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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今年中にはゴルフデビューを果すべく、今猛練習を重ねている。といっても週一回レッスンに通うだけで、合間は何もしていない。下手家で自分で練習すると、変な動きをするようになるからだそうだ。 しかもレッスンといってもまず、マットの上で体を転がすことから始まる。 その後、クラブを正面に構え同じ動きを、クラブは振らずに体にクラブがついて回るように心がける。 要は下半身の動きだけをしっかり身につけよ、ということらしい。 らしい、というのはまだまだその域に達しられないからである。 年内のデビューは公約である。政治家と違い、素人の僕は公約は守るべきものと信じ、今プレッシャーに耐えて、ごろり、ごろりと体を回している。
最近ゴルフの記事を見かけないが、もう諦めたのかといわれたので近況のご報告。
やってますとも。 どんなに苦しくとも、どこかの首相みたいに投げ出しはしません。 ただ,師匠の益田プロが人気急上昇で、なかなかレッスンが取れず、アシスタントに泣き付いて、やっと先週から練習を再開した次第。 というわけで先週のクリニックグループのコンペはパスしたが、11月中には必ずデビューを果します。 といっても誰も信用してくれないでしょうな。
今日は一日学会場にかんずめだった。
だのに寝る前に万歩計を覗くと、は8000歩を超えている。 それだけ会場を走り回っていたということか、何の為に?
万歩計というみっともないものを腰のベルトにつける羽目となった。
銀座クリニックでメタボリック外来をはじめるにあたり、名誉院長もモルモットになって、とダイエット指導と運動指導を受けることになったのである。 この万歩計、実にいい加減な器械である。 朝散歩の際、20分ほど歩いて山下公園にたどり着いたとき、大いに期待して液晶画面を覗くと、なんと40言う数字が示されている。冗談じゃない。歩数を数えてみるとワンブロックでも軽く100になる。 フィットネスオタクの娘にそれを言うと、歩き方が悪いという。 自分もそうだけど、すり足みたいに歩くと駄目で、どすんどすんと振動を与える必要があるという。 なるほど下り坂より上り坂のほうがはるかに画面に出る歩数が増える。 いずれにせよわかったことは、一般的に検査値などあまり鵜呑みに信用できないということと、一万歩歩くというのは結構大変だということだ。 来週からは毎日の食事を書きとめて報告せにゃならぬ。 食事の種類は良いとしても、量まで記載するのは無理だといったら、三色ごとに、間食も含めデジカメに記録して提示すればよいという。 これで僕のおよそアンチエイジングでない食事の実体がばれてしまうわけだ。
3ヶ月ぶりのゴルフ練習だった。
すっかり振り出しに戻ったのではと心配していたが、かえって余計な動きを忘れてしまったので、様になってますよ、と増田プロが褒めてくださった。 ゴルフのプロはおだてのプロでもある。 いずれにせよ、とても気分よく、練習を再開することができた。 運動を制限されている間、ダイジェストの編集氏は今のうちに是非原稿をと容赦なかった。 毎回宿題を出され、会うたびに、先生こんな本を見つけましたよ、と健康本を数冊持ち込まれる。 読めば面白いが、その分原稿は遅々として進まない。 だが、今日又改めて認識した。 今度の本のメインテーマの、人体の復元力と、増田プロの唱える中心感覚打法とは本質的に同一であると。 したがってアンチエイジングに励むことは、そのまま中心感覚打法の真髄に迫ることになるのではないかと。 本の出版予定は7月である。 コースデビューは? せめて5月中にはと思っている。 さすれば本の内容も、中心感覚打法によるアンチエイジングとなっても不思議はないだろう。 近着のニューズウィーク誌にアンチエイジングの朗報が載っていた。適度な運動が記憶力を回復し、更には認知症、アルツハイマーの予防にもなりうるという発表である。 常識的に考えれば当然であるし、又、アンチエイジングの9割は適度な運動とバランスの取れた食事と常々主張している立場からは、医学的にある程度のエビデンスが出始めたことは大変ありがたい。
思えばあれがお袋の、文字どうりつまずきの始まりだった。
当時新たしくオープンにした恵比寿のウェスティンに熱海から両親を招き、ほかの子供たちも集まって中華料理を楽しんだ翌朝、親父に電話で起こされた。 お袋がホテルの部屋で、カーペットの縁に足を引っ掛けて捻挫したようだという。 診た所たいしたことはなさそうだが、歩行は無理なので熱海まで送り、近所の病院でレントゲンを撮ったところ、骨折は無いという。 だが、痛いといって寝ていることが多くなり、足腰がたちまち弱り、便所に起きた時にちょっとこけて、今度は本当に大腿骨骨折を起こしてしまった。 レントゲンでは高度の骨粗しょう症だけでなく、腰椎の圧迫骨折も明らかになった。何時のものか分からないが、幸いずれが無いので無症状で来たようである。 やむを得ず骨頭置換術を受け、お決まりの術後の認知症、それからは回復、やっと退院したが、その後は寝たきりになってしまった。 親父が百歳で倒れた時は、脳梗塞と大腿骨骨折だった。夜、エレベーターの中で倒れているのが見つかったので、どちらが先かは分からない。こちらも術後の認知症の発生、そして寝たきりが続いている。 要介護になる最大の原因は脳梗塞と大腿骨骨折とされている。 脳梗塞はやはり動脈硬化の予防と治療が大切で、骨折は骨粗しょう症の治療だけでなく、生活環境で足元を整備することと、躓くものをおかないとか、滑り止めのついたソックスを履くとかのほかに最近では、転び方の訓練まで指導する施設もあるという。 今日、バーリントンハウス馬事公苑のアンチエイジング会議で、居住者の介護予防の手立てが議論され、最重要課題として骨粗しょう症のチェックが話題になり、改めておのが両親の老後を思いださされた。
