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「パリ流ダイアリー」の米澤よう子さん登場!

「パリ流ダイアリー」の米澤よう子さん登場!_c0039735_0124328.jpgフレンチテイストの女の子のイラストがとってもキュート! パリ在住時に出会ったおしゃれなパリジェンヌたちの「着こなし術」や「おしゃれライフ」をかわいく描いたイラストと独自の観察眼が評判を呼び、数々の「パリ流」シリーズを出版。
「何気ない着こなしもアレンジ次第、アクセサリー使いひとつでぐんとセンスアップ!」と教えてくれるおしゃれ読本として、「こんなふうにすれば、私もおしゃれ上手になれそう!」と大勢の女性に人気を呼んでいます。
そんな「パリ流」シリーズの最新刊『大人のパリ流定番おしゃれ』を6月に出版され、ますます注目を集めるのは、イラストレーターの米澤よう子さん。
ブログでは、そんな仕事の合間に、パリジェンヌのスケッチやおしゃれライフ、パリ流ファッション事情から、手作り料理、お出かけ話、ファンとの親睦や交流が伝わる活動報告まで、気軽につづっています。

今回は、現在もときどき東京とパリを行き来しながら、臨場感あふれる記事を更新して、ファンを楽しませてくれる、「パリ流ダイアリー」の米澤よう子さんに登場していただきました。

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エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログを始めたきっかけは?
米澤よう子さん:2012年に、パリに2週間ほど滞在したときに、リポートとして始めました。はじめは期間限定のつもりでしたが、ブログならではの「時差」のないコメントが、読者さんとの距離をより近く感じ、著書の参考にもさせていただけるので、今まで続いています。
エキサイトを選んだのは画面がすっきりときれいだから。無料ブログは、画像で宣伝が入るケースが多く、ビジュアル面で少し躊躇していましたが、エキサイトのシンプル画面は「パリ流」で気に入っています。

エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
米澤よう子さん:パリジェンヌのおしゃれや生活を紹介した著書に合わせ、「パリ流ダイアリー」としていますが、毎日更新ではありません(笑)。あまり決めすぎると、続けるのが難しくなってしまうから。内容もあまり統一していませんね!著書にまつわるエトセトラや、おしゃれ情報、お料理、感じたこと
、お出かけ記などです。私も見る方も自由でいられる「空間」を作りたかったのです。

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エキサイトブログ編集部:ブログをはじめてよかったこと、ブログのよさや発見したことは?
米澤よう子さん:よかったことは、読者のみなさんとの交流ができること。以前は仕事優先のスケジュールで、ブログのアップが定期的にできるか不安でしたが、逆にメリハリがつきました。
仕事がメインディッシュなら、ブログはなくてはならない付け合わせのようなものです。どちらかが欠けたらもの足りなくなってしまうような。一緒になってメインプレートの完成なのです。

エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、いま夢中になっていることは?
米澤よう子さん:いちばん好きなことは、健康的な生活をおくること。夢中になっていることは、料理を研究し作り、食べること。

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エキサイトブログ編集部:夢は?
米澤よう子さん:南仏で、風景画を描きたい。仕事ではない、何も考えずに見た風景を描きたい。そのあと、テラスで冷えた白ワインを飲む。ぼーっとしながら。

「パリ流ダイアリー」の米澤よう子さん登場!_c0039735_2165515.jpgエキサイトブログ編集部:パリジェンヌの着こなしやおしゃれライフが伝わるイラストがすてきですが、パリスタイルのイラストを描き始めたきっかけやイラストを描く楽しみは?
米澤よう子さん:小さい頃から、外国人の女の子を描いていました。今のキャラクターとそう変わりなく、同じように。知識はなかったものの、おそらくフランスに憧れを抱いていたのだと思います。
イラストレーターの仕事は93年から続けていますが、南仏に旅行をしてから、フランスがますます好きになり、2004年からパリに活動の拠点を置くようになったのですが…。
パリに住むきっかけは、いくつもの「偶然」が重なった結果。そのひとつに病がありました。「行くぞ!」ではなく、「まずは行ってみよう」から始まって、気づいたら4年。帰国したくなかったのですが、手術の準備があり、ひきあげました。

パリでは、すれちがうパリジェンヌを記憶し、スケッチブックに記録します。私の場合、直接その人を見ては描かないので、すべてビジュアルを記憶してからイラストを描き起こします。おしゃれな人を見つけて、みんな一緒に並べて描けるのが楽しい。あくまでも私がみなさんに伝えたいスタイルをわかりやすく表現できるのがイラストなのです。写真では違う要素も入ってしまう。決定的に違うのはこの点です。
なので、今回の滞在でも写真をアップしていますが、最終的にはイラストのほうでご興味を持っていただくようにするのが私の仕事。ブログはその「舞台裏」を公開しているんです。

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エキサイトブログ編集部:また、自分らしいイラストのタッチや描き方のポイント、ブログをアップする際に心がけていることなどがあれば…。
米澤よう子さん:ここでも仕事では出さないラフ画や、メモなども気軽にアップしています。読者のみなさまは非常に感性が高く、その「未完成」にもご感想を寄せてくださいます。
タッチや描き方は、実はあまり気にしていません。私がすべきことは、「伝えること」。それにふさわしいツールを使っています。
今はほとんどをマーカーや色鉛筆で手描きにし、スキャンしてレタッチし、画像で仕上げています。その際使うのがタブレットです。

