捨て曲について


以前捨て曲について書いた。全ての曲に同じ情熱を注ぎ、全てがリード曲になるよう制作している。だから捨て曲にするつもりなんてちっともないって事を。アルバムとかになると実際起こり得る話で、何度かそんな状況を目撃した。その反動もあるのかな。

最近は自分が決めた曲を試聴して一曲単位で買うわけだが、それによって他の曲に出会いづらくなった。レコードで言うB面、アルバムで言うシングル以外、彼らの居場所はなくなった。。。と思ったけど全然そんなことなかった。インターネットは以前よりも簡単に、手を伸ばせばこんなにたくさん紹介してくれる。溢れたきった情報の中、それに気づくのが逆に難しかった。

あえて言う、素晴らしい捨て曲に出会ったらテンション上がる。みんなが同じ音楽聴いてる中優越感にひたれる。新しい刺激を受けて自分の制作にも取り入れようってなる。これが最先端のトレンドだ、過去の音源は時代遅れだって。

過去のものを否定し続けた。未来だけをみて生きるんだと。歴史の授業やテストに意味を感じなかった。単純だけど歴史モノが好きになって考えが変わった。過去の上に現在がなりたって、その上に未来が立つ。全部大事。

最先端のトレンドは諸刃の剣で、それだけ追いかけると捨てられるのも早い。お気に入りだった曲が一ヶ月後にはあきてしまう。音質は技術とともにどんどん進化するけど、メロディーは案外クラシックで進化していない。お決まりのコード進行を変えてみる。違和感なのは聴きなれていないだけで、上手くやれば中毒になる。そんなアレンジは得意なほうだと自画自賛してみる。

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現在NEENEEのレコーディングをやっている。13曲収録予定で、全てがリード曲のつもりで。同時にプロデュースワークとオリジナルソロ曲も。トレンドは入っているけど、それ以上にオリジナリティを意識している。オリジナルが確立されたらトレンドを越えて強い武器になると思う。捨て曲にはさせない。

ちょっと硬くなっちゃったけど、楽しく音楽やってます。捨て曲あーだこーだ言わずに楽しさが伝わればいいなと思っています。

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ORIONBEATS「WAEP6」2017.5.17 発売決定!
WAEP1〜WAEP5発売中!





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by rkdj | 2017-04-29 16:42 | Tetsushi Hiroyama

音楽を発売する場合、レコードレーベルが母体となって動くケースが一般的です。メジャーとインディーズと自主レーベルの3つが主なレコードレーベルになります。その3つ全てを経験して感じたことを書きたいと思います。※個人的な意見です。

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NICE DAY feat.BEAT CRUSADERS / RYUKYUDISKO
メジャー移籍第一弾シングル。初回生産にはライブDVDが付いて、通常盤には限定トラックが収録された。

メジャー
会社が大きく予算も豊富で、動けるスタッフが多い。大金かけてビデオを作れるし人の足で細かく営業がまわれる。名の通った会社だと信頼してもらえるしタイアップ等も取りやすい。
全てのアーティストがその恩恵を受けれるわけではなく、会社が見込んだ才能のあるアーティストに絞られる。逆に見放されたりして冷たいときもある。
制作にお金は出すけど口も出す。時にはアーティストがやりたくない事を指示したり、企画ものを強要したり。メジャーに行って変わったなって感じるときは大体そう。キャリアが長かったり、口が立つアーティストは戦えるけど、若く田舎から出て右も左もわからないアーティストは流されがち。
支払いはしっかりしててスタジオも使い放題。デビュー記念に高級しゃぶしゃぶをごちそうになった。ここぞとばかりに肉だけ食べたらお腹壊した。タクシーによく乗る。自分をしっかりもたないと業界にかぶれる。

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LEQUIO DISK / RYUKYUDISKO
デビュー作はインディーズでした。右も左もわからない我々は、マスタリングに機材を持参したのでした。

