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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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 昨日はインタヴューのダブル・ヘッダーをやりました。午後から「ブルーノート東京」でギタリストふたりにお話をうかがい、その後はディレクターの車で「コットン・クラブ」へ。どちらもラジオ用のインタヴューです。「ブルーノート」の模様は来週紹介するとして、今日は「コットン・クラブ」でのデヴィッド・ベノワについて。

 今年から「Jazz Conversation」が始まり、昔のように頻繁にインタヴューをするようになりました。お蔭で、20年ぶりとか25年ぶりとかでインタヴューをするひとも少なくありません。みなさんよくぞご健在で、と嬉しい限りです。

 この間、ミュージシャンも出ては消えていったひとが少なくありません。ジャズの書き手も浮き沈みが激しく、「いまはどこで何してる?」みたいなひとがたくさんいます。ぼくは「半年で消えるだろう」ぐらいに思っていたら、あにはからんやでこうやってしぶとく生き残っています。人生って不思議です。

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 なんてことを、デヴィッド・ベノワのインタヴューを終えて、しみじみ思いました。彼のインタヴューを最後にしたのは『レター・トゥ・エヴァン』が出たときです。調べてみたら1992年のことでした。やっぱり20年近くぶりですね。

 先日のマイク・スターンにしてもミシェル・カミロにしても、ずいぶんご無沙汰のひとのインタヴューができるって、嬉しいし楽しいです。ぼくは相変わらずですが、ミュージシャンのみなさんはみんなビッグになりました。

 意図的に若いミュージシャンのインタヴューをしてきたので、彼らがきちんとキャリアを重ね、ジャズの世界で立派な業績を残してくれていることに、自分の手柄じゃまったくないのですが、どこか誇らしげなものを感じます。お門違いの自慢ですが、それでも嬉しい気持ちに変わりはありません。

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 昨日のデヴィッド・ベノワにしたって、新作の『アースグロウ』で素晴らしい演奏を聴かせてくれています。現在ではコンピューターも使い、自分のスタジオである程度のレコーディングをしている彼。昔はコンピューターもなく、手作りでフュージョーン的な演奏をしていたことを考えれば、ずいぶんと様変わりをしました。

 そんな話を聞かせてもらえるのも、ベノワが長いことこの世界にいて、いまだトップ・アーティストだからです。昔話がそのまま現在の話に繋がっているのも、キャリアがあるからこそのもの。

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 話は尽きないのですが、ぼくにそのあと用事が入っていたため、インタヴューは短時間で終了。でも、最後はきちんと締めました。マーちゃんのゲスト出演以来、ディレクターとぼくの間でブームになっていることで。

 日本語で挨拶してもらうことです。ベノワは奥さんが日本人なのでけっこういけるかな? と思っていたんですが、そうでもなかったです。そこで急遽、特訓を。成果のほどは、そのうちオンエアされるであろう番組をお楽しみに。

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  なお、ベノワの「コットン・クラブ」ライヴは明日までやっています。
by jazz_ogawa | 2010-06-29 17:07 | Inter-FM | Trackback | Comments(2)
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 何がって、日曜の恒例、Inter FMの「Jazz Conversation」のことです。とりあえず、構成を紹介しておきましょう。

Jazz Conversation #026(2010.6.27.放送)
①【16:00:今月の新譜(2010年6月)】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第26回:ブルーノートのレコーディング)】
③【17:00:オリジナル・プレスで聴くブルーノートの名演(1時間)】

 いつもと違うこと、わかりますか? 5時台が1時間ぶち抜きの特集になっています。ときどきこの番組ではこういうことをやりますが、今回は凄い。何がって? 自慢が、です(ヘヘヘ)。

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 何しろぼくのコレクションのほんの一部を公開するんですから。ポイントは「オリジナル・プレス」にあります。つまり、SP時代の録音はSP盤で、その後の1950年代中盤までは10インチLPで、さらには世界で1枚しかない(らしい)テスト・プレス盤までスタジオに持ち込みます。

