今週のピックアップブロガー

クオリティの高い写真や憧れのライフスタイル、心癒されるペットやおいしい料理まで!
エキブロには素敵なブロガーがいっぱい!そんな人気ブロガーに直撃インタビュー!

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「森の暮らし たいまぐら便り」のちほさん登場!

c0039735_18475085.jpg手をかけて畑を耕し、野菜を収穫するまでの喜びやとれたての味を生かした手料理を楽しみ、おいしい恵みに感謝する日々。森を歩けば、四季折々に咲く野の花や木の実に出会え、季節の便りを感じるひととき。
ちょうど今の季節は、みごとに実った栗をかごいっぱいに拾って、栗料理を楽しめるなんて、なんとも秋らしく、都会では味わえない体験です。そして、のんびりした時間の流れの中で、好きな草木染めや藍染めを楽しんだり・・・。

岩手県の山あいにひっそりたたずむ小さな集落「たいまぐら」という森で、そんな自給自足のスローライフを、自然体でエンジョイする姿は、読んでいるこちらまで気持ちがゆったりと癒されます。
「毎日の暮らしの中に宝物がいっぱいですね」「豊かな時間を過ごしていますね」とうらやむ読者も多いはず。

今週は、毎日の暮らしの中にある小さな発見や幸せ、感動をつづった、「森の暮らし たいまぐら便り」のちほさんに登場していただきました。

エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
ちほさん:こちらこそ、いつもお世話になっております。「今週のピックアップブロガー」のコーナーを通じて、いくつものお気に入りブログと出会ってきた私…。そのコーナーでまさか私のブログをご紹介いただけるとは! ちょっとくすぐったいような恥ずかしい気持ちですが。
ブログをはじめたきっかけですね。ブログをはじめる以前に、「ちほの宝箱」というHPを運営していたのですが、そのHPを見てくださっている方たちから、「日記のページはブログにしてみたら?」とアドバイスをいただくようになったんです。
当時は、「ブログって何? HPとどこが違うの?」と思う程度でしたが、とりあえず見よう見まねで、『森の暮らし たいまぐら便り』というブログを開設してみると、更新などが手軽にできてとても便利で。何より、見てくださっている方たちと、コメントを通じて交流できたりと、HPとはまた違うよさがあることに気がつき、今はブログを中心に発信しています。

c0039735_1848915.jpgエキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
ちほさん:ほとんどの方が「はじめまして!」かな、と思うので、ちょっと自己紹介させていただきますね。
私が住んでいるのは岩手県のほぼ真ん中。ポコッとおへそのようにとびだしている早池峰山の麓です。プログのタイトルにもなっている『たいまぐら』というのは地名なんです。アイヌ語由来の名前で、「森の奥へつづく道」という意味ではないかと言われています。
横浜で生まれ育った私が、たいまぐらへ移住したのは18年前のこと。この地が気に入って、大阪出身の主人と一緒に越してきました。隣の集落まで約10キロ! 人間より、キツネやシカやクマが身近な隣人という、森に囲まれた場所です。
そんなたいまぐらで、畑を耕し、散歩を楽しみ、私は草木染め、主人は桶作りの生業である手仕事に励む毎日…。ブログには、そんなたいまぐらでの暮らしのアレやコレやをつづっています。
北国の鮮烈な季節感や、自然に寄り添った暮らしぶりを、みなさんにも楽しんでいただけたらうれしいなぁと思っています。

エキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は? ブログのよさは?
ちほさん:昔から、色のきれいな石ころや、鳥の羽を拾うのが好きでした。他の人からみたら、「とるにたらないもの」かもしれないけれど、私には宝物だったんです。宝物はきれいなお菓子の缶にためていました。忘れもしない、マッターホーンのクツキーの缶に(笑)。
ブログは私にとって、言ってみれば子どものころ大切にしていた、その宝箱のようなものなんです。驚きや発見という宝物を、文字でしまっておくための宝箱とでもいいましょうか…。時々読み返して、「あんな素敵なことがあったな。そうそう!こんなきれいな景色も見たな」なんて、自分自身が楽しむためのもので、それ以下でもそれ以上でもなかったのです。
ところが、そんな理由ではじめたブログですが、うれしいおまけがついてたんです。そのおまけというのは、私だけのものと思っていた宝物に「わぁーっ!」と目を輝かせて共感してくださる方がたくさいらしたということ。こっそり一人で眺めるのもいいけれど、「おもしろいね」「きれいだね」って誰かに共感してもらうのって、やっぱりうれしいものなんですね。思い切って、宝箱の蓋をあけて、みなさんに見ていただいてよかったなと、思っています。今は、宝箱の蓋はいっつも開けっ放し! それも素敵だなって、思っています。

c0039735_18483420.jpgエキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
ちほさん:わがままな人かな…。こんなこと書いたらブログを見てくださる方がいなくなっちいますね(笑)。やりたいことはなんとしてもやりたいという気持ちが年々強くなっているような気がします。やりたくないことでも、やらなきゃいけないこともある、と思っているから、まだ救われるかな!?と自分でフォロー(笑)。

エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
ちほさん:大勢いらっしゃいますが、中でも、以前このコーナーでも紹介されていた「フィレンツェ田舎生活便り」 のちほさんかな。イタリアで田舎暮らしをそれているちほさん。そして、たいまぐらで田舎暮らしをしている私。暮らしぶりはもちろんずいぶん違うのですが、その違うところがなんともおもしろいなぁ、と思います。時に「同じだ!」と思うこともあって、それもまたおもしろいなぁ!と思います。今年はフィレンツェのちほさんから教わったイタリア野菜を、数種類畑で育て料理しました。「ボーノ!」でしたよ。

エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
ちほさん:お料理かな。これは、もうずっと前からですけれど。なにせ並外れての食いしん坊な私! 特に、四季折々にとれる森の恵みや、畑の作物を、大切においしくいただきたいなぁと思っています。新しいレシピの考案にも熱心!なんて、研究熱心と言えば聞こえはいいのですが、満足がいくまで繰り返し試作するので、家族からブーイングを浴びることもしばしばです(笑)。

エキサイトブログ編集部:夢は?
ちほさん:今の暮らしがいつまでも続けられますように…。

c0039735_1849356.jpgエキサイトブログ編集部:森の暮らしを楽しむのスローライフのよさが伝わりますが、自然の中で暮らす楽しさは?  また、記事アップの際に心がけていることがあれば…。
ちほさん:森の暮らしを始めたのは、18年前のこと。移住当時は、なんと電気も!電話も!ありませんでした。郵便も局留めでしたし…。電気は2ヶ月ほど後にひかれましたが、電話なしの生活は3年間に及びました。もちろん不便ではありましたが、なんとかなるものです。他にもたくさんの不便がありましたが、それをなんとか工夫で乗り切るところに、田舎暮らしの醍醐味はあり、自分たちの暮らしは自分たちで築いているんだという手ごたえもあったのです。不便だからこその楽しさもあるということを、しみじみと感じたのでした。

スローライフというのは、不便であったり手間隙がかかるもの。でも、だからこそ工夫のしがいもあるし、楽しいのだと思うのです。
今は、電気はもちろん、光ケーブルもひかれ、郵便も毎日配達されます。住民が増えるに従い、ごみ収集や共同購入も毎週可能になりました。といっても27人ですが(笑)。本当に便利になったものです。そのサポートにはとても感謝しています。でも、あまり便利になり過ぎないようにと、どこかでブレーキをかけている自分がいます。
スローライフ、自然の暮らしを楽しむ、というのは決してゆったりと優雅にというばかりではないんですよね。もしそうだったら、とっくに飽きていたかも…。タフでワイルドなことも多いし、ハードな戦い(笑)を強いられることもあるのです。それを楽しんでいきたいなーと思っています。それに、こうも思うのです。便利さをあまりに追求するというのは、イコール自然の営みのリズムから離れていくことだ…と。

エキサイトブログ編集部:ブログと同名の本が出てらっしゃるようですが、どんな内容の本ですか?
ちほさん:「森の暮らし たいまぐら便り」は、一昨年、アノニマスタジオから出版しました。
日々の暮らしのあれこれをつづったエッセイ集で、たいまぐらで暮らしはじめてからの15年間に、折々につづってきた42編が収められています。薪ストーブでコトコトとマーマレードを煮る幸せな時間のことや、初春に現ーあらわれる美しいお花畑のこと。秋の木の実で作る美しくておいしい果実酒の話や、縁の下にもぐりこんだタヌキとの悲しい別れのこと…など。季節によりそった森の暮らしのエピソードをつづった一冊です。
ブログと本は兄弟のような存在。ブログは私の宝箱のようなものだと先に書きましたが、そんな宝箱が実はいくつかあって、本もそうなのです。
先ずはブログをご覧いただいて、「もっと!」と思っていただけたら、本も手にとっていただけたらうれしいです。

c0039735_1850137.jpgエキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
ちほさん:幸せな時間は、やはり食事の時間ですね。なにせ食いしん坊ですから(笑)。家族との大切な時間でもありますし…。
あと、散歩も大好き。春夏秋冬と季節は四つの言葉で表現されますけれど、日々、風景は時を刻んでいます。季節が刻む時間を感じるには、散歩が一番ですからなるべく時間を見つけて森へ!川へ!と出かけています。
そして、意識して大切にしているのは、一日の始まりと終わりの時間。特に目覚めの時間は大切にしています。朝は、起きなければいけない時間の15分前には目覚ましをかけます。時計がなったら、先ず目の前の障子をあけ、布団に横になったままでもいいので朝日をゆったりと感じるようにしています。晴れの日はもちろん、曇りでも雨でも、太陽の光は感じられるものです。頭だけではなく身体も心地よく目覚められるような気がします。おすすめですよ!

