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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
心のシワとは?
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“老いは、われわれの顔よりも心にシワをつける」とは、モンテーニュの言葉である。確かに。だが、心のシワとは何だろうか?考えあぐねている。やはり「億劫がる」ことだろうか?加齢とともに全ての機能は衰えていくのはやむを得ない。そして心の機能低下としては、意欲や気分に陰りが生ずる。そしてこれはほっておくと悪循環となり、認知症にも突き進むのではなかろうか。その対処法は?やはり人との交わり。そして相手を幸せにすること。さらには好奇心を持ち続けること。など、いろいろのことが考えられるが、その中でただ一つと言われれば、“人を幸せにすること”と言いたい。僕の拙い経験でも、この一つが意欲や気分を含め、全ての「落ち込み」を持ち上げてくれる。
# by n_shioya | 2018-01-22 22:07 | Comments(0)
君たちはどう生きるか
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「君たちはどう生きるか」がバカ売れしているという、それも漫画版で。昭和初期、我が国が隣国支那の武力侵略を始め、国民から言論の自由を奪った「狂気の時代」に、かろうじて正気を保つ支えになったのがこの吉野源三郎の名著だった。それがいまこれほど人気を呼んでいるということは?これまで僕は、子供や孫たちに誕生日祝いやクリスマスプレゼントして贈るのを常とした。一人の孫からは“これもう三冊目だよ”と言われたこともある。この本に感銘を受けた方は、ぜひその4年前に出版されたケストナーの「飛ぶ教室」もお読みいただきたい。ちょうどヒットラーが台頭し、ドイツの暗黒時代が始まった時である。ご存知でしょう、ケストナーは?あの名作「点子ちゃんとアントン」の作者です。この「君たちはどう生きるか」の優れた点は、ギリギリの線で「全体主義」の時流に抗しただけでなく、時代に関係なく、青年期に誰もが模索する普遍の課題「自分とは何か?生きるとは?」に真正面から向き合ってくれることである。
# by n_shioya | 2018-01-21 21:22 | コーヒーブレーク | Comments(0)
世界着物ショー
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今日は「アンチエイジング歯科学会」の新年会。さすが松尾プロダクション。圧巻は「世界着物ショー」でした。世界10各国のそれぞれに相応しい着物を美女軍団がご披露。またとない目の保養でした。今年もご一緒にアンチエイジングの発展に努めましょう、松尾先生!
# by n_shioya | 2018-01-20 21:46 | アンチエイジング | Comments(0)
文藝春秋2月号をどうぞ
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月刊「文藝春秋」の2月号に珍しく姉が巻頭のエッセイ欄に寄稿している。姉は「皆川博子」という実名で小説を書き続けている物書きである。小説家はネタに困ると家族をモデルとして俎上に載せてしまう習性がある。だが綺麗事では話にならないので、恥部を描き出すことが多い、しかも刳るように。かくして姉はお袋の逆鱗に触れ、修復の利かぬままお袋は他界した。僕などは初期に、“描くに値しない陳腐な弟”とバッサリ切り捨てられて、以来姿を現わすことはなかった。それが今回のエッセーでは、「陳腐な弟」がちょっぴり顔を出している。よっぽどネタ切れだったのかなぁ。それとも、お袋の姉妹やいとこ達との正月の交流をお祝儀相場で描くことで、あの世のお袋に和解のメッセージを送ろうとしたのだろうか。
# by n_shioya | 2018-01-19 21:45 | Comments(0)
若者よ、クラシックを!
