|
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
あけましてオメデトウございます。
本年も宜しくお願いします。 例年通り我が家の元旦は、横浜港を見渡す灘万のおせちで始まった。 今朝も快晴で、ベイブリッジからつばさ橋へと、青空をバックに湾岸線がくっきりと浮かんでいる。 手前をシーバスがゆっくり航行して行くが、お客はあまり乗ってないようだ。 昨日と違い風も強くなく、埠頭に立った風力発電の白い風車がもこれもゆったりと優雅に回っている。 昼過ぎに砂町にある特養、三井陽光園に親父を訪ねる。持参したシクラメンと榊を見てちょっと微笑んだようだが、我々とわかったのかどうか。 その後帝国ホテルに廻り、配偶者がプラザの新年売出しをあさっている間、僕は4階のコーヒーショップで、一時間ほどマスターお勧めのブランドをブラックで味わいながら、今年の構想を練っていた。 ここはもとはマイセンのコーヒーハウスだったが、去年から別の経営になったようである。 経営が誰であれ、世界中のどこであれ、僕とコーヒーショップの相性は何時も良好である。 北里大学病院の地下のテラスには帝国ホテルが入っていたので、現役時代、日の三分の一はカフェテラスで過ごし、そとから僕に電話が入ると交換手は、医局に繋ぐ前にまずカフェテラスで探してくれたものである。 ところで“あなた方にとって一番良い指揮者は?”と聞かれたウィーン・フィルのメンバーたちが“そりゃー俺たちの邪魔をしない奴さ”と答えたと伝えられているが、そのウィーン・フィルの恒例のニューイヤーコンサートを、去年から我が家に導入した大画面の液晶テレビで堪能した。 今年の指揮者はジョルジュ・プレートル。83歳とは思えぬ元気な指揮ぶりで、オーケストラのメンバーも邪魔にするどころか一緒に演奏を楽しんでいる様子だった。 アンコールはこれも恒例のラデッツキー行進曲。 20年ほど前のボストンの学会で、ボストン・ポップスの借し切りのコンサートの時も、〆はラデッツキー行進曲だった。 曲に合わせて聴衆が手拍子をするのが慣わしというか、自然に手をたたきたくなる陽気な曲である。 見ているうちにこちらの手も動いてリズムをとり始め、ムラムラと元気が沸いてきた。 今年も楽しく頑張りましょう!
by n_shioya
| 2008-01-01 22:55
| QOL
|
Comments(0)
|
塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 アンチエイジング スキンケア 医療崩壊 キズのケア QOL 老年病 介護 手術 全身療法 食生活 サプリメント エクササイズ エステティック ヘアケア 美について コーヒーブレーク 医療全般 原発事故 睡眠 美容外科 再生医療 再生医療 未分類 最新のコメント
フォロー中のブログ
ICELANDia アイ... 九十代万歳! (旧 八... ・・・いいんじゃない? 京都発、ヘッドハンターの日記 美容外科医のモノローグ ArtArtArt 芙蓉のひとりごと 真を求めて 皆様とともに... ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|
ファン申請 |
||