インディーズ
メジャーとの違いはプレス工場を持っているか。初回生産とか聞くけど自社でプレスできるメジャーがランキング狙いで大量注文とってくださいってこと。売り切れてもすぐに追加できますよってこと。全てではないが、インディーズの場合はプレスは業者に委託する。
アットホームな会社が多く、アーティストと心中する覚悟でやってる会社も。愛を感じる。事務所が共通な場合が多く連携がとりやすい。
他の業種(書籍とかイベント制作とか)と兼用している会社もあり、他が業績いいと音楽部も潤ってくる。逆もしかり。
売れたらアーティストへの還元が大きい。ただし制作費は少ない。
例えば「友達のライブに飛び入りしました」、「SNSはじめました」、とか事後報告でも、「いいんじゃない」で済んでしまう。
レーベル間、事務所間のシガラミが少なく、トリッキーな裏技を使い大胆な戦略を打ち出せる(全ての夏フェスに出るとか)。

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Souvenir from RAKUEN mixed by Tetsushi Hiroyama
自主レーベル「RAKUEN RECORDS」記念すべき第一弾カタログのMIX CD。CDを制作する場合は他のレーベルと協力しています。

自主レーベル
とにかくフットワークが軽い。思いついたらすぐ行動に移せる。だが、プロモーションなどの費用を工面するのが大変。
近年は配信が増えてきたので、CD生産よりハードルは下がり、在庫を抱えるリスクがなくなった。個人でのリリースは自主レーベルがほとんど。そのため配信サイトへ新規のリリースが殺到、収拾つかなくなる。新たに配信を始める場合はアグリゲーターに代行してもらう。
還元はほぼ100%。うれたら億万長者。大金叩いて巨大ビジネスに挑戦するか、コツコツ地道に運営するかも個人の自由。メディアに予算かけたくない!そんなものにごまかされない!自分がメディアとなって発信する!それも自由。
レーベルの動きをある程度知らないと立ち上げるのは難しい。無知でも、よほど好きで研究して、立ち上げたオリジナリティあふれるレーベルは面白い。
マネジメントやブッキング、アートワークやプロダクションまで、第三者に協力をお願いすることも。自分で全てできるならいいんだけど。。。
イチからヒャクまでやること万歳だけど、楽しいしやりがいがあるのも事実。

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WAEP6 / ORIONBEATS (2017年5月発売予定)
アグリゲーターと協力して配信しています。レーベル運営とアーティスト活動の両立は大変だけど楽しくやっています。マイペースをご了承ください。



以上、メジャーとインディーズと自主レーベルの違いでした。最近は音楽業界の不況で状況が変わってきてるし一概には言えませんが、経験と記憶をたどってまとめてみました。今後逆転もありえるだろうし、ギャンブル的な要素も大きいので思わぬ展開もありえます。どう転がるか、時代の流れを先読みして組み立てて行くのも必要だと思います。

合わせて読む





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by rkdj | 2017-04-21 23:11 | Tetsushi Hiroyama

バンドとソロの両方やっています。活動してて感じたメリットとデメリットをまとめてみます。※経験から基づく個人的な意見です。

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RYUKYUDISKO (バンド・ユニット)
弟と一緒になんだかんだ10年以上やっています。沖縄系テクノ系ダンス系DJ。アルバム製作中!の予定だったけどなんだかんだペンディング。

作曲におけるメリット
バンド:協力し合って分担できる。
ソロ:気の向くままやりたいようにできる。

作曲におけるデメリット
バンド:意図しない方向に行く場合がある。
ソロ:全作業の負担が個人に乗っかる。


アイディアのメリット
バンド:複数のアイディアを元に発展できる。
ソロ:自分のアイディアが好きなように表現できる。

アイディアのデメリット
バンド:素晴らしいアイディアが思いついても満場一致とは限らない。
ソロ:最高だと思っていても、気づかずに脱線したまま方向修正できない場合がある。

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NEENEE (バンド)
ヤマト(Vo)、タカシ(G)、セイジさん(B)と四人でやっています。現在セカンドアルバム制作中!

