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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
TALK EVENT■
小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
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TEL: 078-265-6595

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  しばらく六本木の「東宝シネマズ」に行ってなかったんですが、今日はこの映画を観ようと、家から歩いて行ってきました。『私は貝になりたい』も候補でしたが、楽しい映画のほうがいいだろうと考えての選択です。

『スウィングガールズ』の矢口史靖監督作品なので、最初から面白そうな予感はありました。で、その通りでした。飛行機や航空会社をテーマにしたコメディーですね。ぼくもよく飛行機に乗りますから、その裏側がわかって面白かったです。ただし、ちょっと頼りないひとたちもいて、少々心配ですが(笑)。

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 ジャズ・ミュージシャンと同じで、ぼくは役者さんにも嫌いなひとはあまりいません。この映画に出ているひともみんな好きです。田辺誠一、 時任三郎、 綾瀬はるか、 吹石一恵、 田畑智子、 寺島しのぶ、 岸部一徳、笹野高史・・・。この顔ぶれだけ見ても面白そうじゃないですか。しかも音楽はミッキー吉野です。

 ミッキー吉野といえば、先日ゴールデン・カップスのデイヴ平尾さんが亡くなりました。せっかく再結成して、ときどき活動していたカップスも、これで本当に終わってしまいました。ぼくが一番好きだったGSがカップスです。ミッキー吉野はブッチ伊東の後釜として途中から参加してきましたが、GSなのになんと見かけが不細工なんだろうと最初は思いました(ごめんなさい)。しかも、ぼくより若い子供じゃないですか(たぶん)。先日の『GSワンダーランド』に通じますが、これならぼくもGSになれるかも? なんて思いましたね。ワイルド・ワンズにはチャッピーこと渡辺茂樹もいましたし。

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 それで映画は、パイロットやCA、航空機を運行させるために必要な裏方を中心にしたドラマです。いくつかのエピソードを連続させることで、業界の内部を教えてくれる話といったところでしょうか。それにしても自分の知らない世界が覗けるのは楽しいですね。しかも興味がある部分を面白おかしく描いているところがこの監督の得意技です。相当な下調べをしたんでしょう。

 この映画に登場するひとの中にはちょっと緊張感に欠けるタイプもいます。コメディですから、そういう部分も強調して当然です。ですが、安全に航空機を飛ばすことには全員が一所懸命です。

 こういう人間関係・人間模様の職場は好きですね。厳しいところは厳しいですが、その裏には愛情とか信頼があります。仲がいいのとはニュアンスが違うでしょうが、まじめにやっていれば気持ちよく働ける職場と思いました。ぼくも職場で嫌な思いをしたことがありません。職場と周りのひとに恵まれています。その幸せとか有り難さとかについて、この映画を観ながら改めて思いました。

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 そういえば、今度の金曜からこちらも日本でようやく公開です。ニューヨークで観ましたし、DVDも持っているんですが、やっぱり観に行きたいですね。日本語の字幕がついているわけですし。
by jazz_ogawa | 2008-11-29 23:57 | 映画&DVD | Trackback(4) | Comments(12)
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 ストーンズ、GS、ブッカーTとMG's、そして23日の日曜日は上原ひろみさんのコンサートと、節操なくいろいろな音楽を楽しんでいます。上原さんのコンサートの前日は、中学や高校の同級生が集まっての忘年会。ぼくたちの仲間はみんなバンド崩れなんで、しろうとながら、ボサノヴァ、ポップス、イーグルス、キンクスなど、さまざまな音楽を代わる代わるに披露して、楽しい一夜が過ごせました。それにしても、中学や高校からずっとバンドをやっている連中もいて、あきれるやらうれしいやらです。ぼくも頑張らなくては。

 で、上原さんのコンサートですが、「東京JAZZ」でも聴いていますし、サウンド的には大きく変わっていません。ただし、ギタリストのデヴィッド・フュージンスキーが来日できなかったため、今回はジョン・シャノンが参加です。フュージンスキーは12月のツアーに参加するそうです。そのほかのメンバーはいつものとおりでベースがトニー・グレイでドラムスがマーティン・ヴァリホラ。

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 今回も、現時点での最新作『ビヨンド・スタンダード』のサポート・ツアーで、この中の曲を中心に演奏されました。開演前に場内で流れていたモダン・ジャズ・カルテットの「朝日のようにさわやかに」の途中から上原さんがステージに登場し、それを引き継いで弾きながら、やがて彼女ならではの「朝日のようにさわやかに」になります。こういう演出、いいじゃないですか。

 二部だったかな? で演奏された「上を向いて歩こう」のアレンジも好きです。あとは終わり近くにソロで演奏した「アイ・ガット・リズム」。この曲をいろいろなスタイルで演奏するのですが、ジャズ・ピアニストとしてきちんと基礎からマスターしていることがよーくわかる内容でした。こういうのを聴くと嬉しくなります。

