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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:キズのケア
  • 日帰りの神戸
    [ 2012-02-05 22:27 ]
  • 褥瘡セミナー
    [ 2012-02-04 22:17 ]
  • メカノバイオロジー
    [ 2012-02-01 22:03 ]
  • 国際創傷外科学会
    [ 2012-01-15 21:56 ]
  • 名探偵ポアロ銀座に現る!
    [ 2011-12-13 16:51 ]
  • 褥瘡予防ケア最新情報
    [ 2011-09-11 22:18 ]
  • 世界創傷治癒学会連合会議
    [ 2011-08-25 22:07 ]
  • 湿潤療法
    [ 2011-08-02 22:56 ]
  • 札幌の市民講座
    [ 2011-07-09 21:53 ]
  • 湿潤療法
    [ 2011-06-25 21:41 ]
日帰りの神戸
男が4人。何をたくらんでいるのか?
神戸ポートピアホテルの一郭。
五月に開催予定の市民講座の打ち合わせである。

会員2000名を誇る日本創傷・オストミー・失禁学会に合わせ、我がNPO法人創傷治癒センターの共催で、市民公開講座を開催することになった。
二日間の学術集会のコリをほぐし、一般市民の啓蒙も兼ねて、チェリスト吉川さんの語りを交えた演奏と、アンチエイジングの専門家に“若返りのコツ”をお話しいただく2時間のイベントを予定したのである。

何時行っても神戸は楽しい街である。
横浜も港町だが、神戸の魅力は背後に六甲山を控えていることだろう。
そして西洋料理、ケーキ類の発祥の地でもある。
三宮にあるパティシエ“ツース・ツース”で名物のタルトを孫のお土産に買って、新幹線で戻ってきた。
交通機関の発達で、日本中どこでも日帰りが可能になったが、やはり移動した距離に比例して疲れを感じるのは年かもしれぬ。
by n_shioya | 2012-02-05 22:27 | キズのケア | Comments(2)
褥瘡セミナー
無事、パラマウントの「褥瘡のセミナー」の座長を終えて帰宅した。
いつもながら看護師さんや愛護しさんの熱心さには、感心させられる。演壇から眺めていると、4時間の長丁場で居眠りをしているものは一人もいない。
よくテレビ中継で見る、大半が居眠りか私語にふけっている国会風景とは大違いである。
褥瘡は昔は床ずれと呼ばれていた。

昔は何か病気でベッドに伏せっていると出来て当たり前という感じだった。
それが、褥瘡学会ができて10年。
褥瘡は防げるし、治療できると叫び続けた甲斐があって、発生頻度はぐんと減ったという。
それには二時間ごとの体位変換という看護側の献身的な努力のほかに、ベッドの進歩、耐圧分散マットレスの開発などが預かって大きい。」
この九月には世界創傷治癒学会が横浜で開催される。
そこでも褥瘡治療が主役となるだろう。楽しみである。
by n_shioya | 2012-02-04 22:17 | キズのケア | Comments(2)
メカノバイオロジー
今日は我々グループの「定例ミーティング」が行われた。
発毛の臨床と、毛髪の研究に特化しているグループである。
現状の分析の後で、日本医大からお招きした小川令準教授のお話を伺った。
テーマはメカノバイオロジーという、新しい分野である。

これまでの分子生物細胞学では、どちらかというと化学物質による細胞の活性化に主眼が置かれていた。
だが、細胞は立体的な構造物である。当然、周りの環境から力学的な影響を受ける。つまり機械的な刺激が如何に細胞の内部に変化を起こし、細胞の活動に影響を与えるかという研究で、張力、圧力が多いに関係すると思われる、傷跡特にケロイドの原因解明と治療に役立っているという。
この手法はいずれ発毛にも役立つかもしれない。

小川先生はまだ30代の気鋭の形成外科医である。
素晴らしい基礎研究を次々に発表しているだけでなく、臨床面、つまり患者の治療でも見事な業績をあげておられる。

会議終了後は、新年会を兼ねた食事会。
グループの主要メンバーをフォトでお目にかける。
by n_shioya | 2012-02-01 22:03 | キズのケア | Comments(3)
国際創傷外科学会
新年会の写真が今一枚送られてきた。

