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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
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「3月文化講演会」@神戸
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TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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 その前にひとつお知らせ。3月28日付けの番組ブログでジョージ・デューク・インタヴューの一部を聴けるようにしました。これ、あくまで試験的なものです。ぼくはよくわからんのですが、どのくらいの需要があるかとか、局側の考えなどもあるようです。とりあえずどんどん聴いてもらえれば継続できるんじゃないでしょうか? そんな単純なものじゃない? だから、よくわからんのですよ。あと、過去においても、知る限りで2回、こういう試みをしています。興味のある方は番組ブログのバックナンバーをチェックしてみてください。

 それで本題です。相変わらずいろいろ買っているんですが、このところ一番気になっていたのがジミ・ヘンドリックスのリマスター盤。一番の注目は『ヴァリーズ・オブ・ネプチューン』(右下のジャケット)。レコード会社によれば、こういう作品です。

 60分を越える本作の収録曲はいずれもジミ・ヘンドリックスの正規アルバムに未収録。『ローリング・ストーン』誌が史上最高と絶賛したギタリストの貴重な完全音源ばかりを詰め込んだ、奇跡の未発表作品である。

 こんな能書きを書かれたら聴かないわけにいきません。ならば、ついでに全部買ってしまおうと大人買い。ものによってはドキュメンタリーDVDも付いているし。ただし、ベスト盤だけはパスしたので7枚を購入。いったいジミ・ヘンのアルバム、何種類持っていることやら。そのうち、紙ジャケも出るだろうし。あーあ。

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 この2種類も安かったので買いました。5枚組で2000円ちょっと。どちらもCDはベスト盤しか持っていなかったんで、これはラッキー。

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 スリップ・ケースの中身はアメリカ盤によくあるチープな紙ジャケ。この値段なら仕方ないでしょう。このシリーズけっこういろいろ出ています。でも、他はすでに持っているものが多く、今回はこの2種類だけ。続編も出ないかしら。

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 ぼくはソニー系のレガシー・エディションとユニバーサル系のデラックス・エディションをいつもチェックしています。それで引っかかったのがこのアルバム。未発表テイクも入っているので、これも迷うことなく購入。プレスリーはコンプリート・ボックスも買っているので、気になる存在です。そして、やっぱり歌がうまい。

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 大学時代に大好きだったのがクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング。そのデヴィッド・クロスビーが発表した初のソロ・アルバム『If I Could Only Remember My Name』にDVDオーディオ・ディスクを加えた2枚組が出ていました。これ、ぼくの大好きなアルバムで、DVDには5種類のミックスが入っているじゃないですか。サラウンドに目のないぼくはこれも躊躇なく購入。

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 小坂忠もコンプリート・コレクション(たいした枚数じゃないですが)をしているので買いました。DVDも『HORO』のリメイク(ヴォーカルを新録音)も最高です。アナログ盤も買っているんですが、重量盤に不具合が生じたみたいでまだ届きません。
 その昔、日本版『ヘアー』のオリジナル・キャストで話題になった(?)のがこのひとで、エイプリル・フール時代にはどこかのステージでご一緒したこともありましたっけ。彼がはっぴいえんどに入っていたらさらに面白かったんですけどね。

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 大瀧アイテムも出れば必ず買います。で、今回はカヴァー集の3種類。

 なんだかほとんど新録を買っていませんし、すでに持っているアルバムの数がさらに増えているだけのように思います。でもぼくの人生、こういうことの連続ですから。そろそろ買い控えをしないといけない世代に入っているんですけどね。(エッ、とっくの昔からそうしてなきゃいけないって?)
by jazz_ogawa | 2010-03-31 12:00 | マイ・コレクション | Trackback | Comments(14)
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 昨日は本業がオフだったこともあって、ちょっと音楽関連の予定を詰め込みすぎました。まずは9時45分に天王洲アイルにあるInter-Fmのスタジオで、ロスにいるクリス・ボッティに電話インタヴュー。3日から始まる日本ツアーに向けての話や、かなりスタイリッシュなひとなのでファッションの話などもしてもらいました。

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 その後は銀座でふたつの用事を済ませ、今度は4時半から青山のビクターでヒラリー・コールのインタヴュー。彼女、ジャケットで見る通りの美人です。しかもお高くとまることなどまったくなく、気さくでキュート、とてもチャーミングな女性でした。