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今日はサントリーホールでN響定期公演。指揮はダーヴィト・アフカム。曲目はシュトラウス、ラベルそしてモーツァルトのピアノ協奏曲第20番。ピアノは小山実稚恵。やはり音楽はいいですな。気になるのは会員の年齢層。昔、大学生の頃、定期公演はほとんど仲間たちつまり学生だった。それがそのまま持ち上がった感じで、今もやはり後期高齢者の仲間たち。今の若者はクラシックに興味がないのですかなぁ。
# by n_shioya | 2018-01-18 23:06 | 美について | Comments(0)
「安らぎの時」
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皆さん、“ホッとしたい”と感じる時はありませんか。僕はその時はコーヒーカップを手にする。それがコーヒーブレークですね。ただ僕みたいに絶えず飲み続けると、その合間にワークブレイクではと言われれてしまいますが。音楽を聴いたり、映画を見たりも「安らぎ」を与えてくれますね。これは毎日は無理で、月に何度かという感じ。印象派の絵が人気を呼ぶのも、この安らぎ効果ではないでしょうか・もっと間遠にはなるが旅行も「安らぎの時」。これはせいぜい年に数回ですが。海や野山といった自然に親しむのも良い。僕にとって最も大切なのは京都を訪れた時の詩仙堂での数時間です。ある時、詩仙堂の縁側で庭を眺めているとき、囲いの向こうに広がるレジノ鉄板の家並みが気になりました。これはぶち壊しではと思ったが、ハタと気づきました。戦乱の時代、その阿鼻叫喚の巷の中に造られた竹垣に囲まれた別天地。これが石川丈山の知恵ではなかったろうか。雑然と広がる現代社会の中で、壁に守られた静寂の空間。そう、みなさん。意識して、それぞれの時や場所にふさわしい「安らぎの時」を創出して、生活にリズムを与え、アンチエイジングの実をあげましょう。
# by n_shioya | 2018-01-17 22:05 | アンチエイジング | Comments(0)
帝国ホテル カフェ礼賛
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かつて北里大学病院には「カフェ・テラス」という帝国ホテル直営のレストランがあった。料理も美味しかったが、コーヒー好きの僕は前庭の池を眺めながら1日の三分の一はここで過ごしたものである。もちろんそこで仕事をしていたわけで、サボっていたのではない。やがて塩谷第二研究室と呼ばれるようになり、僕宛の外線が入ると交換はまず、カフェテラスに回してくれたものである。その頃ホテルから派遣されていた方々が今はホテルでマネージャークラスにおられるので、僕は今ホテルのカフェ、「パークサイドダイナー」を贔屓にしている。ホテルはコーヒーショップが顔なので、一番力を入れると旅行社の人に言われたことがあるが、帝国ホテルのカフェ、パークサイドダイナーはピカイチである。日替わり?のランチメニューはサラダコーヒー付きで、値段もリーゾナブルだが、殊に付け合わせのサラダに感心させられる。野菜がいつもパリッとサクサク感がある。そしてフォトは今日のランチ「信州雪鱒のソテー」おいしかったですぞ!
# by n_shioya | 2018-01-16 21:51 | 食生活 | Comments(0)
「ホルモン補充療法は必要か?」
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「ホルモン補充療法は必要か?」今日は「ホルモン補充療法」のお話。でも「ホルモン焼き」ではありません。実は「ホルモン補充療法」で「抗加齢医学」はスタートした。1992年、ボストンのラドマン博士がその頃バイオの技術で安く手に入るようになった「成長ホルモン」を老人グループに投与したところ、元気になったというのがその始まりである。だが、肝心の内分泌の専門家たちは批判的だった。ホルモン減少が老化の原因なのか、その結果なのか、つまり因果関係がはっきりせんまま、ただ投与するのは如何という批判である。また、その効果も曖昧な点が多いということで廃れてしまった。その後、DHEAの補充が試みられたがこれももう流行っていない。DHEAはテストステロン、エストロゲンといった性ホルモンの前駆体である。今認められているのは、女性の更年期障害のほてり、動悸など急性症状の治療である。最近は男性にも更年期があり、それにはテストステロンを補充すべきというのが、札幌医大の名誉教授、熊本悦明大先生の主張である。熊本先生は最近、女性にもテストステロン補充は効果があると仰っている。
でも女性がこれ以上活性化するのは如何なものか・・・

# by n_shioya | 2018-01-15 20:19 | アンチエイジング | Comments(0)
「ホルモン補充療法は必要か?」
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「ホルモン補充療法は必要か?」今日は「ホルモン補充療法」のお話。でも「ホルモン焼き」ではありません。実は「ホルモン補充療法」で「抗加齢医学」はスタートした。1992年、ボストンのラドマン博士がその頃バイオの技術で安く手に入るようになった「成長ホルモン」を老人グループに投与したところ、元気になったというのがその始まりである。だが、肝心の内分泌の専門家たちは批判的だった。ホルモン減少が老化の原因なのか、その結果なのか、つまり因果関係がはっきりせんまま、ただ投与するのは如何という批判である。また、その効果も曖昧な点が多いということで廃れてしまった。その後、DHEAの補充が試みられたがこれももう流行っていない。DHEAはテストステロン、エストロゲンといった性ホルモンの前駆体である。今認められているのは、女性の更年期障害のほてり、動悸など急性症状の治療である。最近は男性にも更年期があり、それにはテストステロンを補充すべきというのが、札幌医大の名誉教授、熊本悦明大先生の主張である。熊本先生は最近、女性にもテストステロン補充は効果があると仰っている。
# by n_shioya | 2018-01-15 20:19 | アンチエイジング | Comments(0)
我々はDNAの奴隷か?
