ご協力ありがとうございました!
【支援物資募集に至るまでの経緯】
10/8(土)後楽園ホールでのタイトルマッチに来て頂いた皆さん、
応援していてくれた皆さん、ありがとうございました。
結果は、残念ながら判定敗けでした。
出来ればベルトを獲って、みんなに喜んで貰えたら良かったんだけど、
チャンピオンになるのもなかなか難しいみたい。
俺が取ったラウンドもあったけど、ダウンを取られてもいるので、
やはり勝負所での強さはチャンピオンにあったね。
ただ不思議と、歴然とした力の差は感じなかったなぁ。
もっと差があると覚悟して臨んでいた一戦だったんだけど。
でも去年の手術、リハビリ、練習開始、
復帰戦、復帰2戦目でタイトルマッチと
怒濤の展開で、張りつめた気持ちが緩む事が無かった、ここ1年数ヶ月。
敗けはしたけどようやく一区切りついた感があり、ホッとしている自分もいます。
キックボクシング的にはしばらくゆっくり休もうとも思えるので、
気は楽な部分も。
ただ練習してないとリバウンドがヒドいからなぁ、俺。
試合時の体脂肪率1桁をキープしないまでも、
12~13%位はキープしとかないと動けないおっさんになっちゃうしな。
そこはうまく調節するか。
何だか話しがズレてきたけど、
今日は取り敢えず試合の報告とお礼まで。
応援していてくれた皆さん、ありがとうございました。
結果は、残念ながら判定敗けでした。
出来ればベルトを獲って、みんなに喜んで貰えたら良かったんだけど、
チャンピオンになるのもなかなか難しいみたい。
俺が取ったラウンドもあったけど、ダウンを取られてもいるので、
やはり勝負所での強さはチャンピオンにあったね。
ただ不思議と、歴然とした力の差は感じなかったなぁ。
もっと差があると覚悟して臨んでいた一戦だったんだけど。
でも去年の手術、リハビリ、練習開始、
復帰戦、復帰2戦目でタイトルマッチと
怒濤の展開で、張りつめた気持ちが緩む事が無かった、ここ1年数ヶ月。
敗けはしたけどようやく一区切りついた感があり、ホッとしている自分もいます。
キックボクシング的にはしばらくゆっくり休もうとも思えるので、
気は楽な部分も。
ただ練習してないとリバウンドがヒドいからなぁ、俺。
試合時の体脂肪率1桁をキープしないまでも、
12~13%位はキープしとかないと動けないおっさんになっちゃうしな。
そこはうまく調節するか。
何だか話しがズレてきたけど、
今日は取り敢えず試合の報告とお礼まで。
ご協力ありがとうございました!
【支援物資募集に至るまでの経緯】
今週末はいよいよ試合。
今は最終調整に入り、練習量も落とし始めた段階です。
しかし減量は未だ真っ最中。
空腹感に耐えるのは余裕だけど、エネルギーが枯渇した時の
あの倦怠感と思考能力がガタッと落ちる感じがキツい。
そして明日、明後日から訪れる水分を極端に制限する日々はもっとツラい。
人間にとって水分がどれほど重要なのかを思い知らされるんだよね。
まあライトからウェルターに階級を上げてからは
減量も昔程キツくはないから、まだ楽なんだけどさ。
ライト級時代は身体的なツラさだけで無くてさ。
もう感情がコントロール出来なくなっちゃうんだよね。
情緒不安定と言うか、感情の不安定さが完全にジェットコースター並み。
基本的に気持ちは沈んでて暗いんだけど、
ちょっとした事ですごくカッとしたり、大した理由も無いのに涙が出て来たり。
体力的にもエネルギーが無いから、2階まで階段で上がれないんだよ。
踊り場で1回休まないと、上がれないの。
それを思ったら、今のウェルター級への減量は楽なはず。
残り数日、頑張るかー。
あ!そう言えば先日のブログからチケットをご購入頂いた方々、
ありがとうございました。
ただ今日の段階で、あそこでの受付分は終了したそうなのでご了承下さい。
多分だけど当日券も出ると思うので
今後は後楽園ホールに直接問い合わせてみて下さい。
あぁ、今日もジムか。
本音を言うと、外には1歩も出たくないけどなー。
はぁ。
今は最終調整に入り、練習量も落とし始めた段階です。
しかし減量は未だ真っ最中。
空腹感に耐えるのは余裕だけど、エネルギーが枯渇した時の
あの倦怠感と思考能力がガタッと落ちる感じがキツい。
そして明日、明後日から訪れる水分を極端に制限する日々はもっとツラい。
人間にとって水分がどれほど重要なのかを思い知らされるんだよね。
まあライトからウェルターに階級を上げてからは
減量も昔程キツくはないから、まだ楽なんだけどさ。
ライト級時代は身体的なツラさだけで無くてさ。
もう感情がコントロール出来なくなっちゃうんだよね。
情緒不安定と言うか、感情の不安定さが完全にジェットコースター並み。
基本的に気持ちは沈んでて暗いんだけど、
ちょっとした事ですごくカッとしたり、大した理由も無いのに涙が出て来たり。
体力的にもエネルギーが無いから、2階まで階段で上がれないんだよ。
踊り場で1回休まないと、上がれないの。
それを思ったら、今のウェルター級への減量は楽なはず。
残り数日、頑張るかー。
あ!そう言えば先日のブログからチケットをご購入頂いた方々、
ありがとうございました。
ただ今日の段階で、あそこでの受付分は終了したそうなのでご了承下さい。
多分だけど当日券も出ると思うので
今後は後楽園ホールに直接問い合わせてみて下さい。
あぁ、今日もジムか。
本音を言うと、外には1歩も出たくないけどなー。
はぁ。
ご協力ありがとうございました!
【支援物資募集に至るまでの経緯】
はっ!気付いたら、またブログの事忘れてたぞ、俺。
でもって慌てて来て見たら、みんながコメントを書いてくれてて
急にやる気になって更新し始めたぞ。
ちなみに今はもう朝方。明けて今日は渋谷WWWでライブなんだな。
しかもその前にはキックの練習に行かないといけないっていう・・・。
コメントに書いてくれてた人もいたけど、
俺、10/8(土)後楽園ホールでタイトルマッチをやる事になったんだ。
万が一チャンピオンに勝てたら
「NKBウェルター級日本チャンピオン」になっちゃうらしい。
この俺が・・・?