 あとはフュージンスキーのヴァージョンもいいと思いましたが、ジョン・シャノンが弾いた「キャラヴァン」も楽しめました。昔ギターを弾いていたので、どうもギタリストが気になります。ぼくの場合、「キャラヴァン」はヴェンチャーズのコピーでしたが(笑)。

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 上原さんの挨拶でいい言葉を聞きました。「毎日が千秋楽のつもりでツアーをやっています」。自分の娘と同じ歳の女性からひとつ教わりました。こういう言葉が聞けるって、とても素敵な体験です。

 それからメンバーは、トニー・グレイがイギリス、マーティン・ヴァリホラがスロヴァキア、そしてジョン・シャノンがアメリカと、インターナショナルです。こういう国際色豊かなメンバーで上原さんが独自の音楽を作っているところにも、ジャズの将来に期待が寄せられと思います。

 アメリカ発のジャズがインターナショナルな音楽になったのは相当以前のことですが、その延長線上にあるものとはまったく違う何か(言葉ではうまく表せません)をぼくは感じます。そこに今後の可能性が見えてくるようで、だから上原さんの演奏は好きなんですね。

 この日は「国際フォーラム」のホールCでのコンサートでしたが、12月24日にはホールAでのコンサートが予定されています。ぼくはニューヨークに行っているので、その日は行けません。これが今回のツアーのファイナルだそうです。ですが、すでにチケットは売り切れとか。前回もそうでしたが、5000人収容のホールAを売り切れにしてしまう人気も嬉しく思います。
by jazz_ogawa | 2008-11-26 20:16 | ライヴは天国 | Trackback(1) | Comments(4)
 
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 びっくりでした。なにしろ、突然ステージで、「清志郎が来ている」とアナウンスされたのですから。この日(20日)はブッカーTとMG'sを観にいっていたんですが、よもや彼が来ているとは思いませんでした。ほかのお客さんも同じ気持ちだったんじゃないでしょうか。

 しかし場内にいる気配はありません。ブッカーTは、「立って挨拶を」と呼びかけていましたが、姿が見えないので、「あれ? 楽屋にいるのかな?」なんて呟き、そのまま次の演奏に入りました。その途中で、グリーンのジャケット、ブルーのTシャツ、それに茶色のパンツ姿で清志郎がステージに上がってきました。場内は大拍手です。

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 ちょっと生彩には欠けた様子でしたが、スティーヴ・クロッパーの横に立ち、ほとんど体を動かさず、割とじっとした感じで曲が終わるまでいました。途中でドナルド・ダック・ダンとハグはしましたが。

 それで挨拶でもしてステージから降りるのかなと思っていたら、とんでもありません。スティーヴ・クロッパーが「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」のイントロをカッティングし始めたところで、清志郎がマイクを握ります。そしてついに歌い出しました。

「エエッ、歌えるの?」

 みんなそう思ったんじゃないでしょうか。しかし、声は相変わらずよく出ていますし、目いっぱいにシャウトもしていました。ただし、動きはほとんどありません。それはそうでしょう。腸骨にガンが転移したんですから。手術をしたのかどうかは知りませんが、飛んだり跳ねたりはまだできないと思います。それで生彩に欠いているとぼくは感じたんですが、とにかく声はよく出ていました。

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 清志郎は最後に「16年ぶりぜィ」と言っていました。MG'sを呼んで武道館でコンサートを開いたのは1992年でしたね。その前にメンフィスで一緒にレコーディングもしていますし、そのアルバムと武道館のライヴはいまもよく聴くお気に入りです。

 清志郎は、数年前にサム・ムーアが「ブルーノート東京」に出たときも飛び入りしたのを聴きました。そのときは、「もうすぐカムバックするぞ」と言っていましたから、今回もそうあってほしいと願っています。

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 ウィルソン・ピケットのレコーディングにもMG'sは参加していたはずですから、そのバンドをバックにこの曲を歌うのはどんなにか気持ちがいいことか。清志郎はウィルソン・ピケットそっくりに歌っても、清志郎の歌になっているところが凄いですね。いいものを目の前で聴かせてもらいました。ほんと、早く元気になって、また名曲の数々を聴かせてもらいたいです。できれば、またMG'sをバックにして。

 彼の登場でMG'sの演奏が記憶から飛んでしまいました。ぼくがギターを弾いていたときにアイドルだったのがスティーヴ・クロッパーです。というか、彼のことは知りませんでした。オーティス・レディングやサム&デイヴのレコードのバックで聴こえるギターがかっこよくて真似をしていただけです。