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 このため、わが敬愛するディレクター氏はSP盤がかけられるレコード・プレイヤーをヤフオクで買ってしまいました。

 デジタル時代に逆行するかのように、アナログもアナログ、骨董品以外の何物でもないSP盤から明日の5時台は始まります。これが、強烈です。何が強烈かって? 音がです。雑音だらけというか、雑音のかなたから演奏が聴こえてきます。放送事故でもなければお宅のラジオの故障でもありません、勘違いしないように。

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 でもこのひどい音を聴くことに意味があります。なぜって、ブルーノートの初版SPはプレス枚数がたったの50枚。そのうち現存しているのは何枚あるか? ほとんど残っていないでしょう。そんなものが聴けるチャンスは「Jazz Conversation」以外にありません。なにせ、ぼくは世界一のブルーノート・コレクターですから(ホントかな?)

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 こういうレコードをかけてしまう無謀さ、それがこの番組の魅力とぼくは思っています。本来ならこの暴挙にストップをかけるべきディレクター氏も、自腹を切ってプレイヤーを買ってしまうんですから、ジャジーじゃないですか。ジャジーの意味が不明ですか? いいんです。ジャジーっていうのは、常識を外れたことだと思ってください。

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 それから、明日かける10インチLPはすべてが12インチLP化されていないものです。これもマニアックなセレクションでしょ? なにせぼくは世界一のブルーノート・コレクターですから(ホントかな?)

 そういう音だって、いまではCDでなら聴けます。しかし、オリジナル・プレスで聴くとどんな音がするか? ほら、よく言うじゃないですか。CDの音は人工的で、アナログ・レコードの音はナチュラルであたたかい、って。まさにそれですよ。

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 このこだわり、いいでしょ? 自画自賛と自慢が混ざっていますけど。それで最後が大変。一部のひとはぼくの家に侵入して盗みたいとまで言っている(ホントかな?)、アレがかかります。門外不出のテスト盤。なにせ、ぼくは世界一のブルーノート・コレクターですから(ホントかな?)。これって公共の電波で流していいんですかね? とにかく凄い演奏です。

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 というわけで、明日はラジオ史上最大の暴挙に打って出ます。しつこいですが、SP盤の音はいろいろな意味で衝撃的です。Inter FMのお偉いさんが聴いたら、怒って番組打ち切りになるかもしれません。

 7月からTVのコマーシャルも始まるっていうのに、そうなったらどうしましょうか? それも面白いか。ぼくはこういう、ひとのやらないことをするのが大好きです。ねっ、ジャジーでしょ? なので、番組が存続すればこれからも要注意ですよ。
by jazz_ogawa | 2010-06-26 11:29 | Inter-FM | Trackback | Comments(25)
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 まずひとこと。よくぞ予選突破してくれました。今日は寝不足です。

 ぼくはギターを弾いていたこともあって、ギタリストのライヴはことのほか気になります。気にしつつ、ジェシ・ヴァン・ルーラーのライヴはしばらくご無沙汰していました。嫌いになったわけじゃなくて、どうもタイミングが合わなかったんですね。すれ違いってヤツです。

 丸の内「コットン・クラブ」での今回は、4月に出た『チェンバートーンズ』のライヴ版。牧歌的な響きで、これがいいんです。ギター、クラリネット、ベースで構成された変則的なトリオは、ジャズ通ならジミー・ジェフリーの『ウエスタン組曲』を思い起こすことでしょう。

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 ジェシのトリオは、その『ウエスタン組曲』のサウンドを臆面もなく再現していました。ただしもちろんコピーじゃなくて、そこはジェシの音楽そのものになっていたんですけど。

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 もともと彼のギターにはパット・メセニーやジム・ホールに通ずる牧歌的な響きがあります。それがいい形で昨日の「コットン・クラブ」では表現されていました。テンションは高いけれど、スリリングな展開がいたるところで認められる。そういう演奏です。