 同席していたマネージャーでフィアンセと紹介された人物。どこかで見たスキンヘッドだなぁと思っていたら、向こうもぼくの顔をどこかで見たといい始めて、お互いに自己紹介をしたらわかりました。

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 このひと、ニューヨークにある「バードランド」のオーナーでした。去年の暮れに、『Signature』の取材で紹介されていたジャンニ・ヴァレンティさんです。そういうこともあって、ヒラリー・コールのインタヴューも和気藹々のうちに終了。

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 その後にジャンニさんとしばしいろいろな話をしました。聞けば彼もニューヨーク大学出身。ぼくは大学院中退ですが、同窓です。留学時代に同じアパートに住んでいたマーク・モーガネリが「バードランド」のブッキングをしていた時期があるので、彼の思い出話でも盛り上がりました。これぞ、ジャズを通じて知り合いが増える醍醐味です。これで「バードランド」は顔パスかな、エヘヘヘ。

 しかし、ジャンニとの楽しい話に浸っているわけにいきません。今度はその足で「ブルーノート東京」へ。出演中のミシェル・カミロ&チューチョ・ヴァルデスのインタヴューです。

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 ミシェルとは25年くらい前に何度かインタヴューしたきり。その後、手紙をもらったこともありますが、いつの間にか疎遠になっていました。絶対に覚えていないと思っていたんですが、顔だけは覚えていたみたいです。楽屋にぼくが入ったとたん、見覚えがあるなぁと思ったそうです。でもこれ、社交辞令と受け取っておきます。

 ミシェルは饒舌、チューチョは寡黙。いいコンビでした。

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 ライヴも見たかったんですが、7時から新橋のスタジオで編集作業をすることになっていたので、そのままスタジオに直行。ここで2時間強仕事をして、ようやく終了です。

 いやぁー、さすがに疲れました。まさにハード・デイズ・ナイト。でも妙な充足感がありましたけど。
by jazz_ogawa | 2010-03-30 12:52 | Inter-FM | Trackback | Comments(2)
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 今月はずっと心がわさわさしていました。ついにボブ・ディランの日本公演が始まったからです。昔のぼくなら、行ける日はお金をかき集めてでも全部のチケットを買って観ていたでしょうね。

 でも、いまはそういうことしません。少しくらいの金銭的な余裕はありますよ。連日の立ち見だって、なんとかなるでしょう。疲れたので自主的に「途中棄権」、もしくは「ドクター・ストップ」はあるかもしれませんが。

 そういうことじゃなくて、心から楽しみたいものは1回にとどめておきたい。それが、これまでの体験で得た教訓です。マイルスの東京公演はいつも全部観ました。それはそれでいい体験だったし、思い出になっています。でも、あれはぼくが若かったから。あのころはひとつひとつのライヴを鮮明に覚えておける感性もありました。

 いまは当時と違います。的外れかもしれませんが「一期一会」に大切な思いを託したい気分というか世代になったのかもしれません。ボブ・ディラン、ひょっとしたらこれがぼくが観ることのできる最後かもしれません。そう思ってコンサートに接していたら、気分もひとしおでした。

 これまでにもディランのコンサートには何度か行っています。初来日の武道館でも心を熱くして観ました。

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 そして、一昨日のZepp Tokyoのステージ。これまでにない至近距離で観ることのできたディランはぼくにとって神様そのもの。ビートルズ、フランク・シナトラ、マイルス・ディヴィス、ローリング・ストーンズなど、数々の神様を観てきましたが、ディランも神様。ステージに出てきただけで、ぼくも昇天して神様に一歩近づけそうな感じでした。

 ぼくはこういう瞬間に弱いので、やっぱり今回は一度だけにしてよかったです。こんな興奮を毎日味わっていたら心臓が持ちません。ましてやこの感動に慣れてしまったらコワイ。今後、どんなライヴを観ても感動しなくなってしまいそうで。

 おいしいものもそうですが、食べすぎはよくありません。やっぱり「一期一会」の気持ちが大切だと思いました。この感動をかみ締め、これからときどき思い出すことで、当分気持ち的には元気でいられそうです。ぼくの中でひとつの伝説が生まれました。

