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「東京猫物語」登場!

c0039735_13273944.jpgあたたかい春を今か今かと待ちわびるように、寒い冬を耐えながらたくましく生きる野良猫たち。住むところも、食べるものも厳しい環境下でも、手をさしのべるやさしい人たちのそばで、ほどよい距離感を保ちながら、一生懸命生きる小さな命。
路地裏でじゃれあったり、ぽかぽかの陽だまりの下で心地よく昼寝をする姿を見ると、こちらまで穏やかな気持ちになり、心がほんわりと癒されます。
そんな、いとおしい猫たちの自然な姿を切り取った写真からは、命の大切さやいとおしさ、命の鼓動が伝わってきます。

今回の東日本を襲った大震災でたくさんの命が失われ、たくさんの方々が家族や家を失い、避難を余儀なくされましたが、被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
日本中がその悲しみを胸に、前を向いて一歩ずつ踏み出しました今、たくましく生きる野良猫たちの姿を通して、読者のみなさんの心が少しでも癒されますよう、今週は、6人の猫写真家のメンバーで運営する「東京猫物語」をご紹介します。インタビューはメンバーを代表して、「東京猫物語」の中の、しぐさんにお話を伺いました。

エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。まずは、今回の東北関東大震災で被災された方々へのメッセージをお願いします。
しぐさん:まずこの度の震災で亡くなられた方に対し、心よりお悔やみ申し上げます。
そして大変辛い思いをされたうえ、今も不便な避難生活を強いられている被災者の方に、謹んでお見舞い申し上げます。
突然の理不尽な脅威により、平穏な生活を一瞬にして奪われた今回の震災に対する精神的・肉体的疲労たるや、想像に耐えません。
あの頃の日常に少しでも早く近づけるよう、日本全体で復興に力を注いでいかなければならないのだと感じております。

エキサイトブログ編集部:ブログをはじめたきっかけは?
しぐさん:「猫写真」という限定的なコンテンツにおいて、同じ地平を目指す猫写真家6名が集い、切磋琢磨する仲間として活動ができる場としてこのブログを立ち上げました。
きっかけは、お互いのブログへの書き込みで知り合ったメンバーの「MAR」と「Hoshino」と「H2」(H2は現在は脱退)の3名が2008年6月にOFF会で集まった際、「3人で写真展を開催しよう」ということになり、写真展までの過程や経過を発表する事を目的とした「東京猫語り」というブログをスタート。2009年5月、目的だった写真展は大成功を収めました。
その写真展で知り合いになった「しぐ」、「pee」、「uki」、「kotakuo」と親交を温め、次なる目標「東京猫物語写真展」を見据え、メンバーとして参加して現在の6名になりました。
エキサイトブログは、当時としては、写真を大きく掲載できるということと、無料会員でも広告の表示がなかったという理由ではじめました。

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エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
しぐさん:6人の猫写真家がそれぞれ不定期に、外で暮らす猫たちの写真をアップしています。
最初は「東京都在住猫」に限定して作品を発表していました。2009年5月に同タイトルの写真展を開催した際、ブログの書籍化のお話をいただき、写真集のタイトルを「東京猫物語」とし、同時にブログタイトルも「東京猫物語」としてリニューアルスタート。東京近郊も含めて『TOKYO』と呼ばれていることから、ブログ改名を機にJRが定義している「東京近郊区間」での撮影も広く発表の対象としました。

いわゆる「かわいい猫写真」というのもよいのですが、我々は外で暮らす猫たちに目を向け、強く生きようとするその誇り高き姿を「猫物語」として切り取っております。
時には現実的に、時には幻想的に描き出そうとしております。
単純に猫写真としてお楽しみいただけるように、というのはもちろん、もの言わぬ、猫たちからの「メッセージ」が、ご覧になられる方々に伝えることができれば、と努力しております。

エキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?
しぐさん:みなそれぞれ個々に活動してきましたが、グループになることにより、近しい感性を持つ「仲間」と良い意味での「ライバル」が得られたことですね。
もちろん、個人は個人で活動していますが、この「東京猫物語」は、いわば発表の場のような感じです。個人よりも、より緊張感を持ち良い刺激となっています。

エキサイトブログ編集部:ブログのよさは?
しぐさん:閲覧される方の環境に特に配慮することなく、容易く情報を発信できることでしょうか。
画像を取り扱うため、制限容量が大きいのもありがたいです。

エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
しぐさん:「メッセンジャー」でしょうか。もの言わぬ猫たちの言葉を、彼らの写真を通して代弁していければと思います。

エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
しぐさん:猫写真関係のブロガーさんに写真展などでお会いした時、ブログ上では「気難しそうだなー」という印象を受けていましたが、実際話してみるとものすごく気さくで良い人だった、ということが何度もあります。
ひどい時には性別がちがった!ということも(笑)。
そして自分も、他の人からみるとそう思われがちのようです。

エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
しぐさん:やはり猫写真撮影です。旅行はすべて猫写真撮影のためで、ろくに観光もせずウロウロしています(笑)。

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エキサイトブログ編集部:夢は?
しぐさん:自分の猫写真で、過酷な運命に抗えない猫たちを救えるようになれれば、この上なく幸せです。
一番うれしいことは、たとえば普段、野良猫のことを良く思っていない方がいたとして、そんな人が私達の写真をみて「許せるように」なってくれたらうれしいです。
野良猫たちの環境は、周囲の人間により激変します。猫たちの周囲の空気が、少しでもあたたかいものになってくれればこの上ない喜びです。

エキサイトブログ編集部:野良猫たちのいとおしい写真にとても癒されますが、猫たちの写真を撮る楽しみや魅力は?また、自分らしい写真を撮るこだわりや記事アップの際に心がけて、などがあれば…。
しぐさん:最初はどちらかというと犬派だったのですが(笑)。いろいろな人や、ウチで一緒に暮らすことになった猫との出会いなどを経て、徐々に猫の魅力に引き込まれてゆきました。
猫の写真を撮ってゆく過程で、だんだんとその過酷な環境、たとえば、飢えたり、生きる場を奪われたり、そこに存在することを許してもらえなかったり…。毎年多くの犬猫が殺処分されているその多くは、せっかくこの世に生を受けても人間によって持ち込まれた子猫であるといわれています。
そんな現状に気づかされるとともに、また、その一方で、猫たちをとりまく人たちのやさしさにも改めて気づかされました。

ファインダー越しにずっと猫の姿を見続けていると、表情やしぐさで次の行動がわかったり、はたまたまったく読めなかったりして、ぜんぜん飽きることがなく、奥の深いものです。
猫は自分の思い通りに動いてくれませんから、とっさの瞬発力・判断力やセンスが磨かれてゆきます。
自分の思い描く画を撮るために、「猫」「背景」「光」が三位一体となる瞬間を目指してじっと待つのに必要な忍耐力も高まりました。
写真歴=猫写真歴で、すべて独学。だいたい5年くらいかと思いますが、猫以外の被写体となると、どう撮ってよいのかわかりません(笑)。
猫たちの「体温」が伝わるような、「鼓動」が聞こえてくるような、活きた写真を目指しております。
そして私が思う「命の大切さ、素晴らしさ、いとおしさ」が伝わり、共感していただけるようなものになればよいと努力しております。

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エキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
しぐさん:猫たちを撮るのと同じくらい、猫たちと触れ合う時間を大切にしています。
信頼関係を高めれば、撮影にも活きてくるようにもなり、また癒しにもなってくれます。
エサで釣るのは簡単ですが、それはよくないことです。違う手段でいかに信頼関係を築くかを考え、許容された時にはなんとも言えない気持ちになります。
他には、月並みですが、二度寝直前の時間は何にも代えがたい癒しのときですね(笑)。

エキサイトブログ編集部:数ある記事の中でご自身が気に入っている記事、また、読者に評判だったポストは?
しぐさん:しぐ個人が気に入っている記事を挙げてゆきます。
2011年、はじめまして(2011-01-01 17:27) 
2011年年明け一発目の記事を任され、またこれが私しぐの「東京猫物語」初めての記事となりました。
この写真は、2010年に撮った写真の中で「自己イチ」評価の写真です。
この場面に遭遇したこと。母猫にくわえられた子猫の位置や向き。運も味方しました。
子供を安全な場所に運ぶために陰を走る母猫の賢さと力強さが伝わればと思います。
また撮影地は、今回の震災で被災された宮城県石巻沖に位置する田代島です。
震源地のすぐ近くであったにもかかわらず、本土に比べれば幸いにも被害は軽微で島民の方も概ね無事のようですが、猫たちの安否が気になる中、個人的に今もっとも思い入れの強い写真のうちのひとつです。

名も無い夜に。(2010-09-12 09:48) 
東京の繁華街を中心に、そこに生きる猫たちの姿を描くメンバー「MAR」の写真です。
繁華街の空気感。雑然とした雰囲気。煌々と照らされた光の中、力強い歩みで横切る猫の姿。
ハードですが、たくましさ溢れる光景です。