不勉強でつい最近、メッツという言葉を知った。
そりゃあんた、野球も知らないから当たり前、といわないでください。ニューヨークの野球球団ではなく、運動で肥満を解決する際の重要な指標なのです。 1メッツは、体重一キログラム当たり一分間に3・5ミリリットルの酸素を消費するような「運動強度」である。 メッツはMETすなわちMeTabolic Equivalentの略で、運動で消費された酸素量をあらわし、これから運動で燃焼された脂肪の量が推定されるという。 運動の際の酸素消費量 (ミリリットル) は、 3.5XメッツX体重(kg)X時間(分) と計算する。 例えば一時間に5キロメートルのペースで歩く場合の運動強度は、約4.5メッツとされている。 体重60キロの人がこのペースで30分歩くけば、 3.5X4.5X60X30 で、酸素消費量は約28リットルとなる。このときの消費エネルギーは、約137カロリーである。これは脂肪を約15グラム燃焼したことに相当するから、このペースで続ければ、計算上は約5.5キログラムの減量が達成できることになる。(合間に僕みたいにチョコレートをパクつかけなければの話しだが。) ちなみに一時間に5キロというのは、歩くスピードとしては可なり早いほうである。 歩くだけの運動でも、かなりの効果があるということが分かる。スピードはともかく、まず歩くことが大切なのである。 じつは以上は岡田正彦先生の御著書「人はなぜ太るのか」(岩波新書)からの引用である。いいことを言ってくれますね。ちょうど僕が毎日実行している散歩の量がぴったしだ。 ご本の中のいろいろな運動の運動強度の一覧表を見ると、僕がこれから挑戦しようと意気込んでいるゴルフのメッツは、 電動カート使用の場合は3 歩く場合は4となっている。ジョッギングの7~9に比べ意外に値が低いが、長時間歩くから、総量としては充分に脂肪を燃焼することになるだろう。 ちなみにメッツはあくまで運動強度であって、運動量ではない。運動量を求めるには、 メッツX体重X時間(分) という計算をする。 ちょっとややこしいですかね。
昨日は今年に入ってのゴルフの初レッスンだった。
しばらく間があいたので又振り出しに戻ったのではと心配していたが、意外に調子がよく、というのは増田プロがイヤーなかなかいい、やっと中心感覚が身についてきましたね、とおだててくださったからであるが、自分でも何かちょっとコツがつかめてきたような感じであった。 だが、ちょっとほめられるとかえってその後がいけない。意識しすぎて妙なところに力が入り、ガタガタになってしまうのである。 よく親父がゴルフはメンタルなものだ、とか奥が深いといっていたのはこういうことかも知れぬ。 調子がいいなと思って打ち続けると、どうしてもリラックスする代わりに力むようになってしまう。 “もっと肩の力を抜いて”と取材の記者を通じ、別の意味で僕が親父に呼びかけたのは、ちょうど親父が百歳の現役ゴルファーともてはやされ、張り切りすぎて倒れる直前だったのを思い出す。 又親父はこうも言っていた。 “ゴルフのいいところはハンディキャップがあることだ。このお陰で下手でも上手くても、女でも男でも、そして年寄りでも若者と一緒に楽しめるのだ。” 年取れば体力が落ちるのは当たり前である。 アンチエイジングの要諦の一つは、老いを素直に受容することにある。 キケロも言うように、何も自分の力以上に踏ん張ることは無い。若い者だってもし牡牛と張り合おうと思ったら滑稽なだけではないか。 だがテニスにしてもマラソンにしても、他人と競うスポーツでは年はハンディキャップとなる。 そのハンディキャップをルールに組み込んで、老人も対等に張り合うことが出来るのがゴルフというわけだ。 老いにについて考えるほどに、自分に起こりつつある老化現象を素直に受け止めることの大事さを痛感するようになる。 間違えないで欲しいが、受容と諦念は全く別物だ。 受容は現実を積極的に受け入れることで前進に繋がるが、諦念は現実に打ちひしがれた引きこもりつまり後退を意味するのではなかろうか。 これから始めようという僕が言うのもおこがましいが、もし団塊の世代のゴルファーの中で、もう定年だし、ゴルフもそろそろなど諦念をもたれるようなことがあったら、とんだ心得違いですぞ。 これからが充実したゴルフ人生の始まりですよ。そのためにハンディキャップというありがたいルールが存在しているのではないか。 こう書きながらいやはや俺も変わったものだ、これまでゴルフみたいに無理な体の使い方を強いられ、自然破壊の元凶でもあるスポーツは無い、と拒み続けていたのが、プロにちょっとおだてられればこうもころっと宗旨替えできるのか、といささか恥ずかしくなったが、それほど増田プロの唱える中心感覚打法は魅力的な練習法だと思っていただきたい。
大事なことを書き忘れていた。
一昨日、9回目の練習で始めてパッッティングを教わったのである。 基本的にはすべてのスウィングは同じ動作だと言うが、これだけはちょっと違う。 手は全く動かさず、脚の動きだけで調節せよと言う。 確かにここでも、体の中心軸を意識することになる。 そして学んだことが二つある。 まず、何百ヤードのドライバーショットも、数センチのパッティングも同じ一点だということは、高齢初心者は何が何でもパットで勝負をしなければならないと言うこと。 だが、よくテレビで見るが、プロがグリーンの上であの10メートルに近いパットを決めることが如何に神業に近いかと言うことを。 |
![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日) by n_shioya 以前の記事
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