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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
TALK EVENT■
小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

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 ブースターというのか外付けアンプというのか、超小型のiBasso T2を購入したことは以前に報告しましたが、その後に友人に頼んで、そのひとの知人に接続用のケーブルを作ってもらいました。

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 それがこれでです。材料と送料で6000円。ケーブルの値段しだいでもっと高いものにもなるのですが、予算を1万円以内でとお願いしたら、このようなものを作ってくれました。

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 これをiPodとiBassoに取り付けるとこんな感じになります。音はどうでしょう? たしかに付けると付けないとで違うのはわかります。しかしぼくの耳は節穴ですから、それがいい音なのかどうなのかまではわかりません。
 iBassoを使うことで、細かい音までクリアになったとか、いままで聴こえなかった息遣いまで聴こえたとかいう話をネットで読んだことがあります。でも、ぼくには聴こえません。だから節穴なんでしょう。

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 ぼくの場合、重要なのは、こういうおもちゃのようなものを買って、それがちゃんと使えるかということです。これで使えるようになりましたから、満足です。もともとそれほど音にこだわりはありませんし、所詮iPodです。iPodに最高の音質ははなから期待していません。でもこういう付属品を見つけたら、ちょっと使ってみたくなるじゃないですか。

 そういうわけで、このケーブルにそれほどお金をかけることは意味ないでしょう。使えれば、そこで満足しちゃうわけですから。クォリティはどうでもいいんです。ですから、6000円はちょうどいい金額でした。たとえば30000円のケーブルを使ってこういうものを作っても、やっぱりiPodはiPodなんですから、意味がないと思います。

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 iPodのアクセサリーというか、ぼくの場合はケースですが、けっこう買っています。アクリル製だとか、皮製だとか、いろいろ買いましたが、最近はもっぱら柔らかいシリコン・ケースを愛用しています。いまは使っている3台全部が同じシリコン製のケースをまとっています。

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 ニューヨークのApple Storeも品揃えはほとんど日本と同じなので物足りません。Prada Phoneが話題になっていますが、Pradaとかで特製のケースを作ってくれないでしょうか? でも3~4万円のiPodに10万円のケースっていうのは、さっきの接続ケーブルと同じで、本末転倒かもしれないので買わないでしょうが。
 Pradaとはいいませんが、たとえばGapでもユニクロでも構いませんから、そういうところで気の利いたケースを作れば売れると思うんですが、どうでしょう? あとは、特注で作ってくれるようなところがあれば、値段にもよりますが、頼むかもしれません。材質とか色とか形とか使い勝手とか、ぼくなりに理想とするものがあるんですね。そういうのを作ってくれるところがあればいいと思っています。
 これ、すでにあるかもしれませんよね。眼鏡や携帯のケースと同じで、センスのいいカバン屋さんあたりが考えつきそうじゃないですか。どなたかご存じなら教えてください。
  
by jazz_ogawa | 2008-05-28 21:42 | 平凡な日々 | Trackback | Comments(9)
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 昨日は3ヵ月に一度銀座のバーでやっている「ONGAKUゼミナール」でした。どうもこのイヴェントは雨にたたられるようで、午前中はとても晴れていたのに、夕方から予報どおり雨になりました。雨の中、わざわざいらしてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
 それで昨日ですが、テーマは先日発売になった『ジャズ楽屋噺』にちなみ、その本で紹介したエピソードを選んでみました。予定した選曲は以下のとおりです。

1.ウイントン・マルサリス/イン・ザ・コート・オブ・キング・オリヴァー~『スタンダード・タイム Vol.3~ザ・リゾリューション・オブ・ロマンス』(ソニー)
2.カーラ・ブレイ/ブラント・オブジェクト~『ライヴ!』(WATT/ECM)
3.ジョン・スコフィールド/ビッグ・ファン~『心象』(ブルーノート)
4.チック・コリア/Dr. ジョー~『Dr. ジョー』(ストレッチ)
5.チャーネット・モフェット/モナリザ~『ネット・マン』(ブルーノート)
6.トニー・ベネット/身も心も~『アストリア』(ソニー)
7.ブランフォード・マルサリス/ザ・ルビー・アンド・ザ・パール~『エターナル』(マルサリス・ミュージック)
8.ボブ・ベルデン(シャリーザ&大西順子)/ゲット・バック~『ストロベリー・フィールズ』(サムシンエルス)
9.ボブ・ミンツァー(村田陽一)/ドナ・リー~チキン~『ソリッド・ブラス/SOLID BRASS II』(Victor)
10.ホルスト・リーポルト(アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ)/モーニン~『ライヴ・アット・スウィート・ベイジル』(Paddle Wheel)
11.マルグリュー・ミラー/ウィズアウト・ア・ソング~『ハンド・イン・ハンド』(Novus)
12.鈴木良雄/ウイングス~『ウイングス』(Trio)

