高野山高等学校

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世界遺産・高野山で、今日は本山布教師の総会があり、始発電車で向かいました。そのあと高野山高等学校へ。今日の高野山は暖かでした。といっても海抜千メートル。まだ寒いです。今年から、高野山高等学校の特任講師を拝命いたしました。高野山高等学校って、いろいろ興味深い特長があります。通えない生徒さんは寮生活できるし、寮の先生は僧侶です。普通科には、スポーツコース、特進・自己探求コース、介護福祉士コース、それから宗教科もあります。先生と生徒の関係が厚く、高野山という聖地の自然の中で皆と一緒に学んで行きます。問題や家庭などに深い事情のあった子供たちが、高野山高等学校に進学し、少しずつ変わって行きます。校長先生は、穏やかで温かな心の持ち主ですが、立ち止まって満足していない、ポジティブパワーをたくさんお持ちです。そして宗教科の富田先生が、またいい先生なんです。布教師になるための講習会が年に2回一週間ずつあるのですが、私はその間、食欲も睡眠欲も失い、食べれない眠れない、お茶紅茶を飲むだけの厳しい毎日をすごし
ていました。そこで隣の席だったのが富田先生。ずいぶん助けてもらいました。富田先生の僧侶としての美しい所作を隣で盗み見させてもらうだけで、心がホッとしたものです。その富田先生は、姿は優しいお坊さんなのに、生徒のこと学校のこととなると熱血なんです。神戸新聞や中日新聞の文化センターで、ノンフィクション講座を持たせていただき、大人たちには教えさせてもらいましたが、高校の教壇に立つのは、教育実習以来です!しかも共学。私は日大豊山女子高等学校に行かされたので、男子高校生は初めてです。一年間、少年院に毎週通ったのも女子少年院・榛名女子学園でしたし。。共学で教えられるなんて、怖いような嬉しいような、新しいことって、わくわくしますね。そして、回を重ねると必ず壁にぶつかるものです。でも壁は、私を成長させてくれるチャンスです。早く壁が来ますように。。そのためには、頭が悲鳴あげるくらい、たくさん勉強しなくては。。本当に勉強しなくては。。と、今自分に言い聞かせている私です。
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