ライブのメリット
バンド:音的にも見た目的にもグルーヴ感が出る。万が一失敗してもフォローし合える。
ソロ:構成・演出が理想のストーリーで成り立つ。フットワークが軽い。

ライブのデメリット
バンド:スケジュールの調整が合わない場合フットワークが重くなる。
ソロ:失敗したら音が止まる。人為的なパフォーマンスに限界がある。


プロモーションのメリット
バンド:友人・関係者の付き合いの幅が広く、多方面にアピールできる。
ソロ:狙い撃ちで内容に特化した層へ発信できる。

プロモーションのデメリット
バンド:ふさわしくない発言が取り上げられ腑に落ちない時がある。
ソロ:めんどくさく感じる。

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TOQUIO LEQUIO TEQUNOS (バンド)
クボタさん(B)、タロウさん(G)、マシータさん(Dr)と2010年に結成。しばらく音沙汰ありませんがいきなり音源つくりたいモード。今度提案してみよう。

ストレスのメリット
バンド:ぶつかって喧嘩してそして成長する。
ソロ:そもそもたまらない。

ストレスのデメリット
バンド:喧嘩しないに越したことない。もし抱え込んだら言ったほうがいい。
ソロ:そもそも言う相手がいない。

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ORIONBEATS (ソロ)
主に音源発表を中心に活動しているソロ。曲もたくさんできてきた、そろそろライブがしたい。WAEPシリーズで和風ダンスミュージックを提案。WAEP5発売中、WAEP6近日発表!

楽屋のメリット
バンド:和気あいあい楽しい。
ソロ:集中しやすい。

楽屋のデメリット
バンド:集中したいのにうるさい。
ソロ:一人さみしい。

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Tetsushi Hiroyama (ソロ)
主にDJ活動のソロ。プロデュースもやっています。メリットは自分が関わった全てのプロジェクト(バンド・ソロ含む)の音を自由にDJ・演奏できる事。

出前のメリット
バンド:色んなメニューがシェアできる。
ソロ:今日もラーメンにしよう!

出前のデメリット
バンド:同じ店にしたほうがいいよね。。。
ソロ:昨日もカレーだったのに。。。

以上。
次回は「メジャーとインディーと自主レーベルの違い」を書きたいと思います。

WAEP5オンBeatportをチェックする↓





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by rkdj | 2017-04-19 00:01 | Tetsushi Hiroyama

NEENEEというバンド

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NEENEEというバンドをやっています。
ファーストアルバムは2014年の8月に発表されました。

その時の記事↓

セカンドアルバムに向けてかれこれ二年くらいレコーディングしています。途中なんだかんだ空いて最近一年ぶりに再開しました。時間が経って音が古くなったのと、気分が変わったのと、忘れてしまってるのとで、フレッシュな気分でイチから再構築します。

レコーディングおさらいを備忘録を兼ねて。

今回のNEENEEのレコーディングはタカシの引き出しを開けるところから始まりました。俺こんなのできるんだぜって言わないけど、実はロックやテクノ以外にもいろんなジャンルの音楽を知っています。そのチップを持ち帰りベースとなるトラックをつくります。その上に仮のギターを積んでいきます。

アレンジした後、レコーディング用ステムを作成します。別スタジオに移動します。毎度お世話になっているクインテッド。このスタジオではコーヒーよりもコーラの消費量が高い傾向にあります。ヤマトが歌詞を書いている間にギターを録ったり、作詞のお手伝いをします。合間にコード進行を確認したり、歌メロガイドを入れたり、サンレコ読んだりします。出来た順番に録音していきます。近所の定食屋に行くかデリバリーするか弁当にします。今さらココイチのおいしさに感動しました。

一人の世界に入って追求するのと、外スタジオで起こるミラクル。どっちもいいもんですね。両方が上手く融合されています。

そして今年。

打合せ。リマインドそして録音再開。データを受け取り別スタジオに移動します。Tetsushi no Studio。再録の必要のないものからアレンジしていきます。トレンドを入れつつNEENEEの良さを引き出していきます。デモはいったん捨てます。

ここからは未来。完成までの理想的な道のり。

プリプロ後のラフを確認します。主に打ち込みパート。その時点では歌やギターは調整していません。問題なければバウンスしてミックスに移行します。そのときボーカル、ギター含め、全てのトラックがいきいきとしたバランスで立ちます。なんとなく発売のフラグは見えました。スタート位置についています。果たして無事に旗は振られるのか!?

プロモーション展開やライブも考えています。それはまた後日。

※アー写は仮なのでボカシいれておきます。

チャレンジなサウンドはその後熟成されNEENEEやプロデュースで活かされるのです。チャレンジもチェック!
↓↓↓




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by rkdj | 2017-04-07 16:50 | Tetsushi Hiroyama