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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
瞑想への招き
そろそろ山に居を移そうかなど想っている時、次の詩に巡り合った。

「   休養

人里離れたところに退く自分を思ってみる。
ひとりきりになれる恵みをいただくために私は退く。
なぜならひとりきりになるときこそ、
ものごとをありのままに見ることができるから。

人生においてとるに足りない物事。
それにもかかわらず、ひとりでいる時間をとらないために、
不当におおきなものにみえてしまっているものごととは、
どんなことだろうか?

人生において真に大切なことでもあるにかかわらず、
実際、そのためにはほとんど時間を割いていない・・・
そのような物事とは、どんなことか?

ひとりきりになるのは決断の時。
人生のこの一瞬に、下さなくてはならない決断とは・・・
もつべき熟慮とは何だろう・・・
また熟慮すべきことは、どんなことか?・・・
      (中略)
もし無為の術、すなわち、
創造的に時間を「浪費する」技術を身につけなければ、
人生は実りなきものとなろう。」

心の泉-瞑想への招き」アントニー・デ・メロ より。

そして僕は銀座の喧噪のなかでも、ひとりきりのお恵みを日々カフェで味わっている、やがて与えられるであろう“森の生活”を夢見ながら。
by n_shioya | 2010-09-08 22:38 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by アヤメ at 2010-09-09 11:58 x
心に理想郷を持ち
たびたび そこを訪れる
どこにいても どんな雑踏の中でも
その理想郷に飛んでいける

すてき!
Commented by n_shioya at 2010-09-09 23:03
アヤメ さん:
昆虫記のファーブルが言っていました。
“この世に詩がなければなんと空しいことか!”と。


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