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“それはDNAのせい”という言葉を最近よく耳にしませんか?遺伝子解析が進み、あたかも我々の運命は生まれた時からDNAで決まっているかの感を与える。確かに容貌は親に似るのは認めざるを得ないし、それならば性格や病気の素質も親からの引き継ぎが多少はあっても不思議は無いだろう。だが、人間のゲノム解析が完了した今、専門家の認識はこうである。人の全てにおいて「遺伝子」が関わることは間違いない。ただそれ以上に生まれてからの「環境因子」の影響が強い。遺伝子の働きは大雑把に言って約3割。ということは「環境因子」はその2倍の働きをする事になる。しかも環境因子は本人の努力でいかようにでも改善出来る。もちろん社会的な要素に関しては個人の努力に限りはあるが。「遺伝的要因」はまだ変えることはできない。しかし遺伝子解析の技術を活用し、自分の遺伝的なメリットデメリットを認識し、それにふさわしい環境因子を整えることを可能にすることが、これからのアンチエイジングのあり方と言えるのではないか?
# by n_shioya | 2018-01-14 20:57 | アンチエイジング | Comments(0)
美容外科の最新情報
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今日は「日本美容外科学会」の学術集会と国際美容外科学会の新年会。印象深かったのはの「皺伸ばしの最先端」についてのカリフォルニアの「皺伸ばし手術の鉄人」マーティン博士の特別公演。このところレーザー、ボトックス、ヒアルロン酸とメスを使わぬ手法が人気だが、シミ、しわはともかく、たるみに関しては手術の勝るものはないようだ。今一つの話題は鼻尖部の美容外科。隆鼻術というと鼻筋を高くするだけのように思われるかもしれないが、事実僕が現役の頃はそれで十分だったが、今の流行りは鼻尖部と小鼻を整えることのようだ。これが意外に難しい。韓国の「鼻尖部形成の鉄人」ジェオン博士と日本の鉄人達の討論が興味深かった。
# by n_shioya | 2018-01-13 22:32 | 美容外科 | Comments(0)
よく噛もう!