 ぼくはこれまでいろいろな感動を体験してきた幸せものです。そういうものをひとつひとつ思い出すことが、やがてやってくる老後の楽しみになるでしょう。中でも今回のディラン公演はかなり上位に位置するはず。

 このブログでもときどき書きますが、音楽が好きでよかったなぁ、です。そしてディランが好きでよかったなぁ、でもあります。老人でもなく、そして若者でもない。それがいまのディランでした。無理だけど、ぼくもこうありたいです。

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 来日メンバーです。
Bob Dylan - guitar, keyboard, harp
Tony Garnier - bass
George Recile - drums
Stu Kimball - rhythm guitar
Charlie Sexton - lead guitar
Donnie Herron - violin, pedal steel, lap steel

 セット・リストが毎回変わるっていうのもすごいです。で、ぼくが観た3月26日はこんな曲が披露されました。「レイ・レディ・レイ」と「ライク・ア・ローリング・ストーン」が目の前で聴けた幸せ。これに勝るものはほかにどのくらいあるでしょう?

Zepp Tokyo March 26, 2010

1. Leopard-Skin Pill-Box Hat (Bob on keyboard, Donnie on lap steel)
2. Lay, Lady, Lay (Bob center stage on harp)
3. Just Like Tom Thumb's Blues(Bob on keyboard and harp, Donnie on lap steel)
4. Every Grain Of Sand (Bob on keyboard then center stage on harp)
5. Summer Days (Bob on keyboard, Donnie on pedal steel)
6. Sugar Baby(Bob center stage on harp, Donnie on pedal steel, Stu on acoustic guitar, Tony on standup bass)
7. Tweedle Dee & Tweedle Dum (Bob on keyboard, Donnie on pedal steel)
8. Make You Feel My Love (Bob on guitar, Stu on acoustic guitar)
9. Honest With Me (Bob on keyboard, Donnie on lap steel)
10. Po' Boy(Bob on keyboard and harp, Donnie on pedal steel, Stu on acoustic guitar, Tony on standup bass)
11. Highway 61 Revisited (Bob on keyboard, Donnie on lap steel)
12. I Feel A Change Comin' On (Bob on keyboard, Donnie on lap steel)
13. Thunder On The Mountain(Bob on keyboard, Donnie on pedal steel, Stu on acoustic guitar)
14. Ballad Of A Thin Man (Bob center stage on harp, Donnie on lap steel)

(encore)
15. Like A Rolling Stone (Bob on keyboard, Donnie on pedal steel)
16. Jolene (Bob on keyboard, Donnie on lap steel, Tony on standup bass)
17. Blowin' In The Wind (Bob on keyboard then center stage on harp, Donnie on violin)
by jazz_ogawa | 2010-03-28 23:48 | ライヴは天国 | Trackback(1) | Comments(3)
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 番組ブログでも報告しましたが、「メールが来ない」と泣きを入れたら、本当にたくさんの方からメールを頂きました。先週の放送中から翌日のお昼までに、写真のようにたくさんのメールが届きました。嬉しくて、有り難くて、そして申し訳なくて、なんてお礼をいったらいいんでしょう。

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 首都圏限定で、しかも地域によっては電波が届きにくく(PCで聴くけるようになりましたが)、なおかつジャズの番組で、有名なひとがDJをやっているわけでもなく、話も下手で、いい間違い多数、つっかえたりかんだり早口だったりで、いいところなんかほとんどない番組です。

 通常、この手の放送に寄せられるメールの数がどれくらいか知りません。おまけにどうしようもないしろうとがやっている番組を聴いてくれているひととなれば、お聴きの方はとても少ないと思います。ですから、きっと聴取者の中のかなりの方がメールを寄せてくれたのだと思います。本当に有り難く思っています。

 同時に音楽が結ぶ絆の強さを感じました。「音楽好き」という共通の趣味で、医者だけをやっていたなら出会うことがないであろうさまざまな世代・職業・バックグラウンドの方たちと知り合えましたが、今回の一件でもそのことを改めて認識しました。