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 そのギタリストがスティーヴ・クロッパーという名前だと知ったのは高校を卒業するころでした。それで、黒人だと思っていたら白人だったことにショックを受けました。黒人に白人が使われている? 法律的には廃止されていたものの、まだ黒人に対する人種差別が残っていた時代です。

 しかも彼は「ドック・オブ・ザ・ベイ」をはじめ、ソウルの大ヒット曲をたくさん書いていました。白人が黒人の音楽を作っていたの? これはショックでした。しかし、彼が白人だろうと黒人だろうと、関係ありません。ぼくはそんなことを知る以前に、そのギターに魅せられていたからです。

 当時の映像や写真を見ると、スティーヴ・クロッパーはひょろひょろに痩せています。いまはその2倍くらい(これはオーヴァーですが)に太っているでしょうか。でも、ギターのサウンドはまったく変わっていません。うまくもならなければ、下手にもなっていない。コピーも簡単そう。だから、好きになったんですが。

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 ニューヨークのセントラル・パークでフリーのコンサートがあったときにMG'sを観たのは15年くらい前でしょうか? そのときは坂本龍一のバンドも出ていました。1992年に、マジソン・スクエア・ガーデンでボブ・ディランの音楽活動30周年を祝ったオールスター・コンサートでバックのバンドを務めていたのもこのグループです。あのときはディランの音楽にどうして? と思いましたが、なにしろMG'sはバック・バンドとして超一流ですから、ディランの音楽もできちゃうんですね。

 それにしても先日はいいものを見せてもらいました。あとは清志郎の回復を願うばかりです。そして、またMG'sとの共演が実現したらと思います。
by jazz_ogawa | 2008-11-23 11:08 | ライヴは天国 | Trackback(1) | Comments(24)
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 話は前後しますが、日曜日にやった「ONGAKUゼミナール」の前日、渋谷でこの映画を観てきました。初日というのに3時過ぎの回はガラガラ。宣伝もほとんどされていなかったので仕方ないんでしょが、ちょっと寂しいですね。ぼくも偶然サントラ盤の告知から、この映画の存在を知り、とにかく気になるので封切り初日に行ってきました。

 一種の青春映画ですが、これが面白い。GSといっても知らない世代のほうが多いかもしれませんが、グループ・サウンズのことです。それも知りませんか? ウーン、ザ・タイガースとかザ・スパイダーズとか、そういうのがGSですね。

 で、時代はGSのブームが頂点に達した1967年ごろから凋落の道をたどる70年ごろまでをカヴァー。GSといえば、最大のイヴェントは「日劇ウエスタン・カーニヴァル」。GSになって「ウエスタン・カーニヴァル」に出たい。そんな夢を持った若者たちが、ひょんなことかデビューすることで始まるあれやこれやの物語です。

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 デビューはしたものの、最初のレコードは23枚しか売れず。そこでレコード会社が奇抜な衣装を、ということで全員に白いタイツを履かせ、グループ名もザ・タイツメンに変更。まるで、これオックスです。栗山千明扮するオルガン・プレイヤー(男と偽っている)なんかおかっぱ頭で赤松愛そのものです。

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 レコード会社のお偉いさんに扮しているのは岸部一徳。このひと、ザ・タイガースのサリーです(ビートルズでヒットした「のっぽのサリー」からの命名だったと思います)。後列左のひとですね。当時は岸部おさみと名乗っていました。新宿に「サリーの店」っていうのもありましたね。タレント・ショップのはしりじゃないでしょうか。

 ザ・タイガースが全盛のとき、トッポこと加橋かつみが失踪し、その後に彼は退団します(トッポは手前左)。それで、新メンバーはオーディションで決めると報道され、「よし、ぼくもタイガースに入るぞ」と思ったことが懐かしいです。ちょうど映画の主人公と同じ年頃でした。結局オーディションは行なわれず、ロスで遊学していたサリーの弟が日本に呼び戻されメンバーになるんですが、このひとがシローこと岸部四郎です。

 で、このお偉いさんが、会議でザ・タイガースのシングル盤を見ながら、「これなんか43万枚売れてるんだよねー」と羨ましがるセリフは、昔を知っているひとならニヤリとするでしょう。また、ザ・タイツメンが出るテレビ番組の司会者が湯原昌幸で、このひとはGS時代、あと一歩のところで人気グループになれそうだったスイングウエストのヴォーカルでした。

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 あとは、当時ぼくも何度か行ったことのある「ACB」そっくりの「ACE」というジャズ喫茶も、かなりリアルに再現されていましたね。出てくる楽器もテスコのギターやアンプ、エーストーンのオルガンなど、当時のものがちゃんと使われています。一部、「まだそのころは出てないだろう」というギターもありましたが、でも、当時のことをかなりきちんと再現していたのは、観ていて楽しかったですね。

