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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
風邪を引き、ベッドに横たわって「中国」に嵌まっている。
最近の中国の傍若無人な振る舞い。まるで法律は自分であると言った勝手な振る舞い。これは安倍首相そっくりですな。 その原因はこの国の成り立ちにあると言う事が、 平野総氏の“「反日」中国の文明史”(ちくま新書)を読了してよく解った。 ①我々が自明の理としている近代国家,別の言い方では「主権国家」はごく最近の概念であり,中国はそれに当てはまらぬまま共産国家に移行した。 ②それまで中国は東アジアの広大な地域に存在する一つの文明体であった。つまり主権も国境もあまり厳密ではなかった。 ③それが弱肉強食の「主権国家」達,その中には日本も含まれるが、に囲まれ、やむなく主権国家の形をとらざる得なく成った。 ④中国文明の核は儒教思想で,上下関係の絶対視であり、それは統治者には甚だ都合がいい。 ⑤これと共産主義とのマリアージュが現在の中共であり、前近代的な一党独裁国家として、多大な矛盾をはらんでいる。 ⑥その矛盾を押さえつける為に、権力の中枢は強権を発動せざるを得ない。これが又矛盾を生む。 ①“Absolute power corrupts absolutely”の諺どおり、中枢は権力闘争の場となり、絶対的に汚職腐敗の巣窟となる。 ②この矛盾の大国が,世界第二の経済大国として己が矛盾だらけの屁理屈で世界を制覇せんとしている。 ③しかも軍事大国として。 大分乱暴な総括ですかな。でも当たらずとも遠からずというところで。 さて,この国とどうつきあうか? これに狂気の論理を振りかざすイスラム国が加わるとなると,前途多難ですな。
by n_shioya
| 2015-02-28 20:59
| コーヒーブレーク
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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