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 音楽があったから(それだけじゃありませんが)、いまも昔の仲間たちと親しく付き合っています。趣味は利害と無縁の人間関係が築ける──そんなことをこの年になって強く認識するようになりました。「マイクの前で話す」ことは大の苦手ですが、みなさんのあたたかい心に触れられるなら、これも悪くないなと思っています。

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 それで明日の「Jazz Conversation」はこんな内容になりそうです

Jazz Conversation #013(2010.3.28.放送)
①【16:00:今月の新譜(2010年3月)】
②【16:30:マイルスの真実(第13回:パーカー・クインテットでのレコーディング~その2)】
③【17:00:インタヴュー(第12回:ジョージ・デューク)】
④【17:30:アーティスト特集(第3回:ブルーノート時代のハービー・ハンコック)】

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 とりわけ、ジョージ・デュークがひとり二役でマイルスとの会話を再現するくだりは聴きものですよ。ぼくも笑いこけています。お時間とお暇のある方は16時からラジオかPCをこの番組に合わせてください。でも恥ずかしいから、何かしながら聴いてくださいね。真剣に耳を傾けると、アラばかりが目立ちますから。
by jazz_ogawa | 2010-03-27 11:22 | Inter-FM | Trackback | Comments(9)
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 すっかり忘れていましたが、2週間くらい前にこの映画を観てきました。感想は「ウーン?」。

 戦争映画も嫌いじゃないですが、この不毛さはなんなんだろう? という思いしか残らない映画でした。この映画がアカデミー賞の「作品賞」ですか。10年後、20年後にどういう評価が下されているか、生きていればそこを確認したいと思います。この1年で、もっと心に残る作品だってあっただろうに、ねぇ。

 この作品を選んだアカデミーの会員は、贖罪のつもりがあったのかしら? アメリカが引き起こした不毛なイラク戦争に対しての、です。この映画を観た数日前にドラマの『不毛地帯』が終わりましたが、どちらがより不毛だろうなんて考えながら映画館を出てきました。

 ぼくは戦争を体験していないので主人公のような気持ちにはどうしてもなれません。感情移入ができなかったですね。共感もできないし。でも、実際に戦争をしているアメリカのひとにとっては、ぼくなんかが想像できないほど大きなものをこの映画に感じたんでしょう。

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 そういえば『クレイジー・ハート』も、ジェフ・ブリッジスが主演男優賞を取ったことに異存はないですが、作品としては「何だかなぁ」という印象でした。主人公の気持ちや生き方はよーくわかるんです。下手したらぼくだって同じような人生を送っていたかもしれませんから。でもストーリーがステレオ・タイプで、ミュージシャンの生活を描くのに「これしかないの?」って思いを強く受けました。

 これから観たい映画は『NINE』と『マイレージ・マイライフ』。時間があれば、とりあえずどちらか観てきたいですね。
 
by jazz_ogawa | 2010-03-25 08:59 | 映画&DVD | Trackback | Comments(4)
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 数日前に「ブルーノート東京」でマンハッタン・トランスファーのステージを観てきました。彼らのライヴは何度目になるのかしら? 初来日のときから観てますし、「ブルーノート東京」に出るときはほとんど毎回行っています。ニューヨークの「ブルーノート」でも観ましたし、「カーネギー・ホール」で彼らのコーラスを聴いたこともあります。

 ぼくは貧乏性なので、いまだにこれだけのグループが目の前で聴けること、それだけで感激してしまいます。だって昔は大きなホールで、それもステージからかなり距離のある席でしか観られなかったんですから。

「ブルーノート東京」は音もいいですし、ニューヨークの「ブルーノート」と違ってとてもリラックスしてパフォーマンスを楽しむことができます。今回は少し遅れて店に行ったため、後方にあるバーのところで観させてもらいました。先日の「コットン・クラブ」と同じで、通常の席よりこちらのほうが観やすいです。もろ正面ですし、ステージまでの距離もそれほどありませんから。

 いつ聴いてもマンハッタン・トランスファーは素晴らしいですね。それぞれが個性的な4人による完璧なハーモニー。サーヴィス精神旺盛ですから、最後までまったく飽きることなく楽しめました。

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 新作の『チック・コリア ソングブック』が半年ほど前に出たこともあり、今回はその中からも何曲か披露してくれました。中盤でティム・ハウザーが歌った「シーズ・ファニー・ザット・ウェイ」もよかったです。最後に歌われたお決まりの「バードランド」では、やっぱり気分が高揚しました。