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 音楽映画ですから、ザ・タイツメンやその他のGSが、もろGS調の曲を歌います。主題歌となったザ・タイツメンが歌う「海岸線のホテル」は橋本淳作詞、筒美京平作曲です。このふたりに曲を書いてもらったというだけで、この映画は必見と思い、観に行きました。そういうセンスのひとが作った映画なら間違いなし、と思ったからです。

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 このシングルは両A面で、もう1曲はザ・フレッシュ・フォーが歌う「あなたのフリをして」。こちらはムード・コーラスで、リード・ヴォーカルは温水洋一。これがまた上手いのなんの。クール・ファイヴもびっくりの裏声を駆使して、最高でした。どちらの曲も、そのまま当時だったらヒットしたでしょうね。いまだって、歌番組に出てもいいぐらいの出来です。

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 サントラのジャケットはこちら。

 当時のことを知っていれば知っているほど楽しくなる映画です。でも、いまの若いひとも楽しめるんじゃないでしょうか。ザ・タイツメンを演じるのは、栗山千明・石田卓也・水嶋ヒロ・浅利陽介の4人です。全員、本当に演奏しているそうです。
by jazz_ogawa | 2008-11-20 01:36 | 映画&DVD | Trackback(1) | Comments(17)
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 勝手に「祝 シャイン・ア・ライト 公開記念~ローリング・ストーンズを聴く・観る」と題し、昨日は武蔵小山にある「ライヴ・カフェ・アゲイン」でトーク・イヴェントの番外編をやってきました。いつもの「ONGAKUゼミナール」より大目のお客さんにいらしていただきました。ご来場のみなさん本当にありがとうございました。また、主催のお嬢さん方3名にも感謝です。

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 今回は映画の公開と、ついでにユニバーサルからデッカ時代のCDがSHM盤で12月に出ることもあわせて、デッカ時代の作品を選びました。というのは後付けの理由で、曲を選んでいったらデッカ時代のところでいっぱいになってしまったというのが実情です。選んだのはこういう曲です。

1.カム・オン
2.アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン
3.ノット・フェイド・アウェイ
4.テル・ミー
5.イッツ・オール・オーヴァー・ナウ
6.タイム・イズ・オン・マイ・サイド
7.サティスファクション(DVD『ブリッジズ・トゥ・バビロン』)
8.ゲット・オフ・オブ・マイ・クラウド
9.アズ・ティアーズ・ゴー・バイ
おまけ:『シャイン・ア・ライト』の予告編

【休憩】

10.ペイント・イット・ブラック(DVD『シャイン・ア・ライト』)
11.レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー(DVD『ザ・ビゲスト・バン』)
12.ルビー・チューズデイ
13.ジャンピング・ジャック・フラッシュ(DVD『フォー・フリックス』)
14.ストリート・ファイティング・マン
15.シンパシー・フォー・ザ・デヴィル(DVD『ロックンロール・サーカス』)
16.ホンキー・トンク・ウーマン(DVD『ストーンズ・ザ・イン・ザ・パーク』)
17.ブラウン・シュガー(DVD『アット・ザ・マックス』)

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 それで、相変わらずの脱線で、前半の途中からいくつか曲をカットし、後半は映像のみにしました。DVDを観始めたら、音だけだと物足りなくなってしまったんですね。それにモニターを観ていたほうが、ぼくの顔を観ているより(誰も観ていないか)よっぽどいいじゃないですか。

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 それにしても、ストーンズは歳を重ねるほどにかっこよくなりますね。昨日観た中では15と16が古い映像でしたが、いま観るとちょっと不気味というか、変です。当時から「変」でしたが。その「変」さが、年齢と共にかっこよくなってきたといえばいいでしょうか。いまだって十分以上に「変」ですが、誰にも真似できないかっこよさになっています。いい歳の取り方をしているひとを見ると嬉しくなるのは、ぼくも歳を取ったからでしょう。ぼくもいい刺激を受けました。

 ところで会場になった「アゲイン」が入っているビルは「ペットサウンズ・ビル」といいます。いいでしょ? 最高のネーミングじゃないですか。恵比寿に「マイルス恵比寿」っていうビルがあって、その名前を聞いただけでそこに入居したマイルス御用達カメラマンがいますが、ビーチ・ボーイズ・ファンで事務所を探しているひとがいたら、ここしかないでしょうね。もっとも空室があるかどうかは知りませんが。

