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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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【8月30日 昼の部】
e0021965_10571388.jpg 「GREAT AMERICAN STANDARDS」とタイトルされた昼の部は上原ひろみ&熊谷和徳のセットから始まりました。熊谷さんは31歳のタップ・ダンサー。NYUの卒業生ですからぼくの後輩ですね。19歳で渡米後、ニューヨークの地下鉄やストリートで活動し、「ニッティング・ファクトリー」などにも出たそうです。

 場内が暗くなったと思ったら、客席中央にスポットライトがあたり、そこで熊谷さんがタップを始めました。上原さんとは以前にも共演しているそうで、息もピッタリ。この日はガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」を取り上げ、かなり細かいところまでリズムを合わせていました。即興の部分でもいい具合でのコラボレーションが認められ、上原さんもいつもの奔放なプレイをそのまま表現できていて、かなりの観もの・聴きものでした。

 タップは相当な体力が要求されますね。観ているこちらまで大丈夫かなと心配になるほどです。父親がタップを遊びでやっていたことから、ぼくも子供のころにふざけ半分で教わったことがあります。ステップ表みたいなものがあって、基本を教わり、それを見ながら物まねをしていましたが、覚えているのは疲れたことだけ。面白かったんですが、体力がなくて、そのうちギターに凝ってしまいました。

e0021965_10573456.jpg 2年ぶりに登場したグレート・ジャズ・トリオは、ハンク・ジョーンズ~ジョージ・ムラーツ~ビリー・キルソンというラインアップ。ハンク・ジョーンズは1918年7月31日の生まれですから、90歳ですか。かくしゃくとしています。一昨年、電話インタヴューしたときも元気そうでしたし、同じ心筋梗塞を起こした者同士で盛り上がったんですが、よっぽどぼくより体力がありそうでした。90歳になって(もっともそれまで生きていないでしょうが)、ニューヨークに仕事で行く自分の姿は想像できません。

 タッチは弱くなっていましたが、もともとハンク・ジョーンズはそれほど強力なタッチの持ち主ではありません、ですから、却って味わい深いプレイと感じました。まずはソロで「イン・ア・センチメンタル・ムード」、次にトリオで「リコーダ・ミー」「ウェイヴ」「ニカの夢」「マーシー・マーシー・マーシー」、最後にデヴィッド・サンボーンを交えて「カミン・ホーム・ベイビー」と「ブルー・モンク」が演奏されました。ここの共演はブルースでなく、スタンダードにしてほしかったところですが、サンボーンとハンク・ジョーンズの共演なんてめったに観られるものじゃないんで、これはこれで面白かったです。

e0021965_10582100.jpg そして、今回の「東京JAZZ」で一番楽しみにしていたハンク・ジョーンズとロン・カーターがN響と共演するセットになりました。フル・オーケストラなんでしょうね、舞台に100人くらいの楽団員が勢ぞろいした姿は壮観そのものです。まずはオーケストラで1曲演奏し、次いでステージの一番前にピアノとベースとドラムスが運ばれてきました。ドラマーが入るとは思っていなかったんですが、こちらはロン・カーター・カルテットのメンバーが参加です。

 「マイ・フェイヴァリット・シングス」「オーヴァー・ザ・レインボウ」「ガーシュイン・メドレー」などが演奏されましたが、ここでもハンク・ジョーンズのタッチが弱く、オーケストラの隙間から音が聴こえてくるようで、それを聴き漏らすまいと一所懸命に耳を傾けました。

 ドン・セベスキーのアレンジはとても素直で、クラシック的な響きもありますが、ジャズのオーケストレーションとしてもゴージャスで心地のいいものでした。貧乏性なんで、こういうお金のかかった企画には、それだけでぼくは満足してしまうところがあります。それに内容も伴っていましたから、言うことがありません。

 とてもいい気分で会場を出て、夜の部まで少しウォーキングをしようと、地下道を歩いていたら若い女性から声をかけられました。駒場の「ONGAKUゼミナール」に来てくださっている方です。この日は会場でもやはり駒場に来てくださっている別の女性から声をかけていただき、このイヴェントもこれで終わりにしようかと考えていたぼくの気持ちがかなりぐらついてきました。
by jazz_ogawa | 2008-08-31 11:09 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(6)
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 今年も「東京JAZZ」の季節になりました。木曜日はウェルカム・パーティがあったんですが、残念ながらこちらは都合で欠席することにしました。サム・ムーアとかスライ・ストーンに会えたかもしれないのに、残念なことをしました。