 活動歴が長いですから、メンバーもかなりの年齢になっています。それゆえの円熟味も醸し出されて、大人のコーラスが以前にも増して魅力的になってきたマンハッタン・トランスファー。10年後の彼らはどうなっているんでしょう? そんなことをフト思ったりもします。きっと今回のように元気いっぱい、それでいてさらにしっとりした円熟味あるコーラスを聴かせてくれているんじゃないかしら。

 彼らに限りませんが、先の楽しみを考えさせてくれるグループやアーティストがいるっていいですよね。なんでも好きになっちゃうので、ぼくにはそういうひとがたくさんいます。

 今週はボブ・ディランのライヴにも行きます。中学や高校のころにむさぼり聴いたディラン。そのときは40年以上先の姿なんか考えてみたこともなかったです。そんな発想自体なかったですから。でも、この年になってこういう体験ができるのも音楽好きだからこそのものでしょう。

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 マンハッタン・トランスファーだって1970年代の半ばごろから聴いているんですから、かれこれ40年近くになります。長いキャリアを経ていまに至る──しかもいまだ最前線に位置しているアーティストの音楽に触れることで、ぼくはいろいろな何かを感じます。これ、まったく個人的な感覚ですが、こういう喜びも格別ですね。
by jazz_ogawa | 2010-03-22 22:12 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(8)
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 本日の放送、どうでしたか? って、聴いてもらえたのかなぁ? PCでも聴けるようになりましたから、少しは聴いてくれるひとが増えていればいいのですが。

 それで現在アップされている番組ブログにディレクター氏が書いているように、ブランフォードのサイン入りフライヤーを3名に差し上げます。今回は番組でキーワードを言いましので、聴けない地域の方にもキーワードをお教えします。ということは、結局お聴きになれる地域にお住まいの方でお聴きになっていない方(なんだか丁寧語の使い方を間違えているみたいです)もこのブログを見れば応募できるってことです。そのキーワードを書いて番組までメール(jazz@interfm.jp)を送ってください。

 キーワードは「マクドナルドハドコデスカ?」

 マックを宣伝してしまいましたが、番組のスポンサーになってくれないでしょうか? S部長、本気で考えてみませんか?

 これはオマケの写真。お蔵入りさせるのが惜しいと思い、Yディレクターには内緒で掲載してしまいます。

 何を血迷ったか、Y氏、アイロンがけしているブランフォードの背後からマイクスタンドで襲おうとしています。

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by jazz_ogawa | 2010-03-21 21:15 | Inter-FM | Trackback | Comments(9)
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 前回は冒頭で毒を吐いてしまいました。ご気分を害した方には大変申し訳ありません。でも、まあ、「小川がまたほざいてらぁ」ぐらいのおおらかな気持ちで大目に見てやってください。悪気があるわけじゃありませんから。

 思っていることを正確に伝えるのは難しいです。誰かと顔を見ながら話しているなら真意を伝えることもできるでしょうが、一方通行のラジオ放送では、言ったら言ったきりでおしまい。これ、演奏と同じで、ライヴで出した音を直すことはできません。

 ぼくは「腹に一物を持つ」ことができない性質で、つい思ったことを口に出してしまいます。単純なんですね。というのも、なるべく人生を簡単明瞭にしておきたいからです。

 隠し事もいやです。誰にでも同じ態度で接したいと思っています。ですから手の内なんかわざとどんどん明かしちゃいます。それで離れていくひともいれば、親しくなるひともいます。賢い生き方とは無縁で不器用に生きていますが、それで十分。いまの人生に不満はほとんどないです。

 だから、たまには毒も吐きます。かっこよくいえば本音トークです。そのほうが気分いいじゃないですか。まあ、「相手の迷惑、考えず」ってことにもなりますが。友人や知り合いにも、そういうひとが集まってきてるみたいです。類は友を呼ぶってことですね。

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 それはそれとして、明日の放送はこんな内容です。今回からPCでも東京・神奈川・千葉・埼玉なら聴けますよ!

