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クオリティの高い写真や憧れのライフスタイル、心癒されるペットやおいしい料理まで!
エキブロには素敵なブロガーがいっぱい!そんな人気ブロガーに直撃インタビュー!

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「ソノラ砂漠の片隅で」のezoistさん登場!

「ソノラ砂漠の片隅で」のezoistさん登場!_c0039735_13553753.jpg巨大な岩山がでーんと広がる、見渡す限りワイルドな景色。有名なグランドキャニオンはじめ、不思議な形をした奇岩が無数に広がるスポットや、神秘的な自然のモニュメント、色鮮やかな花を咲かせるサボテンなど。「ぜひ一度行ってみたい!」と思えるダイナミックで美しい景色をとらえた写真の数々が魅力的です。
そんなアメリカ・アリゾナを拠点に、登山やハイキング、キャンプなど、ワクワクするようなアウトドアライフにも魅了されます。
今週は、アメリカのソノラ砂漠にどっしり根を下ろし、ライフワークである手話の仕事、そして大自然の中で暮らすアウトドアライフを思いっきり楽しんでいる、元気な女性をご紹介!
ソノラ砂漠の片隅で」のezoistさんに登場していただきました。

エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
ezoistさん:こちらこそ、いつもお世話になっております。 
最初は友達に誘われて mixi で日記を書き始めたのですが、もう少し使い勝手がよくて写真をバーンって載せられたり、デザインや背景色を選べるほうが、自分らしいブログが作れるのではないかと、エキサイトさんにお引越ししてきました。

エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
ezoistさん:ソノラ砂漠ってどこ?ですよね、まず(笑)。ソノラ砂漠はアメリカにあって、カリフォルニア州・アリゾナ州の南部からメキシコ北西部にかけて広がる砂漠地帯です。
私が住んでいるのはアリゾナ州の南に位置するツーソンという街で、メキシコとの国境から100キロ北、ソノラ砂漠の東の端にあります。
一年のほぼ半分雪を見て過ごす北海道から、365日快晴の灼熱の砂漠に移り住んでしまった私の生活と日々の思いなどを、ソノラ砂漠の景色や動植物の写真、時には美味しいものや心を動かされたものの写真を織り交ぜながら綴ったブログです。
ハイキングやキャンプ、釣り、アメリカの温泉、メキシコの田舎のビーチ・・・など、田舎ならではの楽しい遊びの情報もたくさんありです♪

エキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?
ezoistさん:やはり、繋がりが増えたこと。 日常生活では到底出会うこともなかった方々と、ブログを通して知り合えたことが一番大きな収穫です。 
好きなことが同じだったり、物の見かたや感じ方が似ている方だったり。もちろん、北海道やアリゾナにゆかりのある方々ともたくさんの出会いがありました。

エキサイトブログ編集部:ブログのよさは?
ezoistさん:なんと言っても、私でも理解できるくらい簡単に写真のアップも編集もできてしまうこと。

エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
ezoistさん:元気な人。それでいて涙もろくて情に弱い人(笑)

エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
ezoistさん:リンクを貼らせて頂いているブロガーさんにはみんな、いつか必ずお会いしたいです。 
でも、女性同士だと、気軽に「お茶しましょ~^^」って誘えるんですけど、男性ブロガーさんにはなかなか個人的に声をかけにくいのですよね。

*「さっぽろ発 photo 便り」の hiros 01 さん。北海道の四季が感じられる素敵な写真がいっぱいで、雪解けの匂いとか、牧草の匂いとか雨上がりの匂いとか、耕したばっかりの畑の匂いとか、シバレた海の匂いとか、パソコン画面を通して北海道の匂いがしてくるのです(本当よー!)hiros 01 さんのブログは、私にとってホームシックの特効薬です。

*「いい酒・夢気分♪ビールレポートfromアメリカ」の moribeer さん。これだけアメリカのビールを飲み尽くしている方は、他にはいないのではないでしょうか? ビール師匠です。写真もキレイ。
moribeer さんのおかげで、私も自家製ビール作りなんていう新しい趣味が増えたので、是非一度お会いして一緒にビール飲みたいです。

*「北海道で宿をやりたい!」の angel-hokkaido さん。彼の北海道への愛と夢に向かって突き進んでいく姿は心打たれます。見習いたいことがたくさん、いつも学ばせていただいています。

あれ?なんか男性ばかり? 他にもお会いしたいブロガーさんがたくさんいます。読者さんにも会いたいです。

エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
ezoistさん:好きなことは、カメラを持って大自然の中を歩くことと、歩いた後に夕日を見ながらや星空の下で飲む冷たいビール! 
ハマっていることは、Bikram Yoga。このハマり様は自分でも笑っちゃうほど(笑)
Bikram Yoga は、日本でもホットヨガとして知られているようですね。