ひぃ~、何なんだよ、この展開。
今のランキング自体NKBウェルター級3位だから、
チャンピオンへの挑戦権はあるものの、まさか、ねぇ・・・。
俺、運動はまあ人並みに出来る方ではあったけど、
それでも30歳になる年に素人でジムに入会した事もあって、
まー、最初は何も出来なくてね。
基礎中の基礎であるロープ(縄跳び)だって2分も跳んだら、
「うぅぅ・・・、マジで辛い。もうやめていいっすか・・・?」
と会長に目で訴えて、勘弁して貰った程。
で、その日のジム帰りから足がカクカクして、うまく歩けなくてさ。
でもその夜にニッポン放送で番組があったから、
足を引きづりながら死人の様な顔して行ってさ。
みんなが「一体どうしたの?!」って聞くから、
俺「キックボクシングを始めてみた」
皆「何それw一体何になるつもりw」
俺「いや、別に意図は無いけど、面白いかなぁと思って」
皆「物好きだわw」
俺「いや~、でも人生は分からないからね。
SNAIL RAMPだって、最初に始めた時はこうなるとは思ってなかったよ。
だからキックも意外とプロデビューとかしちゃったりして。へへへ」
皆 → 完全大嘲笑
ってな感じだったからね。
それが本当にプロデビューして、何故か3連勝。
その後、初敗北を喫し、連戦でドロー。
5回戦に昇格した初戦は、初敗北した相手とのランキング戦。
ハイキックでダウンを奪って勝利、リベンジ達成と同時にランキング入り。
勝利の間にドローや敗北を挟みつつ、1年に1~2戦しかしないという
超スローペースで試合を進めた俺が行き着いたのが、
今回のタイトルマッチ。
変な話しです。人生は全く不可解だ。
しかも現チャンピオンは24歳。
身体もデカく、テクニック、パワーを兼ね備えた強いキックボクサー。
その才能を花開かせ、王座に君臨している。
対する挑戦者、俺40歳、腰痛持ち。
ウェルター級にしては身体も小さく、体力面でも完全に下り坂。
開いているのは小鼻の毛穴だ。
一体どうしろと言うのだろう。
ちなみに今日(日付的には昨日)、ディファ有明で行なわれた興行で、
「10/8後楽園ホールでタイトルマッチをするのはこの2人ですよ」的な紹介を
リング上でされ、チャンピオンの栄基選手と挑戦者の俺がそれぞれマイクを握り、
挨拶を行なった。
その挨拶の途中で「今年で40歳になったのですが」と喋ったら、
急に客席がザワザワし始めてさ。
その挨拶イベントが一通り終わって、会場内やトイレで色んな人から
「竹村頑張れよ!お前を応援してやるからな!」と声を掛けて頂き、
とても嬉しかったんだけど、それが全員が全員おっさん達でね。
しかも明らかに同情的な応援なんだな。
ちょっと可笑しかったよ。
でも試合予想は完全にチャンピオン有利だしね。これは揺るがないわな。
あとは俺がどこまで迫れるか、っていう勝負。
もう身体的にも限界を感じているし、
俺の色んな事を犠牲にしてやってきたキックボクシングの
集大成としての今回のタイトルマッチ。
良かったら観に来てやって下さい。
10/8(土)後楽園ホール http://www.tokyo-dome.co.jp/map/#second_left
開場17時・開始17時30分
俺の試合はメインなので一番最後。
通常進行であれば20時半前後の開始だけど、
余裕を持って20時位に会場入りするのが、吉かと思います。
下記アドレスから申し込むと、
チケット指定A席5000円が4500円に割引になりますね。
興味がある、もしくは同情心から応援してやろうという優しい方、
問い合わせ、チケットのお申し込みはコチラから。
kick_info@yahoo.co.jp
うっはー、朝6時半だぞ。寝ろ、俺。
でもって慌てて来て見たら、みんながコメントを書いてくれてて
急にやる気になって更新し始めたぞ。
ちなみに今はもう朝方。明けて今日は渋谷WWWでライブなんだな。
しかもその前にはキックの練習に行かないといけないっていう・・・。
コメントに書いてくれてた人もいたけど、
俺、10/8(土)後楽園ホールでタイトルマッチをやる事になったんだ。
万が一チャンピオンに勝てたら
「NKBウェルター級日本チャンピオン」になっちゃうらしい。
この俺が・・・?
ひぃ~、何なんだよ、この展開。
今のランキング自体NKBウェルター級3位だから、
チャンピオンへの挑戦権はあるものの、まさか、ねぇ・・・。
俺、運動はまあ人並みに出来る方ではあったけど、
それでも30歳になる年に素人でジムに入会した事もあって、
まー、最初は何も出来なくてね。
基礎中の基礎であるロープ(縄跳び)だって2分も跳んだら、
「うぅぅ・・・、マジで辛い。もうやめていいっすか・・・?」
と会長に目で訴えて、勘弁して貰った程。
で、その日のジム帰りから足がカクカクして、うまく歩けなくてさ。
でもその夜にニッポン放送で番組があったから、
足を引きづりながら死人の様な顔して行ってさ。
みんなが「一体どうしたの?!」って聞くから、
俺「キックボクシングを始めてみた」
皆「何それw一体何になるつもりw」
俺「いや、別に意図は無いけど、面白いかなぁと思って」
皆「物好きだわw」
俺「いや~、でも人生は分からないからね。
SNAIL RAMPだって、最初に始めた時はこうなるとは思ってなかったよ。
だからキックも意外とプロデビューとかしちゃったりして。へへへ」
皆 → 完全大嘲笑
ってな感じだったからね。
それが本当にプロデビューして、何故か3連勝。
その後、初敗北を喫し、連戦でドロー。
5回戦に昇格した初戦は、初敗北した相手とのランキング戦。
ハイキックでダウンを奪って勝利、リベンジ達成と同時にランキング入り。
勝利の間にドローや敗北を挟みつつ、1年に1~2戦しかしないという
超スローペースで試合を進めた俺が行き着いたのが、
今回のタイトルマッチ。
変な話しです。人生は全く不可解だ。
しかも現チャンピオンは24歳。
身体もデカく、テクニック、パワーを兼ね備えた強いキックボクサー。
その才能を花開かせ、王座に君臨している。
対する挑戦者、俺40歳、腰痛持ち。
ウェルター級にしては身体も小さく、体力面でも完全に下り坂。
開いているのは小鼻の毛穴だ。
一体どうしろと言うのだろう。
ちなみに今日(日付的には昨日)、ディファ有明で行なわれた興行で、
「10/8後楽園ホールでタイトルマッチをするのはこの2人ですよ」的な紹介を
リング上でされ、チャンピオンの栄基選手と挑戦者の俺がそれぞれマイクを握り、
挨拶を行なった。
その挨拶の途中で「今年で40歳になったのですが」と喋ったら、
急に客席がザワザワし始めてさ。
その挨拶イベントが一通り終わって、会場内やトイレで色んな人から
「竹村頑張れよ!お前を応援してやるからな!」と声を掛けて頂き、
とても嬉しかったんだけど、それが全員が全員おっさん達でね。
しかも明らかに同情的な応援なんだな。
ちょっと可笑しかったよ。
でも試合予想は完全にチャンピオン有利だしね。これは揺るがないわな。
あとは俺がどこまで迫れるか、っていう勝負。
もう身体的にも限界を感じているし、
俺の色んな事を犠牲にしてやってきたキックボクシングの
集大成としての今回のタイトルマッチ。
良かったら観に来てやって下さい。
10/8(土)後楽園ホール http://www.tokyo-dome.co.jp/map/#second_left
開場17時・開始17時30分
俺の試合はメインなので一番最後。
通常進行であれば20時半前後の開始だけど、
余裕を持って20時位に会場入りするのが、吉かと思います。
下記アドレスから申し込むと、
チケット指定A席5000円が4500円に割引になりますね。
興味がある、もしくは同情心から応援してやろうという優しい方、
問い合わせ、チケットのお申し込みはコチラから。
kick_info@yahoo.co.jp
うっはー、朝6時半だぞ。寝ろ、俺。
ご協力ありがとうございました!