 それで、昨日が初日です。今年も面白いプログラムが目白押しで、観られるだけ観ようと思っているのですが、体調のこともあるのでどこまで付き合えることやら。

 会場は去年と同じ東京国際フォーラムの「ホールA」。5000人収容のホールを5回のコンサートすべてで満員にするのは大変なことですが、初日の昨日は、ぼくの周りはほとんど席が埋まっていました。こういう光景は見ていて晴れ晴れしい気分になりますね。主催者じゃないのに、このコンサートに気持ちが入っているってことでしょうか。そもそもこのブログは、「東京JAZZ」との連動企画で始めたものだし、まんざら無縁ではないですから。

e0021965_10293730.jpg オープニングはFRENCH JAZZ QUARTER ALL STARS。ピアニストのエリック・レニーニがリーダー格のグループです。最初にトリオで「コン・アルマ」、次にサックスとトランペットが加わり、コルトレーンから影響を受けたというリーダーのオリジナル、最後はシンガーが加わって「モニュメンタル・ミス・パッチ」という曲が披露されました。

 悪くはありませんが、昨日のコンサートを全部聴いたあとで感じたのは、オリジナリティの点でちょっと物足りないかな、ということです。もっとも、後続する凄いリーダーたちの音楽と比べるのは酷ですが。

e0021965_1030088.jpg この日の目当ては日野皓正クインテットです(多田誠司、石井彰、金澤英明、和丸)。とくにここ数年の日野さんのプレイは素晴らしく、観るたびに新しい興奮を覚えてきました。たった2曲、30分ほどの演奏でしたが、日野さんが40年以上にわたって作ってきた音楽が見事な形で凝縮されていたと思います。誰のジャズでもない、日野さんのジャズ。

 17歳のドラマー和丸君のプレイも見事でした。彼のプレイを聴いていて、若いころの日野元彦さんの姿が浮かんできました。切磋琢磨して互いの音楽に磨きをかけていた若きころの日野兄弟。あの時代が彷彿とされました。いまの和丸君も日野さんに鍛えられているんだろうなぁ、そんな感じです。全編フリーのリズムでいくらでも多彩なプレイが続けられるところに彼の高い実力を感じました。

e0021965_10331484.jpg 日野クインテットが黒で服装を統一していたのに対し、次のロン・カーター・カルテットはお揃いの白いスーツで登場。演出も心得ています。ピアノ・トリオ+パーカッションの編成で、ボサノヴァを取り上げた新作からの曲を混ぜながらのメドレーでした。

 ちょっとしたきっかけでリズムが変わり、次の曲に移っていくところがスリリングです。ピアニストのステファン・スコットが目立つのは当然ですが、バックのカーターも見事です。単なるバッキングに終わらないプレイでリーダーシップを発揮してくれました。目立ちはしないものの、パーカッションが効果的に用いられていたところが趣味のよさでしょうか。

e0021965_10334861.jpg 最後はデヴィッド・サンボーン。リッキー・ピーターソンのオルガンが相変わらずかっこよくて、サンボーン以外にもバックの演奏に目を引かされました。サンボーン節が以前ほど目立たなくなり、ジャジーなフレーズが連続するようになったのは、年齢からくるものでしょうか。こういう彼のプレイも大好きです。

 ただし、サンボーンのステージが始まったのが10時ごろ。体調のことを考え、泣く泣く途中で帰ってきました。それが心残りではあります。

 今日は昼の部でハンク・ジョーンズとロン・カーターがN響と共演します。しかもアレンジがドン・セベスキー。今回のフェスティヴァルで一番楽しみにしているのがこのセットなので、心して聴いてきたいと思います。
by jazz_ogawa | 2008-08-30 10:49 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(2)
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 昨日は突然あるひとから連絡があって、急遽ホテル・オークラでスティーヴ・ガッド&フレンズのライヴを観せてもらいました。
 ホテル・オークラの「曙の間」がオープンしたのを機に、今後は「ブルーノート東京」と連動して、数ヶ月に1度「Live Index」とタイトルしたライヴが行なわれるそうです。その1回目が昨日のスティーヴ・ガッド&フレンズでした。メンバーは、オルガンとトランペットがジョーイ・デフランセスコ、ギターがポール・ボーレンバック、そしてバリトン・サックスがロニー・キューバー。
 会場は「ブルーノート東京」を一回り大きくしたくらいでしょうか。目算で200席くらいです。びっくりしたのは、比較的いいお値段なのに、ぼくが見える範囲ではひとつも空席がなかったことです。
 こういう場所でのライヴはいいですね。大人の空間というか、周りもそこそこの年齢のひとばかりで、結構寛げました。去年、小僧が主催してぼくがプロデュースしたコンサートもこういうコンセプトだったんですが、あちらは頓挫してしまいました。こういう感じでやりたかったんですけどね。
 
