今年もいよいよ暮れようとしています。
北沢夏音さんは原稿を書きながら新年を迎えるらしい。物書きらしくてそれもいいかと笑ってらした。
僕は多分、ライブ終わりの幕張から東京へ向かう近藤くんの車の中で新年を迎えることになるだろうな。
除夜の鐘がなるころには忘れられちまうような出来事もあれば、他の人はいざ知らず、君にとってはずっと忘れられないだろう出来事もあっただろう。
僕だってそうさ。
こんな悲しい日によくみんな笑って歩いてられるな、なんて勝手なことを思ったりしたんだ。
吐き気がするよな出来事と背中を焼かれるような悲しいこと。
そんなことがあって少したった後、僕はブラックピープルの友に「ブラザー」と呼びかけられた。
ブラザー。
素敵な言葉じゃないか。
ブラザー。
言われてなんだか嬉しかったぜ。
2009年にもそう言ってやりてぇなぁ。
よぉ兄弟、もういっちまうのかい?
みんな兄弟にはずいぶんひでぇ目にあったって言ってるよ。
僕かい?
僕もいろいろあったけど、多分、あんたのせいじゃないよ。
良いことも悪いことも多分あんたのせいじゃない気がするんだ。
そうさ。そしてあんたに兄弟って言ったからには、その、良いことにも、悪いことにも、兄弟って呼びかけなきゃね。
あいつら、今年もずっと僕のそばに居てくれたんだ。
ところで兄弟、これからどこに行くんだい?
やっぱりいっちまうのかい?
なぁ兄弟
あんた逢えて良かった
やっぱり良かったよ
聞こえてるかい?
さよならだよ
兄弟
さようなら
さようなら
ブラザー
さようなら