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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
まだ観てもいない映画に就いて云々するのはいささかはばかられるが、それにはわけがある。
我々には、よく海外旅行をご一緒する親しい御夫婦が金沢においでになる。 南米から始まって、北米、ヨーロッパ各地。何時も僕がツアコン兼ドライバーを務めさせていただいた。 独断と偏見に満ちた案内役なので、さぞご不満や御迷惑なこともあったろうが、名所は逃さず、しかも通好みのルートや、隠れ家的な宿も取り混ぜたので、通常のパッケージとは違った旅をお楽しみいただけたのでは、と自負もしている。 何回目かの旅行でベニスにご一緒したとき、ベネチアン・グラスの店で、御夫人は特大の赤のワイングラスを買われた。 “あの、キャサリン・ヘップバーンとロッサノ・ブラッツィの旅情のを思い出して・・・”とはにかみ顔で言われたのが印象的だった。 そう、旅情ではあの深紅のゴブレットが物語のかなめになっていた。 そして来週は金沢での学会に出席し、久々にそのご夫妻にお会いするので、何か手土産をと横浜そごうの輸入食器売り場を覗き、真っ先に目に入ったのがラリックの新製品、ファセットというシリーズのワイングラスだった。 宣伝文を引用すると 『今回「ラリック」は、ココ・シャネル(Coco Chanel)と作曲家イーゴル・ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky)との恋模様を描いた作品『シャネル&ストラヴィンスキー』に、ワイングラスや香水瓶、オブジェなど様々な製品を提供。その芸術性の高い美術品でラグジュアリーな世界を演出した。発売されるワイングラス「ファセット」は、直線を強調するフォームやカッティングがモダンな装い。映画のワンシーンでは、限りなく透明なクリスタルと赤ワインの深いレッドのコントラストによりモードな空間を創り出した。』 とある。 そう、これだ。僕は迷わずにこれを金沢のご夫妻の為に選んだ、映画の中のどういう場面で使われているのか、いささか気にはなるところではあったが。
by n_shioya
| 2010-03-29 22:02
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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