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エキブロには素敵なブロガーがいっぱい!そんな人気ブロガーに直撃インタビュー!

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「雲母(KIRA)の舟に乗って」の雲母舟さん登場!

「雲母(KIRA)の舟に乗って」の雲母舟さん登場!_c0039735_12273262.jpg淡い色合いが美しい桜の景色や青空に向かって一面に咲く菜の花など、季節を伝える花々をはじめ、川にたなびく江戸染物の風情ある東京下町の素顔など。東京の何気ない街角を品よく切り取った写真が印象的です。
大好きで訪れるたびに魅力が深まるという、京都のしっとり落ち着いた雰囲気を切り取った写真にも心癒されます。また、写真とともに、「エッセイ風につづる文章も楽しみ」と読者に評判を呼んでいます。

3月の大震災から2か月がたった今、「写真を通して、何か被災者のためにできれば…」という思いをこめて、写真仲間とともにチャリティ写真展『日の光』を企画。この連休中に、ブログを見られたたくさんの方々がその写真展に足を運んでくださり、チャリティにも参加してくださったようです。

今週は、きらっと光る“光のゆらぎ”を切り取って紹介する、「雲母(KIRA)の舟に乗って」のkirafuneさんこと、雲母舟さんに登場していただきました。

エキサイトブログ編集部:さっそくですが、ブログをはじめたきっかけは?
雲母舟さん:以前から私は文章を書くことが好きで、新聞や雑誌によくエッセイを投稿していました。写真ブログを開設していた友人の勧めで、私もエッセイの発表の場として、最初のブログを始めました。今から4年前のことです。
コンパクトデジカメで撮った写真を文章に添える形で記事を展開していましたが、徐々にせっかく載せる写真もピンボケでなく、きりっとした写真にしたいとデジタル一眼レフカメラを買いました。そして、写真の面白さにどんどんはまっていきました。去年の4月に写真を美しく掲載できると評判のエキサイトさんに引っ越してきて、今では、写真がメインのブログになりました。

エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
雲母舟さん:東京の下町育ちの私ですが、なぜかゾッコン、京都に惚れています。東京と京都の街角でキラッと光る揺らぎの瞬間を拾った写真&エッセイのブログです。
刺激に満ちた東京の街、奥深い京都の美しさ、穴場情報、刻一刻と変化する自然の煌めきを自分なりにリポートしています。

「雲母(KIRA)の舟に乗って」の雲母舟さん登場!_c0039735_13451354.jpgエキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?
雲母舟さん:ブログを訪れてくれた方々の、写真や記事に対する反応が、自分を磨いてくれています。そういう見方もあったのかと目からウロコの時も多々ありますね。
ブログを通して得たものは、未知の世界からきた、同じ趣味のブロ友です。私の場合はブログの友だちからさまざまなことを教えていただくばかりで、いつでも新しい発見があるのです。

エキサイトブログ編集部:ブログのよさは?
雲母舟さん:仕事や住んでいる地域にまったく関係なく、普通では知り合えないようなさまざまな立場の素敵な人たちと、ブログでの交流を通して友だちになれたことですね。

エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
雲母舟さん:最近、「渦巻く濁流」または「周囲の人を巻き込んでドンドンガガガと前に進んでいくブルドーザー」と友人に評されました。自分では、好奇心旺盛ながらも、奥ゆかしい「大和撫子」と思っていますが、誰も首を縦に振ってくれません。なぜですか?!

エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
雲母舟さん:会ってみたくて、実際にお会いした「夢色とうめい」のsky-yyさん。センス抜群で夢のある、素晴らしい写真を撮られていて、以前から憧れていました。
2月の「今週のピックアップブロガ―」に登場されて、その時の「会ってみたいブロガーは?」という記事で、私の名をあげてくださり、感激しました。そのことが励みとなり、今回、東日本大震災のチャリティー写真展を私が企画するにあたり、sky-yyさんにも出展していただきたいと、思い切ってお声をかけてみました。sky-yyさんは二つ返事で全面的に協力してくださり、わずか1か月の準備期間にもかかわらず、無事開催までこぎつけることができました。集まってくれた仲間たちも手弁当でひとりひとりが相当頑張ってくれましたが、その中心には、sky-yyさんの惜しみないご協力があったのです。深く感謝しています。実際にお会いしてみると、sky-yyさんはご自分の作品のような、とても素敵な方でした。

エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
雲母舟さん:写真撮影と京都旅行。どちらも奥が深いです。その好きなことを活用して、この6月の中旬から「art drops」というサイトに執筆メンバーとして参加します。このサイトでは、「表現」「創造」「人」をキーワードにした情報を、さまざまな切り口からご紹介していきます。リニューアルを6月15日(水)に予定していますので、こちらもぜひご覧ください。

エキサイトブログ編集部:夢は?
雲母舟さん:京都の町家に住んで、読書と写真三昧の日々を過ごすことです。できれば、一番奥の部屋に福山雅治さんに下宿してもらいたいですね。龍馬に断られたら、松山ケンイチさんでもいいです。もれなく小雪がついてくるなら、美白について聞いてみたいですね。

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エキサイトブログ編集部:印象に残る写真に心癒されますが、kirafuneさんにとって写真を撮る楽しみや魅力、また今回、チャリティ写真展を開催されたきっかけは?
雲母舟さん:写真を撮るようになったきっかけは、京都が好きで四季折々の古都を訪ねるたびに、美しい風景、風物を目にし、それらを形にとどめておきたいと思ったことからですね。一眼レフを持ち、本格的に習い始めたのは去年からで、まだほんの1年のひよっこです。それまではコンパクトデジカメで旅の写真や草花を撮っていました。やはり、デジイチですと、表現の幅が広がって、面白いです。
写真を撮る楽しみは、同じものを撮っても、人によって捉え方、切り取り方がさまざまなのが楽しいですね。

今回のチャリティー写真展開催のきっかけは、東日本を襲った、千年に一度のあの大地震です。震災から数週間は、未曾有の被害に心も打ちひしがれる毎日でした。
「このままではいけない、何かしなくては…」。沈んだ気持ちで外に出てみると、そこには日の光に満ちた空や木や草花がありました。ふつふつと勇気が湧いてきました。
「太陽が輝いている限り、日本は必ず立ち上がれる。ひとりひとりができることから、一歩ずつ、前へ…」。
そんな気持ちで、東日本大震災の被災地を応援するチャリティー写真展『日の光』(開催期間5/3~5/8日)を、仲間たちと開催することを思いついたのです。チャリティーの売上金のすべてを、NHK、中央共同募金会、日本赤十字社、NHK厚生文化事業団が主催する「東日本大震災義援金」に寄付します。
微力ながら、少しでも復興のお役に立てればうれしいというのが、仲間たちの願いです。

自分たちの撮った写真をポストカードにして販売し、その売り上げを募金するというアイディアは仲間内から出てきました。かわいい写真を入れるミニ額を作ってくれた友もいました。九州や関西からも、写真展の趣旨に賛同し参加してくれる友がいました。宣伝用のコピーを考えてくれた友、募金箱を作ってくれた友、搬入を手伝ってくれた友、遠くからずっと応援してくれた友、ご自分のブログの中でこの写真展を宣伝してくださったブロガ―のみなさん。
人の思いがひとつになると、一見実現不可能と言われたことでも、実現できるものなのですね。ブログは、熱い血潮の通った人間同士が深い絆を結ぶことのできるツールなのだと、今回あらためて感じました。

記事のアップの際に心がけているのは、なるべくその季節に合った、旬の話題を取り上げることです。トウの立った季節はずれの話題は、出がらしのお茶みたいに興醒めでおいしくないですからね。江戸っ子には我慢なりませんや。

「雲母(KIRA)の舟に乗って」の雲母舟さん登場!_c0039735_134946.jpgエキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
雲母舟さん:ブログでは独身貴族風を気取っていますが、実は白状すると、3人の子持ちの母です。子供たちに肩を揉んでもらっている時が幸せな癒しの瞬間ですね。特に息子に揉まれると、女親は弱いです。必ずその後に、「おかあさん、俺、ベースギターのいいのが欲しいのだけど」と来るのですが…(汗)。

エキサイトブログ編集部:数ある記事の中でご自身が気に入っている記事、または読者に評判だった記事は?
雲母舟さん:● 2010-04-11 「雲母(きら)の舟が出ます♪
エキサイトの初めての記事。自分の舟を漕ぎ出したばかりの初心を忘れないようにしたいです。

● 2010-05-25 「イノダコーヒで夢の朝食
毎日のようにアクセスのある記事。京都のカフェで夢を語らせていただきました。

● 2010-09-24 「東京スカイツリーの景
完成時のムサシ(634m)にまだ至っていない、東京スカイツリーの建設途中の姿。

● 2010-12-30 「春夏秋冬2010
去年1年間の記事をコンパクトにまとめた記事です。日頃から見てくださっているみなさまに感謝の気持ちをこめて書きました。

