲ってキックは引退しても、ライブはまだやりたい。
その時に全然動けず、飛んだりする事も出来ないなんて、
それは自分としても納得がいかない。

上手く弾けないのは全く気にならないが、
動けないのは絶対にイヤだ。

それに万が一、身近にいる奴らに何か危険がふり掛かった時、
咄嗟に動く事が出来なかったら、それは一生の悔いになる。

はたまた、何かの拍子に1万円札を落とし、
そこに強風が吹きでもしてお札が飛ばされたら、
走れない俺は、絶対にそのお札を拾えない。

1万円あったらDedaのハンドル「ZERO100(外外440)」が買える。

俺の心は決まった。

「先生!俺、(自転車のハンドル欲しいんで)手術します!」

そう宣言した俺に、主治医はあっさりと、
そしてちょっとメンドくさそうに言った。

「じゃ、どっか紹介するかー」

へ?え?
あんたがやってくれんじゃねえの?

俺のそんな表情を読み取ったのか、主治医が続ける。



「僕は

 もうね、

 
 メスは置いたんだよ・・・」




先生・・・、

先生・・・、

今、何で急にカッコつけたんすか・・・。




その夜俺は、
「靭帯断裂記念」にケーキを1ホール(小)食べて寝た。


(うんざりしてると思うけど、まだ続く)
by ex_snail_ramp | 2010-07-05 06:59 | タケムラ(その他) | Comments(11)
タケムラ
キックの練習がほとんど出来ない俺。

っていうか、日常生活自体にも支障をきたしていた。

まず普通に歩けない。

そして、歩いている最中の方向転換さえも、
「そろ〜」ってな感じで曲がらないと、
膝が外れる感覚がある。

道路を横断中、信号が点滅してるから急がないと!と思っても、
小走りなんてのも出来ないから、
そのまま歩き続けるしか無く、
周りからみたらかなり感じの悪い、ふてぶてしい奴だったと思う。

あと階段。
昇るのはまだいいが、降りるのがヤバい。
相当の注意を払ってゆっくり降りないと、
ここでも膝が「カクッ」となり、そのまま階段を転げ落ちるハメに。

勿論ライブでも、ジャンプするなんてのは夢のまた夢。
それどころか、横に移動したり、後ずさりするような動きにも
細心の注意が必要だった。

機材を会場に運び入れる際も、
重い機材を持って階段を降りるなんて芸当が出来るはずも無く、
その分、他メンバーやスタッフにお願いするしかなかった。

そして近づいて来る試合の日。

膝は相変わらずだが、もう無理矢理でも練習をしないといけない。
プロとしての責任がある。

しかしとても蹴れないし、足が踏ん張れないから、
パンチも打てないし、組んで膝蹴りってのも無理。

そして当たり前だがフットワークなんてのも使えない。

攻める事も守る事も出来ない状態に、
俺も会長も頭を抱えてしまった。

そんな中でも「辛うじてコレは出来るかも・・・」レベルの技を選び、
ただそれだけを繰り返す日が続いた。

そして当日。

相手は、ここまで無敗で来ている下位ランカー。
俺に勝ったらランキングが入れ替わる為に、彼が4位になる。

「モチベーションは高いだろうなぁ」

そんな事を考えてたらゴングが鳴った。
ゆっくりとした立ち上がりだったが、ラウンドが進むにつれ
パンチャーの相手は前に出て来る。

足を使って捌きたい所だが、俺は全く動けない。
数発のパンチが俺に当たり出す。

「参ったなぁ・・・」

と、仕方無く反撃。

それでも何発かローを当てたら、早くも相手がイヤがり出した。
本来ならばここぞとばかりに行く場面だが、
とにかく膝がダメ。

ヘタしたら俺の膝がダメになり、
俺が勝手に倒れてKO負けする可能性も充分ある。

実際にジムでの練習中にも何度かあったのだ。
ちょっとした動きに膝がついて行けずに、激痛が走り、
そのまま倒れ、のたうち回る俺。

その恐怖がある俺は、結局深追いせずにラウンドを消化。
しかし強いパンチを貰った俺の顔は、

「ええ、俺負けましたけど?」

レベルまで腫れてきている。

そしていよいよ最終ラウンド開始という時、
セコンドについた元・選手の板倉君から、
初めて激しい言葉を聞かされる。

「何やってんすか!」
「いかないとダメですよ!」
「俺の時もケツ叩いてくれたじゃないですか!
 あれで勝てたんすよ!竹さんもいって下さい!」

あまりよく覚えてないのだが、その他にも
とにかく勢いでガーッとわめき散らされた。

同じ様な言葉は、それ以前のラウンドから
他のセコンドからも聞かされてはいたが、
正直な所、俺には響いていなかった。

しかし、普段は年上の俺を立ててくれ、
指図どころかアドバイスめいたものも
遠慮しているの板倉君が、

この日も他のラウンドでは水の用意やイス出しと
黙々と働くだけだった板倉君が、
俺に本気で言ってくれている。

急に俺のテンションに火が付いた。

「おっしゃ!じゃあ俺、絶対いってくるわ!」

リングサイドにいた友人達には、
予想外のデカい声で応える俺の声が聞こえたらしい。

「膝が1生ダメになっても死ぬ訳じゃねーしな。やってやらぁ」

完全に腹を括り、最終ラウンドを闘った。

ラウンド中、肘でのカットに成功し、
ローでダウン寸前まで追い込んだものの、
試合結果はドロー。

やはり前半にパンチを貰い過ぎた為に、それが失点に。

試合後には他ジム会長や選手、あげくは相手側のセコンド陣からも

「めちゃめちゃ動きが悪かったんですけど、どうかしてたんですか?」

との質問を多数。

取り敢えず、

「あー、そうすかね。俺、あんなモンです」

とだけ答えておいた。

結局、ケガをしてから2ヶ月半経っても
良くなる事の無かった、俺の膝。

コレは普通のケガじゃねえやと思い、再度の診察。
MRIに定評のある別病院まで行き、撮影。
それを元に診察を受けた。

MRIの写真を見た主治医はニヤッと笑い、速攻で俺に告げた。


「前十時靭帯、断裂でーす」

(続く)
by ex_snail_ramp | 2010-07-01 03:58 | タケムラ(その他) | Comments(6)
 

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