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信藤監督×プロデューサーGTRの対談第五弾を公開します。
【インタビュー連載第五回】GTR:どっか
気に入ってる場面をいくつか挙げてもらいたいんですけど。
監督:気に入ってる場面・・ねえ。
GTR:いや全部だよっていわれちゃうかもしれないんですけど。
監督:笑。そうですね。
まず最初の灯台のとこで、竹中さんとフランス人女性がいる、
あそこでタイトルがバンと入る、あの瞬間はすごい好きですね。
GTR:あの禁煙マークは最初から入れようと考えてたんですか?
監督:そう、最初から考えてた。最初は禁煙マークじゃなくてね、
地球を汚しちゃいけませんみたいなテロップをいれたのね。
でもそのジョークがいまいちいけてないなと思って、で禁煙マークにしたの。
GTR:あれは、コンテンポラリープロダクションの名刺にも入ってますよね。
監督:ああ、そうですね。
GTR:あとほかにはどうですか。
監督:あとは天狗ダンスを踊っているタイトルバックのとこ。
GTR:ageHaで撮影した。
監督:そうですね。
GTR:エンディングはどうですか?
監督:エンディングはなんとなく胸キュンですよね。
あと、清水さんが、天狗の斉木さんに
「金閣寺君~」って恋心を抱く(笑)。
あそこ、いいですね。
GTR:設定はああいうふうにしようと思ってました?
監督:あれはねえ・・脚本作ってく段階。いわゆる今、ホストブームじゃない?
ホストにおばちゃんやられちゃうみたいな、
そういう構図はおもしろいなと思ったの。
GTR:それはエッセンスとして、エスプリでいれとこうかなと。
監督:あとはDJタイガーが天狗を見ちゃったあと、
うさ屋に戻ってくるとうさ屋の様子がなんかおかしくて、
「みんな天狗におかされてる!」みたいに突然オカルトっぽくなるところ。
GTR:若干怖くなる。
監督:うん。あそこ好きですね。あそこは現場で演出してて、あ、ばっちりだ、と思いました。
GTR:全体的にどうですか?
演出。
監督:演出・・と呼べるかどうかわからないなあ。
ほとんどはキャスティングが決まって、
それに合わせて台詞も書きかえたりして。
もうその中で持ち味出してもらえればばっちり、みたいな。
GTR:あと、
ブギーバック、ぼく信藤さんと会った時に、
すぐ見せてもらったと思うんですけど、あれはもう決めてたんですか?
エンディングの時はブギーバックだって。
監督:そうですね。
GTR:わりと早い時期ですかね。
監督:まだ脚本もちゃんとしてない段階ですよね。
やっぱぼくは
音楽が何よりも重要だからね。
音楽が決まると全体がだいぶ見えてくるんですよね。
GTR:ブギーバックはなんでだったんですか?
監督:そうねえ。ひとつはちょうどいい昔モノみたいな感じもあるし、
でも十分やっぱり、日本のヒップホップの中じゃ、きっと歴史に残る。
GTR:そうですね。改めて聴くとよくできてるんですよね。すごく。
監督:うん。
GTR:
エイティーズとかっていう切り口もあったんですか?信藤さんの中で。
監督:あった。エイティーズはね、中古レコードが好きで、
一時期エイティーズのレコードばっか集めて。
ホント時代設定を1980何年にしてみたいなことも考えてはいたんですけど、
実際問題えらい大変だから。それはちょっとこの時間内じゃ不可能だなと。
GTR:気が付けばもう20年ぐらい経ってるわけですもんね、80年代。
なんかあっという間なような気もしますけどね。
次回へ続く...