 これ、大切なポイントです。難しいことをやっても難しく聴かせない。これがプロです。パット・メセニーやジム・ホールに通じているのは、サウンドのカラーだけでなく、そうした姿勢にも似たところがあるからです。

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 それで、ステージを終わったあとに楽屋で話を聞いてきました。今回のアルバムのコンセプトはどこで生まれたか。

 前回の来日時に東京で買ったのが『ウエスタン組曲』だったそうです。ジム・ホールを尊敬している彼ですから、ジム・ホールが参加したアルバムということで、この作品を探していたそうです。それで、ようやく見つけて買ったら、そのサウンドにはまってしまったみたいです。そこから『チェンバートーン』が生まれました。

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 録音はオランダの教会で。今回はいつも以上にアコースティックなサウンドを大切にしたかったからと。それが教会でのレコーディングに踏み切った理由です。「室内楽的なサウンドを求めた結果、普通のスタジオを避け、響きのいい場所を探したらこうなった」との話でした。

「コットン・クラブ」のステージもシンプルそのもの。ピアノが脇によけられていたこともあって、いつもと違う雰囲気になっていました。ぼくはギリギリに行ったんですが、ちょうど最前列にひとつ席が空いているということで、かぶりつきで観させてもらいました。息遣いまで聞こえてきそうな距離での演奏。アンプを通しての演奏ですが、極力ナチュラルなサウンドにこだわっている姿勢に好感を覚えました。

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 オランダ出身の彼。夜中に行なわれるワールド・カップの日本対デンマーク戦に気遣ってくれたのは、一足先に予選通過が決定した余裕でしょう。インタヴューの最中にも、「日本に勝ってゴメン」といっていました。日本との試合の日は、東京のサッカー・バーで日本人に混じって観戦したそうです。「負けたのに、ぼくたちを祝福してくれた」と大喜びのジェシ。この模様はいずれ「Jazz Conversation」で。

 このところインタヴュー・ラッシュです。今後もまだまだ続きます。その模様は、またブログで紹介しますね。来週は、ちょっと意外な大物のインタヴューも控えています。楽しみだなぁ。
 
by jazz_ogawa | 2010-06-25 20:58 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(0)
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 これまでなぜか再発が見送られていたこのアルバム。ようやく発売されました。今回もいつものように、日、EU、US盤の3ヶ国分を揃えようと、あちこちネット・サーフィンして安いところを探しまた。

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 ヴァージョンとしては、
①通常盤(1CD)
②デラックス・エディション(2CD)
③ボックス・セット(2CD+2LP+DVD+4Postcards+Booklet)
④LP
があり、国内盤はLPを除く3種類。

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 こちらは発売に合わせて配られた「Plunderd My Soul」1曲入りプロモCD(EU盤)。

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 2曲入りのUS盤もありますが、こちらはまだ入手できていません。

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 国内盤は、ジャケットをぼくが提供したのでレコード会社からもらいました。でもサンプル盤だけじゃ物足りないから、そのうちレコファンにでも本盤を買いに行きます。

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 開封するのはもったいないんですが、開けちゃいました。ハード・ケースの中に収められていたのは次のようなものです。なお、CD(国内盤のみSHM仕様+ボーナストラック1曲あり)とDVD以外はすべてEU製です。

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①ハード・カヴァーのブックレット
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②LPジャケット仕様になっている2枚組LP+2枚組CD+LP
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 ジャケットは3つ折で、真ん中に2枚のCDとDVDが収納されています。
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③黒い封筒に入ったポートレイト4枚

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 EU盤の4ヴァージョンはすべてはAmazon.UKで購入。

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 こちらはLP

 US盤は、LP以外が日本のAmazon.comに出ていたのでワン・クリックしましたが、届いた3種類はすべてEU盤でした。面倒くさいですが、これは返品です。

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 そこでAmazon.USをチェックしてみたところ、デラックス・エディションはどうやらMade In USみたいでした。ジャケット裏が、モノクロなのに対し、こちらはピンクだし、よーく見るとMade In USの表示もあります。

