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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
昨日はゴルフの練習に励んだので、今日は骨休めで、N響の定期演奏会。
指揮はイタリアのノセダ。ピアノはノルウェーの生んだ逸材、アンスネス。 前半がラフマニノフのピアノコンチェルト。 素晴らしい演奏にアンコール鳴り止まず、アンスネスはドビュッシーの前奏曲の一曲で応えてくれた。 後半はレスピーギの小曲一つと五つの練習曲「音の絵」だった。 どちらも初めて聞く曲だが、なかなかよかった。 思い出すと僕の学生時代、仲間のほとんどがN響の定期公演のメンバーだった。 今皆がそのまま、後期高齢に突入した感がある。 従って定期演奏会は「特養」とまでは言わないが、ちょっとした「老人ホーム」の集いの感が無いでもない。 若者はそこまでクラシック離れをしてしまったのだろうか。 昔、五味康祐は、その人が青春をベートーベンの「運命」で過ごしたか、またはモーツァルトの「ト短調」だったかで、分けることができると言ったが、今の若い者を種別するのは、どんな曲なのだろうか、ポピュラーにしても。 ちなみに僕は、シューベルトの「冬の旅」を知ってるかどうかで区分けする癖がある。 そして今日もまた、演奏会場で販売していたCDの中に、アンスネスの伴奏で、現代のシューベルト歌い、テナーのボストリッジの歌う「冬の旅」のCDを見つけ、買って来てしまった。 今から聞き始めると、寝るのは何時になることやら・・・
by n_shioya
| 2008-10-30 23:09
| コーヒーブレーク
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Comments(12)
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icelandia at 2008-10-31 00:05
音楽と共に世代が動くのかもしれません。ロック・コンサートと言っても、例えばローリング・ストーンズやエリック・クラプトンは50代以上が中心で、白髪は当たり前。先日行ったシガーロスは圧倒的に20代から30代前半。人気のレディオヘッドやコールドプレイもたぶんその辺でしょう。多様化しているので若い人が一概にどんなものを聞いているのかはわかりませんが、同じバンドを好きな人は、どことなく雰囲気が似ているものです。具体的な曲はわかりませんが、音楽のカテゴリーで分けることはできるかもしれません。それじゃ意味がないのかな。
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きのこ組
at 2008-10-31 06:15
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大学時代、私たちが友達のお家に呼ばれされたとき、私たちの憧れのダンデーなお父様が、”今日は若いお嬢様方がたくさんいらっしゃるから、最高のセミ・クラシックでもお聞きかせしよう”と、かけたレコードが”アリラン”と”ドラジ”だったことを思い出しました。ふふ 今でも素敵な方だと思います。
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アヤメ
at 2008-10-31 07:50
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今 5星のS-exをつけてます!先生ご存知ですか?香水は肌につけた時に香りが変わるし 時間がたっても変わるのです。今 少しつけてから時間がたってて すごくいい香りです 私の日本人の友人達は香水大好きですよ また香りが変わるかな~たのしみ~先生のパジャマはもちろんS-exですよね!?
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御隠居@横町
at 2008-10-31 08:39
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でもオペラは今のほうが盛んですね。DVDも充実してますし。
客層はどうなんだろう? しばらく行ってないのであまり記憶にないですが。 何? 昔の人はオペラ知らないでクラシック音楽語ってたの? って意見を聞くと、今のほうがより本格的に音楽楽しんでるようにも感じます。 このあたり、五味さんも、録音の貧弱な音はオペラに向いてない、当地ではなによりライブ、それもオペラだということを述べられてましたね。 SP時代は弦楽四重奏やリートがもてはやされ、LPとステレオ化でシンフォニーがもてはやされ、LDからDVDになり、本場にも簡単に渡航できる時代になったのを考えると、オペラというのはメディアの変遷による自然な流れなんでしょう。
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ruhiginoue at 2008-10-31 10:50
『冬の旅』でもっとも有名な『菩提樹』は、トーマス・マンの『魔の山』に出てきます。この小説は入院患者のバイブルです。
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n_shioya at 2008-10-31 23:19
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n_shioya at 2008-10-31 23:21
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n_shioya at 2008-10-31 23:22
あやめさん:
残念ながら僕のは自家製のブランド、「加齢臭」というやつです。
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n_shioya at 2008-10-31 23:26
御隠居@横町さん:
SPとは懐かしい。 あのころはザーザーいう針音にめげず、自分の耳の中で理想の音を再生していたような気がします。 オペラは歌舞伎のように、目の前に絵巻が展開してくれる必要があったのでしょうか。
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n_shioya at 2008-10-31 23:29
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きのこ組
at 2008-11-01 09:24
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ドラジはアリランと並ぶ韓国のセミクラシックです。国民の悲哀を歌ったものらしいです。
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n_shioya at 2008-11-01 21:53
きのこ組さん:
ありがとうございます。 ぜひ一度聞いてみます。 昔箱根で国際学会を開いたとき、船上のパーティで各国の参加者が、それぞれのお国の歌を合唱したことがあります。 その時のアリランはとても印象的でした。
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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