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 しかし、ぼくの場合は天気予報みたいにはいきません。最初から予定変更というか、おまけをしてしまいました。たまたま手元にウイントン・マルサリスの新作が届けられたので、そこから1曲追加です。

e0021965_215311100.jpg この作品、カントリー&ウエスタンというより、アメリカのポピュラー・ミュージックを代表するウィリー・ネルソンとの共演盤で、『Two Men With The Blues』と題されたものです。その中から「ジョージア・オン・マイ・マインド」を2曲目にかけました。そこで、またまた余計な話をしてしまったため、最初のエピソードだけでかなりの時間を使ってしまいました。
 なおこのジャケットはアドヴァンス・コピー用なので、実際のものとはまったく違います。市販用のジャケットよりこちらのほうがかっこいいと思いますので、そのうちチャンスがあったら見比べてください。

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 手元に時計がなかったため、前半の7曲が終わったところですでに1時間半が過ぎていました。後半を30分で終えるのは不可能です。というか、いつものように行けるところまで行けばいいということで、最後の3曲はカットです。

e0021965_21534210.jpg その代わり、村田陽一さんの作品からボブ・ミンツァーの話になり、ボブとぼくが作った『アイ・リメンバー・ジャコ』から、「スリー・ヴューズ・オブ・ア・シークレット」を最後に聴いて、予定より20分ほど超過しましたが、無事終わりました。こういうの、無事っていわないかもしれませんが。
 自分がプロデュースした作品をこのイヴェントでかけるのは初めてです。で、これもいいかなと思いました。自慢話がたくさんできますから。そういうわけで、そのうちぼくがプロデュースした作品の特集もやろうと思います。

 次回は9月の初めに予定しています。お蔭様でこちらは毎回いっぱいになるので、うれしい限りです。それで次の「ONGAKUゼミナール」は、来月の14日に駒場の「Orchard Bar」で開催します。今回のテーマはビル・エヴァンスです。ぼくが音楽の仕事を始めたときにはすでに亡くなっていたので面識はありません。それでどこまで話ができるのか、自分でもよくわかりませんが、とにかくビル・エヴァンスです。
 こちらは集客が悪いので、前回からサドン・デス方式を採用しています。これで終わりになる可能性大です。お時間のあるかたは、ぜひいらしてください。詳細は近日中にブログに載せます。というか、テーマが異なるだけで、概要はいつもと同じですから、前回(3月)の分をごらんになっていただけば、詳細はわかります。
 それと来月はもうひとつ、28日にもトーク・イヴェントを行ないます。こちらの会場は数寄屋橋の「成城クラブ」で、これもしばらく前のブログで紹介してあります。ですが、しつこくそのうちもう一度きちんと紹介しましょう。
 ジャズ・ファンが集まるとは思えないので、その場になってみないとどんな話をするかわかりませんが、「どうしてこんな人生になっちゃったの」みたいなことを話すつもりではいます。結局は自慢話に終始しちゃうんでしょうが。どなたでも参加自由です。こちらもどうかよろしくお願いします。
by jazz_ogawa | 2008-05-25 22:05 | ONGAKUゼミナール | Trackback(1) | Comments(18)
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 6月に何冊か本を出しますが、これはその1冊用に作ったチラシです。出版社は全音楽譜出版で、今回は「ジャズ・マスターズ・シリーズ」の第一弾となるものです。ほかにも来月に出す本はありますが、この本が中では一歩リードといったところでしょうか。数日前に印刷所に入ったという連絡もありましたし。

 この手の本、食傷気味のひともいるでしょう。でも、「出せるときにとにかく出す」がモットーですから、似たような内容でもいいんです、出してくれるところがあるのなら、ありがたくお受けしようじゃありませんか。