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 そのデラックス・エディションは、BestBuyの店頭販売分のみ限定でインタヴューCDがおまけについてくることがわかったため、そちらをニューヨークの友人に購入してもらいました。EU盤はPolydor、US盤はUMe(Universal Music)からのリリースなので、ロゴ・マークを見れば簡単に判別できます。で、たしかにUMe盤でしたが、裏はピンクじゃないとのこと。Amazon.USの写真は何なんでしょう? しかもロゴマークはポリドールだし。またひとつ気になるアイテムが増えました。

 ついでに、LPと通常盤もBesyBuyでUMe盤を売っているとのことで、それらをゲット。これら3種類はニューヨークのアパートに取りあえず置いてあります。

 あとはボックス・セットのみ。こちらはAmazon.USでオーダーしていたものが先日、日本の自宅に届きました。これもUS盤でした。

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 まずは表側をEU盤(左)と比べてみます。ステッカーの位置が違うくらいです。

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 でもひっくり返してみると、ボックス裏に封入されているインサートのロゴ・マーク周辺のデザインが明らかに違います。注意しなければいけないのは、よくあることですが、インサートだけアメリカで作ったものを封入し、本体はEU盤という「US仕様盤」との区別です。

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 今回は、インサートの陰に隠れていますが、各ボックス左上にPolydor(左側のボックス)とUMe(右側のボックス)のロゴが少しだけ顔を覗かせています。この写真じゃ見にくいですけど。というわけで、ボックス・セットにもUS盤がありました。

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 それからアメリカの大型小売チェーンTARGET限定CDというのも見つけました。日本盤みたいにキャップがついています。
『EXILE ON MAIN STREET (RARITIES EDITION ESSENTIAL COLLECTOR'S TRACKS)』 (TARGET EXCLUSIVE CD)です。こちらはDisc 2に収録された未発表音源を単独CD化したもので、単体での音源化はこれのみ。

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 裏はこうです。

 ということで、今回は国内盤3種類、EU盤4種類+プロモCD、US盤4種類+TARGET限定CDを入手しました。さて、US盤のプロモCDをどこかで探さねば。
by jazz_ogawa | 2010-06-24 10:19 | マイ・コレクション | Trackback(1) | Comments(6)
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 TOKUさんとは縁があるのかもしれません。といっても、彼とはまったく関係のないことですけど。実はマネージャーの女性が同級生の妹さんで、これも偶然なら、もうひとつ、彼女とは随分以前、偶然のことながら同じアパートに住んでいました。

 当時の彼女はレコード会社に勤務していて、ぼくは友人の妹だとはまったく知らず、仕事をさせてもらっていたレコード会社のひとということで、知り合いました。

 ぼくにはこういう偶然が多いです。マルサリス兄弟やアート・ブレイキーがとなりのアパートに住んでいたこともそうですし、カルト的ロッカー、ということは一部のひとにしか知られていないということですが、エリオット・マーフィーともニューヨークで住んだ最初のアパートで一緒でした。TOKUさんのマネージャーが住んでいたアパートでは(こちらは東京の話ですよ、念のため)、ぼくのとなりの部屋に阿川泰子さんも住んでいました。

 そのころのぼくは大学病院勤務のかたわらジャズの仕事もしていたので、家に居る時間があまりありませんでした。それで阿川さんがとなりの部屋に住んでいるとは夢にも思わず、あるときインタヴュー後の雑談でそれを知り、びっくりしたことを覚えています。

 縁は異なものといいますが、こういう縁って面白いし、だからこそ大切にしたいと思います。

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 それでTOKUさんのライヴです。日曜日の20日に行ってきました。「ブルーノート東京」に出演するのは9年ぶりとのこと。今回はサックスとギターを加えたセクステット+ストリング・カルテットの編成。ぼくは弦の響きが好きなので、このライヴを以前から楽しみにしていました。