【支援物資募集に至るまでの経緯】
本当は高校の同窓会の続きを書くべきなのだが、
その前に取り敢えず、6/12後楽園ホールで行なったキックの試合の事を。
今回の試合は靭帯断裂、手術、入院、リハビリからの
1年4ヶ月振りの復帰戦だった。
膝の手術をしたのが去年の7月22日辺り。
で、8月上旬まで入院し、ほとんど歩けないくせに退院。
2ヶ月位経つと歩けるようにはなっていたが、
後遺症で足を上げる事も出来ないし
筋力がガタ落ちして、患部側の足だけでは
まともに立っている事が出来ない。
入院中から積極的にリハビリに努めてはいたが、
退院後も動かない足をもどかしく思いながら、
辛く、単調でつまらないリハビリ筋トレをひたすら繰り返してきた。
その過程で起きる、身体内部で癒着してしまった筋肉や組織同士が
「バリッ」と剥がれる痛みは尋常じゃなく、
柄にも無く、声を上げてその場にうずくまった事も何度もあった。
それまでは「リハビリ」と聞いても
「機能回復の為の軽い運動」程度の認識だったが、
実際はとんでも無く辛いもので、
嫌がる患者さんが多いというのも分かる話しだった。
キックのジムに顔を出せるようになっても、
みんなに混じってシャドーやミット、
ましてやスパーなどは出来る訳も無く、
ただひたすら数種類のスクワット、チューブトレーニング、
足を動かす練習などを週4~5日繰り返す日々だった。
最初に診てもらった医師からは、
「これ、手術しても元のパフォーマンスには絶対戻らないから、
真剣に競技をする人ほどその結果に愕然として、
ほとんどの人が競技から引退しちゃうよ」
そう宣告されていたし、調べてみても実際そうだった。
でも俺はもうちょっとキックボクシングを続けたかったし、
何より、ライブでもう1回跳べるようになりたかった。
リハビリしか出来ない毎日は、正直気が滅入ったけど
それでも、その気持ちを抑えながら数ヶ月を過ごした。
「競技に戻る目安は、早くて1年後」
そう主治医から申し渡されていた為に、当初復帰戦は10月を目論んでいた。
しかし意地になってリハビリ筋トレをひたすらやる毎日が功を奏したのか、
途中から回復の数値が大幅にアップ。
当初、今年の5~6月位になれば
ある程度ハードな運動の許可が下りる予定だったが、
前倒しで今年3月に貰えたのだ。
但し「靭帯の再断裂の可能性は大きくなる」との注意付き。
再断裂→再手術だけは絶対にイヤだったが、
取り敢えず「6月の興行に出場させて下さい」と会長に直訴した。
長期に渡り試合をしていなかったので、
ランキングもウェルター級の「4位」から「8位」へと下がっていた。
しかし試合は決まり、
組まれた相手は、前回の試合もKOで勝ってランキング入りして来た、
長身のオールラウンドタイプ、結構強い選手だった。
気合いを入れ直してリハビリ中心の運動から、
キックボクシングの練習を始めた俺だったが、
そこにあるのはやはりブランク。
身体が思う様に動かないし、スタミナもガタ落ちしていて、
全く使い物にならない。
そしてネックになったのは、やはり手術をした足だった。
以前の様には動いてくれない。
筋力も落ちている為に動力部分としても劣っている。
そんな再実感をするばかりだった。
しかし練習を続け、試合まであと1週間となった時に
珍しくジムの会長から携帯に電話があった。
何事かと思ったら、「対戦相手が急遽変更」の知らせであった。
格闘技は練習もハードな故に、
試合直前に怪我をして試合が出来なくなる事はままある。
俺も過去には、ちょうど試合1週間前に練習中に足を骨折してしまい、
試合を流してしまった前科がある。
この辺は、もうお互い様なのだ。
問題は代打がいるのか、そしているなら誰が抜擢されるのか、という事。
どうやら代打の選手はいるらしい。
しかし会長の声は冴えない。
「武勇(いさみ)だ・・・」
うぇぇぇぇぇぇ!!
よりによって武勇(いさみ)君?!
この武勇選手は、この4月までライト級のチャンピオンとして君臨していた
めちゃめちゃ強い選手で、重たいパンチとローを武器に
バッタバッタとダウンを取り、チャンピオンまで駆け上がった素晴らしい選手。
1年4ヶ月振りの復帰戦の相手が、よりによって激強の選手かよ・・・。
元々出場する予定だった選手と同じジムの為に、
ジム内で代わりの選手を探そうという事情もあったのだろうが。
俺は不安に襲われた。
負けるだけでは無く、まさかの病院送りも有り得るマッチメイクだった。
別の相手との試合だが、後輩選手も試合で病院送りにされ、
集中治療室で生死の境をさまよった奴もいるのだ。
しかしやらねばならない。
いや、本当にイヤであれば断ることだって出来るんだろうが、
そんな事をしたら、俺は未来の俺に笑われる事になる。
「あん時の俺、すっげえダサかったな。速攻逃げてんじゃん」と。
一応、会長に訊いてみた。
「武勇ですか・・・。会長はどう思います?」
「うーん。厳しいだろうな」
うーん、と考えた風だったが、ほぼ即答だった。
「そりゃ、そうだよなぁ」と思いながらも、
「でも試合は流したくないですし、やります」と答え、電話を切った。
試合まで1週間。
対策を立てる時間はもう無いし
付け焼き刃の対策を立てた所で、通じるレベルじゃないだろう。
「やるしかねーなー」と無理矢理、口に出して言ってはみたもの、
俺は完全に、ブルーで憂鬱で黄昏れてうつむいていた。
もしかしたら涙目だったかも。
そして迎えた試合当日。
控え室に、普段から仲良く接してくれる
他ジムの会長さんがやってきて、こう言った。
「竹村。今日のお前の下馬評、教えてやる。KO負けだ」
その瞬間、「ですよねー」と深く同意して、2人でケタケタ笑った。
そりゃそうなのだ。
自分でも言うのもなんだが、彼と俺とでは格が違う。
彼は強く、26歳にしてチャンピオンまで昇った人間で、
俺は平凡な、アラフォーおっさん選手。
外部から見りゃあ「武勇がどう竹村をKOするか」な試合なのだ。
もうあとは武勇選手の強さを体感してくるしかない。
KO負けは今までした事ないが、それがどんなもんなのか
ここで経験してみるのも、きっと人生の良い糧になるだろう。
記憶が残ってればだけど・・・。
そう思いながらリングに向った。
そしてゴング。
早い段階でパンチを貰った。やっぱり強く、重い。
そしてロー。これは強いというより、速い蹴りだった。
途中で肘も振ってきたが、距離が合ってなかった。
しかしそれは相手セコンドの会長さんが
「肘を出せ!」と指示した事に対して、きちんと反応して出した肘だった。
「セコンドの声を冷静に聞けてるのか。さすがだなー」と感心した。
その後お互いの攻撃が交錯し、ちょっと貰ってしまったが
俺が最後に蹴ったローを一瞬嫌がったように見え、
武勇選手の息使いが変わり始めた。
「あれ、思ったよりも早く流れがきたなぁ」と思い、前進。
そこから蹴った俺に対して、ちょっと距離を詰めてきたので
「ここ!」と思いパンチを強振した。
次の瞬間には身体が伸びたまま、
ゆっくりと後ろに倒れて行く武勇選手が見えた。
「ワァー!!」
後楽園ホールには、観客の歓声なのか
悲鳴なのかも分からない声が響いていた。
「そりゃ武勇選手がダウン取られるなんて、誰も思ってなかったろうなー」
そう思いつつ、絶対に立ってくると思ったので、
彼がどの位のダメージなのかをジッと見詰めていた。
立ったものの足元はフラついてる。しかし試合再開。
「倒すか」と思い、カウンターに気を付けながら近寄り、ラッシュ。
クリーンヒットでは無かったものの、右のパンチで2度目のダウン。
ここでレフェリーが試合を止めた。
まさかの1ラウンドKO勝ちだった。
この結果を予想した人は絶対に誰もいなかったはず。
だって俺でさえびっくりしたもん。
しかもあまりに早い展開だった為に、俺は全くのノーダメージ。
普通は勝っても負けても、どっかしら身体を痛めて
「イタタタ」と足を引きずって帰るもんなんだが、
それすら無い為に「試合をやった!」という充実感も
ちょっと薄いっていう「贅沢な」残念なオマケも。
でも日常生活に支障が出ないってのはとても助かるし、
何より試合翌日から練習が再開できるってのが嬉しい。
こう書くとまるで俺が
練習大好きみたいに聞こえるだろうが、実際は違う。
減量後に来るリバウンドが怖いだけだ。
その為にはちょっとずつでも動いておいた方が
過剰なエネルギーを消費できるからね。
次の試合予定は10月だけど、あんまり太ると減量が大変だし。
今回の試合にあたり、対戦相手変更の困惑、不安に対し、
とても為になる言葉を他ジムの選手や元選手の方々から
頂く事が出来たのは、とてもありがたかった。
会場にもたくさんの方が高いチケットを買ってくれてまで
応援にきて頂け、本当に感謝しています。
そして代打として試合を成立させてくれた武勇選手に
心から敬意を表したいと思います。
そういえばさ、今回の試合にはリハビリの先生も応援に来てくれてたんだ。
手術直後の、全く使い物にならなかった頃から俺の足を診て、
ずうっと親身に指導、アドバイスしてくれてる先生。
俺は主治医よりも、
このリハビリの先生をはるかに信用してるんだけどさ。
この先生が試合当日の午前中にくれたメール、
これで「そうだ。俺はやらなくちゃいけないんだ」と完全に決意したんだよね。
それを最後に紹介します。
「長い間の努力の成果が報われることを願います。
ご健闘御祈りいたします」
