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SNAIL RAMP
2年半ぶりの
オリジナルアルバム発売!
『SIX LOGIC』

SCHOOL BUS RECORDS "NEXT"
TKCA-73408
¥2,500(tax in)
2008/2/4

1.NEXT TIME
2.JELLY BEANS
3.Mr.SWALLOW
4.THIRTEEN
5.RUSH TO THE FLASH
6.WONDERFUL WORLD
7.THE RABBIT OF RED EYES
8.SHORT STORY
9.BE MY SWEETY
10.GET BACK
11.THE TWINKLE OF THE STARS
12.COUNT ON MY FINGERS

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タケムラ
そして俺達は遭難した。

土地勘の無い、
しかも小さいとはいえ真っ暗な山中に放り出される感覚は、
大の大人と言ってもかなりの不安感がある。

子供の頃に「あ、自分迷子になったかも」と思った瞬間が有る人には
よく分かってもらえると思うが、正にあんな気持ちだ。

それに気付いた瞬間に緊張が走り、
後頭部や首辺りがキーンとする、あんな気持ち。

とは言え、俺はもう大人。しかも2人。
遭難した可能性があるとは言え、
ここは冷静に落ち着かなければならない。

こういう時にパニックを起こすのが一番良くないのだ。

これはマンガに書いてあった。

そして「必ず助かるのだ」という希望を決して捨ててはいけない。

これもマンガに書いてあった。

幸い携帯の電波は届いていたので、松浦に

「山中で迷子になった。どうにかなるとは思うが、
 あと2時間程しても俺達が帰らなかったり、連絡が途絶えた時には
 通報して欲しい。」

そして出発前に約束していた、

「例のホルモン屋へはどうしても行きたいので、頑張って下山します」

とのメールを荒川に打ってもらった。

俺達にあるのは生への執着と言うより、ホルモンへの執着だ。

さあ、ここからどうしよう。

荒川が言った。

荒「変な動物とか出て来たりしないですよね・・・?」

竹「変な動物?猿とか?まさか、  熊?!」

荒「うっわ〜、熊が出て来たらどうします?!
  だって時々草むらがガサガサ言ってる時ありますよ!」

竹「熊かぁ〜、闘って勝てるかなぁ?そーっと逃げた方がいいよなぁ?」

荒「熊から逃げる方法ならありますよ!」

急に自信満々に答える荒川。

荒「熊から逃げる時は坂を下るんです。あいつら登りは速いけど
  下りは遅いらしいんですよ」

竹「そ、それ本当?その情報あってる?
  間違ってたら俺達、背中からやられちゃうぜ?」

更に自信満々に答える荒川。

荒「大丈夫です!テレビで言ってました!」

どうやら情報は全てテレビとマンガから得ている、30代の男2人。

竹「まあ最悪、自転車を盾代わりにして、熊の攻撃を防ぐしかないよな」

と、自分の正面に自転車を横向きに構え、ユラユラと動かしてみせる俺。

「こうですか?」

と、それを忠実にマネる荒川。

真っ暗な山道で、ひたすら自転車をユラユラ動かす男2人。
これで熊対策はバッチリだ。

絶対に現れないであろう熊の攻撃に対するリハを終えた俺達は、
また真っ暗な山道を自転車を押して下り始めた。

時々、急に舗装道路が現れ
「やったー!道だ!自転車で下れる!」と喜ぶと
その舗装状態が5mで終わる、という状態が繰り返し、
それが4〜5回程続いた時には、俺も荒川も怒りを通り越し
最後は無反応になっていった。

暗闇の中を谷側に落ちないよう、リアルに月明かりだけを頼りに
山中を下る事1〜2時間、数メートル先に突然、
家のような物が見えた時には、マジでそこに飛び込もうかと思った。
だって、

「荒川!家〜!」

って叫んじゃったもん。
ちょっと離れた場所にいた人達でも、
俺の声は全然聞こえたと思う位の大きな声。
でもその人達は俺らの事情なんて知らないから、多分、

「荒川!イェ〜イ!」

って聞こえたと思うけど。
暗闇の山中で「イェ〜イ!」って、どんだけおめでたいんだ。

どちらにしてもかなりの喜びでございました。
そして無事、当初の目的地、山を下った所にある貯水池まで辿り着き
俺と荒川は、文字通り胸を撫で下ろしました。

ホテルに戻るまでに更に数キロ、寒さにガタガタ震えながら走るのだが
そんな事も苦にならない程の「不安からの解放」だった。

しかしこの道中、一番すげえなと思ったのは
スタッフ荒川のポテンシャル。

遭難した事に気付き、野営も覚悟し、電池の消耗を防ぐ為にライトも消灯。
真っ暗闇の山中で不安一杯なはずなのに、この荒川。

「竹村さん・・・、




 ホームページ用に動画コメント撮りましょう。せっかくなんで。」

と暗闇の中で言い放ったのだ。

「せっかくなんで」って何だよ、それ。

スタッフ長谷部も相変わらず凄いんだが、この荒川もなかなか。

その内にこの遭難コメントもHPにアップされる事でしょう。
せっかくなんで。
by ex_snail_ramp | 2009-11-16 17:50 | タケムラ(自転車) | Comments(5)
Commented by hatu at 2009-11-17 01:03 x
んもぉ~続きめっさ待ってました
無事生還出来てよかったですねぇ(かなりのタイムラグありで今更ですが・・・)
Commented by くま at 2009-11-17 07:53 x
残念!
Commented by ひぃこ at 2009-11-17 16:39 x
続きありがとうございますっ☆
これ読んで7歳の頃田舎で夜、迷子になって
近くの民家に助けを求めに行ったこと思い出しました(笑)
Commented by タイチ at 2009-11-17 20:03 x
動画見ました。思ったよりもマジでやばそうでした。無事でよかったですね。
Commented by pink at 2009-11-17 21:39 x
「荒川!イェ~イ!」が面白くて吹き出しました!
無事で良かった☆

LIVE DVDめちゃくちゃ楽しみにしてます!

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