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よく噛んだ方がいいことはわかりきった事。でもこれまで僕は早食いで知られてきた。とっても何十回も噛むなんてまだるっこしくてできなかった。3回か、よくて5回ほど。考えるとこれも悲しい外科医の性(さが)かもしれない。朝飯の後はいつ食えるかわからない。それも手術の間に数分でカッこむ。それから「玄米菜食」という過酷な幼児体験の後遺症でもある。親父には“100回噛め”と強要された。噛んで飲み込むのではない、何十回と噛むうちに食物が溶けて自然に胃に流れていくのに任せと言われた。だが、思うところあって元日に、久しぶりに噛むことを試してみた。意外に悪くない。改めて食材のそれぞれに味があることを発見した。どうせ胃袋では一緒こたになるんだと、ごちゃ混ぜに飲み込んでいたのが、よく噛むと実に味わいがある。じゃ、今までは?とても気の毒で配偶者には話していない。そして唾液も充分に分泌され、咬筋や側頭筋の動きは大脳の刺激にもなる。そう、この「咀嚼(よく噛む)」を今年の課題の一つにしよう。と言っても10回ほどですよ、偉い人たちが言われる30回は僕にはとても無理、無理。
# by n_shioya | 2018-01-11 21:22 | 食生活 | Comments(0)
ルージュの手紙
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今年初の映画は「ルージュの手紙」いい映画だったなぁ、と家に帰って反芻している。カトリーヌ・ドヌーブとカトリーヌ・フロの競演。継母と娘の確執という永遠のテーマが、出産という助産婦の営みを軸に展開する。決して明るい内容ではないが、なぜかほのぼのとした気持ちになり、生きるということも悪くないなと思わせる。これ以上は是非ご覧の上で。
# by n_shioya | 2018-01-10 21:09 | コーヒーブレーク | Comments(0)
バーク神父と新年会
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今日はバーク神父を囲んでの新年会。バーク神父は長らく山手教会の主任司祭を勤められ、その温かいお人柄でお慕いする信者が多かった。函館に移られてからも、お誕生日やクリスマスになど、何かにつけ横浜でも神父を囲む会が催されてきた。あたかもキリストが山から降りてこられると、信者たちがワーッとと押し寄せる感がある。何もしちめんどくさい説教を垂れるわけでない。皆の様子を尋ね、皆のいうことをニコニコと聞いてくださる。誠に新年にふさわしい集まりでした。
# by n_shioya | 2018-01-09 22:36 | コーヒーブレーク | Comments(0)
「頑張れ、北里!」
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成人の日の今日はアメリカン・クラブで北里大学形成外科の新年会。退官後20年。参加者の半数以上は僕にとっては新顔である。それだけ教室が発展してきたということで喜ばしい。ところで僕の現役の23年間、新年会はいつもアメリカン・クラブだったが、一度も雨や雪に祟られたことはなかった。運が良かったですな。さて形成外科の未来は?そもそも形成外科は20世紀になって、皮膚科、整形外科、耳鼻科などの既存の専門科から、皮膚移植による再建の部分を統合して発展してきた。また、20世紀終わり頃から台頭した再生医療も、形成外科が培養皮膚の開発により先鞭をつけた。そして今世紀の我々形成外科医の課題は、まず美容医療の医学的基盤づくりにあるといえよう。と、教室員と同門会員を鼓舞して、新年の挨拶とした。頑張れ、北里!
# by n_shioya | 2018-01-08 20:12 | コーヒーブレーク | Comments(0)
新しいコンセプトの医学部紹介
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新年にふさわしい希望に満ちた話題を一つ。今日、「日本の医療を考える会」で、成田に新設された国際医療福祉大学の医学部長、北村聖教授から新しいコンセプトの医学部造りのお話をとっくり伺ったのである。目指すは「グローバル・スタンダード」グローバルな医師とは①グローバルな視野を持つ②グローバルな基準に適合する③グローバルな多様化に適応する④グローバルに認知される医師だという。そのために教育体制も、斬新な発想で展開される。例えば、140人のうち20名は留学生。教授陣にも外国人が多数参加。基礎医学では研究業績で学生を煙に巻くのではなく、臨床に役立つ基礎知識の習得を志す。最近の若者は覇気に乏しい。また内向きで海外の動きに興味を示さないといわれている。だが、国際医療福祉大学の医学部生は、やる気満々で出席率99%。スマホで遊ぶ輩は皆無という。どのような医師が成田から育っていくか楽しみである。願わくば彼らが日本の医療現場で受け入れられ、医療改革の起爆剤にならんことを!ツーショットは聖マリアンナ医大の心臓血管外科の宮入剛教授と。