 場内は超満員。最初はコンボだけで、数曲後から弦楽四重奏が加わる構成。最後は、翌日から「ブルーノート東京」に出演するマンハッタン・ジャズ・クインテットのルー・ソロフがトランペットを抱えてステージに登場。ふたりの楽しいやりとりも聴かせてくれました。

 TOKUさん、かっこよかったです。シンガーとしてとても魅力的な存在になってきましたし、フリューゲルホーン奏者としてもすこぶるつきの腕前です。ぼくはとても心地のよい時間をすごさせてもらいました。

 これはTOKUさんのパーソナリティでしょうが、肩から力が抜けているんですね。こういうパフォーマンスを聴くと、とてもリラックスできます。実は、お店に入る少し前から心臓がバクバクしていたんで、具合が悪くなったら途中で帰ろうと思っていました。しかしいつの間にか心臓の具合もいい感じになって、最後まで心地のよい歌と演奏に身を任せることができました。

 忙しいとやっぱり心臓に来るみたいです。7月になったら検査入院しますが、日ごろ行なっているさまざまなチェックでは問題ないから大丈夫でしょう。たまには自分の血管がどうなっているのか、見ておくことも必要です。血管が欠陥だらけになっていたら困ります。って、下手な洒落を書いてしまいました。

 でも、いい音楽や素晴らしいひとたちに接することができる贅沢な環境に身を置いていれば、ストレスからも開放されるでしょう。体にもいいことだと思っています。そんな自分になにができるか、恵まれている分、何らかの形でお返しをしないとね、な~んて。

 TOKUさんのライヴについて書こうと思ったのですが、話が脱線しました。いまの気持ちは、TOKUさんのことも含めて、音楽に関われる仕事ができることに、感謝です。
by jazz_ogawa | 2010-06-23 16:21 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(9)
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 おととい発売された7月号で『スイング・ジャーナル』誌が休刊となりました。1966年からの読者ですから、44年ほど親しんできたことになります。その雑誌がなくなるのはたいへん寂しいですね。

 1983年からは筆者となって、現在まで1号も欠かさず原稿を書かせてもらいました。データベースをチェックしてみたら、ここまでで2092本の原稿を書いたことになっています。ずいぶん稼がせてもらいました。

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 ただし30年近く筆者として関わってきましたが、ぼくの思いはいつでも一読者でした。読んでいて面白い時期もありましたし、いまいちのときもありました。しかし、この雑誌に触発されて音楽にのめり込み、人生の大半を過ごしてきたことは間違いありません。

 その雑誌が消えてしまうことは大きな喪失感につながりそうですが、不思議なことにまったく平然としています。どうしてなんでしょう? 自分で自分の気持ちがわかりません。

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 ひとつの時代が終わったことは強く感じています。でも、ひょっとしたら『スイングジャーナル』の役割はもうしばらく前に終わっていたのかもしれません。寂しいけれど、残念ですけれど、読者としてのぼくにとって、この雑誌にそれほど強い思いがなくなっていたのかもしれません。

 いつもはうしろ向きですが、このこと(休刊)に関してはあまりネガティヴ・シンキングではありません。これを機に、何か新しい局面が生まれるかもしれないじゃないですか。低調なジャズ・ビジネスに、この休刊はいままでになかった次なる一石を投じることになるかもしれません。

 新雑誌が登場するとは思いませんが、思いもしなかったことが自然発生的に起こってきたら楽しいでしょ? ひとつの終わりは、次なるものの始まりになるかもしれません。ジャズがこの世から消えるわけじゃないんですから。

『スイングジャーナル』誌の休刊にひとつの時代の終わりを感じますし、自分にも今年はいろいろな変化が訪れているので、ぼく個人も大きな節目を迎えている気がします。それでも、夜が来て、朝が来て、また夜が来て、といつもの日常が淡々と過ぎていきます。そこに心の平穏を感じているのですが、これって歳のせいかな?
by jazz_ogawa | 2010-06-21 17:24 | 平凡な日々 | Trackback | Comments(9)
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 次のような内容を考えています。