エキサイトブログ編集部:数ある記事の中で、ご自身が気に入っている記事や思い出深いある記事といえば? また、読者に評判だった記事は?
ちほさん:「好きな理由」 10.10.06
私にとって秋の味覚の王様といえば栗!おいしかったなぁ。

心は一緒に」 10.0909
何よりの宝物はやっぱり家族です。

雨の香り」 10.06.16
雨にも四季折々の香りがあります。森の暮らしから教わったことです。

おいしくなぁーれ」 10.0418
春ってなんだかそわそわ。紅茶を作るのも初春の楽しみです。

プンタ現る」10.04.23
森に暮らす隣人がちょくちょく訪ねて来る我が家。この日はプンタが…。

エキサイトブログ編集部:今一番ほしいものは?
ちほさん:温泉が湧いてほしい(笑)。寒くなってきましたからねぇ。
我が家のお風呂は薪で沸かします。温泉に負けず劣らぬよいお湯なのですが、時間もかかるし、薪も結構使うのです。冬に向かうこの時期は、いつでも温かな温泉に入れたらいいなぁ〜…とつい夢想してしまいます。

c0039735_18493512.jpgエキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
ちほさん:最近でいいますと、クマ出没のニュースかな。
あと街をうろつき迷惑をかけていたサルのニュースもきになりましたね。
クマが街に出没したり、サルが住宅街をウロウロすることは、珍しいし困ったことに違いはありません。でも、「なぜ?」という根本的な原因をあまり話題にせず、捕獲劇ばかりが取り上げられていることに首をかしげずに入られません。
つかまって檻に入れられているサルをみて、「普通のサルなのでびっくりしました」とコメントしている人がいましたが、どんなサルだと思っていたのでしょうか。普通のサルがそういう行動をとらざるを得ないのは、なぜなんだろうって、みんなに考えて欲しいなーなんて思います。
人間の犯罪でもそうですが…。

エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
ちほさん:いつも訪問してくださるみなさん!「本当にありがとうございます」
そしてこのコーナーがきっかけで初めて訪問してくださったみなさん、「はじめまして!」
暮らしのあちこちに、実はたくさんの幸せがかくれていますよね。気づくのも気づかないのも自分次第なのだと思います。
ブログには、私がみつけた、小さいけれどかけがえのない幸せをつづっています。押しつけがましいようですが、幸せのおすそ分けを受け取っていただけたらとってもうれしいです。




【ちほさんが好きなブログ、気になるブログ】

あべっ子通信
実家の幼稚園のブログです。私が言うのも何ですが…とっても素敵な保育をしています。

フィレンツェ田舎生活便り」 
田舎生活つながり、ちほつながり(?)でお気に入りのブログです。料理もおいしそうなんです!

六ヶ岳の麓から
器や料理の記事は興味深いもの。そして、そのしなやかな生き方に励まされます。

小さな手紙」 
美しい写真にいつもいつもうっとり。猫好きにはたまらない写真も!

草虫暦」 
尊敬する友人のブログ。なにものにもそそがれる丁寧な視線が素敵です。




【ちほさんのライフログ】

藍から青へ―自然の産物と手工芸

石田 紀佳 / 建築資料研究社


暮らしを取り巻く様々な道具たち。その道具の素材にスポットをあて、解説した一冊。 友人の著書なのですが、道具好きにはとってもためになる一冊です。

ハーニャの庭で

どい かや / 偕成社


猫が主人公の絵本です。四季折々の庭の様子と、猫たちの様子がかわいらしく描かれています。どいかやさんの絵本はどれも大好き。どの本も手にとっていただきたいおすすめの本ばかりです。

風たんてい日記―FOR YOU絵本コレクションY.A. (FOR YOU絵本コレクション〈Y.A.〉)

杉田 比呂美 / 小峰書店


目に見えず、形のない風を、素敵なイラストと言葉で表現している一冊。 内緒にしていたい、でもこっそり教えたくもある。そんな不思議な一冊です。

安房直子コレクション 全7巻セット

安房 直子 / 偕成社


不思議な世界を描く安房直子さんの童話集です。 子どもの頃からの愛読書の一つ。
今までも、そしてこれからも、ずっと読みつづけていくと思います。

料理歳時記 (中公文庫)

辰巳 浜子 / 中央公論新社


古くて新しい。食への愛情と知識満載の一冊です。糊のきいた真っ白な割烹着をきてお台所に立ちたくなりました。




【ちほさんの著書】

森の暮らし―たいまぐら便り

安部 智穂 / アノニマスタジオ



ちほさんの「森の暮らし たいまぐら便り」を読んでみましょう。
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by blog_editor | 2010-10-29 22:14