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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
パドヴァの学会を終え、いよいよトスカーナへと向かった。
ミラノからフローレンスに向かうアウトストラーダ(高速道路)A1は、イタリアの背骨アペニン山脈を越える、もっともシーニックなハイウエイである。 ちなみにイタリアのハイウエイは、フランスよりはるかに整備されているのは驚きである。 イタリアで最も魅力的な地方はと聞かれれば、僕はちゅうちょせずトスカーナと答える。 勿論フローレンスがその女王の座を占めるわけだが、ピサ、シエナ、、アレッツォ、ルッカ、サン・ジミャーノといった珠玉のような街々が、首飾りのように連なっている。 そしてワイン好きにはこたえられないモンタルチーノ、モンテプルチャーノなどもその宝石の間に点在している。 どういうわけかこれらワインの村は、小高い山の上に集落があり、これまで水をどうしていたのか不思議に思いつつ、いまだ問いただしていない。 昔を知る人は、今のフローレンスは観光地に堕落したというが、京都の荒らされようを知っているものには、まだ、まだ聖域と言え、その名を聞くだけで、メロメロになってしまうのは、ふがいない次第だ。 いつかはトスカーナに長期ステイをしてみたいものだが、その時は、財布が許せば、イル・ボッロの村を選びたい。前にも書いたが、靴のフェラガモが村起こしとして造成した、野趣に富む村落だという。 このときの旅行ではスヴェレトという村にお住まいの宮川夫妻のお宅に3日ほどお世話になった。無銭旅行をした息子を世話してくださったのもこのご夫妻であり、ブログ何回か分の思い出があるので、いずれ小出しにさせていただくことにする。
by n_shioya
| 2009-08-28 23:17
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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