皆様の応援、本当にありがとうございました。
その前に取り敢えず、6/12後楽園ホールで行なったキックの試合の事を。
今回の試合は靭帯断裂、手術、入院、リハビリからの
1年4ヶ月振りの復帰戦だった。
膝の手術をしたのが去年の7月22日辺り。
で、8月上旬まで入院し、ほとんど歩けないくせに退院。
2ヶ月位経つと歩けるようにはなっていたが、
後遺症で足を上げる事も出来ないし
筋力がガタ落ちして、患部側の足だけでは
まともに立っている事が出来ない。
入院中から積極的にリハビリに努めてはいたが、
退院後も動かない足をもどかしく思いながら、
辛く、単調でつまらないリハビリ筋トレをひたすら繰り返してきた。
その過程で起きる、身体内部で癒着してしまった筋肉や組織同士が
「バリッ」と剥がれる痛みは尋常じゃなく、
柄にも無く、声を上げてその場にうずくまった事も何度もあった。
それまでは「リハビリ」と聞いても
「機能回復の為の軽い運動」程度の認識だったが、
実際はとんでも無く辛いもので、
嫌がる患者さんが多いというのも分かる話しだった。
キックのジムに顔を出せるようになっても、
みんなに混じってシャドーやミット、
ましてやスパーなどは出来る訳も無く、
ただひたすら数種類のスクワット、チューブトレーニング、
足を動かす練習などを週4~5日繰り返す日々だった。
最初に診てもらった医師からは、
「これ、手術しても元のパフォーマンスには絶対戻らないから、
真剣に競技をする人ほどその結果に愕然として、
ほとんどの人が競技から引退しちゃうよ」
そう宣告されていたし、調べてみても実際そうだった。
でも俺はもうちょっとキックボクシングを続けたかったし、
何より、ライブでもう1回跳べるようになりたかった。
リハビリしか出来ない毎日は、正直気が滅入ったけど
それでも、その気持ちを抑えながら数ヶ月を過ごした。
「競技に戻る目安は、早くて1年後」
そう主治医から申し渡されていた為に、当初復帰戦は10月を目論んでいた。
しかし意地になってリハビリ筋トレをひたすらやる毎日が功を奏したのか、
途中から回復の数値が大幅にアップ。
当初、今年の5~6月位になれば
ある程度ハードな運動の許可が下りる予定だったが、
前倒しで今年3月に貰えたのだ。
但し「靭帯の再断裂の可能性は大きくなる」との注意付き。
再断裂→再手術だけは絶対にイヤだったが、
取り敢えず「6月の興行に出場させて下さい」と会長に直訴した。
長期に渡り試合をしていなかったので、
ランキングもウェルター級の「4位」から「8位」へと下がっていた。
しかし試合は決まり、
組まれた相手は、前回の試合もKOで勝ってランキング入りして来た、
長身のオールラウンドタイプ、結構強い選手だった。
気合いを入れ直してリハビリ中心の運動から、
キックボクシングの練習を始めた俺だったが、
そこにあるのはやはりブランク。
身体が思う様に動かないし、スタミナもガタ落ちしていて、
全く使い物にならない。
そしてネックになったのは、やはり手術をした足だった。
以前の様には動いてくれない。
筋力も落ちている為に動力部分としても劣っている。
そんな再実感をするばかりだった。
しかし練習を続け、試合まであと1週間となった時に
珍しくジムの会長から携帯に電話があった。
何事かと思ったら、「対戦相手が急遽変更」の知らせであった。
格闘技は練習もハードな故に、
試合直前に怪我をして試合が出来なくなる事はままある。
俺も過去には、ちょうど試合1週間前に練習中に足を骨折してしまい、
試合を流してしまった前科がある。
この辺は、もうお互い様なのだ。
問題は代打がいるのか、そしているなら誰が抜擢されるのか、という事。
どうやら代打の選手はいるらしい。
しかし会長の声は冴えない。
「武勇(いさみ)だ・・・」
うぇぇぇぇぇぇ!!
よりによって武勇(いさみ)君?!
この武勇選手は、この4月までライト級のチャンピオンとして君臨していた
めちゃめちゃ強い選手で、重たいパンチとローを武器に
バッタバッタとダウンを取り、チャンピオンまで駆け上がった素晴らしい選手。
1年4ヶ月振りの復帰戦の相手が、よりによって激強の選手かよ・・・。
元々出場する予定だった選手と同じジムの為に、
ジム内で代わりの選手を探そうという事情もあったのだろうが。
俺は不安に襲われた。
負けるだけでは無く、まさかの病院送りも有り得るマッチメイクだった。
別の相手との試合だが、後輩選手も試合で病院送りにされ、
集中治療室で生死の境をさまよった奴もいるのだ。
しかしやらねばならない。
いや、本当にイヤであれば断ることだって出来るんだろうが、
そんな事をしたら、俺は未来の俺に笑われる事になる。
「あん時の俺、すっげえダサかったな。速攻逃げてんじゃん」と。
一応、会長に訊いてみた。
「武勇ですか・・・。会長はどう思います?」
「うーん。厳しいだろうな」
うーん、と考えた風だったが、ほぼ即答だった。
「そりゃ、そうだよなぁ」と思いながらも、
「でも試合は流したくないですし、やります」と答え、電話を切った。
試合まで1週間。
対策を立てる時間はもう無いし
付け焼き刃の対策を立てた所で、通じるレベルじゃないだろう。
「やるしかねーなー」と無理矢理、口に出して言ってはみたもの、
俺は完全に、ブルーで憂鬱で黄昏れてうつむいていた。
もしかしたら涙目だったかも。
そして迎えた試合当日。
控え室に、普段から仲良く接してくれる
他ジムの会長さんがやってきて、こう言った。
「竹村。今日のお前の下馬評、教えてやる。KO負けだ」
その瞬間、「ですよねー」と深く同意して、2人でケタケタ笑った。
そりゃそうなのだ。
自分でも言うのもなんだが、彼と俺とでは格が違う。
彼は強く、26歳にしてチャンピオンまで昇った人間で、
俺は平凡な、アラフォーおっさん選手。
外部から見りゃあ「武勇がどう竹村をKOするか」な試合なのだ。
もうあとは武勇選手の強さを体感してくるしかない。
KO負けは今までした事ないが、それがどんなもんなのか
ここで経験してみるのも、きっと人生の良い糧になるだろう。
記憶が残ってればだけど・・・。
そう思いながらリングに向った。
そしてゴング。
早い段階でパンチを貰った。やっぱり強く、重い。
そしてロー。これは強いというより、速い蹴りだった。
途中で肘も振ってきたが、距離が合ってなかった。
しかしそれは相手セコンドの会長さんが
「肘を出せ!」と指示した事に対して、きちんと反応して出した肘だった。
「セコンドの声を冷静に聞けてるのか。さすがだなー」と感心した。
その後お互いの攻撃が交錯し、ちょっと貰ってしまったが
俺が最後に蹴ったローを一瞬嫌がったように見え、
武勇選手の息使いが変わり始めた。
「あれ、思ったよりも早く流れがきたなぁ」と思い、前進。
そこから蹴った俺に対して、ちょっと距離を詰めてきたので
「ここ!」と思いパンチを強振した。
次の瞬間には身体が伸びたまま、
ゆっくりと後ろに倒れて行く武勇選手が見えた。
「ワァー!!」
後楽園ホールには、観客の歓声なのか
悲鳴なのかも分からない声が響いていた。
「そりゃ武勇選手がダウン取られるなんて、誰も思ってなかったろうなー」
そう思いつつ、絶対に立ってくると思ったので、
彼がどの位のダメージなのかをジッと見詰めていた。
立ったものの足元はフラついてる。しかし試合再開。
「倒すか」と思い、カウンターに気を付けながら近寄り、ラッシュ。
クリーンヒットでは無かったものの、右のパンチで2度目のダウン。
ここでレフェリーが試合を止めた。
まさかの1ラウンドKO勝ちだった。
この結果を予想した人は絶対に誰もいなかったはず。
だって俺でさえびっくりしたもん。
しかもあまりに早い展開だった為に、俺は全くのノーダメージ。
普通は勝っても負けても、どっかしら身体を痛めて
「イタタタ」と足を引きずって帰るもんなんだが、
それすら無い為に「試合をやった!」という充実感も
ちょっと薄いっていう「贅沢な」残念なオマケも。
でも日常生活に支障が出ないってのはとても助かるし、
何より試合翌日から練習が再開できるってのが嬉しい。
こう書くとまるで俺が
練習大好きみたいに聞こえるだろうが、実際は違う。
減量後に来るリバウンドが怖いだけだ。
その為にはちょっとずつでも動いておいた方が
過剰なエネルギーを消費できるからね。
次の試合予定は10月だけど、あんまり太ると減量が大変だし。
今回の試合にあたり、対戦相手変更の困惑、不安に対し、
とても為になる言葉を他ジムの選手や元選手の方々から
頂く事が出来たのは、とてもありがたかった。
会場にもたくさんの方が高いチケットを買ってくれてまで
応援にきて頂け、本当に感謝しています。
そして代打として試合を成立させてくれた武勇選手に
心から敬意を表したいと思います。
そういえばさ、今回の試合にはリハビリの先生も応援に来てくれてたんだ。
手術直後の、全く使い物にならなかった頃から俺の足を診て、
ずうっと親身に指導、アドバイスしてくれてる先生。
俺は主治医よりも、
このリハビリの先生をはるかに信用してるんだけどさ。
この先生が試合当日の午前中にくれたメール、
これで「そうだ。俺はやらなくちゃいけないんだ」と完全に決意したんだよね。
それを最後に紹介します。
「長い間の努力の成果が報われることを願います。
ご健闘御祈りいたします」
皆様の応援、本当にありがとうございました。
ご協力ありがとうございました!
