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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
トスカーナ
トスカーナ_b0084241_10271478.jpgパドヴァの学会を終え、いよいよトスカーナへと向かった。
ミラノからフローレンスに向かうアウトストラーダ(高速道路)A1は、イタリアの背骨アペニン山脈を越える、もっともシーニックなハイウエイである。
ちなみにイタリアのハイウエイは、フランスよりはるかに整備されているのは驚きである。

イタリアで最も魅力的な地方はと聞かれれば、僕はちゅうちょせずトスカーナと答える。
勿論フローレンスがその女王の座を占めるわけだが、ピサ、シエナ、、アレッツォ、ルッカ、サン・ジミャーノといった珠玉のような街々が、首飾りのように連なっている。
そしてワイン好きにはこたえられないモンタルチーノ、モンテプルチャーノなどもその宝石の間に点在している。
どういうわけかこれらワインの村は、小高い山の上に集落があり、これまで水をどうしていたのか不思議に思いつつ、いまだ問いただしていない。

昔を知る人は、今のフローレンスは観光地に堕落したというが、京都の荒らされようを知っているものには、まだ、まだ聖域と言え、その名を聞くだけで、メロメロになってしまうのは、ふがいない次第だ。
いつかはトスカーナに長期ステイをしてみたいものだが、その時は、財布が許せば、イル・ボッロの村を選びたい。前にも書いたが、靴のフェラガモが村起こしとして造成した、野趣に富む村落だという。

このときの旅行ではスヴェレトという村にお住まいの宮川夫妻のお宅に3日ほどお世話になった。無銭旅行をした息子を世話してくださったのもこのご夫妻であり、ブログ何回か分の思い出があるので、いずれ小出しにさせていただくことにする。
by n_shioya | 2009-08-28 23:17 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by だんぷ at 2009-08-29 23:55 x
いつかこんな旅をしてみたいとまたまた思う連日の文章・・・
携えて旅立てる日が楽しみです
Commented by n_shioya at 2009-08-30 22:39
だんぷ さん:
いつかそのような日が来ますよう。
希望はきっと叶いますから。


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