 昨日はぼくも楽しい時間が過ごせました。これもご来場のみんさんと主催者のおかげです。次があるなら、ビートルズ特集でもやりましょうか。

 次回の「ONGAKUゼミナール」は12月6日に銀座の「le sept」で開催します。こちらはまだ席に余裕があるそうです。詳細が10月30日付けのブログに出ていますので、興味のある方はよろしく。
by jazz_ogawa | 2008-11-17 11:03 | ONGAKUゼミナール | Trackback(3) | Comments(27)
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 やっとザ・フーの単独公演が実現しました。スケジュールが合わずどうしても観に行けませんが、ぼくは解散公演をニューヨークのシェイ・スタジアムで観ていますから、ふたりしかいないザ・フーの日本公演は観ないほうが思い出を大切にできるかもしれません。これ、悔し紛れの負け惜しみです。本音は、やはり行きたいです。

 そういうわけで、出たばかりのSHM-CDを聴いて我慢しています。今回出たのは上の4種類。どれも紙ジャケットで、それもかなりの精度に満足しました。

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 この『クイック・ワン・ボックス』は何ヶ月か前に出た『マイ・ジェネレーション・ボックス』に続くシリーズ第2弾です。相変わらず凄い中身に圧倒されました。

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 CDは2枚組ですが、そこに各国から出たデフ・ジャケット7種類と、シングルやEP盤のジャケットが約20種類入っています。圧巻というか壮観というか。こういう仕事をするひとは好きですね。

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 同時に出たこちらの3種類はデラックス・エディションを紙ジャケ化した2枚組です。これまたジャケットの出来が最高です。

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 目玉は『ライヴ・アット・リーズ』でしょう。計4枚のジャケットが入っていました。帯もオリジナル通りに復元されています。

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 ポスターや手書きのメモなど、おまけの付属物もちゃんと再現されています。もっとも、これは前回出た紙ジャケにもついていましたが。

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 こちらは『フーズ・ネクスト』の中身。ジャケットは3種類。同じ値段なら『ライヴ・アット・リーズ』の方がお得ですね。

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 それでこちらが『トミー』。これもジャケットは3種類。

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 ついでに、これまでに出たザ・フーの紙ジャケも紹介しておきますと、これは初紙ジャケ化のときにディスク・ユニオンが特典として作ったボックスです。ただし、これは再プレスが出たときの特典ボックスです。

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 中には7タイトルが収納されています。

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 それで、これが『マイ・ジェネレーション・ボックス』。その続編が冒頭で紹介した『クイック・ワン・ボックス』です。こちらは以前にこのブログで紹介しました。

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 あとは、こんなものも持っていました。これも『マイ・ジェネレーション』です。最初はアメリカやイギリスで出たデラックス・エディションと同じ装丁だったのですが、再発売されたときに紙ジャケ化されました。

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 グッド・アイディアだと思ったのは、2枚組ということからイギリス盤(右)とアメリカ盤(左)のジャケットを再現したことです。そのスタイルの発展形が今回出た4種類に生かされました。

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 あとは、いつ買ったのか覚えていませんが、こんなものもありました。

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 こちらは、ディスク・ユニオンが何かの際に作った特典だと思います。

 こうやってみると、よくぞ買ったりですね。呆れるばかりです。でもここまで来たら、ほかのタイトルも『マイ・ジェネレーション・ボックス』や『クイック・ワン・ボックス』のスタイルで出してほしいですね。ぼくはとことん付き合いますから。

 話はまったく変わりますが、おととい凄いものを見せてもらいました。同じユニバーサルから12月にストーンズの紙ジャケが出ます。その『サタニック・マジェスティーズ』の3Dジャケットがほぼオリジナル通りの形で出来上がっていました。前回出たときは立体に見えるだけでしたが、今回はミックの腕なんかもちゃーんと動きます。これ、相当に担当者の力が入っています。発売が待ちきれません。
by jazz_ogawa | 2008-11-14 10:03 | マイ・コレクション | Trackback(2) | Comments(10)
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 今回も観たい映画がいろいろあったので、機内で退屈せずにすみました。ANA便はニューヨーク着が午前中なので、体調のことも考えると映画なんか観ないでひたすら寝ているほうがいいですが、どうもそれができません。

【行きの便】
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①『かけひきは、恋のはじまり』
 今回はこれが一番観たかった映画です。大好きな役者のひとりがジョージ・クルーニーで、この映画は彼が監督した3作目。舞台は1920年代。プロのアメフット選手がジョージ・クルーニーです。

 知らなかったのですが、アメフットのプロ・リーグは、この時代、黎明期というか、まだ人気スポーツになっていなかったんですね。野球みたいにもっと昔から人気のスポーツかと思っていました。

 それはそれとして、このジョージ・クルーニーは本当にいい味を出しています。『オーシャンズ』シリーズや『ディヴォース・ショウ』みたいな、ちょっとコメディに通じる洒落たユーモアが随所で発揮され、それがストーリーを快調に進めていく隠し味になっていました。