【支援物資募集に至るまでの経緯】
前のブログから随分空いちゃったわ。すみません。
どうもtwitterをやってると、そちらの書き込みが増えて
こちらが疎かになってきたりしちゃうんだよね。
twitterも携帯で出来るので、まだな人はこの機会に是非!
あっちだと俺、画像とかもちょいちょい貼っております。
俺のアカウントは TAKEMURAAKIRA です。
最近はスネイルのライブもご無沙汰で、
もっぱら6/12(日)後楽園ホールで行なう、キックボクシングの復帰戦に
向けての練習&減量に必死状態。
試合1週間前になっての対戦相手の変更があり、
しかもその相手が4月までチャンピオンだった「武勇 晃選手」。
去年の手術・入院&リハビリを経て、約1年半振りの試合なので
普通はそのレベルに合った相手と対戦するもの。
それが急遽キャンセルになり、いきなりのキャリア最強の選手とやるハメに・・・。
前にも当時現役チャンピオンだった松本選手とやった時があったが、
この時はそこそこの間隔で試合をしていたので、
ダウンを取られながらも後半に追いつき、何とかドローにする事が出来た。
しかし今回は「試合勘は鈍ってる」、「手術はしたけどパフォーマンスは落ちた」、
「私もお年を召しました」、の三重苦。
どうしよっかねぇ。
ちなみに、同じジムの昔っからいる仲の良い会員さんは、
「試合前に菓子折り持って行った方がいいんじゃないスか?」
とありがたいアドバイスをくれた。
俺もそれは良い案だと深く感心し、
今では、どんなスイーツにするかネット検索してる毎日だ。
多分、堂島ロールにすると思うけど。
もしお勧めの贈り物(ワイロ)があったら、
皆さんも教えて下さい。
俺の命にかかわってるんで。
そんな憂鬱な毎日を過ごす中、先日高校の同窓会があった。
しかもクラスの同窓会では無く、学年全体の同窓会。
卒業してから22年が経過、いきなり学年同窓会があったのだ。
「これ、どの位の人が来るんだろ・・・」
と思いながら眺めた、その案内状。
今後の展開はまた後日。
どうもtwitterをやってると、そちらの書き込みが増えて
こちらが疎かになってきたりしちゃうんだよね。
twitterも携帯で出来るので、まだな人はこの機会に是非!
あっちだと俺、画像とかもちょいちょい貼っております。
俺のアカウントは TAKEMURAAKIRA です。
最近はスネイルのライブもご無沙汰で、
もっぱら6/12(日)後楽園ホールで行なう、キックボクシングの復帰戦に
向けての練習&減量に必死状態。
試合1週間前になっての対戦相手の変更があり、
しかもその相手が4月までチャンピオンだった「武勇 晃選手」。
去年の手術・入院&リハビリを経て、約1年半振りの試合なので
普通はそのレベルに合った相手と対戦するもの。
それが急遽キャンセルになり、いきなりのキャリア最強の選手とやるハメに・・・。
前にも当時現役チャンピオンだった松本選手とやった時があったが、
この時はそこそこの間隔で試合をしていたので、
ダウンを取られながらも後半に追いつき、何とかドローにする事が出来た。
しかし今回は「試合勘は鈍ってる」、「手術はしたけどパフォーマンスは落ちた」、
「私もお年を召しました」、の三重苦。
どうしよっかねぇ。
ちなみに、同じジムの昔っからいる仲の良い会員さんは、
「試合前に菓子折り持って行った方がいいんじゃないスか?」
とありがたいアドバイスをくれた。
俺もそれは良い案だと深く感心し、
今では、どんなスイーツにするかネット検索してる毎日だ。
多分、堂島ロールにすると思うけど。
もしお勧めの贈り物(ワイロ)があったら、
皆さんも教えて下さい。
俺の命にかかわってるんで。
そんな憂鬱な毎日を過ごす中、先日高校の同窓会があった。
しかもクラスの同窓会では無く、学年全体の同窓会。
卒業してから22年が経過、いきなり学年同窓会があったのだ。
「これ、どの位の人が来るんだろ・・・」
と思いながら眺めた、その案内状。
今後の展開はまた後日。
ご協力ありがとうございました!