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# by n_shioya | 2018-01-07 23:10 | 医療全般 | Comments(0)
オードリー・ヘップバーンの言葉
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去年一年を振り返って最も心に残るのは、加藤タキさんからお伺いしたオードリー・ヘップバーンの言葉である。オードリー・ヘップバーンは加藤タキさんの親友である。“あなたの好きな男性タイプは?”というタキさんの問いかけに対し、“強い男よ”と答えたと言う。タキさんがちょっと怪訝そうな顔をしたのか、彼女は付け加えたと言う。“あなたはマッチョを考えたのでしょう。そうじゃないの。挫折を経験した男。人の気持がわかるから。”。改めて考えると僕はマッチョでないだけでなく、恥ずかしながらこれまで挫折らしい挫折を経験していない。別に僕の努力ではなく、ただ運が良かったに過ぎないと思っている。あるいは挫折しても自覚がないほど「おめでたい男」なのかも知れない。いずれにせよ、人の気持ちがわからない欠陥人間ということになる。でもたとえ挫折経験がなくとも、その弱みを意識し、人の気持ちをわかろうとする努力で補えるのではなかろうか?これが僕の今年の「最優先課題」である。
# by n_shioya | 2018-01-06 23:06 | コーヒーブレーク | Comments(0)
三ヶ日はどこ行った?」
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「三ヶ日はどこ行った?」みなさん三ヶ日はいかがお過ごしでした?お雑煮?買い物?温泉宿?でもなんか昔のような三ヶ日は無くなってしまったのでは?昔は三ヶ日にはほとんどのお店は閉じてしまうので、大晦日までに其の間の食いぶちを大わらわで準備する。それが「おせち」だった。狭い都会の真ん中で、何も羽根つきや凧揚げを復活しろと言ってるわけではない。せめて、緊急を要しない、必要不可欠な業務以外は三日間原則として休ませることはできないだろうか?一年の初めに三日間空白の時を作って心身をリセットするこの「三ヶ日」は日本人の知恵だった筈。
# by n_shioya | 2018-01-05 23:14 | コーヒーブレーク | Comments(0)
幸せはブーメランの様に
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あれ以来、「幸せ」について考え続けている。人を幸せにする事。学会の特別講演「心のアンチエイジング」の冒頭で、阪大の吉川教授は整形外科の修行中に遭遇された下肢切断の男の子の話をされた。骨の癌で余命数年というその子は最後まで明るさを失わず、むしろ周りの人々を幸せにし続けたという。なぜだろう?その疑問が吉川教授の心に深く残り、 “大切なことは目に見えない”と言う「星の王子さま」の一節に遭遇する。そして「人を幸せにすること」を心のアンチエイジングの必要条件の第1に置くようになったと言われる。以来不肖僕も、日々お会いする方々を少しでも幸せにできないかと意識するようになった。そして気づいたことは、他人のことを考えることで、自分のケチな思い煩いが雲散霧消とは言わないまでも、軽減されることである。たとえ自分が不幸にめげている時でも、不幸のどん底にあるはずの患児さえ人を幸せにすることが出来たことを思い起こし、気持ちを持ち直すことにしている。それだけではない。「幸せの不思議」は、相手の幸せを思うだけで、自分の胸もちょっと仄々としてくることだ。ちょうどブーメランのように。
# by n_shioya | 2017-12-29 21:35 | アンチエイジング | Comments(0)
箱根礼讃
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箱根の温泉宿まで一時間半、日帰りも楽にできるのは横浜に居を構えるありがたみの一つである。今回もポーラ美術館を訪れついでに、ガラスの美術館、大涌谷、箱根神社などを経めぐり、行く先々で真正面に真白き富士の嶺が出迎えてくれる幸せを味わって来た。子供の頃夏を箱根で過ごした僕にとって、箱根は裏庭のような親しみを覚える。当時の貸別荘のあった小塚山に建つのがポーラ美術館である。そして宮ノ下の富士屋ホテルは日光の金谷ホテルと共に、リゾートホテルの双璧だった。富士屋経営のゴルフコースが仙石原にあり、それが箱根で唯一のゴルフコースだった。その仙石原には今や立派なゴルフコースだけでなく、「ガラスの美術館」の他にも、「星の王子さま」「ラリック美術館」など魅力的な施設が立ち並んでいる。箱根は僕にとってはかけがえのないリトリートである。
# by n_shioya | 2017-12-28 22:33 | コーヒーブレーク | Comments(0)
ピカソとルドン