 ところで、昨日は仕事場に電話がかかって急遽行くことになったため、ぼくとしてはもう少し着るものを決めたかったのですが、それがかなわなかったのが残念でした。火曜日は帰りにウォーキングをしますから、そういう服装でした。ウォーキング・シューズっていうのもちょっと恥かしかったですね。家に帰って着替えようかとも思ったのですが、そうするとライヴも半分以上は終わっているでしょうから、それもかないません。もっとも、誰もぼくのことなんか気にしていませんからどうでもいいんですが、こういうのって自分の意識の問題ですから。

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 スティーヴ・ガッドは大好きなドラマーのひとりです。プロデューサー時代、ぼくはドラマーには贅沢をさせてもらいました。ピーター・アースキン、デニス・チェンバース、オマー・ハキム、ビリー・ヒギンズなど、片っ端から好きなドラマーに参加してもらっています。当然スティーヴ・ガッドにもお願いするつもりだったんですが、そのうちプロデューサー業から足を洗ったため、それは夢で終わりました。

 思い出すのは、話題を呼び始めたスタッフが突如初来日したときのことです。1977年4月に晴海で行なわれたロック・フェスティヴァルだったでしょうか? 前年の「モントルー・ジャズ・フェスティヴァル」でデビューし、そのライヴはFMで放送されて、ぼくはカセットに録音し、何度も何度も聴いていました。そんなときに、スタッフが来日するというニュースが流されたんですね。オール・ナイトのロック・フェスティヴァルだったんですが、駆けつけました。
 しかしこのときは、コーネル・デュプリー、リチャード・ティー、ゴードン・エドワーズ、それにクリス・パーカーの4人によるスタッフでした。フル・メンバーでの来日は半年後に実現します。そのときに初めて生で聴いたスティーヴ・ガッドのドラミングは圧倒的でした。

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 それと同じドラミングをしているスティーヴ・ガッドが昨日のホテル・オークラにいました。彼は30年以上が過ぎてもまったく変わっていません。変わったのは髪型と髪の色くらいです。相変わらずレイドバックしたドラミングが絶妙なグルーヴを生み出していました。ドラマーとしてはテクニシャンではないと思いますが、彼にしか出せないルーズなフィーリングはアーシーなサウンドにぴったりです。
 ところでこの写真、iPhoneで撮りました。カメラとしてはたいしたものじゃないんですが、まあまあの写り具合でしょ?

 スタッフは1981年ごろに自然消滅みたいな形で解散しましたが、その後はリーダーのゴードン・エドワーズがエンサイクロペディア・オブ・ソウルというバンドを結成しています。このグループ、ぼくがニューヨークに住んでいたころ、アパートから2ブロックしか離れていない「Kenny's Castaway」というライヴ・ハウスで毎週月曜に演奏していました。
 この店はミュージック・チャージを取らないので、よくどこかでライヴを観た帰りに寄っていました。ロック中心のライヴ・ハウスでしたが、ソウル系のバンドということで、エンサイクロペディア・オブ・ソウルもレギュラー出演していたんでしょう。スティーヴ・ガッドは入っていませんでしたが、スタッフのレパートリーを中心に、いい感じでソウル・ミュージックを演奏していたことを思い出します。

 ぼくの原点にはロックやアトランティック系のソウル・ミュージックがあるので、スタッフにしろスティーヴ・ガッドにしろ、このエンサイクロペディア・オブ・ソウルにしろ、そういう演奏をするグループは大好きです。しかもこの手の音楽は時代に関係ありません。
 ノスタルジックな気持ちとはちょっと違うんですが、昔から好きだったタイプの音楽をいまだに新鮮な気持ちで聴けることが、ぼくにとって大きな幸せです。新しいスタイルの音楽にも興味はありますが、こういう普遍性は大切にしたいと思っています。
 昨日はそんなことをつらつらと考えながら、雨上がりの道をホテル・オークラから家までウォーキングしました。
by jazz_ogawa | 2008-08-27 11:58 | ライヴは天国 | Trackback(1) | Comments(10)
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 小雨が降る中、駒場の「ONGAKUゼミナール」にお越しいただいたみなさん本当にありがとうございます。今回は、ぼくがプロデューサー時代に作ったCDから自分の好きな曲を選び、聴いていただきました。聴いているうちに、そのときのことが次から次へと甦り、いつものように話が逸れたり、無関係な内容になったりと、支離滅裂だったかもしれません。
 意識はしていなかったんですが、サイドマンを含めてギタリストが多いのは、自分がその昔ギターを弾いていたからでしょう。ほとんどのアルバムは廃盤になっていますが、いずれ権利を買い取り、自分で出すのもいいかなと思ったりもしました。

 聴いてもらったのは以下のような曲です。

1.T.O.I.T.A.T.A.(5:38)/五十嵐一生TWIN HORN Band from NOW’S THE TIME WORKSHOP(Fun House)
五十嵐一生(tp) 池田篤(ss) 俵山昌之(b) 大坂昌彦(ds) 東京, 1990.8.

