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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
僕はショスタコーヴィッチはどうも苦手である。
留学時代、同僚のレジデントでショスタコーヴィッチおたくがいた。 自室の大型ステレオのヴォリュームをマキシマムにして、ガンガン鳴らす。 いつもアルファ・ロメオのスポーツカーを飛ばしていたが、フルオープンで、しかも大音響のショスタコーヴィッチなので、助手席に座らされると、たまったもんではなかった。 今日のN饗は、シャルル・デュトアの指揮で、前半がラヴェルで後半がショスタコ―ヴィーッチの11番「1905年」であった。 ラヴェルはともかく、11番は革命がテーマの標題音楽で、民衆の怒号、軍隊のラッパが4楽章を通して鳴り響き、演奏が終了した時は聴衆もへとへとだったが、指揮者のデュトアがコンサートマスターの堀正文に握手の手を差し伸べた時、堀さんがすぐに立ち上がれず、フーッとため息をついて、そのまま握手したのが面白かった。 その後、会場を出て駐車場で出会った見知らぬカップルと目があった時、どちらからともなく、“いやー、疲れましたね”と思わず言葉を交わしたのがまたおもしろかった。 今晩はゆっくりとモーツァルトでも聞いてから休みたい。
by n_shioya
| 2009-12-17 23:13
| コーヒーブレーク
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Comments(6)
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だんぷ
at 2009-12-18 11:10
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目に浮かびます
グッタリ~という空気を感じるほど お疲れ様でした…
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ruhiginoue at 2009-12-18 17:42
7番までは聴けば元気が出るけど、その後は暗いばかり。死後発見された女性への手紙により解ったとおり、才能が枯渇して絶望的になっていたわけですね。
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n_shioya at 2009-12-18 22:56
だんぷさん:
まったくご苦労様な話でした。
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n_shioya at 2009-12-18 22:57
ruhiginoueさん:
やはりスターリンの恐怖政治と芸術家の誇りのはざまで、つかれきったのでしょうか?
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ruhiginoue
at 2009-12-19 23:43
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才能が枯渇した醜態をさらすよりは政治的な理由で弾圧されたほううがまだ格好いいと思っていたようです。それでスターリンを挑発したのが九番でした。無視されたようですが。
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n_shioya at 2009-12-20 23:50
ruhiginoueさん:
なるほど、そういうことでしたか。
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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