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「屋上で会いましょう」の後藤グミさん登場!

c0039735_18591526.jpg猫じゃらしを食べる猫やぼーっと眺める犬、東京タワーに新幹線、屋上の風景など…。軽いタッチでさくさく描いたイラストは、どれもほのぼのした雰囲気が伝わります。
何気ない日常をユニークな視点でとらえた手書きの散文や短歌もどこか楽しく、味わい深いものばかり。ぐにぐに曲がっている文字などは道のようで、見ていて楽しめます。

話題の電子書籍にもイラストや手書きの文字を手がけてみるなど、おもしろい試みにもトライ。「眺めていると想像力が広がります」という読者ファンもいます。

屋上に寝転がって、ぼーっと空でも眺めていたら心地いいように、なんともいえないのんびりしたゆる〜い空気感がブログから伝わってくる「屋上であいましょう」の後藤グミさんに登場していただきました。

エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
後藤グミさん:中学生のときに初めて自分のホームページを作りました。HTMLのしくみがわかってくるとおもしろくなり、背景やアイコンなどの素材を含め、全部自分で描いては更新。田舎に住んでいたこともあって、“ひょっとすると世界中の人が見てくれているかも? ”というインターネットならではのオープンな感覚が新鮮で刺激的でした。
それからブログが流行しはじめたので、大学1年生のときに現在のブログをスタートさせました。

エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
後藤グミさん:本文と絵、全部手描きのブログを更新しています。デジタルのかたまりみたいなパソコン画面に、ラクガキのような、手紙のような、そんなものが現れたら楽しいな、と思ってはじめました。主に日々の何気ないことをつづっています。

エキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?
後藤グミさん:友だちがたくさんできました。
今度、その方々と「東京天然ごはん」というアコースティックバンドを結成しようと目論み中。
わたしのパートはウクレレです。

エキサイトブログ編集部:ブログのよさは?
後藤グミさん:年齢性別関係なく、いろいろな方とつながれることです。

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エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
後藤グミさん:このあいだ、「コアラ的マイペースな人だね」と友達にいわれました。

エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
後藤グミさん:『山中俊治の「デザインの骨格」』というブログを運営されている山中俊治さんです。
山中さんディレクションの様々な視点からみる「骨」や「骨格」をテーマにした展覧会「骨」展というのが、2009年の夏、六本木の「21_21 DESIGN SIGHT」で開催され、そこでこの方の存在を知りました。新しいエントリーがあるたび彼の文章に引き込まれています。

エキサイトブログ編集部:一番好きなもの、ハマっていることは?
後藤グミさん:焼きなす。冷たいのでもアツアツでも。

エキサイトブログ編集部:夢は?
後藤グミさん:健康で、おいしいごはんを食べて、いつも笑っていたいです。

エキサイトブログ編集部:さくさく描いたゆる〜いイラストがかわいい後藤グミさんワールドを楽しませていただいていますが、イラストを描くようになったきっかけや描く楽しさは? 
後藤グミさん:高校時代、本屋さんで枡野浩一氏が主宰する「かんたん短歌blog」傑作選『かなしーおもちゃ』(インフォバーン)を手に取ったのがすべてのはじまりでした。そこに載っていた

 「わけもなく家出したくてたまらない 一人暮らしの部屋にいるのに」(枡野浩一)
 「どちらにもとれる笑顔をしますから どちらにするか決めて下さい」(志井一)
 「体内に葉緑体がないせいで地球を守れなくて悲しい」(伊勢谷小枝子)
 「庭先でゆっくり死んでゆくシロがちょっと笑った夏休みです」(佐々木あらら)  

などの短歌に発見と感動を覚えたんです。そしてその短歌を生んだ「かんたん短歌blog」という、毎月出されるお題に対し、短歌をトラックバックの形で投稿するサイトにイラスト投稿枠があることを知り、その日受けた物理テスト用紙に落書きした猫の絵をなにげなく投稿したら採用されて……。以来、そのブログが休止するまでずっと絵を描き続けました。短歌を投稿するところなのに、絵ばかり描いているというスタンスが当時とてもおもしろかったですし、「愛」「シモネタ」「正しい」などというお題にどう答えていくか? と頭を悩ませ、苦しいけど「これは!」というものが描けると楽しくて。採用される喜びを知りました。
これがきっかけとなり、枡野浩一さんの著書『一人で始める短歌入門』(ちくま文庫)や毎日新聞の『ここち』「短歌でダイエット」などの連載イラストを描かせていただきました。

c0039735_2253222.jpgまた、最近ではiPadで話題の電子書籍歌集『ロングロングショートソング』の字・絵すべて手描きしました。電子書籍なのにすべて手描きというまさにこのブログのようなことが実現して、とてもうれしかったです。枡野浩一さんには本当に感謝。