エキサイトブログ編集部:夢は?
ezoistさん:これは私たち夫婦二人の夢なのですが、グランドサークルのどこか片隅で小さな宿をいつか持ちたいです。

「ソノラ砂漠の片隅で」のezoistさん登場!_c0039735_14125050.jpgエキサイトブログ編集部:アリゾナの景色をはじめ、砂漠のワイルドな写真が魅力的ですが、砂漠に住むことになったきっかけは?
ezoistさん:9年前にインターナショナル・インターンシップ・プログラムスに参加してアメリカ手話を学びにアメリカに来たのですが、そのときに研修先としてオファーがあったのが、マイアミ・デトロイトとテキサス州のエルパソだったのです。
それで、北海道とは環境が全く違う場所で新しいことに挑戦したかったので、海も雪もないエルパソを選びました。
それが砂漠生活の始まりでした。最初は、木の生えていない岩山やカラカラに乾いてひび割れた大地、サソリやタランチュラなどを見て、すんごい所に来ちゃったなー・・・と思ったのですが、
日のあたる角度や時間によってコロコロと色や姿を変えるでっかい岩山と、その岩山のてっぺんから見る地平線に落ちていく夕日を眺めているうちに、なんだかここに意味があって呼ばれて来たような気がしました。
それから9年、すっかり砂漠に魅せられて住み着いています。

ちなみにエルパソはソノラ砂漠の東のお隣のチワワ砂漠で、私はチワワ砂漠に5年住み、もう少し緑が多くて、アウトドア環境に恵まれたソノラ砂漠へ引っ越してきて4年半が経ちました。
ツーソンは、日本ではほとんど知られていない街ですが、アメリカでは「アウトドアファンが選ぶ住みたい街ベスト10」に入ってるんですよー。避寒地リゾートとしても知られ、ゴルフコースがたくさんあります。

エキサイトブログ編集部:ソノラ砂漠の魅力やアウトドアライフを楽しむ醍醐味は? また、自分らしい写真を撮ろうと心がけていることは?
ezoistさん:ソノラ砂漠は夏季のモンスーンと冬の雨季があるので、カラカラの砂一色ではなく植物もたくさん生息しています。
絵に描いたようなサボテン(背の高い、腕がにょきにょきしてるサワロサボテン)が至る所にあるのはもちろん、ここでしか見かけない木や野草もたくさんあります。
冬の雨が多かった年には、春になるとポピーやルピナス、クローバーなどが道路や線路わき、山の斜面に絨毯のように咲き乱れ、アリゾナ州の木でもあるpalo verde という木が黄色い花を咲かせます。日本が桜でピンク色の頃、ここは一面まっ黄色になります。
それが終わって気温が30℃を超えるあたりからサボテンたちが花を咲かせます。サボテンの種類もたくさんあって、花はどれも眩しいくらい大きくて色鮮やか。
「砂漠の薔薇」ってまさにその名のとおりで、その美しさといったらため息モノです。
サボテンの花が終わると、バード オブ パラダイスが咲き、そして夏季モンスーンがやってくる・・・。
モンスーンの間は、夕方から真っ黒い雨雲が街を覆ったかと思うと、二秒に一回くらいの勢いでビシビシと走る稲妻、その後、滝に打たれているかのような集中的な土砂降り。
一時間くらいで雨が止んだかと思うと、西の空が燃えているような夕空。モンスーンの後は、雨水をたっぷり吸った砂漠が息を吹き返し、緑が活き活きしてきます。 
気温も少し下がるのでそれから冬の間は山登り三昧ですね^^
気候も年間をとおして温暖なので、日本のようなはっきりとした四季はないにしても、そういった自然の移り変わりをカメラを持って追いかけながら、一年中アウトドアが楽しめるのが、ここに住んでいて感じる一番の魅力だと思います。

どんな写真を撮るときも、自分が受けた感動をそのまま写真を見る人に伝えられたらいいなと思って撮っているのですが、景色の写真を撮るとき、ここの自然は時に広大すぎて、そのすべてを一枚の写真に収めることができず、一部分だけを切り取らなくてはいけない・・・というもどかしさに直面します。
そういうときには、その「一部分」な写真でも、できるだけ魅力を詰め込んで、それを見て「あ、ここ行って見たい!」と思ってくれる人がいたらいいなと思っています。
「ソノラ砂漠の片隅で」のezoistさん登場!_c0039735_14131327.jpg

エキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
ezoistさん:大切にしている時間は、食事の時間。テレビを見ながらとか新聞を読みながらという「ながら食い」は我が家では禁止です。
きちんと食卓に座って料理を楽しんで味わい、その日一日の出来事や思いなどを語り合う、大切な時間です。
癒される瞬間はやはりアリゾナの夕焼けを見ているときですね。砂漠の夕焼けに照らされて色を変える岩山、地平線に落ちていく燃える夕日。すべてが美しすぎます。