Jazz Conversation #025(2010.6.20.放送)
【16:00:日米ミュージシャンによるスーパー・セッション】
【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第25回:アルフレッド・ライオンとの友情)】
【17:00:Meet The Star(第23回:デヴィッド・マシューズ)】
【17:30:レーベル特集(第6回:インパルス)】

 少し前ですが、スイングジャーナル社から昔出したMook本を整理していたときのこと。古い雑誌を見ているとつい読み込んでしまい、なかなか整理ができません。このときもそうでした。

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 自分が書いた原稿を読んで、「ふーん、こんなこと、書いてたんだ」みたいなことを何度も思っていました。その中に「日米ミュージシャンによるスーパー・セッション」みたいな記事があったことから、今週の巻頭特集はそれをテーマにしました。

 先週の放送で巻頭特集した「ジャズ・ジャイアンツ夢の共演盤」の続編的な意味もあります。さて、どんな演奏が飛び出してくることやら。

「マイルス・デイヴィス」の真実は、いよいよブルーノートでのレコーディングに入ります。このときのことはレーベルのオーナーであるアルフレッド・ライオンにもいろいろと聞いたので、そちらも紹介したいですね。

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 そしてゲストを迎える「Meet The Star」のコーナーは、この間のブログで紹介したデヴィッド・マシューズと日本語でのConversation。日本語のジョークも飛び出します。

 数日前にアップした番組ブログにも書きましたが、このところインタヴュー・ラッシュです。どんどん溜まっています。でも1回に1アーティストなので、早く紹介したいのですが、順番待ちになってしまいます。いっそ「まるごとMeet The Starで2時間」みたいな特別編を放送したいくらいです。

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 レーベル特集ではインパルスを取りあげます。でも『至上の愛』は出てきません。1曲が長いですから。長くても別に構わないんでしょうが、せっかくなのでなるべくたくさんの曲をかけたい。そう思うと、つい自己規制してしまいます。そのときの気分で自己規制を外すこともありますが、インパルスなら「あれも聴きたい、これも聴きたい」ということで、比較的演奏時間が短いものを選ぶことになりそうです。

 ところで、今日あたりから店頭に並ぶであろう『スイングジャーナル』誌がこの7月号をもって休刊になります。ジャズの大切なメディアがひとつ減ってしまいますが、だからこそ「Jazz Conversation」の必要性もいっそうのものになるかもしれません。たいしたことはできませんが、これからもいろいろな情報を発信できればいいなと思っています。

 さて、今日はこのあとワールド・カップの日本対オランダ戦を見ることにします。
by jazz_ogawa | 2010-06-19 18:14 | Inter-FM | Trackback | Comments(4)
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 いやぁー、感動しました。2枚のバカラック作品集ですっかりファンになっていたトレインチャですけど、彼女の単独ライヴを観るのは今回が初めて。5月に出したマイケル・ジャクソン作品集『ネヴァー・キャン・セイ・グッドバイ』をステージで再現したライヴ。一昨日はそれを「ブルーノート東京」で観てきました。

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 ぼくはわりと単純に感動しますが、一昨日の感動はかなり強かったです。トレインチャのMJに対する思いがひしひしと伝ってきましたし、ソングライターとしてひとりの人間として、MJがどれだけ愛や平和のことを大切にしていたかも思い起こさせてくれて、そういうことに感動したんでしょう。それと合わせて、トレインチャのヴォーカルも素晴らしかったからですけど。

 ステージはギター1本に3人組女性コーラスを従えただけのもの。新作と同じ布陣です。始まるまではどんな感じかな? と思っていましたが、ギター1本で十分。バンドがなくても、バラードからアップテンポの曲まで、実に素敵なパフォーマンスが連続しました。