埼玉医大形成外科の市岡教授とスミスアンドネフューの内藤女史である。
市岡君は埼玉医大につとに創傷治癒センターを設立し、湿潤療法の正しい啓蒙に励んでいる。
また、内藤女史はジョンソンアンドジョンソンからヘッドハンティングされ、今やスミスアンドネフューの大黒柱である。
この二人でスクラムを組んで、国際創傷外科学会を応援してくれるという。
頼もしい限りである。
by n_shioya | 2012-01-15 21:56 | キズのケア | Comments(4)
名探偵ポアロ銀座に現る!

昨日は、ポアロ博士が来訪された。
コンバテックの副社長だが、医師であり、絵も達者でプロの域である。
しかも、アガサクリスティーの名探偵ポアロのモデルの遠縁にあたるという。
其の後彼から作品が送られてきたので、早速以下のメールを送った。


Dear Dr. Poirot:

It was a pleasure meeting you on Monday and was a quite surprise to find that you are not only a superb detective but also an excellent business leader.
And, a professhional artist!
We are very grateful that Convatec has been promoting the concept of moist wound healing along with various modern dressings in Japan.
Also,the lunch was delicious including your father’s favourite dessert.
There seems to be a lot of topics we can talk about and I am looking forward to meeting you again.,

Sincerely,

Nobi
by n_shioya | 2011-12-13 16:51 | キズのケア | Comments(9)
褥瘡予防ケア最新情報
今日はよみうりホールで褥瘡のセミナー。
日曜というのに、800人入りのホールは満員御礼。やはり看護師さんは熱心である。
主催は㈱ケープ。

テーマは「褥瘡予防ケア最新情報」。

講師陣は;

松原保美:北里大学「チームで取り組む褥瘡予防ケア」
市岡滋:埼玉医科大学「難治性創傷の最新治療」
真田弘美:東京大学「QOLを視野に入れた褥瘡対策最前線」

演出は真田プロダクション。真田弘美先生、お見事でした。ホリプロが羨ましがってますよ!

褥瘡は昔は床ずれと言って、寝たきりだと出来てもあたりまえと考えられていた。
だがこの10年間の褥瘡治療の進歩は目覚ましく、其の牽引車の一人が真田教授である。
例えば東大や北里大学のように、重症患者を扱う大学病院での発生率は、ついに1%を下回るようになったという。

明日は学習院の生涯教育講座で「みためのアンチエイジング」について話す予定。
by n_shioya | 2011-09-11 22:18 | キズのケア | Comments(4)
世界創傷治癒学会連合会議
実は昨日は日帰りで福岡に飛んできた。
「第4回世界創傷治癒連合会議」という長たらしい名前の国際学会の組織委員化に出席のためである。
名前はいかめしいが、要は僕がやっている創傷治癒センターのグローバル番と思ってくだされば好い。
つまり「キズケア」の学会である。
それほどこの分野の範囲も広がり、また進歩を遂げたということだ。

キズの処置に始まり、傷跡をどう直すか、褥瘡や下腿潰瘍など治療に難事するキズの扱い、さては再生医療や看護の問題等多岐にわたる。

国際と銘打つ以上参加予定者も一万人近く、予算も四億円ほどの規模である。
来年9月開催の予定だが、会場は幸い、みなとみらいのパシフィコ横浜で、僕の家から歩いてもいける、30分はかかるが。

国際学会のいいところは、世界の最新情報が入るだけでなく、世界中に散らばったの昔の友達と旧交を温めることができることだ。
僕の役目は国際顧問団団長である。
だが、僕の同世代の奴らはほとんど引退して、人によってはあちらの世界にだが、現在活躍しているのは、2世代も3世代も若返っている。
そして今は、当時は存在しなかった再生医療の黎明期である。何処までこの分野が、患者のベッドサイドに還元されているか、今からワクワクしている。

だが、それにしても九州の日帰りはきつかった。もうお年ですね。
by n_shioya | 2011-08-25 22:07 | キズのケア | Comments(1)
湿潤療法
久しぶりの地方講演だった。
テーマは「湿潤療法について」。
和歌山の養護教員の方々の研修会で、数百人の方が参集してくださった。