2.Carib(6:22)/布川俊樹 from VARIS(日本クラウン)
布川俊樹(g) 藤原雅裕(sax) 古川初穂(key) 納浩一(elb) 木村万作(ds) カルロス菅野(perc) 東京, 1990.11.

3.Angelicus(5:43)/Vince Mendosa from START HERE(Fun House)
Vince Mendosa(arr, cond) Jerry Peel, Bob Carlisle, Dave Jolly(frh) Dave Taylor(bass tb) Dave Braynard(tuba) John Scofield(g) Jim Beard(p) Will Lee(b) Peter Erskin(ds) NYC, 1989.11.

4.How My Heart Sings(3:52)/Mitchel Forman from NOW AND THEN(BMG JAPAN/Novus-J)
Mitchel Forman(p) Eddie Gomez(b) Jack DeJohnette(ds) New York, 1992.12.

5.Giant Steps(version 1)(6:09)/Bob Mintzer from THE SAXOPHONE(BMG JAPAN/Novus-J)
Bob Mintzer, Michel Brecker(ts) Don Grolnick(p) Michael Formanek(b) Peter Erskin(ds) New York 1992.11.

6.Polish Soul Sister(5:46)/Adam Holzman from IN A LOUD WAY(Glasshouse)
Adam Holzman(syn, p) Jimmi Tunnell(g) Steve Logan(b) Dennis Chambers(ds) New York 1991.5.
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7.True West(5:30) /Jimmi Tunnell from TRILATERAL COMMISION(Glasshouse)
Jimi Tunnell(g) Bendik(ts) Rachel Z(key) Jeff Andrews(b) Omar Hakim(ds) Arto Tuncboyaciyan(perc) New York 1991.12-1992.1.

8.This Place We Call Home(5:26)/ESP from ESP(Glasshouse)
Robert Irving III(syn,p) Bobby Bloom(g) Darryl Jones(b) Toby Wiliams(ds, vo) Bill Evans(ts) chorus Chicago 1992.2-1992.3.

9.Major Tom(5:30)/Jon Herington from THE COMPLETE RHYMIN DICTIONARY(Glasshouse)
Jon Herington(g) Jim Beard(syn, p) Ralph Bowen(ss) Victor Bailey(elb) Peter Erskin(ds) Arto Tunchoboyachiyan(perc) Connecticut 1992.6-1992.7.

10.Is It All A Game?(5:46)/Curtis Fuller from BLUES=ETTE Part II(Savoy)
Curtis Fuller(tb) Benny Golson(ts) Tommy Flanagan(p) Ray Drummond(b) Al Harewood(d) New York 1993.1.
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11.Testifyin’(6:16)/Ralph Moore from WHO IT IS YOU ARE(Savoy)
Ralph Moore(ts) Benny Green(p) Peter Washington(b) Billy Higgins(d) NYC, 1993.4.

 ぼくが本格的にプロデュースを始めたのは、1989年から2年間「新宿ピットイン」で毎月最終月曜「夜の部」で開催した「ナウズ・ザ・タイム・ワークショップ」 です。あのときの熱い思いがあるから、いまも音楽業界の末端でなんとか仕事がしていられるんでしょう。プロデューサー時代の気持ちを忘れずに、これからもやっていきたいと思います。
by jazz_ogawa | 2008-08-24 11:21 | ONGAKUゼミナール | Trackback | Comments(10)
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 先日ようやく発売にこぎつけた『証言で綴るジャズの24の真実』ですが、どうやら書店にもちゃんと置かれているみたいです。発売日の12日に版元の担当者が写真を送ってくれました。上の写真はタワー・レコード新宿店です。

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 これもも同じタワー・レコードだそうです。

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 そしてこちらは新宿の紀伊国屋。平積みにはなってはいませんが、ありがたいことです。これで、とりあえず幻の本にはなりませんでした。

e0021965_11252649.jpg このところオリンピックに熱中していましたが、昨日はちょっと心を落ち着けたいことがあり、夜になってデクスター・ゴードンが主演した『ラウンド・ミッドナイト』を観ていました。この映画、何度も観ましたが、シーンのひとつひとつ、そして登場人物のせりふのひとつひとつが心に染み入ります。
 映画を観ていると、いつもながらさまざまな思いが胸をよぎります。それと自分のこれまでにも思いを馳せることができました。デクスター・ゴードン演じるデイル・ターナーの人生を勝手に想像したり、献身的に彼の面倒をみたフランシス・ポウドラの気持ちを忖度したりしながら、そこに自分のことをオーヴァーラップさせていました。
 いまこうしていられる幸せ。改めてそんなことを考えながら、ときが過ぎていくのに身を任せていました。
by jazz_ogawa | 2008-08-21 11:25 | Works | Trackback | Comments(10)
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 iPhoneです。とくにほしかったわけじゃありませんが、たまたま使っている携帯が第2世代のもので、そのうち使えなくなるという通知が来たため、同じソフトバンクということでiPhoneに機種変更しました。
 どうせすぐには入手できないだろうと思っていましたが、全機種在庫がありますということで、16Gのブラックを選びました。

