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「Kippis! from Finland」のKippisさん登場!

「Kippis! from Finland」のKippisさん登場!_c0039735_14475320.jpg緑鮮やかな街の風景や秋の紅葉、冬の雪景色など。四季折々に美しいフィンランドのお散歩風景をはじめ、色とりどりの野菜やくだもの、キュートなキッチン用品に、手作りスイーツの数々。コンパクトながら、整然と並んだ色彩豊かな写真がとても素敵です。フィンランドならではの街情報や自然の恵み、美味しいもの、学生生活などの話題も盛りだくさん。

やさしい旦那さまと2歳のことりちゃん&この夏誕生したばかりのかわいいお子さんとの暮らしぶりからも、「ほのぼのと自然体で暮らす幸せ感が伝わってくる」という読者も多いはず。

今週は、異国の地・北欧フィンランドで学生生活と子育てを楽しむ「Kippis! from Finland」のKippisさんに登場していただきました。

エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
Kippisさん:こちらこそ、いつもお世話になっております。 ご一報をいただいた時は何かの間違いだと思いました(笑)。

ブログをはじめたきっかけは、友だちから「ブログやってるから見て~」と言われてアドレスの書かれた紙切れを渡されたのですが、「えっ、ブログって何だ、何だぁ??」と流行遅れ丸出しの私だったのです。さっそく開いてみたら何だか楽しそうではないですか! それ以来、いろいろな方のブログを拝見するようになりました。
当時、何かを形として残せる事をしたかったので「これは良いかも」と思い、ちょうどデジカメも買った時期だったのでデザインのシンプルさが気に入って、エキサイトさんにお世話になることにしました。
当初のブログは「Kippis!」(2005-07)ですがフィンランド移住を機に「Kippis! from Finland」を開設しました。もうひとつのブログ「Meille tulee vauva!」では2歳の娘、ことりと今年8月に生まれた男の子の赤ちゃんの成長ぶりやフィンランドでの育児について書いています。ね、私はブログの虜になっていますよね(笑)。

エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
Kippisさん:納豆が好きなフィンランド人と日本で出会って2003年に結婚し、2007年よりフィンランドで暮らしています。
ブログではフィンランド料理やお菓子、こちらの自然、季節やデザインのことなどを取り上げたりしています。
私の住む町はヘルシンキから北へ約830kmの所にあるサンタクロースの住む町として知られているロバニエミです。サンタクロース村やオーロラ観測を目当てに毎冬、たくさんの日本人の方々が来られるのですが、他にもロバニエミには魅力がたっぷりあるので、その良さを少しでも知っていただきたいなぁと思っています。

「Kippis! from Finland」のKippisさん登場!_c0039735_1448251.jpgエキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?
Kippisさん:「欲」ですかね〜(笑)。「あ〜これ、みなさんに見て欲しい!知って欲しい」と欲が進んでカメラのシャッターを押して記事にしています。なので写真を撮る時は息を凝らして片目を閉じてファインダーを覗いています。この顔が、変な顔をしているんですよ〜(笑)。
たまに自分の欲の深さに飽き飽きしてブログを止めてしまおうかと数回思ったことがあるのですが、そんな時に不思議と良いタイミングでうれしいコメントやメールをいただいたりするんですよね。「励まし」。これもブログを通じてみなさんから得たものです。
それから文章にすることで頭の中が整理されて、時たま読み返すと恥ずかしさがあるものの、「こういうことを考えていたんだなぁ」とか、「私って意外とロマンチックではないかっ!」など、普段は気がつきにくい自分発見をすることもあります(照)。

エキサイトブログ編集部:ブログのよさは?
Kippisさん:たくさんの日本人が観光に来るロバニエミですが、ガイドブックに載っている情報が少ないのでブログを通して尋ねられことがあります。こうして気軽に情報収集ができるのもブログの魅力のひとつですね。私自身も、こちらに居ながら日本はもちろん、各国に住んでいる方々からいろいろな情報や刺激を受けています。それから1年前は何をしてたかな〜?っとすぐに過去の記事を読めることも、とっても役立っています。

エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
Kippisさん:「喜怒哀楽が激しくて熱しやすく冷めやすい+頑固!」と困ったものですねぇ...。でも、おかげさまでブログは飽きずに長年続いています。

エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
Kippisさん:今までブロガーさん数人にお会いしました。ブロガーさん以外でもコメントやメールをくださる方で「ロバニエミに行きます」と話が進んでお会いしたことがあります。ブログ上で話をしているので初対面という感じがしなくて、気軽に話せる人たちばかりでしたので楽しかったです。
中でもヘルシンキにお住まいの「キノコネコノユトピア」のmaco さんとは1年に1、2回ほど家族ぐるみでお会いしています。彼女の旦那さまがロバニエミ出身の方なので帰省される際に、私たちはヘルシンキのお母さんに会いに行く際に会います。いずれはロバニエミに引っ越して欲しいと願っています。

エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
Kippisさん:車で田舎をドライブ中、「住むんだったら、こういう所が良いよねぇ」とか「こんな暮らしがしたい」と夫婦で夢を語りながら妄想に浸ること。

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エキサイトブログ編集部:夢は?
Kippisさん:自然の中でできるだけ昔に近い方法で暮らすことですね。ホビットが住んでいそうな藁の家を建てて中には暖炉があって、常に柔らかい雰囲気がある家。庭には野菜・ベリー畑があって季節になると1年分の保存食を作ったり、薪を使って自家製パンを焼いたり、羊を飼って糸を紡いで暖炉の前で編み物をしたり、森から集めた素材で草木染などできるスローライフですね。
ロバニエミはサンタクロース村だけではなく、こういう体験もできるということを日本からいらした方にも知っていただきたいのでワークショップを開いたり、小さなカフェのあるB&Bをするライフスタイルが目標です。

エキサイトブログ編集部:フィンランドでの暮らしをとても自然体で楽しんでいらっしゃるのが伝わりますが、海外生活のきっかけや楽しさ、フィンランドの魅力といえば?
Kippisさん:夫がもう一度、大学で美術を勉強したいというのがきっかけで、彼の故郷であるフィンランドに夫婦+犬1匹で移住しました。私も軽い気持ちで同じラップランド大学に志願したら合格という予想外な結果が出て、夫婦共々、学生生活逆戻り!
私は今、育児休暇中ですが、フィンランドでは様々な年齢層の学生がいて、社会に一度出て大学に戻る人・育児休暇後に学生復帰される人も多いのです。

移住前にフィンランドを訪れた時、親戚の人達と東フィンランドをドライブしたのです。途中、綺麗な湖が見えるところに車を止めて青空マーケットで買ったスモーク魚を食べたのです。食べ終わって何気なく皆さんが向かった先は湖。そこで手を洗ってお昼が終了。わざわざウェットティッシュも要らないこのナチュラルさに当時の私は驚きでした。
森に入ればベリーやきのこも収穫できるしナイフ一つで串を作ってソーセージも焼けます。暑いなら湖や川で泳ぐ、こういったようにフィンランド人は自然との共存が上手だな、と感じています。
フィンランドに移住して3年半が経つのですが、年々、フィンランドのシンプルさが私に合っているなと思います。「昆布のように噛めば噛むほど味がでる」ように、住めば住むほどジワジワっと良さが沸いてくるそんな感じです。って例えが昆布ですけどねぇ。

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エキサイトブログ編集部:また、フィンランドのお散歩風景や町並み、日常のひとこまなどの写真も素敵ですが、自分らしい写真&記事づくりで心がけていることなどは?
Kippisさん:写真を撮るのは好きですね。中学生の頃からバッグにはいつもインスタントカメラが入っていて、遊び心で色つきセロハンをレンズの前に置いたり、ハンドクリームをレンズに塗って撮ったりしてました。クリームの話はお勧めしませんけどね(笑)。
高校では写真部だったので、放課後は、きのこが生えてきそうな暗室でプリントしていました。こうして振り返ってみると、私はカメラっ子だったのですね。ブログをするようになってフォトショップを使う機会も増えて、ファインダーを覗くと自然に「文字はここにきて...」と配置が決まってきます。 

エキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
Kippisさん:時たま家族で森の中を歩いて森林浴をすることです。マイナス30度にもなる冬を乗り越えて再び顔をだす植物を見ているとパワーをもらえます。極寒の冬は外に出られないんじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが。確かに寒くて鼻は凍りますけど、逆に、そんな時ではないと体験できない神秘的な音や空気があるのですよ。「寒い寒い」と言いながら暖かい家に帰ってきてコーヒーを飲んで温まるのがまた癒されるのです。きっと、この差が良いのでしょうね。

エキサイトブログ編集部:数ある作品の中でご自身が気に入っている作品、また、読者に評判だったポストは?
Kippisさん:<フィンランド料理編>
フィンランドのロールケーキ kääretorttu」2009-08-12
苦手だったロールケーキがようやく綺麗に巻けました。

じゃが芋料理 perunarieska」2009-03-24
簡単な材料で作れてシンプルな味が好きですね。

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<ロバニエミ編>
優れた場所」2009-06-28
フィンランドらしい夏の風景に夏の習慣です。
でも今年の夏はカーペット洗いを逃しました...。

雪のホテル」2009-01-31
なかなかユニークな雪と氷の世界です。
今シーズンもありますので興味のある方はご一報を!