Jazz Conversation #012(2010.3.21.放送)
①【16:00:小川隆夫プロデュース(その2)~アコースティック編】
②【16:30:マイルスの真実(第12回:パーカー・クインテットでのレコーディング)】
③【17:00:インタヴュー(第11回:ブランフォード・マルサリス)】
④【17:30:レーベル特集(第3回:パシフィック・ジャズ)】

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 本音トークといえば、ぼくにとってブランフォードは本音で話ができる数少ないミュージシャンのひとりです。こういうひとと知り合えたことに自分のラッキーを強く感じます。振り返ってみると、本音、あるいは本気で接してきたからいろいろなひとと楽しい時間がすごせたように思います。

 プロデュースしていたときもそうです。ありがたいことにたくさんの素晴らしいミュージシャンと一緒に仕事をさせてもらいました。もちろんビジネス・トークは重要でしたが、そのことから離れて音楽のことで彼らと深く接することができた経験は大切な宝物であり、財産になっています。

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 それがCDという形で残っているんですから、本当に幸せです。音楽ファン冥利に尽きます。その幸せな気分をおすそ分けしたいと思っているのですが、それをうまく伝えることが自分にはできません。結局自慢話になるだけですし、場合によっては毒を吐いてしまうからです。

 でも、いろいろなことをやりながら日々は過ぎていきます。困った出来事だって身の回りには起きますが、そういうものもすべてひっくるめて、もう少し楽しい夢を見ていたいですね。スタンダードにこんな曲があるじゃないですか。「Wrap Your Trouble In Dreams」

 ~ひとつの星すら見えない夜だっていつかは晴れる、ときが過ぎれば。辛い気持ちや悲しい思い出は夢にくるんで捨ててしまおう~

 ネガティヴ・シンキングなぼくですが、こういう歌を聴きながら、ときどきは前向きにもなったりします。変なヤツでしょ?

 明日は3連休の中日です。車でどこかにお出かけの方は16時になったらInter-FMに合わせください、もし、よければの話ですが。それからPCでも聴けるようになりましたから(しつこい!)、東京・神奈川・千葉・埼玉の方、試しにどんなものかチェックしてもらえたら嬉しいです。

 ところでhttp://www.interfm.co.jp/radiko/に行くと、下のような画像が出てきます。右側のCDケースの上から3枚目が「Jazz Conversation」になっています。そこをクリックすると(この画像は貼り付けてあるだけなのでクリックしても駄目ですよ)、ぼくのコメントが見れます。

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by jazz_ogawa | 2010-03-20 10:00 | Inter-FM | Trackback(1) | Comments(7)
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 この間のブログでも宣伝しましたが、もう一度きちんと紹介しておきましょう。

 次回は4月17日(土)に駒場東大前の「Orcgard Bar」で「60年代音楽シリーズ」の5回目を行ないます。前回(2月)が中途半端な形で終わったビートルズ特集の「パート2」です。『ヘルプ』まで行きましたから、今回はそれ以降の話になります。

日時:2010年4月17日(土) 午後8時~10時頃
会場:駒場東大前「Orchard Bar」
チャージ:2,000円(1ドリンク付)
テーマ:The Beatles part 2

 参加ご希望の方はお店に予約をしてください。
 お問い合わせ・予約:「Orchard Bar」 080-3463-1807
http://blog.livedoor.jp/nobby2jack/archives/cat_50015795.html)、もしくはコチラから

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 当初は2回で終わりにしようと思っていたこの特集。前回の感じだと「パート3」までやらないと『レット・イット・ビー』にはたどりつけないかもしれません。やってみないとわかりませんが。

 ビートルズの音楽はぼくにとって懐かしいものであり、同時にいまだに新鮮なものでもあります。1曲ごとに、その曲を聴いていたときの思い出が甦ります。それはリアルタイムで聴いていた中学や高校のときのこともあれば、その後から現在にいたるまでのときのこともあります。

 先だって観てきた『ハード・デイズ・ナイト』。これまでに何度も観ていますが、今回のこともやがて過去を振り返ったときに懐かしい思い出になるでしょう。思い出って個人の財産ですから、たくさんの財産を持っていたいと思います。とくに50代をすぎてからはそういう気持ちが強くなってきました。