【支援物資募集に至るまでの経緯】
2月27日後楽園ホールで、キックボクシングの試合を
久し振りに行ないました。
結果はドロー。
何だか自分のエンジンの掛かるのが遅く、
不甲斐の無い試合をしてしまい、お恥ずかしい限り・・・。
万全とは全く言えないコンディションの中、始まった試合。
ローキックでダメージを与え、5Rには肘で相手の額をカットするなど、
ある程度の事は出来たもの、前半にパンチを貰い過ぎました。
試合後には相手陣営からも、
「動きが悪かったですけど、どうかしてたんですか?」
と聞かれる有り様。
ただ、あの時のあの状態で、
プロとしてのベストは尽くそうと、そう思いリングに立った。
ただ、結果がこれじゃあなぁ。
すいせん、出直して来ます。
今回の試合で印象深かったのは、対戦相手のオオヤ選手。
勿論、全く故意でもなんでも無いのだが、
バッティング(頭突きの様に頭同士がぶつかる事)が起きたり、
俺が誤ってローブローを蹴ってしまった事があった。
ローブローに至っては、多分2〜3回当ててしまったのだ。
ファウルカップをしているから大丈夫というのはあるが、
それでも選手によっては、それをことさらアピールしたり、
ひどい選手になると当たってもいないのに、
「ローブローだ!」と痛がるフリをして休む選手も
過去の対戦相手にはいた。
しかし、このオオヤ選手は痛がるどころか、
レフェリーに対して変なアピールもしないし、
それまでの流れ通り、試合を続行していた。
オオヤ選手は中盤からスタミナも切れ始めてて、
休みたかったろうに、それでも流れを止めずに闘い続けた。
「気持ちの良い選手だ・・・」
闘いながらも俺はそんな事を思っていた。
ちなみにオオヤ選手は35歳。
小細工しない、フェアな所は年齢もあるのかなぁ。
結果は決して満足いく物ではなかったけど、
試合としては後味の悪くない試合でした。
最後になりましたが、
応援に駆けつけてくれた皆様、ありがとうございました。
安くないチケットを買って頂き、
忙しい所をわざわざ後楽園ホールまで来て頂き、応援して貰える。
それがあるから日々の辛い練習、減量に耐え、
本番で「死んでもいいか」と思い、闘う事が出来ます。
次の試合をする時も、是非応援して頂き、
一緒に闘って貰えると嬉しいです。
ありがとうございました。
久し振りに行ないました。
結果はドロー。
何だか自分のエンジンの掛かるのが遅く、
不甲斐の無い試合をしてしまい、お恥ずかしい限り・・・。
万全とは全く言えないコンディションの中、始まった試合。
ローキックでダメージを与え、5Rには肘で相手の額をカットするなど、
ある程度の事は出来たもの、前半にパンチを貰い過ぎました。
試合後には相手陣営からも、
「動きが悪かったですけど、どうかしてたんですか?」
と聞かれる有り様。
ただ、あの時のあの状態で、
プロとしてのベストは尽くそうと、そう思いリングに立った。
ただ、結果がこれじゃあなぁ。
すいせん、出直して来ます。
今回の試合で印象深かったのは、対戦相手のオオヤ選手。
勿論、全く故意でもなんでも無いのだが、
バッティング(頭突きの様に頭同士がぶつかる事)が起きたり、
俺が誤ってローブローを蹴ってしまった事があった。
ローブローに至っては、多分2〜3回当ててしまったのだ。
ファウルカップをしているから大丈夫というのはあるが、
それでも選手によっては、それをことさらアピールしたり、
ひどい選手になると当たってもいないのに、
「ローブローだ!」と痛がるフリをして休む選手も
過去の対戦相手にはいた。
しかし、このオオヤ選手は痛がるどころか、
レフェリーに対して変なアピールもしないし、
それまでの流れ通り、試合を続行していた。
オオヤ選手は中盤からスタミナも切れ始めてて、
休みたかったろうに、それでも流れを止めずに闘い続けた。
「気持ちの良い選手だ・・・」
闘いながらも俺はそんな事を思っていた。
ちなみにオオヤ選手は35歳。
小細工しない、フェアな所は年齢もあるのかなぁ。
結果は決して満足いく物ではなかったけど、
試合としては後味の悪くない試合でした。
最後になりましたが、
応援に駆けつけてくれた皆様、ありがとうございました。
安くないチケットを買って頂き、
忙しい所をわざわざ後楽園ホールまで来て頂き、応援して貰える。
それがあるから日々の辛い練習、減量に耐え、
本番で「死んでもいいか」と思い、闘う事が出来ます。
次の試合をする時も、是非応援して頂き、
一緒に闘って貰えると嬉しいです。
ありがとうございました。
ご協力ありがとうございました!
【支援物資募集に至るまでの経緯】
いよいよ今週土曜に迫って来た、キックの試合。
今度の相手は「マサ・オオヤ」選手。
ウェルター級6位とか7位の選手。
いや、ランキングって結構変わるから、選手自身も知らない内に
下がってたり、上がってたりすんだよ。
んで俺は、ウェルター級(リミット66.68kg)4位。
これも知らない内に上がってた。
前々回の試合まではライト級(リミット61.23kg)だったから、
もうホントに減量がきつくてきつくて、周りの選手やジムメイトにも
同情される程だったが、ウェルターに上げてからはその苦しみからも解放。
今まで10kg落としてたのを、5kg落とすだけでいいなんて
天と地の差がある位。
最もその分、試合で大きな選手とやるハメになるから、
本番で地獄を見る訳ですがね。
そういや前回は、他ジムではあるものの
対戦をきっかけに仲良くなった盟友、石川君がプレゼントしてくれた
どピンクのキックトランクス「エロ・ド・ピンク」を履いて試合に臨んだ。
しかし今回は封印。
だってさ、今回対戦の「マサ・オオヤ」選手。
石川君と同じジム・八王子FSG所属なんだよね・・・。
石川君もオオヤ選手のセコンドに付くだろうし、
そこに俺が、石川君から頂いたトランクスでリングに立つってのもねぇ。
石川君とオオヤ選手の間に、
微妙な空気が流れるのを感じちゃったら、
俺、
マジ、試合どころじゃないですから。
そんな訳で今回は、別のトランクスで試合します。
まあ試合用の赤コーナータイプが、まだ2〜3枚あるから、
そん中から選ぶか。
あー、試合終わったら何食べようかなー。
それが一番の楽しみです。
今度の相手は「マサ・オオヤ」選手。
ウェルター級6位とか7位の選手。
いや、ランキングって結構変わるから、選手自身も知らない内に
下がってたり、上がってたりすんだよ。
んで俺は、ウェルター級(リミット66.68kg)4位。
これも知らない内に上がってた。
前々回の試合まではライト級(リミット61.23kg)だったから、
もうホントに減量がきつくてきつくて、周りの選手やジムメイトにも
同情される程だったが、ウェルターに上げてからはその苦しみからも解放。
今まで10kg落としてたのを、5kg落とすだけでいいなんて
天と地の差がある位。
最もその分、試合で大きな選手とやるハメになるから、
本番で地獄を見る訳ですがね。
そういや前回は、他ジムではあるものの
対戦をきっかけに仲良くなった盟友、石川君がプレゼントしてくれた
どピンクのキックトランクス「エロ・ド・ピンク」を履いて試合に臨んだ。
しかし今回は封印。
だってさ、今回対戦の「マサ・オオヤ」選手。
石川君と同じジム・八王子FSG所属なんだよね・・・。
石川君もオオヤ選手のセコンドに付くだろうし、
そこに俺が、石川君から頂いたトランクスでリングに立つってのもねぇ。
石川君とオオヤ選手の間に、
微妙な空気が流れるのを感じちゃったら、
俺、
マジ、試合どころじゃないですから。
そんな訳で今回は、別のトランクスで試合します。
まあ試合用の赤コーナータイプが、まだ2〜3枚あるから、
そん中から選ぶか。
あー、試合終わったら何食べようかなー。
それが一番の楽しみです。
ご協力ありがとうございました!