 レニー・ゼルウィガーはあんまり好きな女優さんじゃないんですが、この映画の毒舌・敏腕女性記者役はぴったりです。彼らふたりのウィットに富んだやりとりに何度もニヤリとさせられました。もぐり酒場のシーンとかで流れるジャズも雰囲気を盛り上げていましたし、この映画はDVDになったらもう一度観たいですね。

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②『88ミニッツ』
 アル・パチーノも大好きですが、この映画はそれほど好みじゃなかったですね。FBIのプロファイラーが彼で、かつて逮捕した死刑囚に関連して、今度は自分が88分後に死ぬとの殺人予告を電話で受けます。

 それから犯人探しが始まるのですが、いろいろな複線や仕掛けがあって、理解力の悪いぼくにはいまいちストーリーに余裕を持ってついていくことができなかったです。

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③『ハンコック』
 これはあまり期待した映画ではありませんが、最後まで観てしまいました。特撮が面白いのと、主演のウィル・スミスの魅力でしょうか。ハンコックというのは、型破りのスーパー・ヒーローである彼の役名です。

 何かの事故で記憶を失い、名前が思い出せなかったことから、病院で書類にサインをする際、医師だか誰かに「それならジョン・ハンコックにしておけ」と言われてハンコックと名乗るようになります。このジョン・ハンコックとは、シカゴのジョン・ハンコック・タワーからヒントを得たのでしょうか。ハービー・ハンコックじゃなかったんですね(笑)。そういえばハービーもシカゴ生まれですから、ハンコック姓はシカゴに多いのかしら。

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④『赤いハンカチ』
 ANAには「ANA名画座」というのがあって、今回は石原裕次郎主演のこの映画でした。つい最近、『嵐を呼ぶ男』を観たばかりで、この映画もまた観たいなと思っていたところです。他愛もない話ですが、浅丘ルリ子が魅力的でした。

【帰りの便】
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⑤『チャンス』
 帰りは、結構よく寝たので2本しか観ていません。これも「ANA名画座」の1本で、ピーター・セラーズが主演です。この作品は知りませんでした。

 生まれてこのかたほとんど外の世界に出たことのなかった庭師が大統領候補になるまでの奇想天外な話です。そんなことはありえないんですが、大統領選挙が終わったばかりだったこともあり、なんとなく気になって観てしまいました。

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⑥『まぼろしの邪馬台国』
 最近話題になっていた映画ですね。島原鉄道のワンマン社長で破天荒な人生を歩んだ郷土史家の物語です。これは竹中直人にぴったりの役柄でした。妻を演じた吉永小百合もよかったですが、こういう旦那さんと一緒になるのは大変だろうな、などと思って観ていました。
by jazz_ogawa | 2008-11-11 14:35 | 映画&DVD | Trackback(2) | Comments(3)
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 あっという間でしたが、こういう短い滞在も、気分転換ということだけを考えたらいいかも。といっても、東京にいるときと同じで、相変わらず原稿を書いたりゲラをチェックしたりしているんですが。でも、仕事が途切れずにあるのはつくづく有り難いことと思います。ついつい流されてしまいますが、本当はひとつずつ心して仕事をしなくてはいけませんよね。

 午前中はいつもと同じです。朝食、ジム・ワーク、ちょっと仕事、といったところです。それでお昼はチャイナタウンに行きました。チャイナタウンといえば、何とかのひとつ覚えで「Joe's Shanghai」(9 Pell St.)です。食べるのも、これまたいつもと同じ。まったく冒険をしないのがぼくですから。グルメのひと(そうでないひとも)から見れば、何ともったいないと思われるでしょうね。

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 で、これが小小籠包です。

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 こちらはShanghai Flat Fried Noodle。

 伝票に15パーセントのチップが加算されるようになりました。気がつかないとさらにチップを払ってしまいます。この店に行く方はお気をつけください。

 その後はソーホーでちょっと買い物をして、そのままW. HoustonにあるWiFi Freeのコーヒーハウスでゲラのチェックをしました。iPod touchを持ち歩いているんですが、マンハッタンでは結構ノラ電波が拾えます。でも電波の状態は必ずしも安定していないようで、うまく繋がらないところも結構多いです。さすがにここは問題なかったですが。

 夜は、これまた行きつけのスパニッシュ・レストラン「El Faro」(823 Greenwich St.)へ。

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 まずはJamon Serrano y Aceitunas。生ハムですね。生ハムの脂身は簡単に外せるので楽勝です。

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 パエリアはいつものPaella a la Marinera。

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 それと、これはMarinera with Green Sauce。パエリアとグリーン・ソースはハーフ・ポーションにしました。これでもふたりなら十分です。

 その後は8丁目の「Cachaca」(35W 8th St.)でウォレス・ルーニーのクインテットを聴いてきました。この店はいつできたんでしょう? 初めて行く店です。

