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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
美女軍団の中核メンバーでFB仲間の櫛方玲子さんから、アーティチョーク・パーティのお誘いを頂いた。
ご承知のようにアーティチョークはアザミの一種で、その萼か、葉かを一枚一枚剥いで、付け根の白い肉の部分を溶かしたバターに付けて賞味する,いわばデリカシーである。ただ葉の先は刺になっているのでご注意を。 そして僕はアーティチョークと聞くと、あることを思い出す。 アメリカでのレジデント時代、皆から蛇蝎の如く嫌われていたレイという助教授が居た。成り上がり者で、傲慢で、見栄っ張りでレジデントには当たり散らす。 或るときそのレイが“俺の好物はアーティチョークさ”と吐かした。 “あいつが食べたことがある筈は無い。”誰かが言った。 “そうだ、恥をかかしてやろう。” 我々はアーティチョークを用意して、レイをディナーに呼んだ。 “さあ、好物をご用意しました。” “イヤー有り難う”と声は嬉しそうだが顔は当惑そうに歪んでいる。 そして次の瞬間、ガブッと丸ごとかぶりついて、“美味い!”と叫んで口から血を流しながら,便所に駈けて行った。 我々は腹を抱えて、転げ回ったことは言うまでもない。
by n_shioya
| 2014-05-20 21:53
| 食生活
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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