【支援物資募集に至るまでの経緯】
先日、知り合いのライブを観に行った。
ライブが終わり、ゴッタ返すフロアを抜けロビーへ。
そこで、その日のお客さんだったであろう女の子、
というか女性から「あっ!」と声を掛けられた。
SNAIL RAMPを知ってくれてる人なのかな、と思ったら、
その女性は、
「キックボクサーの方ですよね?!」
と喋りかけて来たのだ。
正直、かなり戸惑った。
スネイルのメンバーと認識され、声を掛けられる事はあっても
バンド抜きのキックボクサーとして声を掛けられる事は非常に稀、
しかもここはライブハウス。
「え?えぇ、まぁ、い、一応・・・。」
しどろもどろになりながら答えると、
その女性はにこやかに喋り出した。
「あなたが後楽園の試合で斬られて、医務室に縫われに来た時に
私、その場に居たんですよ!」
キックの試合は怪我、特に肘の攻撃による裂傷が多い為に
試合時には医師が常駐。
斬られた傷口は試合後にすぐ縫ってもらえるのだが、
彼女はそこの医務室に看護士としていたのだろう。
それにしても俺みたいな一介の選手をよく覚えてたなぁ、
この看護士さん。
「まだ現役なんですか?」と聞かれたので、
「試合頻度は少ないけど、一応」と答えると
「そうですか、頑張って下さいね!じゃ、また!」と、
えらく爽やか言われた。
「じゃ、また!」と言われたが、また会うって事は
俺、また斬られるって事じゃんか・・・。
さー、明日からまたライブ2連チャンです。
21日(土)渋谷O-NEST
22日(日)福岡 九州大学学祭
今回の福岡では、自転車に乗る時間が無さそうな為に
遭難の可能性は低そうですが油断せずに行動して参ります。
12月12日「SCRAMBLE!!」、
チェリコとの2マンに向けてもリハしないとなー。
スネイル初の2マンだし、時間もたっぷりあるから
曲もたくさんやる予定。
久し振りの曲をやろうとするとシドロモドロになるから、
キョドらない程度までは、しっかりリハしとかないとな。
ではまた〜。
ライブが終わり、ゴッタ返すフロアを抜けロビーへ。
そこで、その日のお客さんだったであろう女の子、
というか女性から「あっ!」と声を掛けられた。
SNAIL RAMPを知ってくれてる人なのかな、と思ったら、
その女性は、
「キックボクサーの方ですよね?!」
と喋りかけて来たのだ。
正直、かなり戸惑った。
スネイルのメンバーと認識され、声を掛けられる事はあっても
バンド抜きのキックボクサーとして声を掛けられる事は非常に稀、
しかもここはライブハウス。
「え?えぇ、まぁ、い、一応・・・。」
しどろもどろになりながら答えると、
その女性はにこやかに喋り出した。
「あなたが後楽園の試合で斬られて、医務室に縫われに来た時に
私、その場に居たんですよ!」
キックの試合は怪我、特に肘の攻撃による裂傷が多い為に
試合時には医師が常駐。
斬られた傷口は試合後にすぐ縫ってもらえるのだが、
彼女はそこの医務室に看護士としていたのだろう。
それにしても俺みたいな一介の選手をよく覚えてたなぁ、
この看護士さん。
「まだ現役なんですか?」と聞かれたので、
「試合頻度は少ないけど、一応」と答えると
「そうですか、頑張って下さいね!じゃ、また!」と、
えらく爽やか言われた。
「じゃ、また!」と言われたが、また会うって事は
俺、また斬られるって事じゃんか・・・。
さー、明日からまたライブ2連チャンです。
21日(土)渋谷O-NEST
22日(日)福岡 九州大学学祭
今回の福岡では、自転車に乗る時間が無さそうな為に
遭難の可能性は低そうですが油断せずに行動して参ります。
12月12日「SCRAMBLE!!」、
チェリコとの2マンに向けてもリハしないとなー。
スネイル初の2マンだし、時間もたっぷりあるから
曲もたくさんやる予定。
久し振りの曲をやろうとするとシドロモドロになるから、
キョドらない程度までは、しっかりリハしとかないとな。
ではまた〜。
ご協力ありがとうございました!
【支援物資募集に至るまでの経緯】
うちのジムの若手プロ選手、修平。
こいつがちょっとばかし天然なのは前回書いた。
んでこの修平と同い歳に、高島ってプロ選手もいる。
この2人が一緒になると、ますますヘンテコ。
ある時「サークリング」の話しになった。
「サークリング」はステップワークの種類で、
要は横方向にサイドステップし、円を描くように動くという物だ。
それがこの2人は出来ないという。
いや、試合やスパーリングで上手く出てこないというなら、分かる。
2人は「横方向にスムーズに動けない」と言うのだ。
その訴えを受けた俺は最初意味が分からず、
取り合えずお互いを向かい合って立たせ、
「じゃあこの位置関係でサークリングしてみ」と言った。
スッ、スッ、スッ、スッ、スッと普通はステップしていく。
しかし奴らときたら、
ぴょ~ん、ぴよ~ん、ぴよ~ん、ぴよ~んと何とも間が抜けている。
本来は身体が上下せずに横方向に進むはずが、
何故か縦方向にも身体が浮き上がりながら、サークリングしている。
「お前ら、何だよ、それ!」
俺は呆れ、「こうやるんだよ」と教え、やっても見せてた。
そして「じゃ、もう一回やってみ」の声で、再び回りだす2人。
ぴよ~ん、ぴよ~ん、ぴよ~ん、ぴよ~ん・・・。
やっぱりダメだ。
そうしていると会長が姿を現した。
そして一言。
「修平!高島!遊んでないでちゃんと練習しろ!!」
え、いや、会長、これでも一応練習中で・・・。
しかし、仕方あるまい。
2人がぴよ~ん、ぴよ~ん、ぴよ~んとサークリングする姿は、
何か、こう、「森の妖精が2匹、野原で遊んでいる」感じだ。
しかもお互いのフォームが可笑しいのは分かるようで
相手の姿を見て「フフフフ」と薄ら笑いを浮かべながらの
サークリング。
お前ら、気持ち悪いっつーの。
しかしこんな2人の戦績が、
修平3戦3勝(2KO)、高島2戦2勝(1KO)ってんだから
びっくりです・・・。
そしてコンスタントに試合出来そうな修平は
きっと近いうちに5回戦昇格、
上手い事行けば、ランキングにも入ってくるかも知れません。
でもそれまでにはサークリングを覚えてくれよ、修平。
多分、無理だな・・・。
こいつがちょっとばかし天然なのは前回書いた。
んでこの修平と同い歳に、高島ってプロ選手もいる。
この2人が一緒になると、ますますヘンテコ。
ある時「サークリング」の話しになった。
「サークリング」はステップワークの種類で、
要は横方向にサイドステップし、円を描くように動くという物だ。
それがこの2人は出来ないという。
いや、試合やスパーリングで上手く出てこないというなら、分かる。
2人は「横方向にスムーズに動けない」と言うのだ。
その訴えを受けた俺は最初意味が分からず、
取り合えずお互いを向かい合って立たせ、
「じゃあこの位置関係でサークリングしてみ」と言った。
スッ、スッ、スッ、スッ、スッと普通はステップしていく。
しかし奴らときたら、
ぴょ~ん、ぴよ~ん、ぴよ~ん、ぴよ~んと何とも間が抜けている。
本来は身体が上下せずに横方向に進むはずが、
何故か縦方向にも身体が浮き上がりながら、サークリングしている。
「お前ら、何だよ、それ!」
俺は呆れ、「こうやるんだよ」と教え、やっても見せてた。
そして「じゃ、もう一回やってみ」の声で、再び回りだす2人。
ぴよ~ん、ぴよ~ん、ぴよ~ん、ぴよ~ん・・・。
やっぱりダメだ。
そうしていると会長が姿を現した。
そして一言。
「修平!高島!遊んでないでちゃんと練習しろ!!」
え、いや、会長、これでも一応練習中で・・・。
しかし、仕方あるまい。
2人がぴよ~ん、ぴよ~ん、ぴよ~んとサークリングする姿は、
何か、こう、「森の妖精が2匹、野原で遊んでいる」感じだ。
しかもお互いのフォームが可笑しいのは分かるようで
相手の姿を見て「フフフフ」と薄ら笑いを浮かべながらの
サークリング。
お前ら、気持ち悪いっつーの。
しかしこんな2人の戦績が、
修平3戦3勝(2KO)、高島2戦2勝(1KO)ってんだから
びっくりです・・・。
そしてコンスタントに試合出来そうな修平は
きっと近いうちに5回戦昇格、
上手い事行けば、ランキングにも入ってくるかも知れません。
でもそれまでにはサークリングを覚えてくれよ、修平。
多分、無理だな・・・。
ご協力ありがとうございました!