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 ウォレスと会うのは久しぶりで、店に入ったら片隅の席でマネージャーと話をしているところにぶつかりました。最初、暗くてそこにいるのがウォレスとわからなかったんですが、こちろをじろじろ見ているので、目をこらしてみたら彼でした。

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 この日のマウスピースはマイルスからもらったものでした。なにせ、ウォレスはマイルスから3本トランペットをもらった(青、黒、無塗装)ひとですから、うらやましい限りです。

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 ステージでは、いつものようにウォレス風マイルス・クインテットみたいな演奏に終始していました。サックスは弟のアントワーヌ。

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 リズム・セクションのメンバーは名前を聞いたのですがメモしなかったので覚えていません。ピアノとフェンダー・ローズのこのひと。若いころのハービー・ハンコックかスライ・ストーンみたいな風貌でした。

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 ドラマーは17歳。ジャック・デジョネットの再来のような激しいドラミングとテクニシャンぶりにびっくりです。

 ウォレスは1月にレコーディングをする予定だと言っていました。日本にも来たそうなので、どこかプロモーターを紹介しようと思っています。

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 こんなものを帰りにみつけました。商魂逞しいというか・・・。

 これで、今回のニューヨーク旅行はおしまい。あとは明日、JFKに行くだけとなりました。
by jazz_ogawa | 2008-11-08 13:50 | NY Mapができるまで | Trackback | Comments(12)
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 昨日からときどき雨が降っていて、今日も一日中「雨ときどき曇り」の天気です。このように、部屋から見たイースト・リヴァーもどんよりしています。

 ジムでの運動を10時までに終えたので、あとはいくつか溜まっていた原稿を完成させ、お昼までにメールし終わりました。本業がないと、午前中にいろいろなことができるので、これはこれで快適です。

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 昼食は、イースト・ヴィレッジまで下り、「Sobaya Restaurant」(229 E. 9th St.)でうどん+スモール・サイズの親子丼セット。いつもこちらのセットと迷った挙句にたいていは鴨南蛮にするのですが、今回はこちらで。このところ3回ほど我慢していたからそろそろいいでしょう。卵好きが卵を我慢するのも精神衛生上あまりよくないでしょうから。と、これはセルフ・エクスキューズです。

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 そのあとはユニオン・スクエア近くの「Union Square Stadium 14」という映画館で、ロバート・デニーロ主演の『What Just Happend』を観ました。バリー・レヴィンソンが監督した、ハリウッドの映画プロデューサーの日常をユーモアと皮肉を交えて描いた作品です。ショーン・ペンやブルース・ウィリスも出てきます。

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 続いて46丁目と10番街の角にある「Clinton Studio」へ。ニューヨーク・ツアーが実現していたら覗きに行く予定だったレコーディングです。

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 エディ・ヒギンズのレコーディングで、タイトルは『Around The World』。ただし発売はずっと先で、来年のクリスマスごろだとか。

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 今回は全曲が自作で、名古屋城をテーマにした曲も含まれています。ぼくが覗いたときは「Quiet Sea」というボサノヴァの曲を録音していました。原題がポルトガル語なので、ブラジルがテーマなんでしょう。

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 こちらはプロデューサーのトッド・バルカン。その昔サンフランシスコで「キーストン・コーナー」というジャズ・クラブを経営していたひとです。

 1990年代の初めだったか、東京の原宿に「キーストン・コーナー」がオープンしたときもトッドが関わっていました。ぼくもオープンからクローズするまでずっとお手伝いしていたので、それ以来の知り合いです。ただし、このところしばらく会っていなかったんですが。こちらも歳を取りましたが、トッドもそれなりの年齢になっていました。

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 「Clinton Studio」はマンハッタンで一番高いスタジオです。ぼくもここでレコーディングをしたかったんですが、予算的に無理で、いつももっと安いスタジオを使っていました。

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 これは帰りに通った「Radio City Music Hall」のクリスマス・イルミネーション。ニューヨークではサンクス・ギヴィング・デイが終わらないとクリスマス気分にならないのが通例ですが、日本と同じでだんだん早まってきたのかもしれません。

 夜は、いいレストランで1度は食事をと思い、「Jean Georges」(1 Central park West)へ。「Bouley」や「Gotham Bar & Grill」によく行きますが、ここしばらくは「Jean Georges」が多いかもしれません。

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 これは最初に出るアミューズ。明かりが足りないのでピンボケです。左は生ガキとフルーツを和えたもので、右はポテトのフライみたいなもの。グラスに入っているのは、説明されましたが忘れました。味覚音痴なので味がわかりません。

 このレストランのフォーマルなダイニング・ルームにはプリフィクスかテイスティングのメニューしかありません。それで、プリフィクスにしました。これだとアペタイザー2種類とメイン1種類で、それぞれいくつかのメニューから選べます。

