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出版記念インタビュー/「シチリア時間BLOG2」の佐藤礼子さん再登場!

c0039735_16523840.jpg青く透き通った美しい海と白い砂、イタリアの漁師町らしい風景がとっても魅力的。海を眺めながら、美味しいワインとイタリア料理をいただく時間も贅沢・・・。そんなシチリアらしい風景とともにゆったり流れる時間をつづった「シチリア時間Blog2」の佐藤礼子さん。イタリア料理の先生としてもうひとつ運営するブログ、「シチリア食通信~時々イタリア~」ではイタリアの美味しいものもたさくん紹介しています。

2010年の7月のピックアップブロガーに登場していただき、その後もイタリア料理教室などで活躍されていますが、今年の8月23日に、『イタリアで一番おいしい家庭料理 シチリアのおうちレシピ』(講談社)という本を出されました。
前回のインタビューで語っていただいた夢が実現したお祝いに、出版記念特別インタビューと題し、今回は「シチリア時間Blog2」「シチリア食通信~時々イタリア~」の佐藤礼子さんに再登場していただき、出版にまつわる話やブログを通じてますます増えた楽しみなどを語っていただきました。

エキサイトブログ編集部:2010年7月のピックアップブロガーにご登場いただき、その後も読者に人気のブロガーとして注目を集めていらっしゃいますが、まずは佐藤礼子さんのご近況を…。
佐藤礼子さん:2006年から開催しているシチリアでの料理教室、食の旅コーディネートに加え、日本での料理教室を始めました。普段はもちろんシチリア在住ですが、料理教室開催のために春と秋の2回、日本に帰国しています。シチリアに来てくださった方と再会のチャンスでもあり、また、シチリアに興味がある、という方が気軽にシチリアに触れることができるチャンスにもなったようで、とてもうれしく思っています。すでにたくさんの日本の料理教室に参加された方がシチリアにいらしてくださり、シチリアファンが増えていくのもうれしいです!
また、オリーブの木オーナー制度のオーガナイザーも務めています。これはシチリアにあるオリーブ農園1本を日本の皆さんがオーナーになっていただく、という制度です。そして1年に1回、絞たてのフレッシュなオリーブオイルを皆さんにお届けする、というちょっとロマンのある企画なんです。ご興味がある方はぜひホームページをご覧くださいね!年に1回、日本でオリーブオイル講習会も行っているので、オリーブオイルに興味がある方はぜひご参加ください。

c0039735_1653359.jpgエキサイトブログ編集部:2012 年の8月23日に、イタリア料理のレシピ本を出版されましたが、出版おめでとうございます。この本を出版されたいきさつや本になったことに対する感想は?
佐藤礼子さん:ありがとうございます!去年、フリーの本の編集者の方にお声をかけていただいたのがきっかけです。以前、ピックアップブロガーに選んでいただいた時にも「夢は?」と聞かれ、「いつか本を出版したい」と答えたのを思い出します。
でも、出版社に自分を売り込む、というのはすごく苦手で…、そしてそんな勇気もなくて一度も売り込んだことはありませんでした。そんな時に声をかけていただき、正直ちょっとびっくりしちゃいました(笑)。
自分が培ってきたレシピが本になる、というのは、自分の中での7年間のシチリア生活の集大成のような感じがしています。2006年に、私の住んでいるここトラーパニで料理教室を始めた時と同じくらい、自分の中では大きな事件で、大きな区切りの意味も持つ今回の出版です。

エキサイトブログ編集部:この本はどのように仕上がってらっしゃるのでしょうか?
佐藤礼子さん:この本は、私がここシチリアのトラーパニでいろいろなマンマから教わってきた代々家庭に伝わるシチリアのレシピを、日本で手に入る材料を使って書き下ろしました。
と言っても、マンマたちのポイントはしっかり押さえていて、原型から大きく外れることもないように気をつけました。美食の国として知られるイタリアの中でも、多くの方が、「おいしい料理を食べたいならここへ行け!」と太鼓判を押すのがシチリアです。そんなシチリアの正統的な伝統料理から、市場のB級グルメ、保存食などを紹介しています。