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 タイトルからもお分かりでしょうが、この本、河出書房新社から出した三部作の『名盤100』と同じような趣旨です。ただし、あちらはアルバム単位でしたが、こちらは曲単位。それから『名盤100』はインタヴューのみで構成しましたが、こちらは「ジャズ・マスターズ」の言葉を引用しつつ、ぼくの考えや怪しげな音楽理論もときには開陳しています。
 それから、この本、前回全音から出した『スタンダード・ジャズのすべて大事典 ベスト850』とも連動するようになっています。あの本では、850曲について、出典や歌詞の内容や代表的な名演やエピソードなどを紹介しました。今回はその中から120曲を選び、それらについて「ジャズ・マスターズ」がなるべく奏法や理論的なことを語っている部分を選んで編集してみました。そういうわけで、『100』と重なる部分も少しはありますが、これまでとはかなり違う切り口になったんじゃないかと思っています。

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 楽譜の出版社ですから、「楽器を演奏するひとに買ってもらいましょう」というのが担当者の考えです。そういわけなので、書店より楽器店がターゲットです。そこに撒こうと、このチラシ、2万枚も刷ったそうです。そんなに資本投下して大丈夫? とちょっと心配していますが。
 ぼくとしては、山下さんのネーム・ヴァリューに便乗できればと願っています。山下さんの理論書なら、たいていのところで注文してくれるんじゃないでしょうか? それで、「ついでだから小川の本も一緒に」という魂胆です。そうなったらいいんですが、結果はどうなることやら。

 そのほかの本についてもおいおいここで宣伝していきたいと思いますので、お付き合いのほど、どうかよろしくです。
by jazz_ogawa | 2008-05-21 20:03 | Works | Trackback | Comments(10)
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 ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主演したこの映画を六本木の「TOHOシネマズ」で観てきました。最後はほろりとするいい映画でした。映画はファンタジーですから非現実的な内容ではありますが、それでもロブ・ライナーが監督した作品らしく、心温まる物語になっていました。
 余命いくばくもないふたりが、残された人生でやりたいことをやってみる。その間に、肌の色を超えた本物の友情が芽生えていきます。

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 死ぬまでにやってみたいこと。
 ぼくには何があるのかな? と考えてみたんですが、どうでしょう。映画のように、まだ元気で普通のことができるという条件のもとでなら、以前から口にしている「アメリカン・ルーツ・ミュージックの旅」と、あとはもう一度ニューヨーク大学に戻って、途中で中断してしまった勉強を続けてみたい、といったことぐらいしか思い浮かびません。でもこういうことって、いまだってやる気になればできるわけですから、「これは!」というものではないかもしれません。

 4年前に倒れたとき、「心残りはあるけれど、まあ悪くない人生だった」と思いました。その思いはいまも変わっていません。その後の4年でさらに楽しいことやいいことがいろいろあったので、いま死んでも悔いはないという心境です。
 本当に恵まれていましたし、ラッキーでした。そういうこともあって、これからどうしてもやってみたいことが思い浮かばないんでしょう。買いたいものや食べたいものはありますが。
 誰だってやがて死ぬことはわかっています。しかし。期限を決められているひとと、いつか死ぬと思っているひととでは、考えも違うでしょうし、1日の重みも違うでしょう。そろそろ幕引きも近くなってきたな、とは思っていますが、それでもはっきりしていないだけに、まだいい加減に生きているぼくです。

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 日々、細かいことでくよくよしたり、落ち込んだりはします。しかし「大局的に見れば、そんなことどうだっていいや」と思い直します。気持ち的には強くなりましたね。投げやりかもしれませんが。ほんと、ほとんどのことがどうでもいいんです。どうせ、最後は死んじゃうんだから。
 4年前から、そういう風に考えるようになりました。まあ、無責任になったということです。どのみち、ぼくに期待しているひとなんていないんですから。この考えが重要です。自分を過大評価すると、いろいろと気になることが増えるっていうことに気がついたんです。このところ「テキトーに生きる」宣言をしていますが、根幹にある思いがこれです。