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 これはホタテ貝で、上に乗っているのはカリフラワー。

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 もうひとつのアペタイザーはリゾットにしました。ここではNishiki Risottoと呼んでいるようで、マツタケの薄いスライスとパルメジャンのメレンゲとユズが使われていました。

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 アペタイザーはフォアグラ以外すべてがシーフード。反対にメインはシーフードは2品のみで、肉料理が充実しています。それで散々迷った末に、今日はスモークトした野鳥にしました。白いものは梨です。

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 デザートはすべて4品のセットになっていて、これは前回も頼んだチョコレートです。

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 最後には、どこでもそうですがこういうものも出てきます。さすがに食べなかったですが。

 今日は盛り沢山の1日でした。普段はこんなにいろいろやらないようにしているんですが、たまにはいいでしょう。
by jazz_ogawa | 2008-11-07 14:10 | NY Mapができるまで | Trackback(2) | Comments(2)
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 今日も朝から大統領選のニュースばかり。おおまかにいえば、オバマさんに期待大っていうところでしょう。救世主になってくれるといいんですが。

 トップの写真は、17丁目の「Irving Plaza」です。模様替えして「The Fillmore」になっていました。フィルモアと聞いて、ぼくの世代で胸の騒がないロック・ファンはいないでしょう。もともとはサンフランシスコにあったんですが、60年代の終わりにはニューヨークにも「フィルモア・イースト」がオープンしています。2番街の5丁目とか6丁目あたりにあって、その後はスーパー・マーケットになっていました。ジミ・ヘンドリックス、マイルス、ジョー・コッカー、ニール・ヤングなんかがライヴ盤を残しています。

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 脱線しました。午前中はいつもと同じスケジュールで過ごし、お昼はアパート近くにある「Townhouse Cafe」(696 2nd Ave.)(普通のコーヒーハウス)でLow Calorie Wrapを。このところ、この店ではこればっかりです。ラップにエッグ・ホワイトのオムレツを重ね、中にターキー、レタス、トマトを細かく切ったものが入っています。ロー・カロリーとなっていますが、何カロリーかは不明です。低いことに期待しましょう。

 午後は近くのスターバックスでゲラのチェック。このゲラとは、ブログでもときどき触れているブルーノートの大著です。本当は年内発売を目論んでいたんですが、もう無理でしょう。原稿はとっくに書きあがっているんですけど、量が多くて編集作業が追いつきません。編集者は大変な目にあっているとお察しします。好きに書かせてもらって、ほんと、有り難いです。

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 これはスターバックスでもらったフリー・ダウンロードのカード。裏に書いてある番号を入力すればiTunesから無料で1曲ダウンロードできるというもの。ヨー・ヨー・マのはミュージック・ヴィデオです。

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 夕方からソーホーで、娘用にドクロ・アイテムを。今回は「TARINA TARANTINO」(117 Greene St.)のアクセサリーです。アブリル・ラヴィーンが付けていたリボンのピン留めなんかで人気があるらしいです。これがそれですね。

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 それから、これはリンカーンのペンダントがついたブレスレット。

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 こちらは、ちょっと見にくいですが、目が光っているドクロのブレスレットです。

 ソーホーまできたら夕食は決まりです。「Kelly Ping」(127 Green St.)。「TARINA TARANTINO」の少し先にあります。ここは元「Kin Khao」といえばいいばいいでしょうか。ソーホーの別の場所でやっていた「Kin Khao」がクローズして、夜だけこの店で「Kin Khao」のメニューを出している変則営業の店です。Asian Noodle Shopを謳っている昼間とは、ですからメニューが違います。

 ところが、今回行ったら、「Kin Khao」のメニューともかなり変わり、タイ料理だけでなく、コリアン風のものが増えていました。

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 揚げてありますが、Scalion Pancakeもこれまでなかったアペタイザーです。

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 メインで頼んだこのBaby Back Ribsも今回初めて見ました。いわゆるバーベキューですね。意外なほど脂身が少なくて大正解。

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 Gai Ko Raeはレッド・カレーとなっていましたが、ほとんど色は白かったです。チキンはささ身を使っているのでぱさぱさですが、ぼくにはこういうのがグッドです。

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 Sauteed Greenは毎回オーダーしますが、しょうゆ味は初めてでした。いつもは空心菜とか青梗菜で、白菜が出てきたこともこれまでありませんでした。

 そういうわけでほとんど別の店になっていましたが、味は相変わらずぼく向きです。次回、年末に来るときも行くでしょうね。どのみち、毎回のように行く店のひとつですけど。
by jazz_ogawa | 2008-11-06 11:31 | NY Mapができるまで | Trackback | Comments(12)
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