<文化の違い編>
色々な色」2009-10-10
大学の絵画のレッスンで「季節ごとの色を現す」という課題で文化の違いを発見。
皆さんの興味深いコメントも楽しませていただきました。

文化の違い」2010-01-27
関心させられるフィンランドのラッピングの仕方です。

<読者に評判のよかった記事 >
Utsjoki紅葉旅行」2008-09-25
美しい紅葉風景と皆さんから評判でした。そして黒い物体の食べ物も見モノです。

我が家のキッチン」2008-12-15
「かわいいキッチン!」と言われ、好評だった記事です。
私も気に入ってたのですが、その後引越しとなってしまいました...。

エキサイトブログ編集部:今一番ほしいものは?
Kippisさん:新しい眼鏡ですかね。スクリーンの見すぎ?なのか、視力が低下してるようで、森の切り株が遠くから見たら馬に見えたりすることもあるんです。眼鏡しててもですよ...。これは買い替え時ですよね。欲を言うと眼鏡が落ちてこない高い鼻も欲しいんですけどね。

「Kippis! from Finland」のKippisさん登場!_c0039735_21283623.jpgエキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
Kippisさん:ミャンマー難民、日本来日の件です。フィンランドでも毎年多くの難民を各国から受け入れています。私の通っていた語学学校でもミャンマーからの難民はたくさんいました。実際に彼らから難民キャンプでの体験談を聞いたことがあるのですが、聞いている私が目に涙を浮かべるほど、悲惨なものでした。戦争が消えて平和になりますように、また1日も早く新しい環境に慣れて安心した生活が送れることをお祈りします。

エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
Kippisさん:いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます!
みなさんからのコメントやメールが励ましになってブログ持続ができています。もしも何かフィンランドやロバニエミ関連で知りたいことがありましたら声を掛けてください。できる範囲でしたら私もお力になりたいです。

エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。





【Kippisさんが好きなブログ、気になるブログ】

Hinata de Akubi
北海道に住んでいた時に知り合った彼女。彼女の撮る優しい雰囲気の写真が好きです。時たまブログに登場するKeita 君&Haruto 君もかわいく愉快なのですよ。スクリーン越しで和ませていただいています。

フィレンツェ田舎生活便り2」 
私の目指す生活をまさにされている魅力的な家族です。素敵な環境で育っているユキちゃんの成長も楽しみのひとつです。

キノコネコノユトピア
「自動猫トイレ」を作ってしまったユニークな旦那さまをお持ちのヘルシンキ在住のmaco さん。同じフィンランド在住ですが、北と南でぜんぜん違うので綺麗な写真も含め楽しませていただいています。アンティーク好きなところも刺激されます。

イギリスその日暮らし
彼女のしっとりとした文章に吸い込まれます。素直な気持ちで子育てをされている様子が伝わってくるので学ぶことが多いです。そして癒されます。


ばーさんがじーさんに作る食卓
バリエーション豊富で、いつも野菜たっぷりの美味しそうなお料理を見てはスクリーン越し=食べられないのが残念で仕方がありません。ご夫婦の仲の良さや、おふたりでブログを楽しまれている姿も魅力的です。




【Kippisさんのライフログ】

ONCE ダブリンの街角で デラックス版 [DVD]

ジェネオン エンタテインメント


このラブストーリー映画は始まりから終わりまで大好きな作品です。主人公の出した最後の結末がまた素敵で何度見てもジーンときます。映画の中の音楽も魅力的なのですよ。映画の公式ホームページへ。

コララインとボタンの魔女 スペシャル・エディション [DVD]

Happinet(SB)(D)


<ダークファンタジーなところが私の好みで美術面も素敵です。
映画の公式ホームページへ。

映画「Fantastic Mr. Fox (すばらしき父さん狐)
かわいい狐のコマ撮り映画。動きも表情もかわいく笑いもありです。

Kippisさんの「Kippis! from Finland」を読んでみましょう。
by blog_editor | 2010-10-01 21:52