エキサイトブログ編集部: また、記事アップ&更新の際に心がけていることは?
後藤グミさん:そうですね。そもそも絵を描くのが好きというよりは、ブログというものをどういうふうに使えばおもしろいか?を考えるのが好きです。この手描きブログに関しても、デジタルのかたまりみたいなインターネット上で、ラクガキのような、手紙のような、まるで画面に直接かいてるみたいな、そんなものが作れたら楽しいなというのが最初で。
大学3年の時に「400-blog
という、400字詰め原稿用紙1枚に日記を書いていくブログを思いつきで作りました。「ブログってふつう横書きだけど、日本人なんだし縦書きがあってもいいよね。縦書きといえば原稿用紙、でもだらだら縦に書き続けてもおもしろくないから1日に1枚、100日で100枚、というフォーマットだときれいだし落ち着くな……」なんて思いながら。そして律儀に1マス1マスに文字を入れ、なおかつ更新しやすいシステムはどうしたらいいだろう?……と考えて作りました。形になった時点で創作意欲が満たされてしまい、現在は更新していませんが、お気に入りなブログです。

しかしながら、この「屋上であいましょう」では、まだまだ試してみたいことがたくさんあります。最近は漫画を描いてみてはいるものの、まだ安定していませんね。そもそも漫画自体に慣れていないので、そこの勉強から……という感じです。
「インターネットにおける字と絵・手描き」という特徴をどれだけうまく出していけるかが今後の課題です。

エキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
後藤グミさん:散歩です。新宿御苑の敷地からはみだしてきた生命力あふれる雑草を観察したり。最近はブドウのような外見なのにゴボウの名を持つ「ヨウシュヤマゴボウ」が特に気になっています。

エキサイトブログ編集部:数ある作品の中でご自身が気に入っている作品、また、読者に評判だったポストは?
後藤グミさん:アップしたものすべてその時のベストだと思っているので、順位はつけられないのですが、とくに思い入れのあるものを二つ。

2007年11月11日「もうすぐ二十歳なのか
10代最後の更新。コメント欄にも注目です。

2010年5月28日「5月
ながいこと一人暮らしの部屋に貼られていた絵です。
ポスターや絵を飾る習慣ゼロなのですが、これはなんだか壁になじむなーと描き終わった直後にドラフティングテープでぺたり。以後、私の生活をずっと見ていてくれました。

c0039735_22111279.jpgエキサイトブログ編集部:長い休日があったら何をしたい? 
後藤グミさん:アイスランドの湖まるごと露天風呂…みたいな温泉につかり、つつオーロラを見たいです。

エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
後藤グミさん:上海空港にてオランダ行きの便が乗客を乗せたまま1時間以上も離陸できない事態が生じ、たまたま乗り合わせていたアムステルダムシンフォニエッタが機内でモーツァルトを演奏したというニュース。イライラした空気が音楽で一気に和やかになったのだろうな、そしてそんなサプライズを実行した楽団の方々はなんて粋なんだ、と想像するだけでうれしくなりました。

エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
後藤グミさん:はじめましての方ははじめまして。
いつもの方はいつもありがとうございます。
ぼんやり更新しておりますので、ぼんやりおつきあいいただければ幸いです。

エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。




【後藤グミさんが好きなブログ、気になるブログ】

まばたきをする体
デイリーポータルZでおなじみ古賀さんのブログ。彼女の観察眼はとてもすてきです。

山中俊治の「デザインの骨格
工業デザイナー山中俊治さんのブログ。読んでいるとどこか背筋がのびるような気持ちになります。

日記は新海
アニメやCMをつくっている新海岳人さんのブログ。なにより新海さんそのひとがおもしろい。

屋上とそらと屋上空BLOG
屋上つながりで知った屋上ブログ。屋上ってしみじみいいものですよねぇ。

僕たちだけがおもしろい
猫歌人な仁尾智さんとエロ歌人な佐々木あららさんが送る毎週更新・ぐだぐだポッドキャスティング。第1回目の放送からずっと聴いています。




【後藤グミさんのライフログ】

僕らのミライへ逆回転 プレミアム・エディション [DVD]

ジェネオン エンタテインメント


『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー監督と『スクール・オブ・ロック』ジャック・ブラックが織り成す
笑えて感動できる、とにかくよい映画。

後藤グミさんの「屋上であいましょう」を読んでみましょう。
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by blog_editor | 2010-09-17 22:41