世の中にはこういう人ってたまにいる。
才能が怖いくらいあって、そいつをぶちまけることしかできない人。
いや、まいっちゃったな。
これは凄いアルバムだな。
あのね、かまボイラーってバンドの7月にでるニューアルバムを聴いたんだよ。
素晴らしかった。
こういうのをロックバンドの名盤ていうんです。
リズムに革新があったり、さらにそこにちょっと哀しい心象風景があったり、最近嫌気がさすほど使い古されてるウレセンネタもゼロ!
もう一度言おう。
こういうのをロックの名盤というのです。
音質はインディーズの頃のREM、またはロンウッドのセカンド。
そしてロックの才能を見せつけるために生まれてきた男、清水貞信のあの声ね。
怒れるニールヤングみたいな声で歌うんだ!
バンドの演奏は六十年代のボブディランのバックバンド、つまり後のザ・バンドやアルクーパーが現代に現れて、ピーターガブリエルからレッドツェッペリンからパールジャムからなんでも演奏しちゃって、しかも、ここが重要なんだけど、狂気というものとは全くおもむきを異にしている。
それは<うぐぅわー!!>とはやれないとか、そんな事やったら売れないじゃないかなんてくっだらない理由なんかじゃなくって、僕はやっぱり時代やなにか、音楽・ロックの行くべきトコを清水さんはじめバンドのみんなが意識的にも無意識的にも感じとったのだと思う。
そんなアルバムはめったに無い。
ていうか、ハードルが高くなるからこんなの出さないでよ清水さん。
曲がまたすげー感じでさ。
なんかアメリカの短編映画見てるみたい。
だけどかまボイラーはこれだしたら活動休止なんだってさ。
あのね、清水さん、こんなアルバムを俺に聴かせといて活動休止って、そんなの通用すると思ってんの?!
ぶっちめますわよ!
今すぐ撤回しなさい!
すぐ全国アルバムツアーをやって、対バンはサンボマスターですと言いなさい!!
清水さんへの追伸:曲順のクレジット間違ってましたよ。4曲目は<夜をこえて>でしょ(笑)?
でもこの曲やべーっす!新しいっす!ツェッペリンとURCの都会的な部分と二十一世紀レイドバックミュージックが一つになってて死ぬかと思いました!
あと8曲目の<絵になる君>もやべーっす!
歌詞がまずやべーっす!嘘臭くないっす!
<見えない敵が散歩する/悪夢の夜を繰り返す/消え去っても消せないさ>
<見えない敵が散歩する/絵になる君が背伸びする/今さっき用をたした>
すっげー!おたく天才ですか?
曲もほんとに二十一世紀ディランみたいで死にそうになりました!!
また池袋でコーヒーを飲みましょう!あなたが毎回おごりましょう!