 それで、いま思いついたのですが、死ぬまでにやりたいことは、この映画に出てくるような本当の親友を作ることでしょうか。

 最後にもうひとつ、この映画でジャック・ニコルソンは「遺灰をチョコ・フル・オー・ナッツのコーヒー缶に入れてくれ」といいます。このジョーク、いまの若いアメリカ人には通じないかもしれませんが、ぼくは思わずにやりとしてしまいました。ぼくの世代のアメリカン人なら、この缶の有名な使い方を思い浮かべたんじゃないでしょうか? ぼくが好きなロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズにも、ずいぶん前の話の中で、この缶の使い方が出てきます。
by jazz_ogawa | 2008-05-18 11:21 | 映画&DVD | Trackback(1) | Comments(16)
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 おとといですが、EMIミュージックジャパンのオフィスで、同社の行方均さんと、6月に出る『ジャズ批評』のための対談をしてきました。テーマは「アルフレッド・ライオンとブルーノート」みたいなものです。
 ご存じのかたもいると思いますが、行方さんは日本でブルーノートのブームを仕掛けた張本人です。ぼくも、彼と出会ったことで音楽業界に足を突っ込むことになりました。

 東芝EMI(当時)のブルーノート担当ディレクターとして、あるひとの紹介で行方さんがニューヨークに留学していたぼくを訪ねてきたのが付き合いの始まりです。あれから25年が経ちました。
 それとはまったく関係ありませんが、今年はアルフレッド・ライオン生誕100周年です。それで『ジャズ批評』がライオンとブルーノートの特集号を作ることになって、おとといの対談は企画されました。

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 この写真からいろいろなことが始まりました。1985年にニューヨークで開催された「ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート」コンサートの前日に写したものです。場所はリハーサルが行なわれていたSIRスタジオ。
 ここにライオン夫妻がふらりと現れたのです。彼らがニューヨークのジャズ関係者の前に登場したのは1969年以来ですから、16年ぶりでしょうか。一時は生死も不明だったライオンです。
 リハーサル・スタジオには彼が育てたミュージシャンがたくさん集まっていました。最初に、「あなたはミスター・ライオン?」と訊ねたのはロン・カーターです。リハーサル中だったフレディ・ハバードは、ロビーでの騒ぎを聞きつけ、スタジオを飛び出し、ライオンに抱きついて涙を浮かべていました。
 この写真は、そうした興奮が収まったあとに写したものです。みんな若い。行方さんは前列のひと。左端は、彼と一緒になってぼくを音楽業界に誘ってくれた中山康樹さん。当時は『スイングジャーナル』の副編集長でした。そのとなりが油井正一さんです。

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 行方さんとの対談では、そういうわけで、ライオンのことを個人的に知っているふたりで、彼がどんな人物だったか、なぜ彼が作ったアルバムがことごとく名盤と呼ばれるのか、みたいな話をしました。

 あのころのぼくたちは、いまからは考えられないほどブルーノートに情熱を燃やしていたんですね。対談をしながら、それらのことがいろいろと頭の中をよぎりました。
 行方さんは、「ブルーノートを日本で売るなら、ライオンの精神を尊重すべき」と、会社を説き伏せ、1500番台を番号順に発売することにした人物です。『ジャズ批評』に話を持ち込み、別冊の「全ブルーノート・ブック」も企画しました。ぼくは、彼のあとをついていくだけ。それで、思いもよらぬ楽しいことがたくさん味わえました。
 「ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート」が終わったときに、ぼくたちはこういうコンサートが日本でも開けないものかと、夢を語りました。それから1年半後、「マウント・フジ・ジャズ・フェスティヴァル」が実現したのです。行方さんの奔走によるものです。

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 ぼくはライオンの主治医ということで、フェスティヴァルではスタッフにしてもらいました。これは楽屋からステージに向かうときの写真です。

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 こちらはウェルカム・パーティでのライオン夫妻、アート・ブレイキー、それにジャッキー・マクリーン。

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 対談では、ライオンと最初に会ったときの顛末なんかも話しましたが、すべてがいい思い出ですね。そのときからでも23年。
 行方さんがいみじくも話していたんですが、ライオンがニューヨークから忽然と姿を消して、再びみんなの前に登場したのが16年後。その期間より、ライオンとぼくたちが出会ってからのほうが長い時間が過ぎているんですね。ときが経つのはなんと早いものでしょうか。