 すでにtouchを使っていたので、基本的なコンテンツというんでしょうか、内容は同じです。ただ、これからはいつでもどこでもネットに接続できるんで便利になりました。これでtouchは実質的に不要になりましたが、そこはそこです。「物」が好きな性分なので、しばらくは両方を使うでしょうね。touchはもっぱらヴィデオを観るツールにするつもりです。

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 サイズは、iPhoneのほうが若干大きいですね。厚さも厚いですし、裏までブラックです。ぼくはtouchのようにシルヴァーのほうが好きです。

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 普通の携帯なら分厚いマニュアルがついてきますが、アップルの場合は簡単な説明書以外何もありません。あとはこれだけ。いろいろ使いながら覚えろっていうことでしょう。

 携帯としては使い勝手がいいとは思えません。着信を知らせるランプがないので、そのたびに電源をオンにしないとチェックできません。電話帳とメール・アドレスが一緒になっているのも、使い勝手がいいのか悪いのか、しばらく使ってみないとわかりません。ぼくは携帯をほとんど使いませんから、どうでもいいことですが。

 あとはこれでワンセグも見れたらいいですが、そのうちそんなものも出るかもしれませんね。でも2年契約してしまいましたから、次に新しいものが出たときにどうするかです。ぼくの期待としては、容量がもっと大きく電源も長持ちするのが出ればと思っています。アップルのことですから、次うから次へと新しいヴァージョンを発表するでしょうし、そうなったときにまた嬉しい悩みが生じるでしょう。

 touchでも使っていましたが、面白いのは「Map」機能ですね。GPS搭載なので国内の地図も出せます。カーナビのように2点の経路も出せるんですが、これは国内サーヴィスが始まっていないため、アメリカで使おうと思っています。
 ちなみに「Village Vanguard NY USA」と打ち込んだら「ヴァンガード」がちゃんと出ました。住所がわからなくても登録されています。その位置に出た矢印をタッチすると、住所、電話番号、URLが出ました。
 ちなみにニューヨークのアパートから「ヴァンガード」までの経路をリクエストしたら、「2.8マイルで9分」と表示され、「East 38Stを1St Aveに向かって南東に進む、108フィート」と角を曲がる毎の指示が日本語で表示されます。
 そういうわけで、iPhoneは自分なりの使い方を工夫しながら好きに使えるんじゃないかと期待しています。実用的なおもちゃといったところでしょうか。

 最後にお知らせをふたつ。

1.本日22時30分からInter Fm「Marica Club」に出演します。シンガーの平賀マリカさんの番組です。東京ローカルです。オリンピックも終盤になってきましたが、興味のある方はぜひ。収録の模様は彼女のブログにも紹介されていました。ちらで見れます。

2.駒場の「ONGAKUゼミナール」を今週末の土曜日に行ないます。もし星野Japanが決勝に進出すると、最後のあたりで時間がバッティングします。もともと集客力が悪いイヴェントです。どうなることやら。場所などはこちらで。
by jazz_ogawa | 2008-08-18 10:01 | 平凡な日々 | Trackback | Comments(4)
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 去年に続いて、今年もソニー・ミュージックダイレクト企画のニューヨーク・ツアーを開催することになりました。連続してやるとは思っていなかったので、これは嬉しい驚きです。 日程は11月初旬の4泊6日。
 このツアー、ソニー・ミュージックダイレクトが運営しているCD クラブの会員向けなので、参加するには会員になる必要があります。そういうわけで、一般にはほとんど紹介されていません。ぼくが関係していることから小僧comに一般向けの紹介ページを設けました。興味のあるかたはまずはここをチェックしてください。そこからCD クラブの入会案内にも飛べます。
 以下に、小僧comのWEBで紹介されている文面をそのまま掲載しておきます。