● 2011-04-26 「 桜フォトコンテスト
2011年のエキサイト「桜フォトコンテスト」で入賞させていただきました。
励みになり、うれしかったです。

「雲母(KIRA)の舟に乗って」の雲母舟さん登場!_c0039735_13494870.jpgエキサイトブログ編集部:最近、感動したことは?
雲母舟さん:企画した東日本大震災チャリティー写真展に、ブログを通じて多くの読者の方が会場に見に来てくださったこと。
初めてお会いするブロガ―さんたちと固い握手を交わし、感激のあまり、思わず泣きそうになりました。だって、遠くから駆け付けてくれた方もいらっしゃいました。ブログをやっていて、本当によかったです。

エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
雲母舟さん:原発事故関連のニュース。最近、中国に出張に行った友人が現地でエキサイトのブログを見ようとしたところ、政府の情報操作なのか、見ることができなかったそうです。上から情報を操作されるということがとても恐ろしく感じられました。でも、それは他人事ではなく、もしかしたら、自分たちの暮らす日本でも、実は行われているとしたら…。
何が正しい情報で、何が正しくないのか、見極めるのは難しいことですが、何でも情報を鵜のみにするのではなく、自分なりに考えて判断する力を持ちたいと最近とみに思います。

エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
雲母舟さん:いつも拙いブログを訪問してくださるみなさま、本当にありがとうございます。
温かいコメントをいただき、とても励みになっています。
これからも引き続き、仲良くしてくださいね。よろしくお願いいたします。

エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。




【雲母舟さんのお気に入り&好きなブログ】

●「夢色とうめい
大好きなブロガ― sky-yyさんの写真ブログ。
ブログ名のとおり、透明感のある夢色の素敵な写真が満載です。

●「Spice of Life 京の街角
毎回、一篇の詩を読んでいるような、ひろさんの切りとる美しい京都にブラボー!

●「BAGUS! Arak Okano's Photo BLOG
arak_okanoさんの、季節の風景とお茶目な鉄ちゃんぶり、それに水中の珍しい生き物たちの写真にいつも癒されます。

●「たーやのBlog~人生、それが旅~
京都生まれのたーやさんが紹介する京の魅力。地元の方ならではの穴場情報が旅行の際の参考になります。

●「京都のしずく
エッセイスト・麻生圭子さんのつづる猫と京都と暮らしの日記。
さりげない京の日常のあれこれに、わくわくします。




【雲母舟さんのライフログ】

天使突抜367

通崎 睦美 / 淡交社


かつて『天使突抜一丁目』で一世を風靡したマリンバ奏者でキモノ遊び人の著者。今回は、天使突抜一丁目367番地の“物件”をお気にいりの倉庫仕立てにリノベーションする一部始終を本に。文章がうまく、読ませます。

京都、唐紙屋長右衛門の手仕事 (生活人新書)

千田 堅吉 / 日本放送出版協会


桂離宮、二条城などの襖にも用いられ、岡部伊都子、白洲正子ら文化人も愛した唐長の唐紙。
文化財修復から現代のインテリアまで手がける十一代当主が解き明かす、京の美感覚とものづくりの秘密。雲母(KIRA)の舟の「雲母」は、この本を読んでいて、思いつきました。

京の坪庭 (スイコブックス)

水野 克比古 / 光村推古書院


京都の町家、旅館、ホテル、お茶屋、寺社などに取材し、生き生きと呼吸している坪庭の数々が、楽しく紹介されていて、眺めているだけで、幸せ気分になれます。

俵屋の不思議

村松 友視 / 世界文化社


京都の老舗旅館「俵屋」を舞台に、一徹に貫かれる女主人と職人たちの志が潔い。
京都らしい、こだわりの技と感性。「俵屋」の仕事人を通して描く、京都の心が美しいです。

ピアノソロ JUJU  「Request」

ヤマハミュージックメディア


ファンからカバーして欲しい曲を募集し、実現した夢のカバーアルバム。JUJUのプラチナムヴォイスにうっとり。ブログの記事を書くとき、最近いつもBGMとして流しています。




【雲母舟さんがお使いのカメラ&レンズ】

*カメラの機種:NIKON D40
*レンズの種類:TAMRON AF18-200mm

雲母舟さんの「雲母(KIRA)の舟に乗って」を読んでみましょう。
by blog_editor | 2011-05-07 08:24