 行方さんと会ったころのぼくは大学病院に籍がありました。彼は、一介のディレクター。その後のぼくは大学病院を辞めて、いまでは明日をも知れぬフリーの医者をしています。
 ところが行方さんはとんとん拍子かどうかは知りませんが、気がついたらちゃ~んと出世していて、いまではブルーノートからビートルズまで扱うストラテジック・マーケティングのプレジデントという偉そうなひとになってしまいました。
 友達が出世するのは嬉しいし、会えばお互い単なる音楽ファンに戻って、いくらでも話に興じることができます。そういうわけで、おとといも本当に楽しい時間がすごせました。人生って悪くないなって、何気なく感じるのがこういうときでしょうか。
by jazz_ogawa | 2008-05-15 22:55 | Works | Trackback | Comments(10)
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 ぼくが参加しているDJ集団のHi-Fiが根城にしている青山の「Val」。そこが5月いっぱいでクローズになるというので、昨日はメンバーが集まってさよならパーティをしてきました。たまたま、Hi-Fiの創立者であるハッシーが1年半の英国駐在員生活を終えて帰国したばかりだったので、そちらのWell comebackパーティもかねての開催です。

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 最近はあちこちの会場でもイヴェントを開くようになりましたが、最初の数年間はほとんど「Val」での開催でした。それだけに、ぼくにとってもこのお店がクローズするのは寂しい限りです。

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 DJデビューしたのもここですし、ほかにもいろいろ思い出があります。近所の「ブルーノート」に出演していたブランフォード・マルサリスが、演奏を終えたあと、遊びに来てくれたこともありました。

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 このお店、小さなビルの地下にあって、小ぢんまりしていて、ぼくたちには手ごろなスペースでした。ぼくはお酒もタバコもやりませんからいつも早めに帰っていましたが、大酒飲みの多いHi-Fiの面々は毎度朝方まで騒いでいたようです。

 この機会に、Hi-Fiの簡単な足跡もぼくたちのHPから紹介しておきましょう。

★2002年
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 TEAM HIGH-FIDeLITY結成。『青山VAL』でイベント開始。
青山唯一のロック系イヴェトとして人気を博す。イヴェントには、DJのdoc savageの盟友であるグラミーホルダーのブランフォード・マルサリスも来場 (実際は2003年2月なんですけど)。

★2003年
 NY公演、「B.P.M」、「Kush」などの人気クラブでイヴェント開催。現在、日本でもエレクトリックJAZZバンドとして大きな注目を集めるChimp Beamsと競演。NYメディアでもとりあげられる。(こう書くと、かっこいいですね)

★2004年
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 『Quercia』プロデュースにより、LONDONの有名 Club 「The Garage」で、One Night Event 『International Hi-Fi』を開催。NMEにも登場。(これもかっこいい!)

★2005年
PUBながらその景色の美しさで有名DJがこぞってPlayすることで有名なフランス、マルセイユ 「Red Lion」にてイヴェントを開催。(ニューヨークに行っていてぼくは不参加)

鹿野淳氏(http://www.fact-mag.com/)をGUESTに迎え、代官山UNIT B3 Saloonにてイヴェント開始。イヴェントには BOB MARLEY、Sex Pistols、OASISなどの写真で有名なカリスマ・フォトグラファー、Dennis Morrisも来場。

★2006年
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 『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男(http://www.brianjones.jp/)』の上映記念イベントをプロデュース。(ストーンズのTシャツで張り切りました)

RAZOR LIGHTファンサイト主催イベント「UP ALL "RL" NIGHT」にDJ参加

 こんなところでしょうか。

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 で、これが昨日集まったメンバーの一部です。全員入りきらなかったので、写真に漏れたひと、ごめんなさい。みんなぼくよりぜんぜん若いでしょ(ひとりだけ同世代のひともいますが)。ハッシーも戻ったことですし、みんなこれからもHi-Fiで楽しくやっていこうね、っていうか相手にしてね。
by jazz_ogawa | 2008-05-12 11:44 | 平凡な日々 | Trackback | Comments(0)
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 iPodの音をよくしたくてiBasso T2という極小の外付けアンプを買いました。オーディオ・マニアではありませんが、こういうものをみつけるとほしくなってしまいます。

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 大きさはiPodよりかなり小さくて、デザインもスマート。値段も109ドルと手ごろです。変なものを買っちゃったとしても、この金額ならあきらめもつきますし。機能面でも「Bass enhancemente switch」「Wide sound stage switch」「Gain switch」があって、これらをいじることである程度音質が変えられるみたいです。Low Gainだと3dBでHigh Gainだと10dBです。ヘッドフォン出力も2つありますから、誰かと一緒に聴くことも可能です。そして充電すれば35時間使えます。