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箱根のポーラ美術館も開館して早15年。美術愛好家の間では高い評価を受けている。15周年記念として、コレクションから選りすぐった100点が時系列で今展示されている。これまでもその時々の企画に応じて所蔵品は紹介されてきたが、これだけの作品群が勢ぞろいするのは初めてだ。よくこれだけ集めたものと圧倒される。化粧品業界とはそれほど儲かるのかと僻んでしまう。その100点の中で僕の最も好きなのは?困りますなぁ。でもやはりこのピカソとルドンでしょうか。
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# by n_shioya | 2017-12-27 21:57 | コーヒーブレーク | Comments(0)
堀文子と岡田謙三
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「堀文子」の伝記を読んでいる。著者は村松友視。堀文子というユニークな画家の一生を、時代背景の考証とともに語り続け、今ニューヨーク留学時代にたどり着いたところ。フランスからアメリカに渡った彼女は敬愛する画家、岡田謙三のマンハッタン郊外の別宅に滞在する。岡田さんはニューヨーク郊外のレンスラーヴィルに広大な屋敷を構え、岡田ホテルと呼んで日本からの画学留学生を誰彼となく泊まらせていた。画学生ではないが僕もその一人として、しばしばお世話になり、堀文子さんともお会いしたことがある。“こんなことしちゃ堀さんに怒られるかも”と言いながら、岡田夫人が彼女の作業場をちょっと覗かせてくださったのも、今となっては懐かしい思い出である。
# by n_shioya | 2017-12-26 22:12 | コーヒーブレーク | Comments(0)
クリスマスイブは支那まんで
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今日はクリスマスイブ。街中お祭り騒ぎで、車は大渋滞。長いイブの御ミサは体力的に辛いので、明日昼間のミサに与ることにした。夕飯も外食が混雑で無理そうなので、家で華正楼の肉まんでひっそりとイブを過ごすことにしました。
# by n_shioya | 2017-12-24 20:16 | コーヒーブレーク | Comments(0)
白鳥の湖 ヌレエフ版
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久しぶりのバレエ観賞。パリ オペラ座の「白鳥の湖」、ヌレエフ版である。ただし映画。今更「白鳥の湖」しかも映画などと気が進まなかったが、観てよかった。とりわけ王子役のマチュー・ガニオが素晴らしい。また映画ならではのクローズ・アップで、舞台だとどんないい席でもここまで表情や手の動きなどはフォローできない。満足しました。
# by n_shioya | 2017-12-22 23:36 | 美について | Comments(0)
「アンチエイジングで何が悪い?
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アンチエイジングという言葉が人口に膾炙した今でも、“アンチエイジングは嫌い”という方も少なくない。そのほとんどが、アンチという言葉、老化という自然現象に争うのは如何か?という立場である。もうこれだけ定着した言葉なので、今更変えなくても、中身さえ「健康長寿」、言い換えれば“加齢と折り合いをつけること”と理解すればいいのでは、それに他に代るいい言葉も見つからないので、というのが我々の逃げだった。だが僕はここに来て、アンチエイジングそれ結構。むしろアンチエイジングでなければと思うようになった。きっかけは筋力の衰えである。ある年齢に達すると、筋肉は毎年少しずつ衰えていく。これは、サルコペニーと呼ばれ、今の所効果的な対策はないとされている。でも、誰でも足腰の衰えは避けたいでしょう。僕も意識して歩く時間を増やし、ジムで筋トレにも励んでいる。これこそまさにアンチエイジング、「老いに抗う」姿ではないか。これからはだれ恥ずることなく、食事も節制し、必要ならサプリも摂って、アンチエイジングに励もうと開き直った次第。
# by n_shioya | 2017-12-21 23:05 | アンチエイジング | Comments(0)
道草の勧め
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このところ、「子供時代」を思い起こすことしきりである。「記憶」というのは都合のいいもので、嫌な思い出はフィルターに引っかかり、楽しかったことだけが頭をもたげてくる。それも大それた事でなく、ちょっとした日常の一場面に過ぎない事が多い。今、反芻しているのは「道草の楽しさ」だ。中学時代、下北沢から家まで15分ほどだが、南口商店街を抜けるのに30分ほどは掛けて家に戻る。先ずは新刊書屋。そして古本屋。さらにレコード店、花屋さんなどなど。そして顔見知りの店主たちとの駄弁りが楽しかったし、今となるとそれが立派な人生教育になっていた。いや学校の授業よりもはるかに実り多かったと言える。その後、仕事の処理に追われる日々が続き、「道草」などの余裕は皆無の生活の連続だった。そして今、「生活のための人生」に終わりを告げ、「生きるために生きる」老年期に入った幸せを噛みしめている。つまりやっと「道草の人生」を楽しんでいるわけですな。