小僧comアドバイザリーボード・メンバーで、JAZZジャーナリストの小川隆夫さんが案内するニューヨーク・ジャズ・ツアーです。
昨年10月、ソニー・ミュージックダイレクトが運営する「CDクラブ」発足15周年を記念して実施され、大好評を博したスペシャル・ジャズ・ツアーです。小川さんが案内するNYジャズスポットめぐりや、レコーディング中のスタジオ見学など、CDクラブならではの特典が満載です。
小僧会員の皆さまもぜひこの機会にCDクラブにご登録いただき、このニューヨーク・ツアーに参加されてはいかがでしょう?
深まり行く秋のひととき、ジャズと共にまさに♪Autumn in New York♪を体験できますよ。


e0021965_9573796.jpg1. レコーディング・スタジオ訪問
NYで活躍し、日本でも多くのファンを持つジャズ・ピアニスト、エディ・ヒギンズ・トリオのレコーディング(NYでも有名なクリントンスタジオを予定)を見学します。レコーディング中のスタジオを見学できるのはめったにない機会です。

2. 小川隆夫さんと巡るNYジャズスポット
ジャズの歴史を彩る、マンハッタンの新旧ジャズスポットを巡りながら、ジャズにまつわる話、ミュージシャンの人となりを伝える逸話など、興味深いお話を聞かせていただきます。まさに「ONGAKUゼミナール」in NYといった感じです。





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★ツアー日程
11月5日(水)
午前 東京(成田)発 全日空直行便にて空路~ニューヨークへ
午前 ニューヨーク着 ニューヨーク市内観光

11月6日(木)
午前 CDクラブ・スペシャル・プログラム
午後 スタジオ見学

11月7日(金)
終日 フリータイム

11月8日(土)
終日 フリータイム

11月9日(日)
ニューヨーク発 全日空直行便(予定)

11月10日(月)
東京(成田)着


旅行代金:¥310,000(税込)
(成田空港使用料、現地空港税、成田発着エコノミー航空運賃、宿泊費(ツインルームに2名宿泊・朝食込)、送迎、観光中のバス代、スペシャル・プログラム費用含む)
※ 燃料付加特別運賃\55,000(原油高騰により料金が変更されることがあります)が別途かかります。

募集人員  20名
最小催行人員  15名
企画協力  株式会社ソニー・ミュージックダイレクト
協力  ヴィーナス・レコード
旅行主催  株式会社JTB首都圏 ロイヤルロード銀座事業部 国土交通大臣登録旅行業第1759号  (社)日本旅行業協会正会員  〒104-0051 東京都中央区銀座6-6-7 東京朝日ビルディング2階

★注意
このツアーのお申込みには、CDクラブへの入会が必要となります。まずはCDクラブにご入会ください。 CDクラブ入会手続きが完了する前にツアーの予約を入れることも可能ですが、実際にツアーに参加するためには、それまでにCDクラブ入会手続きを完了していることが条件となります。
入会キットご請求の際、「何を見てお知りになりましたか?」という質問項目がありますので、選択肢の中から小僧comをお選びください。CDクラブ内でツアー参加希望者であることが確認でき、入会手続きがスムーズになります。


【ツアーに関するお問い合わせ、お申込み、資料請求先】
JTBロイヤルロード銀座(音楽ツアー専門デスク)
担当:小野、西岡
TEL. 03‐3572‐5885  FAX. 03‐3569‐3546
お申し込み期限 2008年9月20日


★CDクラブとは
家に居ながら、探す手間なくお好きなジャンルのCDを手に入れることができる。それが「CDクラブ」です。全13コースの中からお好きなコースを選んでご加入いただくと、毎月音楽情報満載の会員誌「クラブ・マガジン」と「今月の推薦盤」が自動的にお手元に届きます。「今月の推薦盤」は、日本を代表するレコード会社の協力のもと、著名なアーティストたちによる多くの名演をCDクラブが独自にセレクトしてお届けしています。

◆ 知らないジャンルの曲を試してみたいけど、何を選んだらよいのか迷ってしまう。
◆ 最近のCDショップは、若い人がいっぱいでちょっと入りづらい。
◆ 昔の曲がCDショップでは、なかなか見つけられない。
◆ 仕事や家族サービスに忙しくて、ゆっくり店では探せない。
◆ 音楽以外のCDや変わったジャンルの曲も知りたい。

といった方々に最適なサービスです。
by jazz_ogawa | 2008-08-15 10:08 | Works | Trackback(1) | Comments(10)
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 出版社からの連絡によれは、本日あたりから書店に並ぶようです。数日前からAmazonでは予約を受け付けていますし(ここです)。

