先日撮影してきました信藤監督とプロデューサーGTRの対談を、
今日から4,5回に分けて連載していきます。
皆様から頂いていた質問への回答も含まれている内容になっておりますので、
是非お楽しみ下さい。
【インタビュー連載第一回】GTR:去年の六月ぐらいに信藤さんと会って、一年ちょっと経ったんですけども、
実際にこの映画の構想って、信藤さんの中ではいつぐらいから実は温め
ていたのかなというのを最初にお伺いしたいんですけど。
監督:正確な日付はわかんないんですけど、渥美清さんが亡くなられてたぶん・・
一、二年してからだと思うんです。あの『男はつらいよ』のゆるい日本的な
情緒とか・・。
GTR:人情喜劇みたいな感じですかね。
監督:ああいうのがなくなるのはさびしいなあと思って。盆と正月、ルーティーン
ワークのようになってる、あれもなんかいいなあと思って。それであの
フォーマットで、僕がやったらどうなるんだろうな?と思って。半分遊びで、
寅さんは誰で、さくらは誰で、おいちゃん誰でおばちゃん誰で、タコ社長は
誰でみたいなキャスティングをしてて・・。まあ、そんときに、「やっぱ今だった
ら竹中さんだよな」とか。
GTR:ええ。
監督:あと、その当時ホフディランのジャケットとかやってて、ワタナベイビーって
なんか「蛾次郎感あるよな」とかね。
GTR:(笑)!ゲンちゃんでしたっけ。寅さんの中では。
監督:ああそうなんだ。ゲンちゃんていうんだ。(笑)

監督:あと幸宏さんは重鎮感があるじゃない。それで、住職役ばっちりだなと思って。
その三人は何となく、わりと最初の段階で、思ってはいたんですよね。
GTR:いわゆるパズル遊びみたいなところから、信藤さんの中で、脈々と始めていった
感じですかね。
GTR:具体的に「やるべ」みたいな感じで動き始めたのって、どれぐらいですか。
監督:去年の一月とか二月ぐらいかな。
GTR:ちょうど寅さんじゃないですけど、正月の時期通り過ぎてみたいな。(笑)
監督:そうね。たまたま映画のプロデューサーやってるって人とパーティーの席上で
隣り合わせて。その人は街おこし、村おこしのために映画を作るみたいなシス
テムをとってる人で。「ああ、そうなんだ、映画って、そんな感じでできるんだ」と
思って。そのあとにまもなくして竹中さんと偶然あるパーティーで会うんですけどね。
で、そんときに竹中さんにカミングアウトするんですよ。
GTR:ははははは
監督:
「愛してるよ」って。(爆笑)GTR:頼むぜベイビー!って感じですよね。
次回へ続く...