11月23日

[朝ジャーマン] 朝一でジャーマンスープレックスを放つ、の意。プロレスにおいて一番美しい大技・フィニッシュホールドと言われているジャーマンスープレックスをいきなり寝起きに放つ/放たれるという常識を超えた光景、転じて、物事の始めにいきなりクライマックスを持ってくる/あるいは予期せぬそれが訪れる、ということのたとえ。『朝カレー』よりもその程度は強い。用例)A「今日のSCOOBIE DOライヴ、一曲目は『Little Sweet Lover』だったぜ!」B「なにっ!?そいつはまったく朝ジャーマンだな!」用例2)「今年の紅白、トップバッターは白組北島三郎、赤組和田アキ子という朝ジャーマンな曲順で行います!」
大阪でのライヴを終えた翌日。なんとも名残惜しい気持ちがそうさせたのかなかなか早い時間に目が覚める。いやうし、と南森町の辺りの商店街を散策することに。
スタコラと無目的でだらだらと歩く。この感覚はEなぁ。無目的、だらだらはやはり必要であるなぁ、と心をからっぽにしてサッサスタコラと歩いていると、おおお、古本屋発見。うーむどれどれ、無目的の心持ちに少ーし目的が出来るじゃないか、うむうむこれまた悪くない気分休日ちっくだこれぞ戦士の休息だ男の余暇だ、と覗いてみると程なくして、素敵な装丁の本発見。

ジャケのこの感じはテリー・ジョンスン氏のよーな、うーむSOUL系の本かしらこんなのあったけねぇと2秒くらい。著者はときたらどなたですか渡辺さんですか祐さんですかそうですかあああおおお
渡辺祐氏じゃあないか。えなり風にいうと祐氏じょのいこ。編集者、ラジオDJ、時々『タモリ倶楽部』出演者にして、生粋のBLACK MUSIC愛好家であり、FUNKY4を愛するPLUS ONE MOREとしても名高いタスク氏の本だった。だったのだ。だったのでGET。こんな本を出していたとは知らなんだ。今度、サインをしてもらおう。
うむうむ、よいじゃないかよいじょのいこと気持ちアガリ、無目的に戻ってスタスタと歩いているとまたも古本屋発見。ここらへんは古本屋が多いねどうも、と引き寄せられるようにIN。すると店頭にイカしたデザインの文庫本がずらずらと並んでいる。んーこりゃ見たことないが、見たことあるような。ビビッと来たぞなになにどれも筒井康隆氏の文庫本のよーだね。

この手のビンテージポップ感覚にどーも弱い。カバーデザインは杉村篤とな…。うーむ、聞いたことあるようなないような。とりあえずイカしてるのでGET。筒井康隆小説もあんまし読んだ事無いしな。やしやししかし。杉村篤…。聞いたことあるよなぁやっぱし。と思い、頭の中を懸命にヤホーすること数分。
あ。そうかそうだ。そうだった。
東京スカパラダイスオーケストラに在籍していた故クリーンヘッド・ギムラさん、The Hair、同じくスカパラのボーカリストでもあったシンガー・杉村ルイ氏の親父さん杉村篤氏じゃあないか。そーいや、スカパラのセカンドアルバムのジャケも描いてたっけなぁ。
うーむ、道理でアヴァンギャルドポップ。つまりはFUNKY。親子揃ってカッコEなぁいやぁ納得納得朝っぱらからE買い物しちまったね大満足でぃサンクス大阪。と、散策を終え、商店街を後にした俺。
今年最後の大阪はまさしく『朝ジャーマン』な一日になったのであった。いやっほぃ。
コヤマシュウ
P.S ちなみに『朝ジャーマン』、

DOUTORコーヒーの「朝からジャーマンドッグを食おう」キャンペーンのコピーでもあるようだ。いやぁ奇遇だね。