【支援物資募集に至るまでの経緯】
久々にキックボクシングの話しを。
6月12日(金)に後楽園ホールで興行があり、
うちのジム「ケーアクティブ」からも
「石井修平」という選手が出場した。
この修平、なかなかの男前だし、練習にも頑張ってついてくる。
当初は不器用だったが、
練習量に比例してテクニックも徐々に身に付いてきた。
戦績もデビュー以来2連勝し、もし今回勝てば3戦3勝。
なかなかの成績だ。
しかし天然なトコもあり、
ジム内でも会長や俺を時々「?????」と困惑させる。
修平は毎練習時にテーピングを使うのだが、持っていなかったらしく
会長に「テーピング借りてもいいっすか?」と聞き、
ジムのを使わせてもらった時があった。
普通は使用分だけを切り取り、あとはそのまますぐ返すのだが
修平は使用後もテーピングをリングサイドに出しっ放し。
練習後、それを見つけた会長が、
「リングサイドにあったテーピング、これ修平が使ったやつか?」
と聞くと、「あ、そうです。借りたやつです」と即答、
回収したかと思うと、何故か自分のロッカーにしまっていた。
「それ、ジムのじゃ・・・」と会長と俺は同時に思ったが、
敢えて泳がしてみた。
一事が万事この調子の修平、
試合当日に会場入りしてからもなかなかアップせず、
セコンド陣はヤキモキ。
何とか試合には間に合い、いよいよゴング。
格上の選手だったが、勝算はバッチリ。
本人には言わなかったが80%勝てると思っていた。
その読み通り序盤から圧倒し、1Rで早くも2ダウン目を取り、圧勝ムード。
倒れた相手選手に対しカウントするレフェリー。
相手はまだ立ちそうだ。
「すぐ行くんだぞ!」
会長が大声で指示を出す。
相手は立ったがダメージは残っている。
レフェリーの「ファイト!」の声がかかったら、
すぐ仕留めに行かねばならない。
見ると、相手選手は立ったが出血しているらしく、
レフェリーがカウントは止めたが傷をちょっと見ている。
ニュートラルコーナーにいる修平に、
俺は「カウンターのパンチには気を付けろよ!」と叫んだ。
ダウンした相手に襲いかかろうとした時に、
カウンターでパンチを貰って逆転KOされるケースもままある。
しかし・・・、声をかけたニュートラルコーナーに修平はいなかった。
次の瞬間、ロープ沿いに相手選手目掛けて、一直線に走り込む修平が見えた。
「あれ?あいつ何を・・・?」
そして一瞬の沈黙の後、怒号、悲鳴、驚愕のどよめきが
後楽園ホールにドワーッと響いた。
修平は何を思ったのか、
相手選手に、
跳び膝蹴りを喰らわせていた・・・.
「マジかよぉ、あのバカー!!」
頭を抱え込むケーアクティブ・セコンド陣。
リングを見ると修平はレフェリーにすっげえ怒られてる。
当たり前だ。こんなにあからさまな反則、うちの団体では見た事無い。
でも怒られている修平は「え?え?え?何で?」みたいな顔している。
そして1R目終了。
審判団協議の結果、
相手選手ダメージ回復の為に30秒のインターバルを与え、
1ダウンは取り消しの上、修平に減点1。
当たり前だ。なんなら非常に軽い処分でさえあると思う。
俺が相手選手セコンド陣だったら、激怒し、猛烈に抗議していたはず。
そして2R目が開始。
修平が放った左ミドルキックが、偶然屈んだ相手のアゴにどんぴしゃヒット。
そのままKO勝ちした。
控え室に帰って来た修平に
「お前、何であそこで攻撃したんだよ?!」と詰問。
「いや、だって・・・、すぐ行け!って言われたんで、
すぐ行きました・・・」
との弁。
修平、お前はルールを知らないのか・・・?
実は相手選手のノリ君、他ジム若手選手の中では結構喋る間柄なので、
余計に申し訳なく思い、試合後に相手セコンドの方と
ノリ本人に謝りに行きました。
「仕方無いですよー」と言ってもらえたから、まだ良かったものの、
興行後にうちの会長と
「あれほどの天然だとは思わなかった。修平には以後気をつけましょう」
と再確認。
そういや、修平と同い年の選手がいるんだが、
こいつらが2人揃うともっと変。
ま、この話しはまたそのうちにでもするか。んじゃ。
6月12日(金)に後楽園ホールで興行があり、
うちのジム「ケーアクティブ」からも
「石井修平」という選手が出場した。
この修平、なかなかの男前だし、練習にも頑張ってついてくる。
当初は不器用だったが、
練習量に比例してテクニックも徐々に身に付いてきた。
戦績もデビュー以来2連勝し、もし今回勝てば3戦3勝。
なかなかの成績だ。
しかし天然なトコもあり、
ジム内でも会長や俺を時々「?????」と困惑させる。
修平は毎練習時にテーピングを使うのだが、持っていなかったらしく
会長に「テーピング借りてもいいっすか?」と聞き、
ジムのを使わせてもらった時があった。
普通は使用分だけを切り取り、あとはそのまますぐ返すのだが
修平は使用後もテーピングをリングサイドに出しっ放し。
練習後、それを見つけた会長が、
「リングサイドにあったテーピング、これ修平が使ったやつか?」
と聞くと、「あ、そうです。借りたやつです」と即答、
回収したかと思うと、何故か自分のロッカーにしまっていた。
「それ、ジムのじゃ・・・」と会長と俺は同時に思ったが、
敢えて泳がしてみた。
一事が万事この調子の修平、
試合当日に会場入りしてからもなかなかアップせず、
セコンド陣はヤキモキ。
何とか試合には間に合い、いよいよゴング。
格上の選手だったが、勝算はバッチリ。
本人には言わなかったが80%勝てると思っていた。
その読み通り序盤から圧倒し、1Rで早くも2ダウン目を取り、圧勝ムード。
倒れた相手選手に対しカウントするレフェリー。
相手はまだ立ちそうだ。
「すぐ行くんだぞ!」
会長が大声で指示を出す。
相手は立ったがダメージは残っている。
レフェリーの「ファイト!」の声がかかったら、
すぐ仕留めに行かねばならない。
見ると、相手選手は立ったが出血しているらしく、
レフェリーがカウントは止めたが傷をちょっと見ている。
ニュートラルコーナーにいる修平に、
俺は「カウンターのパンチには気を付けろよ!」と叫んだ。
ダウンした相手に襲いかかろうとした時に、
カウンターでパンチを貰って逆転KOされるケースもままある。
しかし・・・、声をかけたニュートラルコーナーに修平はいなかった。
次の瞬間、ロープ沿いに相手選手目掛けて、一直線に走り込む修平が見えた。
「あれ?あいつ何を・・・?」
そして一瞬の沈黙の後、怒号、悲鳴、驚愕のどよめきが
後楽園ホールにドワーッと響いた。
修平は何を思ったのか、
相手選手に、
跳び膝蹴りを喰らわせていた・・・.
「マジかよぉ、あのバカー!!」
頭を抱え込むケーアクティブ・セコンド陣。
リングを見ると修平はレフェリーにすっげえ怒られてる。
当たり前だ。こんなにあからさまな反則、うちの団体では見た事無い。
でも怒られている修平は「え?え?え?何で?」みたいな顔している。
そして1R目終了。
審判団協議の結果、
相手選手ダメージ回復の為に30秒のインターバルを与え、
1ダウンは取り消しの上、修平に減点1。
当たり前だ。なんなら非常に軽い処分でさえあると思う。
俺が相手選手セコンド陣だったら、激怒し、猛烈に抗議していたはず。
そして2R目が開始。
修平が放った左ミドルキックが、偶然屈んだ相手のアゴにどんぴしゃヒット。
そのままKO勝ちした。
控え室に帰って来た修平に
「お前、何であそこで攻撃したんだよ?!」と詰問。
「いや、だって・・・、すぐ行け!って言われたんで、
すぐ行きました・・・」
との弁。
修平、お前はルールを知らないのか・・・?
実は相手選手のノリ君、他ジム若手選手の中では結構喋る間柄なので、
余計に申し訳なく思い、試合後に相手セコンドの方と
ノリ本人に謝りに行きました。
「仕方無いですよー」と言ってもらえたから、まだ良かったものの、
興行後にうちの会長と
「あれほどの天然だとは思わなかった。修平には以後気をつけましょう」
と再確認。
そういや、修平と同い年の選手がいるんだが、
こいつらが2人揃うともっと変。
ま、この話しはまたそのうちにでもするか。んじゃ。
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