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 ウルグアイ出身のギタリスト、レオナルド・アムエドも素晴らしかったです。アコースティック・ギターだけでさまざまな表情と表現を示してくれました。2本用いていたギターのうち1本はTaylorのもの。しばらく前に友人がこのギターを買ったこともあり、ぼくも興味を持っていました。これが本当にいい音で鳴っていました。もちろん、腕前がいいからっていうこともありますけど。ちなみにもう1本はGodinでした。

 MJがこの世を去ってもうすぐ1年。当初、トレインチャの「ブルーノート東京」公演は4月に予定されていました。それがアイスランドの火山噴火の煽りを受け、2ヶ月ほど延期されたのです。MJがこの世を去ったのは去年の6月25日。お陰で、1周忌を記念してのライヴみたいになりました。

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トレインチャがアンコールで最初に歌ったのは「ユー・ワー・ゼア」。MJがサミー・デイヴィス・ジュニアにトリビュートして歌った曲です。これが感動的でした。彼女のヴォーカルもよかったし、歌詞も最高。勝手な解釈かもしれませんが、こんな内容だったはずです。

 あなたのおかげで道ができ、みんなが通れるドアができた。だからぼくらはここまで来ることができた。ベストを尽くすことだってできる。ぼくが今日あるのも、あなたがいてくれたおかげ。

 この言葉、あらゆることに通じると思いません? ぼくもずっとこんな風に思ってきましたから。その自分の思いがトレインチャのヴォーカルと重なり、ほろりときました。この1曲が聴けただけで、ぼくはまたひとつ自分の財産を増やすことができたと思っています。

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 さて、それで昨日はトレインチャにインタヴューしてきました。どんな話を聞かせてくれたのか、それはいずれ「Jazz Conversation」で紹介します。ヴォーカルは迫力がありましたが、素顔はとてもチャーミング。でも話し始めたらとまらない。

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 そういうわけで30分だけ時間を取ってもらっていたんですが、終わったら1時間がすぎていました。楽しかったなぁ。
by jazz_ogawa | 2010-06-18 12:26 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(2)
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 一昨日は、次回の「Jazz Conversation」用にマーちゃんことデヴィッド・マシューズのインタヴューをしてきました。これが面白かったです。なにがって、1ヶ所をのぞいてすべて日本語で話してくれたんですから。

 以前から、マーちゃんには日本語でのインタヴューをしたいと思っていたんですが、それがラジオ番組で実現。雑誌の原稿だったら、いくら日本語でインタヴューしてもその面白さやマーちゃんの日本語のうまさが伝わりません。ですから、ラジオ番組に登場してくれて嬉しかったです。

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 ところで今回はスタジオの風景がいつもと違うでしょ。Inter FMのスタジオは3つあるんですが、すべて予約でいっぱい。そこで、新橋の小さなスタジオで収録してきました。ここでの収録は、ほかの番組でも以前使ったことがあるので3回目かな? たまには気分が変わっていいですね。

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 さて、このマーちゃん、マンハッタン・ジャズ・クインテットやマンハッタン・ジャズ・オーケストラのリーダーとして知られていますが、ポップス・フィールドでのアレンジャーとして実は超大物です。なにせジェームス・ブラウンの専属アレンジャーを皮切りに、フランク・シナトラ、ビリー・ジョエル、サイモン&ガーファンクル(セントラル・パーク・コンサート)、ポール・マッカートニー、松田聖子などのレコーディングに素晴らしい編曲を提供してきました。

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 そんな話も日本語でしてくれて、ときどきジョークまで言ってくれるんですから最高です。30分のコーナーではとうてい時間が足りません。事前にしていた世間話(これもほとんど日本語)では、収録された内容の倍くらいは話題があったんですけどね。それを録音しておいたほうがよかったかもしれません。先日のリチャード・ボナといい、昨日のマーちゃんといい、普段の話のほうが面白いのは仕方ないです。でも、なるべくインタヴューではそういう話もしたいと思っています。
 ところで上の写真、左はお馴染みのディレクター氏、そのとなりがマーちゃんの作品を30年以上プロデュースしてきた川島さん。ぼくも長いことお世話になっています。