エキサイトブログ編集部:数ある作品の中でご自身が気に入っている作品、また、読者に評判だったポストは?
ezoistさん:★気に入ってる作品
●「エルパソ」(2007 3-27) この夜景は、私の中では世界第一位。思い出もたくさんある街なので、忘れられない景色です。

●「Chiricahua National Monument」 (2008 4-29)  ここも、ガイドブックに載っているのを見たことがないのですが、圧巻です。一つ一つの岩柱が色々な生き物の形のように見え、その中を歩いていると、まるで岩に魂が宿っていてこちらを見つめているような、不思議な感じがします。

●「グランドサークル 4日目」 (2007 6-20)  とにかく楽しかった家族旅行、そしてここは特に、アリゾナに引っ越してきてからずーっと写真を撮りに行きたかった場所だったので気合入ってました。そして最近この記事の中の写真が数点売れたので、なおさら思い入れのある作品になりました。

●「思い出の場所 ~Transmountain RD, El Paso,TX~」 ここも大好きな場所の一つで、一人でもよく登りました。この一本道をメキシコに向かって果てしなく車で走るのも好きでした。

★読者に評判だったポスト
里帰り記 うちごはん編」(2008 6-14)読者の方やお友達から、「もうその後何度も更新されてるのに、どうしてもこの写真を見に行っちゃうのよね!一日一回は見てるよ!」って言ってもらえてすごく嬉しかったです^^ 

8年前の私に、こんにちは」(2007 5-16)「とってもアメリカらしい!」「さすが ezoist さん!」っていうコメントが、なんだかこのアメリカの田舎ののどかさと私らしさを結びつけたようで、記事にしてよかったと思いました。

エキサイトブログ編集部:長い休日があったら何をしたい?
ezoistさん:愛の国メキシコを陸路で隅から隅まで一周したいです。

エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
ezoistさん:ニュース・・・というか、最近日本へ里帰りしたときに見た、大泉洋さんのご活躍! 
全国版のテレビやドラマに出てる~!これはすごいニュースでしたよ、私にとっては(笑)
水曜どうでしょう時代にファンだったので、同じ道産子としては、無条件に応援したくなります。

エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
ezoistさん:いつもたくさんのご訪問とあたたかいコメントをありがとうございます! 
ものすごくマイペースな更新のブログですが、これからもソノラ砂漠の片隅からギラギラの太陽光と元気を発信していけるように頑張りまっす!

エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。


【ezoistさんが好きなブログ、気になるブログ】

たくさんあって迷ってしまいますが、更新が楽しみで待ちきれないー!なブログに限って。

*「うつわやの、箸の上げ下げ」 
陶器ショップのオーナーさんで、テーブルコーディネートの先生でもあり、イベントプランナーとしてもご活躍の tomawari-nikki さんのブログ。楽しいことが盛りだくさんのブログです。もし私が札幌に住んでいたら、「今日は何するの?明日はどこ行くの?」って付きまとっていたはず。

*「あっこのおれおれ主義
毎回大笑いさせて頂いています。どんなに嫌な事があった日でも、彼女のブログを読めば、全部忘れちゃうくらい面白いです。

*「バタフライ・ライフ」 
澄んだ心を持った子供たちの瞳に癒されます。メキシコに行くと出会う子供たちも、こんなキレイな瞳をしています。

*「雪がらみ」 
私の遊び場だったところの写真がたくさん載っていて、北海道に帰った気分になります。ロッシ君もかわいい!

*「bayarea」 
いやもう、スゴイんです。とにかくスゴイんです。独特の語り口調と食べ物の表現が病みつきになります。



【ezoistさんのライフログ】

The Very Best of Marc Antoine
Marc Antoine / / Verve

ソフトなスパニッシュギターと広がりのあるメロディーが気持ちいい♪ 夏なのでラテン系の音楽ばかり聴いているのですが、これを聴くとどこか遠くに、異国情緒たっぷりの街へ旅をしたくなります。

海雪
ジェロ / / ビクターエンタテインメント

最近の一番の衝撃だった曲です。実は私、演歌も好きで、和食を作るときは大抵演歌を聴きながらなのですが、それを知ってる日本にいる友達がメールに YouTube のリンク先を貼って送ってくれたのですが。
「メールにあるリンク先をクリックした後は、画面を見ずに目を閉じたまま最後まで聞くこと。それから目を開けて replay。若いのにすごいから」って(笑)
本当に正直、「あら、若いのになんて艶のある素敵な声♪」なんて思って聴いていたのですが、目を開けてびっくり!ですよ。
「あなた追って出雲崎~♪悲しみの日本海~♪」頭から離れなくて、今日もカツオ出汁とりながら鼻歌です。CD欲しい!

ezoistさんの「ソノラ砂漠の片隅で」を読んでみましょう。
by blog_editor | 2008-07-09 17:45