 しかしオーディオ音痴のぼくですから、注文したあとになってiPodとこのiBassoが簡単に繋げないことがわかりました。調べてみたら、iPod側は同期や充電するときなどに使うDock用ケーブルで、iBasso側は一般的なステレオミニケーブルなんですね。そして、このDock→ステレオミニ端子という組み合わせのケーブルは市販されていないようです。マニアが自作するような代物で、ぼくには作れません。ですから、誰かに作ってもらわないとだめみたいです。

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 ただし、以前のiPodについてきたUniversal Dockにはステレオミニケーブルのラインアウトがあるので、このDockを使えば、iBassoに付属でついてきたステレオミニケーブルをつないで使うことができます。その代わり、ポケットに入れて持ち歩きができません。
 ここはなんとしてもDock→ステレオミニ端子のケーブルをどなたかに作ってもらいたいと、さっそく友人に相談して、そちらから手配をしてもらっているところです。

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 肝心の音質ですが、ビートにめりはりがついたというか、音が賑やかになった気がします。低音部が強調されているように感じるのは「Bass enhancemente switch」のお陰でしょう。これらを音質向上とするか、音質が変化しただけとするかは、もう少し聴いてから考えることにします。でも、iPodにこういう付属品が増えていくのは楽しいですよね。

 実はこれ、滑り込みセーフで買えました。オーダーしたのは4月末ですが、数日前にこの会社のHPを覗いたらすでにSoldoutになっていましたから。iBasso Audio(orders@iBasso.com)という会社はこの手の小型アンプを作っているところのようです。それなら、例のケーブルも作って一緒に売ればいいのに、ねぇ。
 対応は早かったです。10日前後で届きましたから。送料も6ドルと安かったですし。まあ、いい買い物をしたかなという印象です。
by jazz_ogawa | 2008-05-09 22:08 | 平凡な日々 | Trackback | Comments(4)
 昨日、無事ニューヨークから戻ってきました。案の定シカゴ発の成田行き便が、「機材の整備が終わらない」という理由で1時間遅れで離陸しました。しかしこのくらいの遅れは取り戻せるようで、定刻より早く成田に戻ってこれました。

 いつものように行きと帰りで観た映画を記録しておきます。今回はというか今回もというべきでしょうか、観たい映画はほとんどなかったですね。UAはANAに比べるとかなり機内上映の質が低いかな、と思います。ただし、これは自分の趣味と合わないだけで、「いや、最高でした」というひともいるでしょう。
 でも、だからこそ自分ではまず観ないであろう映画に接することができて、これはこれで無駄にはなっていません。行きと帰りで2本ずつ、計4本観ましたが、どれも楽しめましたから。

①『つぐない』
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 これはいい映画でした。姉と妹の話です。ふたりの誤解や、姉の恋人に寄せる妹のほのかな思いなどが重なって、とんでもない確執が生まれます。そのわだかまりは最後まで解消されません。落ち着いた映像によって、運命に翻弄されるふたりの思いがさらに強い印象に結びく映画でした。
 データ的なことに無関心なぼくですから、「イアン・マキューアンのベストセラー小説を映画化し、本年度アカデミー賞の作品賞候補作中、唯一のラブストーリーとなった1作」だったといま知りました。物語は1935年のイギリスから始まります。上級家庭に生まれ育った姉のセシーリア・タリスを演じるキーラ・ナイトレイが清楚でとてもいい感じでした。

②『ビカミング・ジェーン』
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 これは『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが小説『高慢と偏見』などで知られるジェーン・オースティンの若き日を演じた映画。日本では未公開だと思います。ほのぼのとした後味のいい作品でした。以前機内上映で『ジェーン・オースティンの読書会』も観ましたが、ジェーン・オースティンがブームになるんでしょうか?
 以下はネットから拾った映画の紹介です。

 時代は1795年、財産がモノを言う英国階級社会において、恋愛結婚などはもってのほか。ジェーン(アン・ハサウェイ)の両親も、未来を約束された裕福な男の元へ娘を嫁がせようと必死だった。しかし、独立精神にあふれた20歳のジェーンは、階級や“プライドと偏見”というものを超えた世界を見据え、ハンサムで聡明だが貧しいトム(ジェームス・マカヴォイ)と恋に落ちる。