 今回の本は、プリズムという新しい出版社が始めたペパーバックス・シリーズの第一弾です。表紙の上部左側に「P-RHYTM paperbacks」と印刷されているのが見えますか? 右端には「No.001」の番号が打ってあります。そして表紙の下方にある筆者名の横には「takao ogawa's archives No.001」の文字もあります。
 新たに出版事業を始めるにあたり、このペイパーバックス・シリーズの1冊目はぜひ小川さんにと、編集者に口説かれました。そういわれたら、たとえ条件面が悪くても断れません。そういうわけで「001」です。

 出るまでには取次ぎのことで結構ごたごたがあったようです。まったく実績のない出版社ですから、条件が極めて悪いんでしょう。そこはビジネスでなので、ぼくにはなんともいえません。
 でもそんなことをやっていると、業界の中で自分の首を絞めてしまうことになるんじゃないかな、なんて思ったりもします。同業他社の反感もあるみたいですし。以前にも書きましたが、もっと協力し合えばいいのにと思います。まあ、現実は厳しいんでしょうが。

 このシリーズ、すでに次の本にも取り掛かっています。アーカイヴスと銘打っていますから、原則として書き下ろしはしません。これまでにあちこちで発表してきた文章をさまざまな切り口でまとめていこうと思っています。今回の『証言で綴るジャズの24の真実』も20年ほど前に『スイングジャーナル』誌で2年間連載していた『証言で綴るジャズ』を掲載順に並べたものです。
 出版社の懐事情もあって、このシリーズは印税も格安にしました。ですから書き下ろしではなく、既発表の原稿をまとめる形になっています。ほかの筆者の方も同じです。でも、こういうスタイルで次々と本が出るのは面白いんじゃないでしょうか。先輩諸氏がこれまでにあちこちで発表し、そのままになっている原稿を掘り起こすことには興味を覚えます。手前味噌ですが、ぼくのこの本だって読み直したら自分でも忘れていた事実をいくつも見つけましたし、こうやってまとまってみると悪い気がしません。

 今回の本は、ソニー・ロリンズ、オーネット・コールマン、ドン・チェリー、ケニー・バレル、ジョニー・グリフィン、マックス・ローチ、ディジー・ガレスピー、デューク・ジョーダン、フレディ・ハバードなど、ジャズの歴史にかかわったひとたち23人(ガレスピーのみ2回)に、当事者が歴史を語る形でインタヴューしたものです。これまでにあちこちで書いてきたものの出典が実はこのインタヴューでした。これまでは必要な部分だけをその都度抜き出していましたが、その全文がこの本でまとめて読むことができます。

 手間をかけず、あるものをそのまままとめて出す。その方針でいたのですが、手を付け出したらきりがなくなり、文章をあちこち手直ししたり、かなりの注釈をつけたりもしました。そういうわけで、書き下ろしほど時間はかかっていませんが、それでも3校までチェックしましたし、そこそこの時間はかかっています。

 いまは「002」と「003」を同時発売するための編集作業に入っているのですが、これも予定通り発売されるかどうかわかりません。ともあれ、この「001」がほかの本と同じくらいいろいろな書店に並ぶといいのですが、どうでしょう? すぐに幻の本になってしまうかもしれませんし、Amazon以外では幻の本かもしれません。見かけた際は、お金に余裕のある方はぜひお買い求めください。1000円です。そして、今後も出るようでしたら、番号順に並べてやってください。
by jazz_ogawa | 2008-08-12 13:03 | Works | Trackback(1) | Comments(12)
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 いよいよオリンピックが始まりましたね。ぼくも今日から本業がほとんど休みなので、連日テレビで楽しむことにします。しばらく原稿書きも忙しくありませんし。

 時系列でいくと前後しますが、前回紹介したラジオ収録の前日(4日)にWEBマガジンの「NIKKEI NET」から取材を受けました。こちらは河出書房新社から出した『決定! JAZZ黄金コンビはこれだ』についてです。

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 「NIKKEI NET」の取材はこれで2度目です。昨年、平野啓一郎さんと平凡社新書で出した『マイルス・デイヴィスとは誰か』のときが最初です。そんなに間が空いていないし、いいのかなとも思いましたが、宣伝できるなら大歓迎ですから、喜んでお受けすることにしました。ちなみにそのときのインタヴューはここで読めます。http://waga.nikkei.co.jp/enjoy/music.aspx?i=MMWAe3000017012008

 この「NIKKEI NET」、同社の謳い文句によれば、1日に1500万ページビュー(本当?)、ユーザー数700万人という国内最大級のアクセスを誇るニュースサイトだそうです。「Yahoo Internet Guide」が選ぶ「Web of the Year」ではニュース部門で第2位に評価され、ニュースサイトとしては飛びぬけて高い所得層(平均年収700万円超)、高学歴(大学・大学院卒が67%)で知られているとのこと。
 これなら宣伝効果抜群じゃないですか。しかもこのインタヴュー、掲載時期は未定ですが、どこかの週の月曜から金曜までの5日間、5回にわけて連日掲載されます。こんなに有り難い申し出はそうそうありません。そういうわけで、先方が選んだ以下のコンビについて、顔合わせの妙や魅力について話をさせていただきました。