# by n_shioya | 2017-12-20 23:08 | コーヒーブレーク | Comments(0)
大切なことは目に見えない
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今年も色々な出会いがあった。その中で最もメモラブルな方は阪大の吉川教授である。整形外科の教授の他にもう一つの顔をお持ちである。それは「心のアンチエイジング」の伝道師。星の王子さまが砂漠の狐に教えられた「大切なことは目に見えない」の言葉を切り口に、人の幸せについてご自分の体験を話される。教授のお考えではその秘訣は①人を幸せにする②物事を良い方に捉える。つまりポジティブ シンキングか。③心配することの9割は起こらない。つまり取り越し苦労はやめましょう。の三点である。②と③はわからないでもない。だが、人を幸せにする、とは。改めて考えると、僕はそのように思ったことがあるだろうか?相手のためのつもりでも、本当は自分がそうしたい、つまり自分のためにしているのではという恐れ。なによりも、人を幸せにするなどおこがましい考えという意識。でもこのような考えと決別することにしました。以来、人と接する時、相手を幸せにしたいと思うようになりました、これでも。
# by n_shioya | 2017-12-19 21:36 | アンチエイジング | Comments(0)
風雲児 徳田虎雄
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徳田虎雄一代記を読み始めている。ともかく破天荒な男だ。たった一人の反乱で始めた徳洲会病院はわずか数十年で日本一、世界屈指の病院グループに発展した。そして今その屋台骨がぐらついている。徳田が僕の前に現れたのはもう三十年ほど前のことだ。ニューオータニの最上階にあった中華の回転レストランに助教授と一緒に伺った。これから徳洲会病院グループを展開するので手伝ってほしいという。“俺はあんたの様なアメリカ帰りのうだつのあがらん医者をスカウトしてるんだ。”と宣う。面白い奴だと思った。“こちらはうだつはあがらんかもしれんが、北里大学に移ったばかりなので僕自身は移れない、手を貸してもいいが、”と答えて交流が始まった。その時同席した助教授などは、すっかり徳田節の虜になり、自分が行ってもいいと言い出しそうになったのを留めた覚えがある。その後、日本列島を駆けめぐった「徳田旋風」については皆様ご承知のとおり。やがて彼はALSに冒され、随意筋がほとんど全て麻痺し、今は湘南鎌倉病院の最上階で、文字盤を追うかすかな目の動きで命令を下していると言う。「風雲児」という言葉が彼ほどふさわしい男はいない。
# by n_shioya | 2017-12-18 21:08 | コーヒーブレーク | Comments(0)
久々のパエリア
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またパエリアが食べたくなり、「エスペロ・ガス灯通り」にやって来た。かつての「AACクリニック銀座」の斜め向かいである。ここのスペイン料理は本格的だが、リーゾナブルである。ちょっと塩辛いが、考えるとマドリッドでも、リスボンでも料理は塩辛かった覚えがある。パエリア・ランチの後、配偶者は娘や孫娘を連れて銀ブラを楽しむそうだ。
# by n_shioya | 2017-12-17 21:00 | 食生活 | Comments(0)
メリー・クリスマス! バーク神父様
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横浜の山手教会にバーク神父という主任司祭がおられた。大変信仰深い、といっても決して堅苦しくなく、子供の時から自然に信仰を持ち続けた感じの神父さんで、信者の一人一人をありのまま受け知れてくださり、多くの信者に慕われていた。十年ほど前からファンの信者たちがお誕生日やクリスマスに神父さんをお招きしてパーティを楽しんできた。残念なことにこの春からに函館の教会に移られたが、ファンの信者だけで本人抜きの“神父様を囲む会”は続いている。今日も幹事役の津田さんの書かれた神父さんの似顔絵を飾って、レストラン・スカンディアで和やかにクリスマスを祝った。メリー・クリスマス!バーク神父様。
# by n_shioya | 2017-12-16 21:55 | コーヒーブレーク | Comments(0)




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