演劇界の方々は地方巡業をドサ廻りと軽蔑するが、我々東京在住の医療界の者にとっては、地方からお声がかかることは大変名誉で嬉しいことである。
東京での会ならば、同じ東京のものを呼んだ方が手軽で安上がりだし、というのが本音だが、わざわざ地方からお呼びがかるということは、それだけ講演の中身を評価していただけたことになるからである。
そして、旅行好きの僕にとっては、初めての土地を訪ねるチャンスは有難いというもまた本音である。

実は和歌山は二度目である。60年前、医学生の時、東京で開催された「平和に関する国際会議」で知り合った和歌山大学のアメリカ人教授の家に、会議に参加した有志で泊まりがけで押し掛けたことがある。
彼女は精神分析の専門家であった。精神分析は当時は日本では異端視されていた。
だが、滞在中の二人だけのふとした機会に、四方山の話をしているうちに、結果的に僕は彼女の精神分析を受ける仕儀なった。
そして僕は自分でも気付かなかった幼児体験の呪いから解放されたのである。
そして僕は救われた。
これがなければ今の僕は無かったろうと、僕は今でも彼女に感謝している。
この経緯は七年前のライブドアのブログに書いたはずなのでここでは繰り返さない。

湿潤療法について言えば、ここ5,6年で大分普及はしてきたが、学校現場ではやはり、一番導入のネックになっているのはキズパワーパッドのコストであることに変わりはない。
頻繁な張り替えの必要がなく、早くきれいに治ることを考えれば、費用対効果は優れているはずだが、現場ではどうしても、単価の安いものが導入されやすい。
それに、開業している、特に外科系のお医者さん方、と児童の親御さんたちには、まだまだ湿潤療法の啓蒙が必要なことが、講演後の質疑応答で明らかになった。
というわけで、創傷治癒センターの理事長としては、湿潤療法啓蒙のため、老躯に鞭打って、ドサ廻りを続ける覚悟を新たにした。

by n_shioya | 2011-08-02 22:56 | キズのケア | Comments(4)
札幌の市民講座
札幌での学会を終え、帰宅したところ。

第三回創傷外科学会で、僕の役目は同時開催のNPO法人創傷治癒センターの市民講座の仕切り。
市民講座の難しいところは、母集団がないので集客方法の工夫と参加者数の読みである。
幸い、学会長である北大の山本教授と関係者の御尽力で、60名ほどの参加者があり、狭いホールは満杯となった。

「市民講座」は去年の神戸での創傷治癒学会時に引き続き2回目であるが、NPO法人としては、今後も学会と協力して、「キズのケア」に関する市民の啓蒙を続けていく考えである。

皆さま、本当にありがとうございました。
by n_shioya | 2011-07-09 21:53 | キズのケア | Comments(3)
湿潤療法
キズケア委員会で湿潤療法の啓蒙に活躍してくれた萩原君が転勤になり、銀座の某所で送別会を開いた。
聞けば同君は三年今の部署にいたそうだが、10年はいたのではと思ったほど、その活躍ぶりは目覚ましかった。
今でこそ、ネットで“湿潤療法”で検索すると、パッと二十万件引っかかるが、これは同君の功績が大である。

湿潤療法”についてはこれまで、モイスト・ヒーリングという言葉で日本に導入され、このブログでも何度も取り上げてきたが、最近では“湿潤療法2のほうが通りが良いくらい、一般にも普及してきた。
様は傷は乾かして瘡蓋をつくって治すよりも、浸出液と言って傷口から染み出る体液を、モダーン・ドレッシングでカバーして温存したほうが早くきれいに治るという考えである。その為に創られたカバー材をモダーン・ドレッシングと呼んできた。

医療用には30年ほど前から、いろいろな製品が考案されてきたが、家庭用には、ジョンソン・エンド・ジョンソンがキズパワーパッドという製品を数年前に発売して、家庭でのキズの処置に優れていると好評を博ししている。

萩原君、本当に御苦労さまでした。
by n_shioya | 2011-06-25 21:41 | キズのケア | Comments(6)




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