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 ともあれ、今回のインタヴュー、マーちゃんの人柄がよくわかる内容だと思います。ぜひ、番組が聴ける地域にお住まいの方は、日曜の午後4時からの2時間、Inter FM(76.1)にラジオを合わせてください。PCでも、局のHPから番組が聴けますし。

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 こんな名刺も持ってました。ひょっとしてマーちゃんてレコード会社の社員なの?
by jazz_ogawa | 2010-06-16 12:05 | Inter-FM | Trackback | Comments(16)
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 11日に「すみだトリフォニー」で観てきました。とにかく圧巻! オーケストリオンの威力と面白さをまざまざと見せつけられました。

「パット・メセニーひとりオーケストラ」ともいうべきこのオーケストリオン。そもそもは、19世紀にオーケストラやバンドのような音を自動的に奏でるよう設計された音楽演奏装置です。

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 こんな楽器(?)です。手回しオルガンとかオルゴールみたいな方式で音を出したり、パイプ・オルガンのようにパイプで様々な音を発生させます。また、打楽器も空気圧で操作することができるようになっていました。そこから発展し、ピアノや弦楽器を含むオーケストリオンも開発されたそうです。ぼくは、思わず「からくり人形」をイメージしてしまいました。

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 このオーケストリオン、ジャズが流行した1920年代のドイツで広く使われていたといいます。となれば、ブルーノートの創立者であるアルフレッド・ライオンもこの楽器が奏でる音楽に親しんでいたのでしょうか。

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 その現代版が、パット・メセニーの発注したオーケストリオンです。コンピューターで制御されているんでしょうが、楽器の種類も多いですし、相当複雑な構造になっているみたいです。これをステージでライヴ演奏するとなれば、パットはもとよりスタッフもかなりの緊張感を強いられるんじゃないでしょうか。

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 感心したのは、このオーケストリオンとの共演(?)でも、パットが完璧なプレイをしていたことです。オーケストリオンのプログラミングはどうなっているんでしょう? あらかじめプログラミングしておけば、あとはスイッチをポン! と押すだけで始まるんでしょうか? きっと、そんなに単純なものではないんでしょうね。

 それから、ここまでやるならパットのプレイもあらかじめプログラミングしておいて、幕が開いたら彼がステージに登場し、スイッチをポンで演奏開始っていうのはどうかなぁ、なんて。スイマセン、不謹慎な思い付きでした。

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 機械操作の中から生み出された手作りによる創造的な音楽──ステージを観ながら、こんなことを考えていました。

 テクノロジーと感性の一体化。

 テクノロジーが強調されすぎたらただの機械が奏でる音楽になってしまいますし、ミュージシャンの感性で勝負するならオーケストリオンのような「装置の権化」は不要でしょう。

 パットはその両方を巧みに掛け合わせ、絶妙なバランスで自身の音楽をステージ上でクリエイトしてみせました。百聞は一見にしかず。この凄さ、素晴らしさ。それを目の当たりにできた幸せは言葉で表現できません。いい音楽を聴かせてもらったと同時に、いいものも観せてもらいました。

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 翌日は、コンサート開始前の30分だけですが質疑応答に応えてくれました。それでいろいろ聞いてみたのですが、やっぱりどうやってこのオーケストリオンを動かしているのか、ぼくにはよくわからなかったです。ギターがひとつにデヴァイスになっていて、4種類のソフトを用いて、ステージ上で演奏しながら操作もしているみたいです。

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 ギターやベースには掃除機の吸引装置みたいなものを応用しているといっていました。

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 これは水の量でチューニングされているボトル。白い液体はなんでしょう? カルピス? なわけ、ないですよね。

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 ピカソの威容です。何本の弦が張られているのでしょう?

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 このオーケストリオン、値段はどのくらいなんでしょう?
by jazz_ogawa | 2010-06-14 22:35 | ライヴは天国 | Trackback(2) | Comments(8)
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