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エキサイトブログ編集部:米澤よう子さんならではの観察眼とセンスが評判の「パリ流」シリーズの新刊が出版されましたが、本が出版されることになったきっかけ、また、今回の新刊の見所やご紹介をお願いします。
米澤よう子さん:住み始めたら、リアルなパリジェンヌは、私たちが思っている像と違うのを感じました。
帰国してすぐ、「私が見たパリジェンヌ」に興味を示してくれた編集さんに執筆を薦められ、おっかなびっくり出したのが『パリジェンヌのお気に入り』。それはリポートに留め、次の『パリ流おしゃれアレンジ!』で、実践できるように図解とテキストを入れたところ、ヒットにつながりました。
最新刊『大人のパリ流定番おしゃれ』は、大人向けです。おしゃれをうたっていますが、それは入り口。堅実に生きるための、生活感や考え方も含めた一冊にしています。

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エキサイトブログ編集部:ブログのアクセスアップのために何か心がけていることは?
米澤よう子さん:コメントを参考にしています。みなさんが興味あることをなるべくアップしたいですね。ただ、数字ばかりにとらわれるのも気をつけています。そこで躍起になってしまうと、目的がずれ、「パリ流」の自由さがなくなってしまうから。あくまでも自分のできる範囲でがんばる、それだけです。

エキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
米澤よう子さん:大切にしているのは朝と夜の時間。これはワンパターンです。朝はワールドニュースを見ながら、パンにマーマレード、カフェ、フルーツとヨーグルトにきなことシリアルを入れて朝食。少しスイーツも。メニューは365日同じ。そのあと新聞を読みます。仕事に向けてのエンジンをかける感じかな?

夜は好きなDVDを見ながら、自家製フレンチをしっかりと噛んでゆっくりいただきます。これはブログにもしょっちゅうアップしています。照明はオレンジ色。これで夜のリラックスタイムにしています。

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エキサイトブログ編集部:数ある記事の中でご自身が気に入っている記事、また、読者に評判だったポストは?
米澤よう子さん:●「新刊情報
読者のみなさんのコメントに感動です!!

●「サイン本ツイートとお礼イラスト&アガタで興奮
これもブログを通じての「交流」がなによりうれしかったので。

●「写真で再びサロン気分をご一緒に
初めて、自分を「出演」させました。イラストレーターですので、本人の露出は控えているのですが、読者のみなさまはとてもやさしい。ブログを見てくださる方のコメントにも安心を覚え、思いきってアップしました。
リアルタイムに「熱」を伝えられるのもブログならでは。感動で震えている様子をダイレクトに出しました。

●「20周年記念イラスト「YOKO SOIREE」でパリ気分をご一緒に
これは後に「パリジェンヌ流モードなプチ・ルール」の巻末に入りました。かなりレタッチしていますが。
ブログと本では見え方が違うので、勉強になります。

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●「レペットのBag購入ストーリー
この記事がロングランでランキングに入っているのに興味を持っています。

エキサイトブログ編集部:いま一番欲しいものは?
米澤よう子さん:欲しいモノはないのです!感動することが欲しいのかな?感動は、人からもらいます。それと、アートや映画などの作品。

「パリ流ダイアリー」の米澤よう子さん登場!_c0039735_2131651.jpgエキサイトブログ編集部:最後に、ブログに訪問してくださる読者へのメッセージをお願いします!
米澤よう子さん:ブログをご覧のみなさまには感謝しています。ともすれば、誰とも口をきかずに一日を過ごす生活が、ブログを通じてお会いしているような気にもなって、元気でいられます。私もみなさまのやさしいコメントを参考にさせていただき、お礼返しをしたい気持ちです。
パリでは、構造的に?誰とも口をきかない一日はありえないですが、まるでパリにいるかのようにブログで交流させてもらっています。
これからも興味を持っていただき、ご一緒していただけたらうれしい限りです。

最後になりますが、コメントは私の宝です。今はひとつひとつお返事をかけませんが、たとえひと言でもそれはとてつもないプレゼントなのです。さきほど「欲しいモノはない」と言いましたが、実は「反応」が欲しいのです。おもしろい、つまらない、関係ないことでもOK!どんな言葉も「ノーコメント」に勝ります。それが制作者が最も求めていること。芸術でもなんでも、難しいことはヌキなのがパリ流。シンプルに結びつきたいと常に願っています。勇気のいることだと理解していますが、これからも、お気軽に自由に書き込んでください!!

エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。

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【米澤よう子さんのお気に入り&好きなブログ】

長谷川たかこさんのブログ
私はブログでもあまり欲張らず?シンプルに追求するタイプ。なのでひとつです、すみません。
パリ在住約30年。文筆家でwebサイト「フレンチ コード」主宰。
ご家族や身のまわりの出来事をたかこさんの視点でつづられていて、癒されます。
なぜかつらくなったときにまっさきに見てしまう。ご本人を前にしても甘えてしまう私です。

米澤よう子さんの「パリ流ダイアリー」を読んでみましょう。
by blog_editor | 2014-07-09 01:00 | アート