真夏の夢(2010-07-30 13:13) 
東京湾岸に暮らす猫たちを追い続けたメンバー「Hoshino」の写真です。
都会のビルの光と、そこに打ち上げられた花火。それら光が水面に映る。
そんな風景の中に、お互いを愛おしむかのように顔を寄せ合う母子猫のシルエット。
タイトル通りまるで夢のごとき、なんとも幻想的で儚げな光景です。

(2010-12-17 00:46) 
東京の繁華街や下町に生きる猫たちの姿をうつしだすメンバー「uki」の写真です。
建物の隙間よりこぼれおちる僅かな光の中、小さく見える空を仰ぎ見て、子猫は一体何を思うのか。
観る側のとらえかたひとつで印象のかわる、いとおしい光景です。

朱色の暖簾
(2010-11-30 21:22) 
横浜を中心に、神奈川の猫たちを撮影する唯一の女性メンバー「pee」の写真です。
秋色に色づく寺院で日々をすごす猫。
やがて訪れる寒い冬までの間、鮮やかな世界を愉しみ生きる姿を描いた光景は、女性ならではの感性と視点です。

前に向かって
(2010-11-07 19:51) 
繁華街から海岸線と、南関東の猫たちの姿をもとめ撮影するメンバー「kotakuo」の写真です。
海風をうけて、碧い世界を光のほうへ歩み続ける猫。
前をしっかり見据えて、希望に向かって進み続ける力強さを感じる光景です。

エキサイトブログ編集部:今一番したいことは?
しぐさん:宮城県の田代島や網地島へ渡り、島民の方への復興支援活動と共に、現地の猫たちの安否確認と食事の世話をしたい。
馴染みの人たちや猫たちがひどい目に遭っているのに、直接的なことを何もできず、ただ手をこまねくことしかできない現状が心苦しく、眠れぬ夜を過ごしております。
島へ渡れる日が来たら、また島の猫たちを撮影し、安否を心配する世界中の人たちに届けたいです。

エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
しぐさん:やはり震災関連です。初めは恐怖と絶望しか無かったニュースも、だんだんと希望が見えてくるニュースが増えてきて、着実に回復しようとしていることがわかる反面、復興は日本全体の力で成し遂げなければ、と強く思います。

エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
しぐさん:大変な状況が続いていますが、猫たちの写真を通して、もし少しでも笑顔になれたり、勇気をもらえたりすることがあれば本望でございます。
周りのことを想えるような、やさしい気持ちになっていただければ、うれしいことこの上ないです。
これからできるだけ普段通りの更新を心がけていこうと思います。よろしくお願いいたします。

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エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。




【東京猫物語・しぐさんのお気に入り&好きなブログ】

好きなブログはたくさんあるので、その中でもお気に入りの二つをご紹介します。

猫街猫路地 
猫写真グループブログです。
広島や長崎や名古屋などの猫たちを、それぞれの視点・撮りかたで描いていらっしゃいます。
写真展に向けた準備といった、参考になる情報も確認できます。

NEKO’s PHOTOGRAPH
琵琶湖湖畔の猫を撮影し公開されています。
デジタル一眼レフだけではなく、アナログカメラで撮影したものもあり、発色が美しく見蕩れてしまいます。

このほか、「東京猫物語」メンバーの個人ブログをご紹介します。

・MAR
路上のルール」 
・Hoshino
「『Cats on the Shore』WANGAN NEKO Blog」 
・uki
ねこだもの」 
・pee
casual box」 
・kotakuo
東京猫紀行」 
・しぐ
せかニャ!
せかニャ!!




【東京猫物語・しぐさんのライフログ】

1/6の夢旅人2002

樋口了一;本田優一郎;河野圭;岡本洋 / インディーズ・メーカー


「水曜どうでしょう」のエンディングテーマ曲。
何気なく聴いてきましたが、震災後に番組企画・出演者である鈴井貴之さんが自らのTwitterにてこの曲のサビ部分歌詞をひらがなでアップされているのを読んで、はっとさせられました。




【東京猫物語の著書】

東京猫物語

池口 正和、星野俊光、秋元ワタリ / TOKIMEKIパブリッシング(角川グループパブリッシング)



★「東京猫物語 写真展」のご案内
「東京猫物語」の6名のメンバーによる写真展が、6/21日~26日に渋谷で開催されます。
詳細は「東京猫物語」写真展案内ブログをご覧ください。

メンバーブログ「東京猫物語」を読んでみましょう。




【東京猫物語・しぐさんのお使いのカメラとレンズ】

カメラ:Canon 1D MarkⅣ
レンズ:Canon EF135mm F2L USM、Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM、Canon EF24mm F1.4L II USM
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by blog_editor | 2011-03-25 08:56