 でも残念かな、頭の中にあるハード・ディスクの容量が年々少なくなってきています。外付けのHDDをつけない限り記憶はどんどん薄れ、楽しい思い出や幸せな時間の記憶はいつか忘却のかなたに行ってしまうかもしれません。それでも、毎日さらなる思い出が増えていきます。

 増えれば増えるほど、古いことを忘れてしまいそうで、まったく困ったものです。でも、それも人生ですから、仕方ありません。こうやってブログにいろいろなことを綴っておけば、記憶が薄れても読み返せるので、いいかもしれません。

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 それで、ビートルズです。ビートルズについてもたくさんの個人的な思い出があります。ぼくは自分のことしか話せないので、今回に限らず、トーク・イヴェントではいつも個人的な体験談や自慢話に終始してしまいます。ラジオもそうですね。もうちょっと客観的なことも話したいんですが、これがなかなか難しいです。

「まあ、それでもいいよ」っていう心優しい方もいらっしゃるので、そのお言葉に甘えて勝手気ままにやらせてもらっています。ありがたいですね。ストレスは心臓に悪いので、もっぱら「勝手気まま」「気楽」「いい加減」「鈍感」「無理しない」みたいな感じで日々をすごしたいと思っています。

 でも、これってけっこう難しいんですよ。そういうことをやっていると、傷つけるつもりや不愉快にさせる気持ちなんかまったくないのに、相手によってはこちらの思いとは違う解釈をされることもありますし。

 それはぼくの配慮の足らなさに起因するものですが、「勝手気まま」「気楽」「いい加減」「鈍感」「無理しない」はこのことと表裏一体みたいなところがありますから。なので、「やりたいことしかやらない」を身上にしていますが、実際はなかなかそうもいきません。

 そんなこんなで(何が?)、ビートルズです。つまり「やりたいことしかやらない」んです。「60年代音楽」のシリーズもその考えで始めましたし、それ以外の「ONGAKUゼミナール」やInter-FMの「Jazz Conversation」もぜーんぶやりたいことしかやっていません。

 それができるって、幸せだと思いません? 「感謝」と「幸せ」がペアであることに気づいたのはいつだったかしら? 「感謝」すると本当に「幸せ」なことが起こるんです。幸せな思いをたくさんくれたビートルズにも感謝しながら、次回の「ONゼミ」はやってみたいと思います。そうすると、またビートルズが「幸せ」をぼくにくれるかもしれませんし。
by jazz_ogawa | 2010-03-18 11:55 | ONGAKUゼミナール | Trackback(1) | Comments(6)
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 考えてみたらジョージ・デュークにきちんとした形でインタビューしたことはこれまで一度もありません。簡単なコメントなんかはもらったことがありますが、インタビューの形では先週末にしたのが初めてでした。といっても、これも15分くらいの短いものですから、コメント集のようなな感じです。

 この模様はそのうち「Jazz Conversation」で放送できるでしょう。内容的には、過去に放ったヒット曲、スタンリー・クラークとのこと、ブラジルでミルトン・ナシメントと行なったレコーディング、そしてもちろんマイルスの話。当然、最後の話題で盛り上がりました。

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 ミュージシャンには寡黙なひともいますが、大半のひとは饒舌でサーヴィス精神旺盛。ジョージさんも話し始めたら止まらないタイプです。それにしても、マイルスの物真似は絶品でした。これまでにいろいろなひとがマイルスの声色を真似してくれましたが、ジョージさんのはトップ・クラス。マイルスとの面白エピソードも番組でぜひ紹介したいです。

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 ところで、ジョージさんから番組用のIDをもらったんですが(Hello, this is George Duke・・・・・ みたいなもの)、帰りにレコード会社の方から指摘されました。「マイルスの声色でやってもらえばよかったのに」って。ぼくにはまったくその発想がなかったんですが、考えれば考えるほど残念に思えてきました。次回は絶対にそうしましょう。

 それから、次の機会にはぜひじっくりといろいろなお話をうかがいたいですね。ジョージさんはサンフランシスコで花開いた60年代のロック・シーンとも繋がりがあるみたいです。ぼくはその時代のことに興味津々なので、フランク・ザッパのことなども聞いてみたいと思っています。
by jazz_ogawa | 2010-03-17 10:17 | Inter-FM | Trackback | Comments(4)
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