また、レシピだけではなくシチリア料理の豆知識や島の魅力なども、こちらで撮った写真を使いながら盛り込みました。本を読みながらシチリアの風を感じていただければうれしいな…と思います。

エキサイトブログ編集部:今回書籍化するにあたり、苦労されたことも楽しいこともあったと思いますが、どんな点がいちばんやりがいがありましたか?
佐藤礼子さん:シチリアのレシピブックって、ほとんど日本にはないのですよね。「シチリア家庭料理」に焦点を当てた本は初めてでは?と思うほど。前例がないがゆえに、編集の方々も私の意見をすごく大切にしてくださいました。今までにない情報を発信する、それもきちんとした「本」という形で。それはそれはとても刺激的で、やりがいを感じる事ができた点です。

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また、料理に関しては今回はプロのカメラマンさんとスタイリストさんが付いてくださって、日本のスタジオでの撮影となり、これもいつも自分で撮影するのとは違ってワクワクした体験でした。
本を出す上で「スタイリストさんにスタイリングをしていただき、カメラマンさんに撮っていただく」というのが私の希望でした。自分で撮影するときは、スタイリングを決めて作ってカメラに向かって…、と非常に忙しいので、なかなかベストなショットが撮れません。
スタイリング、料理、撮影、それぞれの専門家が行うことで、きっと美しい生き生きとした写真が撮れるだろうと思いました。そしてその通り、私は料理に集中することができ、撮影していただいた写真のできには満足しています!
スタイリストさんは「私のカラーを出してくれる方」という希望を出したのですが、「シチリア」そして「家庭料理」の雰囲気をばっちりと出してくださる方で、お会いするまで少し不安もありましたが、初日に撮影をしてそんな不安は一気に吹っ切れました。

c0039735_16533232.jpgエキサイトブログ編集部:いちばん“自分らしさ”を出すために、こだわった点は?
佐藤礼子さん:現地に住む私だから伝えられること、伝えられる空気感、これが一番こだわったことです。
レシピを学ぶだけならば、現地に行って料理教室に参加すればすぐにでも学ぶことができますが、「住んでこそわかること」というのもたくさんあります。私の目線からシチリアを見て、現地で撮影した大自然や街の写真を入れたり、シチリアの食の魅力をお伝えするような豆知識などもできるだけ多く織り込んでもらい、シチリアのエッセンスを本の随所に散りばめられるよう、編集の方々にもお願いしました。
また、本のデザインやカバーにも意見をさせていただき、言葉ではない目で見て感じる「シチリア感」そんなものにもすごくこだわりました。

エキサイトブログ編集部:読者のみなさんにはどんな点を楽しんでもらいたいですか?
佐藤礼子さん:レシピブックですので、料理を作って楽しんでいただくことはもちろん、リラックスしたいときにパラパラ、とめくって、シチリアの雰囲気を味わっていただいたり、旅行している気分を楽しんだりしていただきたいです。
また、何気なく書いてあるレシピの中にも「おぉ!」と思えるような料理のポイント、食材の使い方のヒントなどもたくさん散りばめました。手に取ってくださったみなさんが、それぞれにヒントを得ていただけたらうれしいです!

エキサイトブログ編集部:改めて、佐藤礼子さんにとって、料理&レシピを作る楽しみや魅力といえば?
佐藤礼子さん:料理はある意味の「自己表現」だと思っています。同じレシピで同じ素材を作って同じ料理を作っても、作り手によってまった味が異なります。旬の素材を使い、その時の素材の状態に合わせてちょこっとエッセンスを足したり、減らしたり…。そんな足し算や引き算をしながら作り、「これだ!」と思えた時の一瞬が私にとっての料理やレシピを作る楽しみだったりします。
料理は毎日しますが、忙しい中の息抜き的な料理より、「今日はしっかり作るぞ!」と意気込んで作る料理のほうが好きだし、楽しいかな。

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エキサイトブログ編集部: 「シチリア食通信~時々イタリア~」のブログにイタリア料理のことがいろいろ書かれていますが、本に収めたお気に入りのレシピというとどのような記事がありますか?
佐藤礼子さん:反響も多かった「リモンチェッロ」の作り方。
リモンチェッロを作るリモンチェッロのその後、、
これは本にも掲載しました。ブログに載せた後、何人の方からも質問されましたので。