①セロニアス・モンク X アート・ブレイキー
②マイルス・デイヴィス X ジョン・コルトレーン
③オーネット・コールマン X ドン・チェリー
④スタン・ゲッツ X ジョアン・ジルベルト
⑤ゲイリー・バートン X 小曽根真

 本に書かなかったこともいろいろお話したので、掲載が決まりましたらお知らせします。ぜひチェックしてください。

 それからラジオ収録の翌日(6日)には、先日取材を受けた「セオリー」の続きで、勤務先のクリニックで白衣姿の写真の撮影もありました。そういうわけで、ここ数日は取材を受ける日々でした。こんなことは最初で最後でしょうから、目いっぱい楽しまさせてもらいました。
 いま気がついたのですが、平賀マリカさんのブログにも、先日の模様がアップされています。http://blog.livedoor.jp/office_mz/まで、どうぞ。
by jazz_ogawa | 2008-08-09 10:51 | Works | Trackback(1) | Comments(6)
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 昨日は新橋にあるスタジオで、シンガーの平賀マリカさんがパーソナリティを務める「MARICA CLUB」に出演してきました。放送日は、「今月のWorks & Information」で8月11日と書きましたが、8月18日に変更です。お盆休み明けの初日、月曜の夜10時半からの30分間になりました。お手元のラジオ、ドライヴ中のかたはカー・ステレオを、76.1MHに合わせてみてください。ただし東京ローカルです。

 平賀さんはお気に入りのシンガーのひとりです。お会いしたのは初めてですが、これまでに何度か拝見したステージからイメージしていたとおりの女性でした。元気で周りをすぐに明るくしてくれるタイプといえばいいでしょうか。ぼくには人見知りのところがあるので、女性でも男性でもこういうひとと一緒だとほっとします。

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 出会った途端、すぐに親しみが持てるひとっていますよね。反対に、何度会っても会話が続かないひともいます。平賀さんは圧倒的に前者です。ですから、昨日はとても楽しい時間が過ごせました。
 番組収録なので、話をまとめようという意識は働きますが、それでもついつい話し込んでしまうというか、話題が尽きないというか。これを30分番組に編集するのは大変だろうなぁと思いつつ、話し足りない気分のうちに終了です。その分、終わったあとの雑談に花が咲きましたが、あんまり長居をするのもご迷惑と思い、そこそこで切り上げてきました。

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 このジャケットは平賀さんの最新作『モア・ロマンス』ですが、番組の出演は、昨年彼女が出した『クロース・トゥ・バカラック』がきっかけのようです。そのアルバムの発売に併せた「クロース・トゥ・バカラック・コンサート」のことをこのブログで紹介したんですね。そのブログを、友人から教えてもらった平賀さんが見てくれたそうです。それから、この番組の構成を担当している方も会場でぼくを見かけていて、そういうことから昨日の収録になりました。これ、ブログの効用ですね。

 昨日は番組の中で散々おだてられ、とてもいい気分でした。しかも褒めてくれるひとが美しい女性ですから申し分ありません。褒められるとその気になっちゃう性質なので、そのあたりは調子に乗ってはいけないと肝に銘じておきましたが。

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 この番組が放送されるころ、平賀さんはニューヨークで新作のレコーディングをしているそうです。今度のテーマはボサノヴァだとか。彼女のボサノヴァも早く聴きたいものです。
 それで、雑談のときに、「ボサノヴァの推薦盤はありませんか?」と平賀さんに訊ねられました。美人に質問されたぼくはボーっとしていて、「やっぱり『ゲッツ=ジルベルト』でしょう」なんて、ありきたりの答えをしてしまいました。
 その帰り道、平賀さんにぴったりなのは、ダイアナ・クラールの『ルック・オブ・ラヴ』と最近出たイリアーヌの『私のボサノヴァ』じゃないかな? なんてふと思いました。これらもぼくの大好きなアルバムです。平賀さんの雰囲気にも通じているので、参考になるかどうかわかりませんが、まだお持ちでなければ(たぶん持っていますよね)、ぜひ。もっとも、このブログを平賀さんがご覧になるかどうかわかりませんが。

 それでは8月18日、オリンピックもたけなわだと思いますが、夜の10時半、東京周辺にいらっしゃるかたはぜひInterFMの「MARICA CLUB」をお聞きください。少しはクールダウンできるかもしれません。
by jazz_ogawa | 2008-08-06 11:24 | Works | Trackback | Comments(2)
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