③『幸せになるための27のドレス』
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 ここからは帰りの便です。ぼくにはどうでもいい映画でしたが、観れば観たなりにいい気分になれました。ラヴ・ストーリーって気持ちをあたたかくしてくれるんで、映画の内容やストーリーうんぬんはとりあえず横において、素直に楽しみました。まあ、女性向けの映画で、ぼくのような世代の男が見るものじゃないでしょうが、それでも楽しめちゃうぼくはちょっと変かもしれません。というか、変なのはもともとですから、楽しめても不思議はないか。

④『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
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 ほんと、観るものがなかったので、以前ニューヨークで観たこの映画をもう一度。今回は日本語の吹き替えだったので細かいところまでわかりました。最近、さまざまな形で半ブッシュ映画と思われるものがいろいろ登場していますが、これもそうなんでしょうか? って、なんでもこじつければ半ブッシュ映画になりそうで、「そういう政権っていったい何よ?」とも思いますが、ぼくはアメリカ人じゃないので別にどうでもいいですけど。でも、個人的なレヴェルでは瑣末なことでいろいろ影響はあるんだよな、としつこく思ったりして。
by jazz_ogawa | 2008-05-06 14:48 | 映画&DVD | Trackback | Comments(6)
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 1週間ほどの休暇でしたが、本日が最終日です。今日は曇りのち晴れみたいな天気でしたが、夜になって小雨が降ってきました。冬の始まりみたにかなり寒かったですね。

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 午前中はいつものとおりで、朝食後にジムで1時間汗を流し、読むべきゲラもないので読書です。お昼はチャイナイタウンの「Joe's Shanghai」(9 Pell Street)で、いつもと同じショーロンポー、ベイビー・パクチョイ、シャンハイ・フラット・フライ・ヌードルをオーダー。同じところで同じものを食べる。ぼくにはこれが一番合っています。
 「Joe's Shanghai」もすっかり有名になってしまいました。いまでは日本のガイド・ブックにも載っているようですし、店内にはドイツの新聞か雑誌の紹介記事まで飾られていました。ぼくが最初に行ったのは相当前で、マンハッタンに進出してきた直後じゃないでしょうか? もともとはとなり街のフラッシングにあったお店で(いまもありますが)、いまではミッドタウンにも支店がありますし、大繁盛です。

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 これ、お馴染みのひとにはうんざりでしょうね(笑)。

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 その後はソーホー界隈を歩きましたが、とくに目的はありません。ついでにちょっと外れたところにある「The Jazz Gallery」(290 Hudson Street)の前まで行ってみました。

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 トップの写真はすぐそばにある「Fire Museum」の入り口にいた牛です。

 今回は買い物もあまりしなかったですね。コートとトランクとDVDを1枚だけ。別に観光旅行をしているわけじゃないので、まあこんなもんでしょう。

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 夜はイースト・ヴィレッジのカレー屋さん。これまた何とかのひとつ覚えで、行ったのは「Haveli」(100 2nd Avenue)。この界隈では一番高級なインド・レストランじゃないでしょうか。といっても値段はたかが知れています。

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 それで久々にビリアニを食べました。カレーだとご飯をおかわりしたり、ついでにナンも食べたりするので、量の決まったものを頼むのがいいかな、と。それに、こちらは炊き込みご飯みたいなものですから、使っている油も少なめじゃないかと悪あがきもするわけです。お店に行くまではラムのビリアニにしようと思っていたのですが、「Haveli Special Mixed Meat Biryani」というのが目に付き、思わずそちらを頼んでしまいました。入っているのは、ラム、チキン、ビーフです。

 これで今回はおしまいです。明日は9時にラガーディアなので、少し早く起きなくては。果たして、今度はシカゴでうまく日本行きの便に接続できるでしょうか?
 今回は飛行機が遅れると深刻です。行きは国内便ですから他の便にも乗れますが、帰りは日本行きですから、これを逃すとその日に出国ができなくなるんじゃないでしょうか? GW中ですし、他の航空会社の便に振り替えるのも難しそうです。と、心配性で小心者のぼくは、いつもこのように要らぬことを気にしています。このストレスが心臓によくないことはわかっているんですが、悪いほうへ考える癖はいまさら直しようがありません。
by jazz_ogawa | 2008-05-04 10:56 | NY Mapができるまで | Trackback(1) | Comments(2)
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 気温的には15度前後と思いますが、今日は木枯らしが吹いているような寒さでした。相も変らぬ午前中の日課を終えて、お昼もやっぱり「au bon pain」で。