あとは、「シチリア食通信 時々イタリア」で細かく書いているような季節の事柄をハイライト的にピックアップして本に書きました。例えば下記の内容のようなものを別の文章で書きおろしています。
ケッパーの収穫真っ最中!
パレルモ市民の台所 Mercato Ballaro'(バッラロ市場)を歩く
初夏の風物詩、魚市場に並ぶ「生」マグロ!
今回のレシピブックでは書ききれなかった季節の事柄もたくさんあり、第2弾を出したいくらいです(笑)。

エキサイトブログ編集部:ブログを続けていて、改めて楽しみが増えた点や良かったなと思うこと。広がった出会いや人間関係などは?
佐藤礼子さん:シチリアの料理教室に来てくださるお客様も、日本の料理教室に参加してくださる生徒さんも、「ブログを見ました!」という方がとっても多いのです。
「シチリア時間ブログ2」のシチリアの風景を見てシチリアに興味を持ってくださり、もう一つのブログ「シチリア食通信 時々イタリア」や、シチリアの料理教室「ラ ターボラ シチリアーナ(http://www.tavola-siciliana.com/)」のホームページをご覧いただいた方も、たっくさんいらっしゃいます。ブログはいくつかバージョンは変わりましたが、2004年からエキサイトブログにお世話になっています。
8年ブログを続ける中でできたイタリア在住の日本のお友だちもいます。自分の記録としても、情報発信という意味でも、続けてきて本当によかったな~、と思っています。
ちなみに、シチリアの料理教室と日本の料理教室に関してはこちらをご覧ください。

c0039735_16561473.jpgエキサイトブログ編集部:あらためて、これからの目標やこれからの夢は?
佐藤礼子さん:現在の目標はシチリア家庭料理レシピブックに続く、「シチリアのお菓子」の本を出版すること!ゆくゆくは「シチリア 食の旅」みたいな、シチリアの食のガイドブックも執筆してみたいです。
シチリアでの夢は、前回のピックアップブロガーの時に書いたことと同じく、「シチリア料理学校」を開くこと!この夢はまだまだ時間がかかりそうですが、願えば叶う、と思い、がんばりたいと思っています。

エキサイトブログ編集部:いま一番の楽しみや、佐藤礼子さんにとって幸せを感じることは?
佐藤礼子さん:真っ青な美しい海を見ながらボーっとすること。今年の前半期は出版にかかわるいろいろで非常に密な時間となりました。そんな時でも、半日休みが取れれば海に行ってボーっとしたり、日常の中でも移動時間にちょこっと海を眺めたり、そんな時間がとっても幸せに感じます。シチリアの大自然は疲れも癒してくれる不思議な力があるのですよ。

エキサイトブログ編集部:最後に、あらためて読者のみなさんにメッセージをお願いします。?
佐藤礼子さん:皆さん、お久しぶりです!いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。前回のピックアップブロガーから約2年が経ち、夢でもあったシチリア家庭料理のレシピブックを出版することとなりました!
レシピは私が7年間、ここトラーパニで暮らす間に地元のマンマたちから教えてもらったレシピとシチリア料理のエッセンス、そしてシチリア食文化豆知識の集大成です。イタリア料理の原点は「家庭料理」にあり。マンマたちが家族のために心を込めて作る料理は、どれも素朴で美味しく食べ飽きません。
そんな料理を集め、日本で作りやすいよう、でもしっかりとシチリア料理のポイントは外さないよう、レシピを書きました。
まずは手に取ってご覧いただき、そして実際に料理を作って楽しんでいただき、そしてそれを家族で食べて「おいしい!」と言っていただけたら、とってもうれしいです。この本が皆さんに長く長く愛される本になることを祈っています。

エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。

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【佐藤礼子さんの著書】

c0039735_18372379.jpgイタリアで一番おいしい家庭料理 シチリアのおうちレシピ
佐藤 礼子著 
発行/講談社
定価/1470円
発売日/2012年8月24日







2010年のピックアップブロガーの記事はこちら

佐藤礼子さんのブログ「シチリア時間Blog2」「シチリア食通信~時々イタリア~」を読んでみましょう。
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by blog_editor | 2012-08-29 16:36