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 本日はCiabatta+All Natural Chickenの組み合わせにしてみました。アメリカでは6月から、15軒以上の店舗があるチェーン店ではカロリー表示が義務付けられることになったようですが、ここの食べ物はどのくらいのカロリーでしょうか? 「Subway」はカロリーがわかるようになっていますから、それと比べると大体想像はつきますけど。

e0021965_1432570.jpg それで、店を移動するのも面倒くさくなって、食後はそのままここで仕事です。2時間ほどでゲラを読み終わり、これで今回のチェックはすべて完了しました。その後はとくに行きたいところもないので、アパートに戻り、先日途中まで観た『小説家を見つけたら』の後半を。
 この映画、封切られたときにニューヨークで観てジーンとした記憶があります。音楽にはマイルスとオーネット・コールマンの作品も使われています。マイルスの演奏はリミックスされているんじゃないでしょうか? 彼のエレクトリック・サウンドが実に効果的に登場しますし、それらが叙情味に溢れていていいんですね。
 そういえば、このところショーン・コネリーのDVDばかり買っています。これは偶然で、彼が出ている映画がぼくには楽しめるものばっかりということなんでしょう。ニューヨークに来る前は『マーニー』や『ロシア・ハウス』を観ましたし、日本に戻ったら『007』シリーズが届いていることだと思いますし。

 映画を観終ってもまだ夕方になりません。ほかにするべき仕事もありますが、今日はなんだかその気分にならず、今度はiPod touchでジョージの『バングラデシュ・コンサート』を観ることにしました。
 ここ数日、キャット・スティーヴンス、ザ・バンド、ディランの30周年記念ライヴ、古畑任三郎、ゴッドファーザー・パート2などを、touchで手当たり次第に観ています。仕事もしていますが、こういうことで休日の気分を味わっているんでしょうね。今日は夕食の時間が遅いので、のんびりと午後を過ごした感じです。

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 夕食は「Bouley」(120 West B'way)に行ってみました。引っ越していまのモダンな内装になった店も悪くないですが、Duane Streetに面していた前の店のほうが落ち着いた雰囲気でよかったですね。
 トライベッカのこのあたりは夜になると人通りもまばらです。それでもここだけはいつも満席。今回も7時ごろの予約は全部いっぱいで、9時半になってしまいました。実は「Jean Georges」にも予約を入れてみたのですが、こちらはカジュアルな席ならもう少し早い時間で席が取れましたが、メインのダイニングは10時半ということで諦めました。
 「Bouley」にしても一時は1ヶ月くらい前じゃないと予約が取れなかったんですから、それを考えれば、いまはここに限らず、たいていの人気レストランもそれよりはましになったようです。

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 まずは、アミューズで春野菜のスープとソルベです。説明を受けたときには内容が完璧にわかったのですが、食べているうちにすっかり失念してしまいました。

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 アペタイザーは「Sashimi Quarlity Blue Fin Tuna」。これは「with shaved Fennel dressed in Herb Oils and a Spicy Marinade」というわけで、セリの上に赤身のマグロが載っています。

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 メインはサーモンにしました。メニューにはなかったのですが、今日はサーモンが食べたい気分だったので、お願いしてみたとこころ、こういう形で出てくれました。上に載っているのはオレンジです。

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 これは付けあわせとして必ず出てくるポテトのピューレ。非常においしいのですが、おいしいということはバターがたっぷり使われているんでしょうから、泣く泣く数口でやめておきました。

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 ちょっと露出が明るいですが、口直しに出てきたパッション・フルーツのソルベ。これもいつも出てきます。

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 デザートに頼んだチーズ・ケーキ。ラズベリーのアイスクリームつきですが、それをヴァニラのアイスクリームに替えてもらいました。

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 そのあとは、こんなものまで出てきましたが、さすがに残してしまいました。「Bouley」はサーヴィスでいろいろなものを出してくれるので、値段はそこそこしますが、日本の同クラスのレストランに比べればかなり割安の感じです。

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 通りを挟んだとなりに最近オープンした「Bouley Upstairs」(130 West B'way)。こちらは値段が半分くらいのカジュアルな店で、予約はとってくれません。「come early or wait」ということですね。次回はここにも行ってみようかと思います。
by jazz_ogawa | 2008-05-03 14:14 | NY Mapができるまで | Trackback(1) | Comments(6)
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